小梅の経過と梅キチレポート

先日漬け込みをした小梅ですが、予想通り
昨日夜勤前にのぞいたら、もう梅酢が上まで上がっていました

さすがに新鮮なものは持ってる水分が多い。

これは重石は要らなさそうです。

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初めて梅干を作ろうと思った年、申年でしたが、本に書いてあるとおりに重石を買い
カメを買い、･･･カメはどれだけの実に対してどれだけのカメを買えばいいかも分からず
近所にあった東急ハンズでヨッコラセと抱えて買って帰りました。

本には梅2kgで漬ける例が書いてありましたが、
初回なので･･･と1kgだけ購入し、久松の一番小さい1号カメを買い
梅の倍の重石を･･･と1kgを2個買ったものの、カメから丸々飛び出した重石を
さらに積み重ねることができず、1kgの重石でラップで圧をかけ、
重石がかからないから心配だ～と冷蔵庫にカメを入れ、
冷蔵庫のプラ板をバキッと割り、･･･。　あげくにそのときに買ったのは
出回りたての青梅で、日を追うごとに黄色く熟した梅が店頭に並ぶのを見て
慌てたという。

当然、変に硬くてどうしたもんだかな？の梅干が出来上がりましたが
幸か不幸か1kgだけだったので、30粒ぐらいで、刻んでサラダに入れたり
オニギリに押し込んだりして消費。

だいたいこの年は私の頭の弱さが丸出しで、
青梅と氷砂糖を2リットル瓶に入れてお酒を入れたら1.8リットルだから
ちょうどいいんじゃないの？

いいわけないだろーっ！と思いますが、やってみて失敗しないと
納得しない気質だけあって、「案の定ちっともお酒が入らなかった梅酒」を漬けてみたり
数々の失敗をしました。

3年目ぐらいから、ネットでみなべいなみの南高梅を買ってみたりしましたが
今ひとつ、完熟より追熟な感じだし、難しい。完熟していると傷が付きやすく
日持ちもしないことから市場流通に乗せられないので、どうしても青い青梅を出荷して
お店で追熟（バナナみたい）となります。
調べていくうちに農園が完熟青梅を直販していることに気づきました。

そーだそーだ、それがいい

そして、完熟してすぐ送っていただいた梅は水分が多いので、重石は要らないことにも
気づきました。重石をしなければ潰れることも無く、ふっくらぽってりと仕上がります。
農園から購入したら、店頭に並ぶまでの中間マージンも時間もカットされて
まさに状態のいい梅を買うことができました。

最初の年はいろいろな農園から買ってみたし、一時期は巨大な南高梅の農園からも
購入していましたが、土作り、薬の考え方・実のタチの良さを考えて
4年前から和歌山の未来農園さんと小田原の昇珠園さんから購入しています。
2箇所とも、皮が薄くて土用干しすると破けてしまうような極上梅干ができるようになりました。
JAタウンで漬け梅用を購入するのもアリだと思います。

･･･重石？
農園直送を購入するまでに揃えた1kgの重石2個と2キロの重石2個は
1個づつ実家に引き取られていきました。時々カブや大根などがのされています。
今は気温的に「絶対梅酢から梅の実を出したくない場合」しか使いません。
基本的に重石をかけないで、9割ぐらい梅酢に浸かっていればそれでヨシ、としています。
カビは生えたことありません。

果実酒瓶で漬けていたこともあるのですが、中が見えて楽しい～と思っていたら
遊びに来た姉が「眼球のホルマリン漬けみたいで怖い」とか言い出して、それを聞いたら
すっかり引いてしまい、その年以降、果実酒瓶では果実酒だけを漬けることにしていて、
今は10kg用のプラ樽・8号・5号の久松が鎮座しています。
これでだいたい20kg分ぐらい大丈夫。

だけど、今年は15kgの予定。　･･･予定。

昇珠園さんからは原塩付きで購入しているので、和歌山からくる10kg用に
塩を買いに行きました。いつも五島灘の塩という塩で漬けています。
今年は1.5kgでいいかな？いいよね。　･･･多分。　ハハハ(汗


そんなこんなで、今の時期～土用まで、何かにつけて「フライングで1kgだけ買ってもいい？」
「梅漬けるから釣りに行けない」「一緒に梅酒漬けた友達を家まで送ってほしい」
「赤紫蘇買いに行きたい」「梅干さないといけないから釣りに行けない」
･･･などと言うことが多くなり、相方さんからはすっかり「梅の出入り禁止！」
「梅が嫌いなわけじゃないけど、梅を漬ける人は嫌い」と言われています。

今年もいよいよシーズン入りしてきました。
なんだかんだで梅祭りは開幕しているので、しばらく続きますよー。　　チラッ