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本日も干しております [漬物]

曇りとか雨が降るとかいう予報に反して
なんだー、干しておけば良かった。という天気が
続いております。

台風はUターンしていき先日の豪雨の地域に
さらに被害が及ばないことを祈るばかりです。


先日の梅ちゃんたちは無事に甕に取り込みました。
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これは泡が出かかった梅酢の樽分だったので、
1日目に梅酢に戻すということができなくて(破棄したから)
色としては薄め。

だけど味は大層おいしい。
このほかに紅映も干し終わった。
今年の紅映は皮が本当に薄くて薄くて
皮膚剪断してしまう老年期の患者の手みたいで
実際に恐ろしいほど破けたので、これはちょっと
良いことを思いついて←本当か?
とりあえず取り込んで画策中。

そしてコチラは甕で漬けた方の小田原南高。
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昇珠園のものです。

夕方までバッチリ干して
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ラップを半分だけかけておいた梅酢←温かい
の甕に戻します
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これで染まりも深くなるし、底の方で
紫蘇が当たっていなかった分のオレンジ色のも
良く染まります。夜中にまたザルに並べよう。

さて、干している間は外に出るわけでもなく
かといってゴロゴロできるほど暇でもありません。

夏は忙しいなー。

そして今、自分の部屋を片付け中です。
先日は小箪笥を寝室に移動させたら
オットが「なぜ今まで片づけろと言っても聞かなかったのに
急に始めたのか」とか言ってきて
あげくに「クローゼットの中のものも捨てな」とか
指示してくるもんで、日々小競り合い。

捨てるかどうかは私が決めることで
アンタの陣地に侵入してるわけでもないのに
何でそんなことを言われないといけないのか。
越権行為だ!!とか言って←なんの権力か知らんけども。

でも、なんだかんだといろいろ増えたものを
どうにかしないとなー、とは思っているのです。
社会人になって寮で使っていた机もサイドボードも
粗大ごみで捨てよう。

メルカリにそこそこ出して売れるものは売ろう。
あと、押し入れも押し入れとして活用しないと…

災害用の食料とかネコのキャリーとか
畳んでOKな帆布とか、そんなのが衣装ケースに入って
積み上げられているのです。

うーむ。

そして冬以降、チビチビ買ってため込んだ生地を
そろそろ加工所にお願いしないといけません。
衣装ケースには入る余地がないので
そのまま積み上げていたのだけど
なんたって、普通の生地を埃やネコの毛がつかないように
保管をする、というのは大変なことなのです。

ビニールにしっかり包んでいても
ネコは容赦なくガサッガサッと引っ掻いてくるし
積んだ上でグラグラしながら寝てたりするし
何度もタワーが倒壊して賽の河原みたいになっていたのです。

生地をつなげたいから手伝って、というのは
だいたい週末になるのだけど
このところ梅だのなんだの、お客さんが多くて
オットも掃除に疲れていたもんで「今週は無理」
「今日は無理」とか言って断られていました。

でも前々からちょくちょく言っておくと
プライオリティが上がってくるっていうか
「やることリスト入り」っていうか
なんかしらないけどやってくれるから
今週こそ!と声をかけたら「しょうがないなー」と
協力を得られました。

よーし、今日はコレやるぞ
作業部屋からリビングに運んできた生地たち
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だいたい1~3mぐらいずつ、長いのは5mぐらい。

改めてフローリングに掃除機をブンブンかけて
猫の毛と埃を除去してからミシンがけ

じゃんじゃんつなげてこのように
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入念に手洗いしたオットに
生地を持っててもらって、このように畳んだ
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…左上に餅君の手が写っている…

金時はすっかりドアを開けることができるようになってしまって
今日も開けてみんなを入れてしまったのだけど
畳み終わった頃だったから良かった。

リビングの仕切りのドアに鍵を付けないとダメかなぁ~~

金時のドアオープン芸はコチラ

モチ君が向こう側からドアノブを見つめているだけなのに
金時はこっち側からなんかゴミ箱の上に乗って余裕で開けるし
向こう側からだってジャンプして必ず開けてしまう

向こうからの大福の要請で、ただ開けるだけ

開けたらちゃんと開いたことを確認して去る始末で
頭が良いにもホドがある。



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土用干し始めました [漬物]

暑い。

全国で熱中症にまつわる死亡者や搬送のニュースが
入ってくるけど、それについて書こうと思ったら
もはや学校への怒りしかないので割愛。

さて7月の半ば、また産直マルシェに寄ったら
群馬の梅がありました。
群馬の梅は遅くまで出ているのは過去のエントリでも
書いたものの、最近は見ていなかったから
この暑さでさすがの群馬も…と思ったら
7月10日~17日ぐらいにたくさん出てきていた。

それで1kg持ち帰る
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今年は私はシロップは作らなかったけど
やっぱり作ろう。

氷砂糖は500gぐらいしか入らなかった
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左は去年仕込んだシロップ。
今回果実酒瓶を空けるにあたって細長い瓶に移した

翌日、梅が少し萎んで死腔がなくなってきたので
氷砂糖追加投入
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2日で梅から水分がたくさん出ている
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この左のはやっぱり去年の梅シロップ
梅の実は種型にぺちゃんこになって底に沈んでいる

梅シロップは一度だけ青梅で作ったことがあるけど
後はみんな完熟梅。梅干し用に買ったものの中から
シロップを仕込むから。

完熟の方が香りが良いように思うけど
青梅は1か月ぐらいで飲んでしまったから
もはや比較ができない(笑。


そして梅干しはどうなっているのかというと

さーて昇珠園の南高5kgは… むむっ
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先月掃除をしていて、樽をまとめたくなりました。
ジップロックに過熟の昇珠園南高梅を漬けていたのを
樽に合流させたのだけど、泡が浮いている。

この10日ぐらい前にもおなじように泡をいくつか見つけて
ザルとキッチンペーパーで濾したのだけど
今回2回目。

これは産膜酵母の元でしょう。
これあと3日ぐらいするともやーと表面に
膜張ります。

合流させるんじゃなかったなー。
いらんことしてラップ開けたからだなー。

よし、干そう。
もう1か月ちゃんと漬けたし、干す。
本当は9月に干す予定だったけど
これは外気温39度の世界でギッチリ熱にやられてもらいます。

表面のこの泡を除去して、ざるに並べます。
匂いは良い香りです。

(発酵するとシンナーみたいなセメダインみたいな
変な匂いになる)

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1日目の日中
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やっぱり梅のタチが良いもんで見るからに美味しそう

それでこの日は土用だったから、夕飯は鰻。
土用に干したの初めてかも、と言いながらうな重です。
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この鰻は去年、実家からもらった
冷凍の鰻を大事に取っておいたもの。

なんやら良い所の鰻だったもんで
気軽く「今日鰻にしようよ」とか言ってくるオットから
守り抜くのが大変だったのだけど、もうこの日は
この鰻を今日食べなくていつ食べるんだという
鰻日和だった。とても美味しい鰻で、満足。

それで2日目の梅ちゃん
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今回の梅酢は泡の件もあったので
破棄してしまったから、1日目に戻すってことが
できなかったのだけど、十分色も良いし
塩の拭き上げ加減と皮の感じからして
2日で完成で良さそう。

とりあえず第一弾、終了。
あとは和歌山の南高5kgと、昇珠園の十郎8kgと
埼玉のべに梅と福井の紅映。
埼玉と福井は2kgずつぐらい。

8月になったらまた台風がやってきて
不安定になるし、やっぱりその他は9月で良いかなぁ。
今の灼熱の太陽で時短天日干しでもいいものかなぁ。

ちょっと天気を見ながら今後のスケジュールを検討します。




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ドクダミを煎じる [おすすめ]

先日喪服で山のドクダミを刈ってきたという
エントリをしたのだけど、その続き。 ← 続くんです。

ドクダミは化粧水の他、お茶にします。
お茶と言っても洗って干したドクダミを
適当に好みの長さにカットして煮出すだけで
何かの技術というのは不要なもの。

強いて言うなら、腐葉土の付いたドクダミを
根気よく洗ってビニール紐で束ねて
雨に注意しながら干すという面倒な手間がかかるぐらい。

でもこれらは私にとっては毎年の
大事な手仕事の一つです。

ドクダミ茶は福岡に住んでいたころは
とてもメジャーな飲み物でした。

小学校には水筒を持ってきて良い、という
決まりがあったのだけど、クラスのうち
麦茶が半分、ドクダミ茶が半分、というぐらい
ドクダミ茶は「普通の飲み物」でした。

私の家はピーピー豆だった時もあったけど
(確か昔エントリしたな)
ドクダミ茶ってのはあまり文化としてなかったなぁ。

けど、なんだかかわいらしいし
よく調べたら十薬と言われるほど
多くの薬効がある。

買おうとすると高いんですよ、ドクダミ。

これがワンコとの領地争いにならない場所に
生えている、となったら喪服であっても
ドクダミは刈って帰る。ってものです。

さて、カットしたドクダミはこのような土瓶で煎じます。
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これは常滑で買ったのだけど萬古焼の行平鍋

むかーし、こういうの実家にあったけど
今どうなっているんだろう...

「美人になるよ」って言われてヨクイニンとか
マズーと言いながら飲んでたけど
顔の骨格的に美人になるわけではない、と
いうことに気づいてからは
すっかりやる気を無くしたものだけど…

それで、このように葉っぱを入れる
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最弱火にして1時間ぐらいタイマーセット
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これこのように
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茶色く透明のお茶として抽出されています

私はドクダミ茶は常温が飲みやすいのでこのまま
マグカップでゴクゴクと飲みます
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残った葉っぱはガーゼに包んで
お風呂に入れると独特のぬめりが出てきて
湿疹やアトピーの痒みを落ち着かせてくれます。
極端にお湯がマイルドになるという感じ。

(丈夫な肌の人はお風呂のお湯が痛いと感じることは
ないのかもしれないけど、私なんか皮膚が弱っている時は
入浴剤無しの一番風呂なんか入ろうものなら
痒くて痒くてその後絶対眠れなくなる)

ドクダミは生のままだと匂いがあるし
乾燥させようが煮出そうが嫌いな人は嫌いだけど
私はこの匂いは好きです。
← 消毒薬の匂いに通ずるものがある

一説には毒を矯める(ためる=治す)からどくだめ、
とかいう由来もあります。

その他、化粧水にしたりドクダミ石鹸を作ったりして
毒、入る余地なし。

ドクダミでデトックス、とか言うと
山を魔界かと喜んでるのも相まって
本当に魔女みたいだけど
ドクダミは良いよーっていうオススメ。


※ 収穫の際はヤマビルに注意。




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梅フェス 最大のピーク [漬物]

今年は梅の収穫時期が半月ぐらいは早かった。

月末には先輩たちが来るフェスを予定していました。
小田原も和歌山も、いつも購入している農園は
月末は最終が23日と25日と、で28日の29日のフェスには
熟度が進み過ぎてキビシかったので、これらは
別のスタッフが飛び入りで参加して、あとは自宅の
塩漬けが増えるということになりました(汗

それで、別の農園から福井の紅映梅と埼玉の紅梅が
やってきた次第。

これ紅映
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何年か前に送ってもらった時は
かなり青いものがやってきたけど
今回は熟していて、紅映っていうのが分かるぐらい
赤い色が乗っている

前にいた部署のスタッフたちがやってきて
皆さんめいめいに選ぶ
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ヘタ取り
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洗って塩漬けして、その後紫蘇揉み
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皆さんでワシワシと
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梅酒は梅酒でリカーを注ぐ
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この時は平日だったので、紫蘇はスーパーのもの。
スーパーでは399円(税抜き)だった。たっけー!

この日はカレーでご飯にして、翌日のフェスの準備
カレーの肉が足りない感じだったので足して
小豆を煮てあんこも作っておきます

…。午前3時! 就寝!!

翌日っていうか当日っていうか
やること的には農協で紫蘇や野菜類、
養鶏場で卵、スーパーで子供用カレーを
仕入れておく。
パン屋さんに予約しておいた石窯パンを取りに行って
…汗ダラッダラなのでシャワーも入らねば!!

まず農協で紫蘇15束
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抱えることを諦めた今週のオット
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さー、お昼からフェス開始です!
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美味しいパン屋さんのパンと
農協の新鮮野菜とスモークサーモンのサラダ
オットが養鶏場の卵も目玉焼きにしてベーコンも焼いた。
パンに切り込みを入れておいたので挟んで食べるスタイル

食べ終わったら皆さんまた梅を選ぶ
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計量
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傷の確認をしながら洗浄
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シロップを仕込んで
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梅酒も仕込みます
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その後はわらび餅を作ってみる
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琺瑯のボウルを火にかけて
お菓子作りも得意な先輩が練り練り
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これでいいのかな?
わらび餅なんて誰も作ったことないから
ネットで調べながら作るという(笑

バットに流し込みます
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さ、これはラップをかけて冷蔵庫で
冷やしておきましょう

そんなこんなをしていたらもう17時すぎ。

本日はコロッケを作ります
先輩が持ってきたジャガイモの皮むきをして
圧力鍋で4分、潰したら
焼きつけた合いびき肉と玉ねぎと混ぜて
子供たちも参加して作ります
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姉妹の妹ちゃんはママと形成
お姉ちゃんはパン粉付け
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じゃんじゃん揚げて、

どーん!!
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あ~美味しかった。

で、お腹が落ち着いたところで
わらび餅を仕上げましょう

ぷるぷる
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これにきな粉をまぶしていく

きな粉はコレ
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そもそも、少し前に
このきな粉を先輩がくれたのがきっかけで
今回わらび餅ってことになったのだ

で、バニラと抹茶のアイスにわらび餅と
前日に炊いたあんこを乗せてサクランボもon。
黒蜜も沖縄黒糖と水から煮あげて作ったものを掛けた
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かーわいい。

21時すぎに終了。だいぶ楽しく盛り上がった。


あー終わったー!!

オットも所々協力してくれた(っていうか
買い出しからしてだいぶ協力してるけど)
おかげで、今年も無事に
フェスを終えることができましたっ。



…農協で買ってきた紫蘇をもいで
孤独に戦うんだった…

オワッテナカッタ…



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