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茹で芋と蒸し芋の比較 [こんにゃく]

自分の好きなこんにゃくを作るべく
比較検討中の過程であります

前回は非加熱の生芋を使って
加熱はのりかきのみで作ったこんにゃくでした

生芋で作ると芋の粒々が目視できる感じで
これがのりかきだけの加熱では
「私の好み」の滑らかな舌触りには不十分
ということではないか

しかし茹でた場合、残って冷めた茹で湯に
透明の厚い膜が出来ていて
これは茹で湯にマンナンが流出している
のではないか、みすみす捨てるのはもったいない...?
という疑問がありました。

加熱によるデンプン質の変性という目的において
茹でる以外に加熱の方法は何が良いのか?という探求です

ということで、今回は蒸すという形で
加熱の工程を踏んでみます

蒸しと茹での比較ですね

芋は深山勝り(みやままさり)という品種で
歩留まりが良く(マンナン含有量が多い)
病気にも比較的強くて栽培しやすい、というものだそう

この芋は部分的に傷んでいた
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※こんにゃく芋は傷みやすいので
傷んできたところがあったらそこをえぐって
乾燥させておけばそれ以上広がりません

今回は悪くなっている部分をカットして
残りをそのまま使います

蒸してみる
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芋の断面にゲル状の物質
2019-11-25 11.17.45_R.jpg
マンナンと思われます

600gは茹でてみる

これは茹でた後の雪平鍋だけど
茹で湯の方にはこのように泡が出ていて
これはアクですね
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茹でた後の芋の表面にもゲルは付いているけど
割とマットな質感

蒸し芋も茹で芋も、鍋から出すときは
箸だと滑ったときにマンナンを削いでしまうので
竹串で刺して取り出します

それぞれ300gずつ計りとって比較します
炭酸ナトリウムは8gを150mlのお湯で溶解
水は加熱後の芋の重量の3.5倍で用意

今回は実験のために水分量は同量で3.5倍、としたけど
このあたりの量としてはその時の芋の状態で
もっと水を減らしたり足したりして良いと思う
(前回は3.3倍で作ったのだった)


本日は全く単独作業で途中の写真がない

加熱芋なのでお湯ではなく水でミキシング
この時点ですでにタネの性状が明らかに違う

蒸した方は茹でたのよりベタベタでデンプンのりみたい 
色は白滝のように真っ白
茹で芋のタネの方が緩い
そして色はなんとなくピンク

炭酸ナトリウムを泡立て器で混ぜると
蒸した方は一旦バラバラになった後頑張ると混ざる 
なにしろ重たい 
茹でた方は割とすぐに満遍なく混ざる
炭酸ナトリウムを混ぜ混むとまた色が変わって
蒸しの方がベージュがかって
茹でのほうがグレー

どっちもツヤがあるけど
蒸した芋からの方が質量として密度が高い感じ
水分が多くてウルッとしてるのは茹でた方


これが蒸し
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こっちが茹で
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1時間後に8等分にカットして茹で始めます

触った時の弾力が全然違って
白いバットの蒸しの方がカチッとブリブリしている
ステンレスの茹での方が柔らかくて取り出すの大変

これはやはり蒸しはマンナンの流出が少ないからなのかも

蒸し芋
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ピッチリ四角い角

茹で芋
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すでに形が緩い

!!

蒸した芋で形成した方の鍋にこの段階で泡
先ほどの茹で芋の時の様にアクが出てきている

左が蒸し 右が茹で
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茹でた芋から作ったものは形成の時ですでに緩く
その後の凝固の茹でにおいても
かなり変形したし、上げた時も柔らかめ

カットしてみましょう
まずは刺身でいただきます

下が蒸し 上が茹で
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茹でた芋で作った方は自立できずに
倒れて斜めになるけど
蒸した芋で作った方は薄く切っても自立

左が蒸し 右が茹で
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右の茹での方があからさまに柔らかい

同じ芋の量で作って
これだけ弾力の差が出たということは
やはりこの差はマンナンの量であって
芋を茹でる、という工程で
蒸しよりもアクとマンナンもそれなり抜けている
ということなのだろう

そしてアクと共に香りも抜けているらしく
香りとしては蒸しの方が良いというか強い
滑らかさとしては、弾力以外はどちらも良い

うーむ

蒸した芋で作るにしても
もっとトロリを目指すのであれば
水分量を4倍とかで作ったら良いのかも?

てことは、蒸した芋で水分量を増やせば
香りがよく柔らかくて量も確保できる
ということなのだろうか

でもそうするとマンナンしかありません状態の
ペタッとした均一の量産品みたいになりそう


ある程度、ある程度のボクトツさは必要だもの

茹で芋で作るのはコスパとしては悪いかもだけど
あの不溶性食物繊維の感じがあんまり薄まると
素朴さを装ったちょっと違う「これじゃないんだ」になりそう
まるで「東京で食べるご当地もの」みたいな
(どこまで東京で出てくる地方食が嫌いなんだ)

自分の好みとしては食べた時のトゥルッと感があって
ブリブリとかザクザクとかでなくて
ぷるりと柔らかい口当たりをヨシとする

茹で芋製法の場合、香りとしては若干蒸しより劣るけど
生芋から作るだけあってそれなり良い香りはあるし
目指すのは滑らかでありつつ素朴な舌触り
口当たりの柔らかさ、香り

上品だけど素朴、っていうこんにゃくが好き

そんなわけで、前回の非加熱生芋から作る製法も
踏まえて、自分好みのこんにゃくは現時点では
生芋を茹でてから作るという製法だということがわかった


煮た時の味の含みはどうなんだろう
それはまたいずれやってみよう



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悪天候の中 タコ釣りに出かける  [釣り]

このところオットの家に行くことも多くて
なんだかんだと忙しかったので
釣りものは私の好きなタコとなりました
(タコについては釣り的に好きというより
美味しいタコを仕入れにいくような感じではある)

前日誕生日だったけど
「明日早いので」と夕食は煮込みうどんという
釣りの体調優先でいきます

金沢漁港から横内丸に乗船です

釣り座はトランプで公平に
早い数字順に座席を抑えられます

オットが責任をもってくじ引き
2019-11-23 06.01.31_R.jpg
1を引いた人がいなかったので
実質2番目という運の良さ
左舷のミヨシに席を取ります

6時になって明るくなってきたけど
雨はやっぱり雨でなんだったら雪になりそうな空
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さば缶とか持ってきてる人が居て
エギに付けると良いらしい

むー

!!

お弁当の唐揚げを背負わせよう
名付けて月の砂漠作戦!! って
かじった食べかけ唐揚げを乗せて
これでいこう
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(「the camel project とか言わないところがまた渋い」
とツッコミが入った)

それで出船したのだけど
もう最初っからこの波と飛沫ですよ
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バッシャンバッシャンくる
シーパラダイスのコースターの前あたりで
すでにこんな波とうねり

一瞬穏やかになったと思ったら
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全然、本当に一瞬だった
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ジェットコースターなんかより怖い
フワッとなっては急降下

ザバーン!! ていうスプラッシュ
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そして横殴りの雨

皆さんもう後ろ向きでうつむいていて
拉致監禁されて漁をさせられるんですかという絵面
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いやーひどい目に合った

30分ぐらいで最初のポイントに到着
2019-11-23 07.54.33_R.jpg

「今日はね、型がなんとかじゃなくて
風を除けて波がないところっていう条件でいきますから」
という船長の宣言があって、釣り開始

周りでポツリポツリと上がります

冬になって良型があがっているという話だけど
確かにそんなに大きくはない

そして根掛かりがひどい

落とすごとに、とまではいかないけど
めちゃくちゃ根掛かりする

前回全くノーロストだったから
今回もそんなもんかと思って
大してエギ持ってきてないのに
めっちゃくちゃハイスピードでロスト

もはや唐揚げを背負わせるとか
最初の2回でアッサリやめた

一応釣れることもある、ってぐらい
たまに釣れる
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……苦しい

オットは普段からネガティブ思考で
思考だけならまだしも口に出してくるので
今回も「もうだめだよ」「釣れない」「苦しい」
「無理だ」「できない」「もうやめようかな」

イライラする本当に

これだけの悪天候で
ザバザバと大粒の雨が降りしきる中
甲高い声でため息をつきながら
ネガティブなことばかり声に出すって迷惑すぎる

「黙れこのネガティブ野郎」と言ったら
「なんでそんな罵倒されなくちゃいけないんだ」
と怒っていたけど、逆ギレも甚だしい

「別に盛り上げようとかしなくて良いから
他人の心を折る様な呟きすんな!! 」ってさらに罵倒

黙ってもらう

だけど、私のリーダーを
オットが結んでくれている間
オットの竿を借りたら
エギを2個付けられるスイベルを使っている

2個付けたいのかな本当は?
って思って、やる気が無いわけではないのか!
って2個付けて海底を小突いていたら


根掛かりしたーッ


「もう!!なんでエギが少ないのに2個付けるの?
バカなの?!」と怒られた始末
「もうダブルのスイベルしかないんだよ!」

あー、なんだ
2個付けたいのかもとか思っちゃったけど
全然違った… ガッカリ

2個一気にロストしたので
ごめんなさいと素直に謝って続けてたけど
ついに手持ちのタコエギが1つだけになってしまった

「しかたがない、錘もないし船長から買おう」
とオットが操舵室に行って買って来てくれた

(最初の方で罵倒してるけど
アウトドアだといつまでも続かない
協力しないとサバイブできないから)

これが船長セット(エギはイカのエギである)
2019-11-23 12.49.33_R.jpg
エギが3個で1000円と錘は1個200円

グハッ 足元見てるぜ価格だけど仕方がない

初回のタコ釣りで竿頭になったおじさんが
何度も船長からエギを買って
狂気の釣りをしていたのだけど
それに近しい感じに、結局3回も船長から購入

初回にあれを見ていなかったら
「もうやめよう」となっていたであろう


オットはもはや私の世話係になっていて
エギを買ったり小突く幅について指南したりして
3杯釣ったところで自分の道具は半分片づけていた

「最後に親切に『最後のポイントですよ』って
アナウンスがあったらもう一度やろう
アナウンスがなかったらそのままおしまいにしよう」

何度か移動するのだけど
場所によっては波がザバザバで
北風もビュービュー拭いていて
竿が持って行かれるぐらいの風速
2019-11-23 13.06.19_R.jpg
やっぱ船長の場所選びがうまいんだろうなぁ

基本的にこういう静かなところでの釣り
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それにしても私、お腹から下あたりも
腕も濡れているような気がする 
重たいし腕は袖から風くると冷たいから
本当に濡れてる感じがする なぜだろう

SHIMANOの防水の暖かウエアだからおかしいな
と思いつつもし濡れていても風が入らなければ
体温を奪われることはないから
身体の動かしにくさは気づかないフリして続ける

なんどか移動しつつ

橋がめくれている
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台風15号と19号のときに損壊したのだろうか

こっちはフェンスも倒れている
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雨は結局降りやむことは無く
大粒の雨がビシビシ叩きつけたり
小粒の氷のような雨だった雨だったりしながら
ずっとずっと降っていてつらいけど
風は船長が除けてくれているので寒くはない

イカエギで2杯追加して計4杯
「はいっ、じゃあ帰ります!」っていうアナウンス

オットは「…帰ります」って
最後のポイントですよ、ってアナウンスがなかったので
半笑いで片付けていた


やっと!! 帰ってきた!!
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漁港内に入った時
本当に雪が降って積もっているように見えた
雲といい気温といい
そしてなにより北風がすごかった

船宿のまかないはおでんで
これまた美味しかった
横内丸のおかみさんのまかないは美味しい
あれだけで船宿選ぶポイントになる価値あるな…

向かいのおじさんが「うまーい」って食べてたので
今日どうでしたかと聞いたら「全然! ひとつだけだった!
こんなこと初めて」

厳しかったなーやっぱり

港に帰ってきてとりあえずウエアを脱いだら
下に来ていたモンベルのダウンがビッショリ
その下に来ていたシャツもビッショリ

お腹から下の皮膚がふやけていた

ビックリなんですけどーって言いながら
車に積んであったオットの服(汗かきだから
年中着替えのストックを乗せている)
に着替えたものの、落水したかのような濡れっぷりに
オットもビックリ

そして帰ったら帰ったで洗濯するのに
「えー?! あなたこれでずっと釣りしてたの?!
よくやってたね、水含んでて重さがすごいんですけど」
とまたビックリ

私も、そこまでだと思いませんでしたわ
相変わらずよくわからない謎の根性を発揮して
もっと他のことで発揮しろよと自分でも思う

もう3年位着ている防水あったかウエア、
シールが甘くなったのかも
新しく買わねば

っていうか、ここまでの悪天候に
今まであんまり当たったことないからなぁ
でも釣りに行くときというのはもう
「その日」しかなくて天気を理由に行かない
という選択は我々にはありません

出船中止出ない限り、乗るのです
また冬カワハギなんかに行くだろうから
悪天候に備えて探さなければ…


そして今回もまたフンされていた!!
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カモメからの誕生日プレゼントは要らんつーのー



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サブの冷凍庫の検討と購入 [おすすめ]

先日、物色する!と言っていた冷凍庫について

結局購入することは決まったものの
どこに配置するか?というのが
なかなか決まりませんでした

だがしかし
早くしないとオットの気が変わってしまう
「予定より出費あったから今回は見送り」
ってならないように決めなければ

冷凍庫オンリーのをドーンと置きたい
と思ったものの、ドーンと置く場所がない
食器棚動かしてリビングに置くー?
そこしかないよね
とか言いながら、すごい隙間を指してくる

オットはどのような冷凍庫を
イメージしているのだろうか

遠慮がちに「私が思っているのは
ロックアイスだけを売ってるような
スライドの天板のやつかなぁ」とか言ってみたら
「そうだね」

やっぱり

できればもう少し大きいのがいいけど
でも現実無理だよなぁ~~~

そして週末は来客がくる予定だったので
冷蔵庫も地味にいっぱい
お酒も冷やしておかねば

…冷凍庫だけでないほうがいいのかも

うちの冷蔵庫のスペースは
99リットルと瞬間冷凍室27リットルがあるけど
皮を剥いて真空パックした栗とか
こんにゃく芋とか
地場冷凍で買った車エビのパックとか
真空パックしたアオリイカとか
釣ってきてビニール袋に入れたタコとか
次いつ焼くかわからないケーキ用のバターとか
週末食べる食パンとか

ギッチギチ

うーむ
やっぱり40リットル程度の小さい冷凍庫じゃ
あってもしょうがないかもなー

価格コムとかAmazonとか楽天とか
レビューを見るけど
どれもイマイチ

音がうるさいとかすぐ壊れたとか
…そんなに冴えないものなのだろうか

それで、候補としてはツインバードハーフ&ハーフ
に絞り込んだ

冷凍室も73リットル、これいいんじゃないかしら
そして潔く、私の部屋に置くってのはどう
オットも「フーン、まぁいいんじゃない」

!!

よしきた

クレジットカードのキャンペーンで
上限5万円までで最大1万円キャッシュバック
というのがあったもんで
ようやくアップルペイに登録して
ヤフーショッピングから購入手続きをしたら
12月下旬の発送ですって

えぇ~~~~やだ~~~
もっと早くしてほしい~~~

そんなわけで実店舗を見にに行ったら
日本のメーカーです!と国旗のシールが
貼ってある

なにしろそれぐらい、聞いたことないし
読めないし、っていうメーカーのが
たくさん並んでいる

ツインバードって
ホームベーカリーぐらいしか
知らなかったけど、このご時世
日本のメーカー、とステッカーで目立っている

日本製ではないけど保証なんかは
ちゃんとしてるだろうしなぁ
やっぱりこれかな

「こちら在庫ありますよ」
えっ、じゃあネットのキャンセルをしてから
明日また来ます 取り置きしてください
と言ったら「割と在庫あるので
押さえなくても大丈夫ですよ」

フーン そういうもんなんだ
って帰宅してネットの注文をキャンセルして
翌日キャンセルメールが来たので
安心してお店に行ったら
前日と違う人が出てきて
「在庫ありません」

え…?

いやいやいや
あるっていうからネット注文キャンセルして
やってきたんですけど

「申し訳ありません
どちらにしてもお客様のお住まい地域への
配送は12月10日以降です」

はぁ~~~?

いやいやいや
大変困っているのだけど
これはどうすればよいのか?
と言ったらまた違う人が出てきて
「当店の者が誤ったご案内をしてしまい」
「100台在庫があったにしても
翌日絶対あるとは言えないのに申し訳ありません」

だめだ、なんだかしらないけど
とにかく在庫がないんだから仕方がない

キャンセルした意味な~~~~い

そうしたら「ハーフ&ハーフに
切り替え室が付いたのがあります」

って3ドアのコーナーに連れていかれて
フーン、これは在庫があるんですか?

と聞いたら
「在庫があったとしても配送スケジュールが」

ぐはっ 


もうね、冷凍庫だけのにしようかな
三菱の冷凍庫なんか良さそうだよね
140リットルぐらいあるし三菱だしね

って家でジミジミと探していたら
オットが「…でも冷蔵庫があるのは
やはり魅力的だ」
「なにしろあんた、家の冷蔵庫を
もう少しスッキリさせたいもんだ」
と冷蔵庫付きに傾くオット

そぅお~~

ネットで検索すると、店舗で見たプラスの方なら
1週間ぐらいで配送OKとなっている

じゃあこれにしよう
ちょっと大きいけど結局幅は変わらないしね

そんなわけで
ハーフ&ハーフ プラスにした次第

先日届きました
2019-11-15 10.56.04_R.jpg
やっぱりちょっと大きいか?

本当は日本製が良いけど
いろいろ折り合いがつかなかった
2019-11-15 19.01.37_R.jpg

上段の冷蔵スペース
2019-11-15 10.56.38_R.jpg
下段の冷凍スペース
2019-11-15 10.56.45_R.jpg
どっちも73リットル

これに冷蔵にも氷点にも野菜室にもなるよ
っていう中段がある

詰めてみましょう
上段
2019-11-15 20.23.12_R.jpg
梅干しのタッパーとかビールなど

中段
2019-11-15 20.23.28_R.jpg
ぎんなんとか栗とか

下段
2019-11-15 15.25.19_R.jpg
鮭とかだけど9割こんにゃく芋

見事に自分用の冷蔵庫になってしまった

でもこれで、台所の冷蔵庫と冷凍庫は
かなりスカッとしたので
また月末に行くタコとイカ
たくさん釣れても全く心配いらない


快適!!


電気代は1000円ぐらい高くなる見込み
だけどこんにゃく芋も保管もバッチリ

冷凍庫、うーれしー



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飲食店の謎のグローブ [その他]

なんとなくネットをザザーと見ていたら
渋谷の丸井のクレープ屋さんの不適切行為で
謝罪とかイベント中止みたいなニュースが載っていて

事実とするなら
え~~~~~ きったね~~~
となるけれど、とうなんだろ

そもそもこういうのはSNSでなくて
ちゃんと会社に伝えた方がいいと思う
SNSは個人が発信するものだから
相手の事情とかその時の状況というのが
分からないまま発信というのは
お店にクレーム言うより勇気がいるよなと思う

だがしかし、私は別件で言いたいことがあります

最近飲食業界で流行りのニトリルグローブ
調理する人が、刃物で手に傷を付けにくくする
という意味でのニトリルグローブならいいのだけど
「そのグローブ、意味あります?」って着用が
あまりにも多い

っていうかね、そもそも手が汚い

私が目撃したことのある事実としては
ドーナツ屋さんのカウンターに
これ見よがしにウェルパス←アルコールの擦式剤
とか置いてあるけど、レジ打ってお金触って
ドーナツを袋詰めする間ウェルパスに全く触れない

アイスクリームを盛るお姉さんは
グローブをした手でアイスを盛って
お金も触って次のお客さんのアイスを盛ってる

その間、流水での手洗いはもちろん
手袋の交換もなければアルコール消毒もない

マックじゃない某ハンバーガー屋さんだって
ニトリルグローブしてるところあるけど
会計でお金触ってそのまま調理してる

いやいやいやいやいや

会計と同じ人が調理したりサーブするなら
手を洗ってくれ


寝起きの口の中の菌は便と同じぐらいの細菌がいる
とか言われるぐらい、汚いんだけど
お金って、本当に誰がどのように触ったかわからない
天下の回りものとはよく言ったもので
子供が口に入れた硬貨かもしれないし
トイレに行ったら便器に落ちたお金かもしれない

人間が使っているものだから
人間に悪さをするウイルスがついているかもしれない
ノロとかロタとかたまったもんじゃない

ちゃんと石鹸の泡でしっかり手を洗わないとダメ
水でチャチャッと洗っただけのヤツほど
信用できないものはない
まじで迷惑かけてくれるなと言いたい


最近の飲食店で本当に「謎のグローブ」多すぎ

あなたが「素手で触りたくないから」
って着用するグローブじゃないの

わかる
グローブすると、周りのものが汚く感じる

でもね、グローブをしている、ってことは
そもそも何らかの処置に使う訳です

飲食店で言うなら、「コンテナの中の食材の
衛生を保つため」に
「清潔なグローブを装着する」わけです

つまり、調理工程以外のものは触ってはいけない
それら以外のものを触るタイミングで手袋を
交換するか脱いで手を洗うか
なにかしなくてはいけない

自分が手を洗わないって理屈がおかしい

ってぐらい、見せかけのグローブが氾濫していて
だから外食業界は嫌いだ、特に安いところ
(駅そばは好きだけど)

プロじゃない集団において
誰も適切に説明も指導もできないでいて
見せかけで「うちはこういう気を使ってますよ」
のパフォーマンスだけ

その意味は何か
ということを考えずに
ダラダラと「それっぽいことやってます」って
本当に腹立たしい

素手で触るとすぐ汚い汚いっていう人いるけど
素手だっていいですよ「ちゃんと洗って清潔な手なら」

大事なのは洗い残しなく、
きちんと洗浄がされて清潔な手で調理をする
ということであって
その選択肢として清潔なグローブの着用があるだけ

それを履き違えているお店がなんと多いことか
(社員、またはまともなマネージャーいないのか?)

そりゃ業績も傾くってもんです
自分のお店における食の安全を守らないなら
店だって潰れるわ

バイトテロと等しいことやってることに
気づいていないで自覚がないまま
営業しているお店は多すぎる

安いお店で飲んだり食べたりしない
というだけでは防げない
だって自分が食べて無くても
お金と一緒で菌も回りものだもの

お願いだから「連鎖させないで」
この連鎖、断ち切るには「手を洗う」
これしかない


これから空気が乾燥して
いろんなものが流行する季節だから
余計心配だわ~~



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昭和村のこんにゃく工場の教えを乞う [こんにゃく]

すっかり前記事の続きです
完全に「興味が無い人には全く興味がない」
という話すぎて引かれる勢いだけれど
分かる人にだけ分かれば良いエントリです


果たしてこんにゃくの文献というのは
どのように探せばよいものか

そして、横浜市と友好交流協定を結ぶ
昭和村のHPから昭和村のこんにゃく芋の紹介
てところがあったので見て見たら
ここはまた「水でミキサーにかける」と言っている!!

よく60度~70度のぬるま湯で、という記載があるのは
一体何であるのか? このお湯の根拠について
誰も何も解説していない

多種多様な作り方があるものの
極めて家庭的で
科学的な根拠が記載されているものがない

よーしこうなったら問い合わせてみよう、そうしよう

お問い合わせ、っていうところから
質問を出してみました

<質問した内容>
① 一般的に「60度ぐらいのぬるま湯」
 という記述が多いが、ぬるま湯を使う理由は何か?

② のりかきの際に加熱する方法と
 加熱しない方法があるようだが、この違いは何か?

③ 芋を茹でて作る場合、茹で湯が冷めた時に
透明の厚い膜が張るのは、グルコマンナンか?

④ ③だとすると、茹でた芋をミキサーにかける時の
ぬるま湯はこの茹で湯を使った方が良いのではないか?

⑤ 擦った芋と水を合わせてから放置する場合と
放置しないレシピがあるが、放置の目的は何か?
 (グルコマンナンに吸水させることが目的
  とするのであれば必要な時間はどの程度か、
  また吸水させることによる体積の違いはあるのか)

⑥ ⑤について、放置せずに炭酸ソーダを混ぜた場合は
  食味の違いとして明確にあるのか?

⑦ お湯なり火に掛けるなりというのは、
  芋のデンプン質の変性をてらったものか?
  であるとすると、
  a)水でミキシングした場合は加熱によるのりかきをする、
 b)60度のぬるま湯でミキシングした場合は
   鍋を加熱しないでも良く、タライでものりかきができる
 
ということではないか?

⑦について、私の仮説としては
水でミキサーにかけても良いが
加熱によるでんぷん質の変性が必要である。
しかし熱いままでは炭酸ソーダを均一に混ぜるのが難しいため
のりかきで加熱をした後、ある程度は
熱が冷めてからでないと手を入れられない。
→炭酸ソーダを混ぜるためにはヘラでなく手が望ましい。
手を入れられるようになるのがギリギリ60度である。

ということではないか?

つまり、生のまま擦った芋のデンプンを
変性させるためには60度では不足であり
「茹でた芋を使うなら水でミキシングの後
非加熱でのりかき」でもOK
「生の芋を使うのであれば水でミキシングして
加熱してのりかき」が必要

ということではないのか?と思う

加熱が不足している場合は
(水でミキシングしてのりかきも非加熱の場合)
食味に変化はあるのだろうか
←どうせ最後に茹でるのであればそこで加熱されるから
デンプンとしても変化する…??

と思っているけれど、私が調べた範疇では
根拠が見当たらなかったのだけど
文献の紹介等あったら教えていただきたい

というような内容で送ってみたら
役場の方から返信が来て
「役場で応えられるような内容ではなく
昭和村にある工場の方が直接お話くださるようなので
電話してみて」という内容でした


電話してみましたよー

(電話のあとにもメールでもいろいろ伺って
ブログへの掲載許可もOKだったので加筆修正)

伺ったのはくろほのこんにゃく
工場長さんが親切に教えてくれたんだけど
「おっしゃる通り、各家庭で様々な作り方があり
みんなそれぞれ、それを食べて育っているので
『うちのこんにゃくが一番』であると思っている。
カレーみたいなもんです。」

工場長、なかなかNICEなコメント

そして工場では水で溶いているらしい
加熱する理由としてはやはりデンプン質の変性を
目的としていて、熱が加わることによって
マンナン粒がしっかり吸水して
擦り残しがなく滑らかになるのだそうで
いきなり①②⑦解決

あと③の膜についてはちょっとわからない…と
言われたものの、グルコマンナンというのは
水より比重が重いはずなので沈むのではないか?
膜として表面にあったのであればマンナンではないか?
(グルコマンナンというのはグルコースとマンナンが
繋がった多糖類)

④については生芋を茹でた後は
シュウ酸カルシウムが溶け出ているので
この茹で湯は使わない方がよいのではないか
(だがしかし非加熱の生芋をミキサーにかけた場合は
シュウ酸カルシウムごとミキサーにかけるのであるから
どうなんだろ)

⑤⑥の放置時間については、放置すると水を抱き込む
という特性があり、これが水の量や温度が
その日によって違うので、職人技と言われるもの
放置時間が長すぎても保水の反対に離水が起きる
ので注意が必要

そんなわけで今回バットの大きさが
大きいものを必要としたというのは
保水力がアップしてパチッと硬めになったので
私が300ml程度の水を追加したことが原因ぽい


てことでした

あ~~解決~~~


昭和村と同時に東京にあるこんにゃく協会に
同じように問い合わせをしてみたけど
全然、なんの返答もなかった
ら、翌日返答が来たので下に追記

オットは呆れて
「きっとこんにゃく協会の人だって
ビックリしてるよ!」そうかなぁ

「そんなに各家庭によって作り方が違ってるのに
それぞれ美味しい美味しい、って言うからには
美味しいものに理由なんかないんだ。
'そうした方が美味しいから' それだけだ」

とか言うのだけど絶対違うと思う

自分の好みというおいしさがあって
そこには「こういう切り方をすると
味がしみ込みやすいから」とか
「このほうが断面が均一なので
余計な味を吸い込まないから」
とか、好みの理由があると思う

自分が好きなもの、嫌いなものには
絶対その理屈があるから、
好きなものを作っていく上では特に
より自分の好みにするには
どうやって工程を踏めばよいか
というのを追求できるんだと思う

あとは伝承されるときに
ちゃんと根拠を伝えることができるかどうか
「そう教わったから」とだけ漫然と作業していたら
手順の安全性も合理性も進歩しない

芋だって農家が一生懸命品種改良して
育てやすくておいしい芋を作っているのに
作り手が「昔からこういう作り方だから」
ってのもねぇ


工場長さんは「芋は茹でないでも
冷凍保存ができますよ」と教えてくれた
丸のまま冷凍というのはネットショップで
見たことがあるけど、スライスして冷凍は
どうなんだろう…と思ったら
スライスして真空パックで冷凍でOKらしい

へぇぇー

冷凍するメリットとしては
「経験則ですが、冷凍した芋の方が
硬い破片が残らず、細かく擦れて擦りやすい」
ということです

そして、明治神宮の大嘗祭の当日祭で
工場長の弟さんが農産部門で賞を受賞して
こんにゃく芋を奉納されたそうですよ
すばらしいー


秋にしか収穫されないこんにゃく芋
…冷凍だな ニヤリ


冷凍庫についてはまた次回

えっ


----11/12追記----

今日、こんにゃく協会と
もう一つの製造会社から返信がありました

もう一つの製造会社からは

①お湯を使う理由
→水よりもぬるま湯を使用すると
グルコマンナンが水を含みやすく、
早く粘りが出る

熱湯の使用では粘りが出過ぎてしまう
水でも問題はないが時間がかかる

凝固剤と混ぜるタイミングが遅れると
糊ダレといって、粘性が落ちてしまい、
こんにゃくにした時に柔らかいものが
できてしまう

②のりかきの際の加熱・非加熱について
→どちらでも問題はない
芋を加熱せずに生ですりおろした場合
その後の加熱が十分でないと
こんにゃく自体が赤っぽく変色することがある

③透明の膜について
→グルコマンナンやでんぷんを含むアクではないか

④③芋をミキサーにかける時のぬるま湯は
この茹で湯を使うのは
→アクが含まれるので使わないススメ

⑤放置時間について
→食感が変わるのでお好みでOK
放置した方がグルコマンナンが水を含んで滑らかになる

ということで、やはり生ですりおろした場合は
のりかきの段階で加熱するのと
その他、昨日の会社と私の想定とだいたい同じ
(ただ、③④については私はもう少しツッコんで
作ってみたいところ)

でした。


しかし! こんにゃく協会は

①お湯を使う理由
→のりかきの前に関西では芋を蒸して砕く方法を、
関東ではおろし金で砕く方法がとられていたようで
お湯を使うのは関西の作り方の名残りかも

へぇ

そしてそのほかについては
その理由を知りたいんだけどなぁ、っていう
「製法は様々で根拠はよくわかっていません」
との回答だったのでややガッカリ
(唯一、グルコマンナンの吸水は30分程度
って具体的な数字がきたけど
昨日の会社は4時間て言ってたし、
やっぱりわからないないなぁ)

でも参考文献を紹介してくれた
こんにゃく協会が教えてくれた文献

絶品 手づくりこんにゃく―秘伝わら灰こんにゃく、糸こんにゃくから、精粉こんにゃくまで

絶品 手づくりこんにゃく―秘伝わら灰こんにゃく、糸こんにゃくから、精粉こんにゃくまで

  • 作者: 永田 勝也
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2006/10/01
  • メディア: 単行本

こんど読んでみよう… 
って、レビューを読んで怯んだわ!

(そして微妙に高いじゃないのよ)


同じ質問をしても
それぞれ見解が分かれるぐらい
こんなに検証されていない食べ物って
他にあるのだろうか

どっかの農業大学とか栄養大学で
学生が論文書いてそうなもんだけど

あ~~そういう設備のある大学で
研究したいよぅ


----追記

岡山大学がアツい!
論文をいくつか出していて鼻息荒く読みました
←仕事の論文は途中で寝るくせに



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こんにゃくの試行錯誤 [こんにゃく]

先日のこんにゃくのエントリで
「茹でた後の鍋の中に分厚い膜が張っていて」と
書いたのだけど、
これはやはりグルコマンナンなのではないか?

普段は生芋を茹でてからフードプロセッサーにかけるけど
今回は父のやり方で、
生の芋をフードプロセッサーにかけてから加熱する
というやり方にしてみます

こんにゃく作りというのは
極めて家庭的なもので
「科学的な根拠が記載されていない」ので
これまたいずれ文献等を調べてみたい

今回の生芋だいたい1kgに3.3倍の水でガーガーと
フードプロセッサーを回したのがコチラ
2019-11-09 14.48.12-1_R.jpg

ここでマンナンに吸水させる、として
1時間ぐらい置く、というレシピと
「どんどん固まるので手早く均一になるようにしたら
炭酸ソーダを入れるべし」
となっているレシピとあります

うーむ
この後加熱もするんだけど…

放置時間は必要なのか?
ちょっと分からないなぁ

20分ぐらい置いてみて火にかけて
のりかきをします
2019-11-09 14.51.41-1_R.jpg
糸が引いてくるようになったら、
って糸引かないんですけど
そして熱くなったこんにゃくダネが
シューシューいいながら
時々バスッ、ブスッ、と音を立てて
吹きあげてきます ヒー怖い

鍋が地獄みたいになってるよ! とオットに言うと
「すでにウチはこんにゃく地獄なんですよ」
(私が見つけるたびにこんにゃく芋を買ってくるから)


でもツヤツヤして蒟蒻の匂いはしてきた
2019-11-09 15.04.12-1_R.jpg
のりかきをしっかりすると弾力がある仕上がりで
そんなにのりかきをしないと歯切れのよい仕上がり
となるらしい

えー、この2択しかないのか
あまりブリブリとした弾力もちょっと…
だからといってザクザクした歯ごたえもちょっと…
私は滑らかなのが好きなんですけどねぇ

どっちかというとあんまり歯切れのよいのは好きじゃない
ガーガーとのりかきすることにします

それにしても水分少ないんではないか
いつものこんにゃくはもっとウルウルとした感じだけど
これはザラッとしていて田舎っぽい

微温湯をさらに300mlぐらい足して
5分ぐらいゴムベラでのりかきをしました

うーん
これでマンナンの吸水は十分なのだろうか

不安になったのでまた20分放置
2019-11-09 15.32.03-1_R.jpg
20分後、表面はかなりなめらかになっています

そして鍋のフチからの高さを見る限り
特に水を吸って体積が増えている、という感じはしない

顕微鏡の世界では違うのだろうか
(それともお婆さんたちがそう教えられたから
そう言っているだけなのだろうか)

ここに、150mlぐらいで解いておいた炭酸ソーダを追加
泡だて器でぐるぐる混ぜます
2019-11-09 15.35.11_R.jpg
お、重い…

しまいに手で混ぜて、泡だて器いらなかった

そしてバットに流し込んだら
(というか流れないのですくい取って詰め込む)
バットがいつも使っている2つでは収まりきらない

いつも1kgに対して大1枚と中1枚でOKなのに
今回は大1枚・特大1枚で収まった
2019-11-09 15.54.38_R.jpg

ってことは、いつも生芋を茹でた後のお湯に
なにがしかこんにゃくになるべく成分が
かなり残っていたのではないか?

今回は全てこんにゃくダネに入ったことで
質量が増えているのではないか?

それにしてもこんにゃくダネの硬さ
これは本当に大丈夫だろうか…
掬った手の感じからすると
かなりミッチリと詰まっている


このあと1時間ぐらいで固まるのを待って
切り分けて茹でたのだけど今回はこんなに数ができた
2019-11-09 18.55.57_R.jpg

ちょっと今回は助手を務めるのに適当な人がいなくて
計量ができていないから重量としては不明で感覚的だけど
バットの大きさの選択からしても
「今回の方が多い」ということは確か

そして1ブロック試食してみたけど
感想としては「もっと加水した方が好み」
ってことだった
(美味しかったからまた1ブロックペロリだったけど)
なんというか、密度が高いというか
ミチミチに詰まっている感じ

今回のは、実家の父のこんにゃくとよく似ていて
朴訥としていて豆腐で言うなら木綿豆腐
蕎麦でいうなら田舎蕎麦
質実剛健で昔気質

お店だったら「あー、先代と同じだねー」
って言われそうな、そんな感じ

私が目指すのは絹ごし豆腐で更科蕎麦なんです、
みたいな仕上がりの違い
軟弱者!と親方に叱られそうな繊細なもの

トロリ、はしていなかった
でも香りは良かった

まぁ、「今回はこんな感じ」ってことでヨシ
だけど、去年も一緒に作った友人が
近いうちにまた作りに来る予定なので
その時は質量の違いなど計測してデータを取りたい

数ある作り方の中でどれも正解なんだろうけど
その中で理屈を知った上で自分の好みの作り方を
確立していきたいところ


----

明日はオットの家の法要があるので
出来上がったこんにゃくを担いでお嫁業にいそしむ次第

こんにゃくは体の砂払い、っていうだけあってか
お陰さまで喪服はまだ着ることができます!



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今年も飛騨高山に行く そして山城に登る [観光]

もはや毎年恒例となってきている高山旅行

なぜ毎年行くのか?
なんでしょうねぇー

飛騨の人は真面目ですよね
ご飯も美味しいし車の運転なんかも親切
観光地でありながら、奢ってない土地柄

我々全くの外部から来た観光の人間も
地元の民も、暮らしに隔たりがないように思います

2時50分に起きてオムスビを作って3時半に出発
途中どこだったか忘れたけど山の中に霧が立ち込めていて
これがまたずっと続くもんで‘世にも奇妙な物語’みたいで
ちょっとゾワッときます

岐阜で起きたら山が綺麗
2019-11-02 07.09.54_R.jpg
やはり寒暖の差が大きいからかしら

そして雲が立ち込めている
2019-11-02 07.17.45_R.jpg


くはぁ~~眠い
と言いながら到着したのはコチラ
今回もガッタンゴーです
スタッフのブリーフィング中
2019-11-02 08.22.00_R.jpg
9時~最初の枠

受付をして料金を払います
2019-11-02 08.40.34_R.jpg

ブリーフィングルームには誰も居ない
2019-11-02 08.43.07_R.jpg
(その他のスペースには団体さんが待機していた)

うーむ 大舘もいいなー
2019-11-02 08.43.37_R.jpg

係のおじさんが自転車の設定をしてくれます
2019-11-02 09.09.36_R.jpg
しゅっぱーつ
2019-11-02 09.10.09_R.jpg
70mぐらい進んだところで写真を撮るのだけど
オリエンテーションでも
「前後で1枚ずつ写真を撮ります、ポーズを考えていて」と
言っていたのに、カメラマンがなんかガーガー言っている

え? 

「漕いで! 進んで!! 止まらないで!!」怒っている
そして撮影も1枚のみ

えぇー なんだそれは

我々だけなんだか怒られて写真が1枚なのかと思ったら
後でプリントされている写真はみんな1枚しか並んでいなかった

んー、今日は街で1番のカメラマンじゃなかったんだな、残念

先頭だから前に誰もいなくて、そして静か
それでガーガー漕いでいったら途中に朴葉が散らばっていて
栗のイガも転がっている

秋の山だねぇー
とか言いながら写真撮れなかった

「なんでそんな早いの」なんか生き急いでるから
「バカな奥さんほどよく走るっていうから…」なんだってー

終点が見えてきました
2019-11-02 09.19.39_R.jpg
後続車両は2分ぐらい遅くて
我々はブッチギリだったんだな

復路は車両を入れ替え
先頭はカブでこたつみたいになってる
6人乗りぐらいの車両が先頭
我々は2番
2019-11-02 09.33.10_R.jpg

「カブ早いですから、先に出まーす」
って本当にシャーッと行ってしまった
2019-11-02 09.34.58_R.jpg

朴葉ポイント
2019-11-02 09.41.06_R.jpg

あーこの景色だ
2019-11-02 09.46.19_R.jpg
一番初めにガッタンゴーに乗った時、
まさにこの辺りで「自分が何者か」というのが
わからなくなるという体験をしたのでした

いつもいつも、日常生活と仕事が絡んでいて
同業者は「特に意識していなくても
仕事のことを忘れたことがない」という人は多いと思う
忘れたいとか忘れたくないではなくて
生きていく上での体験がそのまま仕事に繋がっている
ことが多い

あ~~~夏休み満喫してるな~私~~~

…それにしても進みが悪いな
復路はゆるく登り坂が続きます

そして小さいけど後続車両が見えます

…絶対にギアを上げないぞ
復路のスタートでセットしてもらった2のままで行く!
と思っていたのに「ボク、もう1に落としてる」

!!

なんだって

もうおまえ頑張れよッ と心の中で叫びながら
私は3に上げてガーガー漕ぎます←やっぱりバカ

最後まで3で通して走り切った
オットが「えーすごーい、でもボクも途中から2に戻したよ」
なんだって、それを早く言ってくれよー

あー足がワナワナするわ

「バカな奥さんほど…」分かってるっつーの

3時半に起きて5時間車に乗って
朝イチでレールマウンテンバイクを漕ぐと言う
健康的なんだか不健康なんだかわからないことをした

そして古川に移動します
街をブラブラしてからお蕎麦屋さんに行くのです

古川の祭り会館の鯉
こっちの池は小さい鯉も多い

そしてヘリに立つとみんな寄ってくる
2019-11-02 10.26.51_R.jpg
オットに「あっちに立ってみて」と言うと
やっぱり足元に集まっていった
2019-11-02 10.27.42_R.jpg
なついていてカワイイじゃないか

三寺の朝市に寄ります
2019-11-02 10.29.20_R.jpg
前にここで買った塩漬けワラビが美味しかった

けど今回は無かった

そして今回はお蕎麦屋さんの前にお蕎麦屋さんに行きます
いつも行くのは ‘なかや’ というお蕎麦屋さん
今回はそのなかやさんのお父さんのお店
この朝市の隣にあるのです

美味しそうだなと思いつつも
ものすごく観光地の立地だもんで
「…やはり」という裏切りにあうのが怖くて
入れませんでした

でも今回私は空腹です
ガッタンゴーでかなり消費しました

入ってみようではないの

7寸・8寸・9寸とサイズがありますが
今回は偵察なので7寸で頼んでみます
2019-11-02 10.43.26_R.jpg
むむむ これは…綺麗なお蕎麦です
なかやさんとよく似てる

これ8寸で良かったなー
あっという間にペロッと食べてお店を出ます
「美味しかったね」ほんとほんと

徒歩5分でなかやに到着
2019-11-02 10.52.58_R.jpg
5分待機でお店が開きました

辛味大根とざるの中盛り
2019-11-02 11.03.58_R.jpg
オットは大盛りとか言ってるけど
大して働いてもないくせに
まぁ運転はしてきたか…

安定の美味しさ
いつもはおかわりをするけど
今日は先ほどお父さんのお店で食べてきたから
おかわりなし

今日は街が静かです
なんでかなー

君の名は。ブームも落ち着いたのかなー
良いことだ

紅葉は月末ぐらいかな

ブラブラ歩いていると
なんでしょうかあれ
2019-11-02 11.19.52_R.jpg
近寄ってみると
2019-11-02 11.20.54_R.jpg
「籾を干してるの」あーなるほど
「美味しいお米だよ。個人にも売れるよ」

えっ、そうなんですか
「15kgから売れるよ」じゅうごキロ…
お礼を言って退散

小ロットのロットがでかかった

こちらのおばあちゃんのお店
2019-11-02 11.21.34_R.jpg
なんだかんだいつも買う
ワサビを買ったり大豆を買ったり

ディスプレイもオシャレ
おばあちゃんが面白いのといろいろ教えてくれる

無断撮影お断りってわざわざ書いてあったけど
「写真撮って良いよ」
かわいいお店だからきっといろんな人が
勝手に撮っていくのだろう

ネコちゃんのおみやげ マタタビ
2019-11-02 11.21.59_R.jpg
そうだ、マタタビも買って帰らないと…

栃の実は今年は少ないらしい
2019-11-02 11.27.32_R.jpg

しばかぶれっていう、地元民が好んで食べるという
(学名は霜降りしめじ)キノコとつくね芋を購入 
キノコはお店の奥から出してきて「今回はこれしか
獲れなかった、キノコも少ない」
「しばかぶれは茶碗蒸しなんかにもいいよ
良く洗って干したらよく出汁が出るんだよ
鶏肉なんか入れないで、キノコの出汁を楽しんで」
わかりましたー

古川の鯉はやっぱり引っ越し前の絶食中で
今回もエサやれず
2019-11-02 11.31.10_R.jpg
夏も絶食していたし
いつやるのかな??

それにしても静かで良い
2019-11-02 11.34.59_R.jpg

!!

2019-11-02 11.31.44_R.jpg
甕が各サイズ並んでいる

オットがじーっと見て「あれ久松ではないね?
常滑は常滑っぽいけど、…」とか言ってくる
それ私も思ったー、多分たいら窯じゃないかな?
っていうかそんな見分けいつ付くようになったんだろう、オット(笑

古川を出て車で5分ぐらいのところにある地場産市場
2019-11-02 11.48.35_R.jpg
ここにもしばかぶれは売ってたけど
あのおばあちゃんのお店で話を聞かなかったら
買ってなかっただろう
追加購入しておきます

それでこの後どこに行くのだろう

なんですかここは 
2019-11-02 12.20.55_R.jpg
そばには古墳の発掘がナントカって
展示している建物がある

「城に行くんだよ」
はぁ~~~ やっぱり行くんですか、城

「待ってる?」んー、毎度一人で待ってるのもアレだし
行くことにする

ノコノコと付いていくと朴葉です
2019-11-02 12.24.37_R.jpg

拾う
2019-11-02 12.26.38_R.jpg

なんですかこのゲートは
2019-11-02 12.29.50_R.jpg
熊出没注意って書いてある Bear! Bear!!

出入りしてもいいけどちゃんとゲートはロックしてね、
という注意書き

鈴持ってないよ
大きな声で話しながら行こう

ちょっと登りかけると
獣臭いというか獣のフン臭い

やばいんじゃないのか
と思ったら

!!

ぎんなんです
2019-11-02 12.32.22-1_R.jpg
こちらの木から落ちたもの
2019-11-02 12.32.26_R.jpg
帰る道も同じ?「同じだよ」
じゃあ帰りにする

そして朴葉も岩の上においていく

謎のキノコ類
2019-11-02 12.36.55_R.jpg
勾配はきつい
あと足場が悪い
2019-11-02 12.38.56_R.jpg
変に手入れをしようとして木の板なんか
斜めに張るもんだからコケが付いて
何度か滑った 
もう少し年取ってたら転んでたな
って言いながら時々オットの手を借りて登っていく

これは空堀ですかね
2019-11-02 12.42.33_R.jpg

わかりますかねこの勾配
2019-11-02 12.42.39_R.jpg
ずっとこんなのが続くのです
2019-11-02 12.45.35_R.jpg
苦しいーーー

来るんじゃなかった

しかし朴葉があります
2019-11-02 12.46.38_R.jpg
もはや朴葉なんかどこにでもあるだろ、ってぐらい
なんだけど、山で見つけるとご褒美のように見える

綺麗なものを拾いながら
2019-11-02 12.47.29_R.jpg
機嫌よし
2019-11-02 12.58.17_R.jpg
栗もあった
2019-11-02 12.49.49-1_R.jpg
広瀬城跡に到着
2019-11-02 13.02.40_R.jpg

周りをぐるぐると廻るオット
2019-11-02 13.03.53_R.jpg
この距離でこの下りようです

城のことは良く分からないけど
この城はね、諦めた方がいいですよ足軽の皆さん

きついもの

真横から見るとこんな勾配
2019-11-02 13.04.58_R.jpg
これは決してカメラを傾けたインスタ映え
みたいな変な撮り方してないですよ

下から見るとこんな
2019-11-02 13.05.08_R.jpg
登る時は足元しか見て無かったけど
これはすごい場所だ…

もう終わり?
「あとは向こうを見てから…」続くんかい

なんだかわからないけど離れたら遭難するかもだし
栗とか食べに来た熊にあったら大変だから
一緒にくっ付いていかねば

松ぼっくりがついた枝だ
2019-11-02 13.07.36_R.jpg
あっ、こっちの方がたくさん付いてる
2019-11-02 13.07.55_R.jpg
「早くしてー、ハエが多いんだ」
本当、小さいショウジョウバエがブンブン飛んでて
刺されないにしても耳なんか入られたら大変
しつこくブンブン飛び回るので鬱陶しい
拾った朴葉でパタパタ仰ぎながら歩く

「こっちにやっぱり繋がってたんだ。
わかった。良かった分かって。」
なんだか知らないけどワナワナしながら戻る

市街が見下ろせます
2019-11-02 13.16.09_R.jpg

下りはかなり危険で難所が増えた感じ
2019-11-02 13.30.16_R.jpg
オットが腕を支えてくれるんだけど「でも朴葉は持つんだね」
でももう持っていられない、朴葉の風圧でさえ
バランスに影響を及ぼしているので
残念だけど置いて行く… ションボリ

「またお寺に行けばあるかもよ」そうね

来る途中で私が滑った木のとこで
オットがステーン! と転んだのでビックリした
サッと立ち上がって「危ないよ」と手を貸してくれるオット
知ってる…来る時滑ったし、今目の前であなた転んだもの

「ボク、一人だったらしばらく立てなかったと思う。
奥さんて人が居たからすぐ立ったけど…」

写真撮る暇無かった、と言ったら「撮ってる場合か」
本当に、撮ってる場合じゃないのと柵も何もないから
滑落しても不思議はない

上りの途中で岩の上に置いてきた朴葉も回収せずに
ひたすら下ることに集中だけど麓近辺のぎんなんは拾う

「拾うってあんた袋あんの」ある
「素手でいいの」潰れた果肉に触れなければ良い
さくらんぼみたいに軸摘まめば大丈夫、とかいって
これだけ拾った
2019-11-02 13.36.34-1_R.jpg
ずいぶんとプリプリした実

平地に降りてきたらやっぱり栗があった
2019-11-02 13.41.28_R.jpg
平地にも朴葉はあったけど
みんな踏まれていて拾えそうなものはなかった

車に戻って銀杏の袋を3重にします
果肉が割れていないから匂いがなくてヨロシイ

それで高山のホテルにチェックインをして
観光をします

お土産に栃の実せんべい
2019-11-02 15.02.37_R.jpg
あと麦落雁
2019-11-02 15.14.47_R.jpg
戸沢漆器も寄ったけど
あったらいいなと思ったお弁当箱は並んでいなかった
(また弁当箱…)

そうしたら福田屋というお店にあって
これは絶対戸沢漆器のだ!というのが並んでいた
これにする
紅春慶の2段弁当箱を買ってもらいました

川沿いを歩いていたらなんかの実がたくさん成っている
2019-11-02 15.36.17_R.jpg
?
2019-11-02 15.36.17r_R.jpg
かりんの実だ

いいなー

それで朴葉を拾いにいったお寺はというと
2019-11-02 15.40.19_R.jpg
すっかり掃除されていてこの日は風もなく
落ち葉が全くなかった
2019-11-02 15.40.15_R.jpg
朴の木の根元のほおずきがかわいらしかった

残念

一旦ホテルに戻って荷ほどきをしたら
歩いて10分程度のところで夕飯です

味の与平 飛騨牛のお店
2019-11-02 17.31.00_R.jpg
飛騨牛のすき焼きと鉄板焼きのセットがあったのだけど
卵とか野菜とか関係なく食べたいので鉄板焼きにします
2019-11-02 17.38.58-1_R.jpg
これで4000円しないぐらいだった

お~いしぃ~~
飛騨牛ってやっぱり美味しいよね、と言いつつ
お米も美味しい

観光地でこういう、地の物が美味しく食べられるって
やっぱり飛騨とか富山とか、良い。

ちょっとメジャーなところだと
「はいはい観光地価格ね、観光地なりの食事ね」って
ガッカリすることの方が多いもの

帰りもブラブラと散歩しながら戻ります
2019-11-02 18.07.06_R.jpg
川べりも綺麗
2019-11-02 18.09.20_R.jpg
ホテルは天然温泉を引いているので
よく温まって、またゴンゴンと寝ます

翌朝は起きて温泉に浸かって朝ごはんを食べたら
宮川の朝市に出かけます
2019-11-03 08.08.30_R.jpg
大豆が出ている
今年の味噌も一部、飛騨の大豆で作ろう
「お姉ちゃん、カメラ持ってたら写真撮って」
「大豆の煮方もここに書いてあるからこれ撮って」
遠慮なく撮らせていただく
2019-11-03 08.20.55-1_R.jpg
「このきな粉はこの大豆を業者さんに頼んできな粉にしてもらったの」
へー 美味しそうだけどきな粉ってなかなか食べないので
今回は見送る

それぞれの実家のお土産も
お米とか餅とか漬物とか
2019-11-03 08.39.21_R.jpg
収穫

それで私は赤大根が欲しかったのだけど
大根がなかなかなかった

昨日の三寺朝市にはあったはず
帰り道だしまた寄ってみよう
2019-11-03 10.03.59_R.jpg
…なかった

古川のおばあちゃんのお店と地場産市場で買った
しばかぶれというキノコは干して保存すると
より出汁が出てとても美味しいということなので
買い足しに寄って、道の駅でようやく赤大根発見、無事購入

こうなったら途中にあったマルシェっぽいのも寄っておくか、
って行ったらここが最大だった

あじか っていうお店
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こっちでいうところの農協みたいな
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地元民もたくさん来ているし
なんだったら地元の大根なんかの隣で
「青森産ごぼう」とか売ってる

でも地鶏の卵とか野菜や豆類とかお米とたくさんある
赤カブなんかカブの実のところだけが20Lぐらいの袋に入って
1380円で売ってる お店やってる人も買いに来るのかも

私は200円ぐらいのカブにしておこう…

あ~気が済んだ気が済んだ

で、こっからどっかまだ行くんだっけ?
「うん、前回の東氏のいたところがあって…」フーン
あ、江馬氏の館の跡と似てるとか言ってたところか…

「前回登れなかったから登る」の、登るって!!

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待ってても良いよと言われたけど付いていく

これは私の好きな朴葉でないの
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朴葉を踏みながら登るという朴葉ロード
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あ~つらい 昨日のが足にきてる

けど、この谷なんか朴葉の谷みたいになってる
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そして今回もこの勾配…
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でも昨日の足場が悪い山よりまだ整備されているのと
なにしろ朴葉がご褒美ポイントのように
たくさん落ちている場所、というのがいくつもあって
フラフラ登れる

「やっと着いた、下で待っててもいいよ」と
オットからLINEが来たけど、帰りも同じ道だと言うし
綺麗な朴葉を拾いながらノンビリと進もう

って登っていったらオットがいた
ここで到着らしい

相変わらずぐるぐる廻っている

今日の山は明るい
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よくこんな堀が残ってるもんだわ
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帰り道の方が見下ろす形で
葉っぱがすごいもんね
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動物除けの電流線
行きは普通に跨げたけど帰りはワナワナしてキビシイ
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最後、これをまたいで終わり

あ~終わった~~城、きっつー

でも秋に山に入ると収穫物があるー
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「なんで袋持ってんの」なんか収穫するかもしれないから
(収穫できる場所としてはいけない場所があるから気を付けて)

この後は郡上八幡でお昼にします
車で10分ぐらいだったか
移動していたらやたらと人やバスが多い

なんぞーーー

幟がたくさん立っていて「ふるさとまつり」
がーーーーん

なんか祭りやってるよ!
ってなったのだけど、無料の臨時駐車場に止めて
シャトルバスで中心地まで移動して
お蕎麦屋さんに歩いて行くのは難しくなかった

まつい
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ちょっと並んでいたけど割とすぐ入れた
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辛味大根蕎麦
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瑞々しいんだけど水はけが良くて
すごく美味しいお蕎麦だった

なかやと似てるな

郡上八幡もまた良いところで
水が豊かで暮らしも穏やかそうだ

古いものと新しいものがうまく合っている
昔ながらの洋品店もあれば北欧雑貨のお店なんかもある
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「写真撮ってね」ってムーミンの隣に座る椅子があった

我が家のムーミン
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水路や水場がたくさんある
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あっちの小路も有名だよ
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へぇ、洗い場があるよ

大根洗ってるフリして
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「お腹が…」それは仕方がない

そして鯉のエサを売っていた!
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買ってもらう

しかしここの鯉はよく太っていて
そして全くなついていない
古川の鯉は足元に寄ってきたのに
郡上八幡の鯉ときたら全く見向きもしない

そして水量が多くてかなり流れが早いので
エサもすぐビューッと流れていってしまう

オットに「もっとこっちに投げてごらんよ」と言われて
投げるけど、反応今一つ…
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少し場所を移動
ちょっと流れが穏やかなところに行ってみよう

「観光の方ですか?」 そうだよー
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オットの足元になんとなく寄ってくる鯉

うーむ、やはり水が豊富っていいいな
山がしっかりあって綺麗な水がたくさん使えて
魚も元気、鮎もさぞ美味しいことだろう

…それにしてもここの鯉の大きさ
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最後は関に移動します
刃物会館とか刃物センターとか
刃物ミュージアムとか伝承館とか
どこに行けばいいのかわからないのと
そしてみんな17時までと営業時間が短いので
1か所だけ行きます
特に欲しい包丁とか見つけに行くわけでもないし…

三秀という刃物ミュージアムを併設しているお店
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ここで握りばさみをお土産に買います
4000円ぐらいしたのだけど
握りばさみ、いいな!っていう切れやすさ
正絹を切らせてくれた見本がよく切れたのだけど
「確認してください」って購入を決めた現品がさらに切れて
すごーい、ってなった

さすが刃物の産地だ

関で夕飯を食べます
今回は鰻 うな吉というお店
17時~なのに17時前にはすでに行列

「お父さんどこ行ってん」とか言いながら
結局横入りしていった一族に引きながら
1回転目で着席できました

うな丼上
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香ばしくてパリッとした皮
柔らかすぎない身 これは好み

お箸が何かに当たる…と見て見たら
ご飯の下というか間にまた鰻がいた
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すごーい なんだこの2段鰻

ご飯は多いのでオットにはんぶんぐらい
食べてもらったけど、お米も美味しかった
満足ー

関のSAで関牛乳ソフトを食べます
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関SAは反対側しかないので行けないかと思ったら
一般道から入れる素敵なシステムでした

途中可児のあたりで「花火だよ」と起こされた
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なんだか今回の旅は最後まで充実しているなぁー

そして事故もなく、無事に帰ってきました
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「なんでいつも葉っぱとか野菜があんの」

自分ちのお土産も潤沢
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これが今回のお弁当箱
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一段ずつが割と浅いので2段で使ってちょうど良さそう
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蓋は平面
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かわいいなー

翌日も朝からパッチリと目が覚めます
山の恵みの下処理をしてしまおう

しばかぶれ
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よく、キノコは水で洗うなとか
土はキッチンペーパーで拭きとれとか言うけど
本当に山で採れたキノコは葉っぱとかも貼りついているし
虫が出てくることもあるから、1時間ぐらい塩水に浸けて
洗いと出し(虫)をするのが良いらしい

朴葉はたわしで洗って塩を入れたお湯で
1分ぐらいグラグラ茹でて
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ザルに上げます
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3~5枚をまとめてビニール紐で縛って物干しざおに吊るして
キノコはザルに乗せて天日干し

キノコの汚れはこんなに付いていた
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こういう生活って良いけど時間がかかる
やっぱり贅沢ってこういうことだなー


今回山城に2つも登ったのは
山のふもとに車がポツンとあって
その中に死んだように寝ている女が一人
ってのも通報案件だなと思ったのと
これは本当に、いつまで登れるかわからない

オットの数少ない趣味、釣りの方がまだ長く出来るだろう
山城はハイキングとも違ってちょっと危険を伴うから
いつまでできるかなと考えたら
というのと、今回は実際転んでいる
「帰ってこないなと思ったら遭難」てなっても困る

…大変不本意だけどなるべく付き合おう

ってちょっと思った次第(ちょっとだけね)




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