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やっと梅を干す [漬物]

6月に漬けた十郎梅
8月は暑すぎた、9月は天気が悪く
結局今年も10月に突入

そうしたら一気に秋ではないですか
やばいやばいやばい
予言通りになっている

絶対に夜勤明けで干す!

帰って入浴して身をキレイにしたら
甕からボウルに取り出して、
ザッと紫蘇を分けたらザルに並べます
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オットが部屋の中から写真を撮って
「嬉しそうな良い写真が撮れた」て
言いながら見せてきたけど
なんなの脅迫のネタでしかないような
恐ろしい写真だった

2時間後
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とても良い感じだわ
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今日はずっと晴れ予報
オットに一応お天気の番を頼んで就寝

夕方起きると「雨が降ってる
仕事が忙しくて外見てなかった」
 
ハァ?!

ふざけんな
普段まともに仕事してないくせに
肝心な時に役に立たないとか

「酷い言われようだけどちゃんと仕事してますー
ついでに雨っても梅の場所には関係ない感じで
大丈夫みたい」
 
見に行くと確かに全く干渉していなかった

良かった

明日から晴れる模様
この気温なら3日ぐらい干して良さそう
近年気温が高すぎて1日半ぐらいだったけど
10月は気温も落ち着いて良い風が吹いている

休みだからジロジロ外を見ながら干します


----10月12日追記


晴れ予報が続いて、2日半干しました
今日仕事から帰る時にピッ!あれ?

ピッ! .....雨だっ

ダッシュで家に駆け込んで
なんでよー1時間ごとの予報だって
晴れってなってるのにーー!!

とベランダに出たけど、我が家のベランダは
ノー吹き込み

良かった、そしてもう干し上がりで良さそう

ザルに山盛りにして
室内で野田琺瑯の容器に詰めます

えーこれ今年めっちゃ良い出来じゃない?
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牛皮感がすごい
透明感あって、かつ羽二重餅みたいな

宝石箱
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が、2個
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すごーい!
綺麗にできました
嬉しいうれしい
 



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今年も十郎梅を漬ける [漬物]

去年のエントリはコチラ

去年は天日干ししたことを記録していなかった
もはや気力がなかった模様
ちゃんと干して極上梅干し出来てます

今年はたくさん成っていて良かったよねー、
なんて思っていたら収穫直前の台風ですよ
どっさり落ちてしまってまたエライコッチャー

なんかもう、1年の集大成で収穫する時に
そういうことが起きるというのは
自然の恐ろしさ過ぎてクラクラする

それで、今年は土曜日に行くぞー
と決めて予定して小田原に出向きます

朝イチで赤紫蘇を買っておかなくては
「早起きして農協行く」と言うと「ボクその日病院だ」

なにーッ!!

仕方がない、8時30分開店の農協に渋々一人で行きます
7時半過ぎに出て8時に着けば大丈夫だろう
今年も発色の良い生産者の赤紫蘇を指名買いするんだ

と思ったら20人ぐらい並んでて
一人で日焼けしながら30分並ぶという

そして紫蘇は無事入手できたのだけど
帰る時に「赤紫蘇いかがですかー!」って
また私のイチオシ生産者の紫蘇をバサバサ並べてて
結果としては早起きして並んだ労力は今年は無駄だった

でも14束買えて良かった
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近年恒例の「紫蘇を運ぶ今年のオット」が不在...

この他にも豚肉とキャベツ、きゅうり、トマトを購入
夜はゲストが来るからとんかつにしよう

帰って掃除をして、お昼前に小田原に出発
行先は曽我梅林の昇珠園さんです

ご夫婦に挨拶してプライベート梅林を見学
「今年はもうほとんど終わりだよ」と言われて
本当、もう今年はほとんど樹の上に残っていなかった
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かわいい
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この木はまだ結構あった
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そして木の根元にゴロゴロと梅の実が集められている
台風で落ちて雨水に浸かっちゃったんだろうなぁ~~

それで、購入する梅を選んでもらいます
今年は12kg
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10kgと2kgの小箱
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ニャーって声がしてドレミちゃんが歩いてた
コンテナの下に入ってしまってよく見えない
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傷などでハネたものをおまけで戴いて
家路に着きます

今年の梅 箱は全部十郎梅 
袋のはおまけの南高と杉田
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ツヤッツヤで丸々していて完熟梅!
めっちゃ良い香りがする

ゲストが来るまでヘタ取りでもしておこう

それで、ゲストは2kgを紫蘇漬け
やっぱり発色が良くて良い
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とんかつを食べて色々話して0時に解散という
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リクエストで山菜おこわだった
はーよく遊んだ

…喋っている間に紫蘇の葉っぱもぎながら
進めておけば良かったなぁ


夜中に孤独に紫蘇12束の葉をもいで塩もみ
去年の梅酢で発色させておきます
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それで早朝から自分の梅を塩漬け開始
少し硬めのものは翌日か翌々日やろう

今年の水まんじゅう
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塩をまぶして赤紫蘇を散らしながら
最後塩で蓋
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戴いた分の南高と杉田、
シミはあるけど傷でもないし、というものをより分けて
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1kgずつ梅干しにする
こういうのは傷ではなくただのシミ
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触るとフニフニしていてこれはイイ梅干しになる

あと、杉田と南高の傷が深いものを集めたら
ちょうどそれも1kgはあったので
小田原完熟梅のジャム、として合わせてジャム

これはシミだったところが熟して
傷みになりかけている
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こういうのは皮がもう弱っているから
洗うと破綻するので、皮を剥いてジャムがヨシ
剥けば中身は全然食べられます
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何も問題なし

梅の糖度はどれぐらいかなぁ
何しろ今回は十郎よりさらに酸っぱい杉田だもの

計測
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!!

3%を切ってきた もう1回計測したけど同程度
これは削いだ皮の部分だからかもしれないけど
いずれにしても砂糖は50%ぐらい添加で良いか

まず梅を茹でこぼして
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2回目茹でこぼし
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奥のアルミ鍋で茹でこぼしたお湯を沸かして
酸で綺麗にするというズボラ掃除もヒッソリ

ざるに上げて水気を適当に切って
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鍋にあけたらグラニュー糖50%をバサッとかけて
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ここまでを夜勤前まで

夜勤明け、水が十分上がったところで煮ます
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あージャム! 梅の酸っぱさが美味しい
ジャムの糖度は51%でした
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瓶詰めして脱気

お鍋のヘリに残ったジャムを集めて
オットに出したら「うわ~酸っぱい!
このまま食べるのはツライ」

そうだったこの人は酸に弱いんだったわ
ヨーグルトかなんか買ってこよう
あー梅ジャム美味しいなぁ


1日経過してジップロックの梅ちゃんたち
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イイ感じに梅酢がたっぷり
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もう少ししたら白梅酢を取ってから紫蘇を入れよう

さて前日先に紫蘇と漬けた梅はどうなったかというと
本日午前中
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本日夜
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すごーい ! もうこんなに梅酢が上がっています
あと紫蘇の発色も最高に良い

今日新たに漬け込んだ分
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あ~3日でフェア終了しちゃったよー


あとは梅雨明けまでヒッソリと保存です
とか言って、だいたい例年台風が来たり
暑すぎたりして、干すのは10月になるのでした



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今年も小田原の十郎梅を漬ける [漬物]

6月半ばに小田原に梅を買いに行ってきました
いつもお世話になっている昇珠園さんです

「バイクで行くの?」
いやそんなことしたら梅どうやって持って帰るのさ
当然車で行きます

さて15時頃農園に到着

箱を作っていただいている間に梅林に失礼します

このように収穫中
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お手伝いの方が「上の方、鈴なりですよ」
と教えてくれて、足元の梅を踏まないように
注意しながら山の上まで進みます

なってるなってる
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粒がたくさんある
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プチッ コロコロ
プチッ コロコロコロ……
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梅の実が枝から弾けて落ちてくる

陽の当たったところは赤くなる
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かわいい
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今年は花の時期に寒くなったので
例年のド迫力という感じではなかったけど
それでもたくさん成っていました
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あ~~かわいいな~~

さて戻って梅を選んでもらいました
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サイズは無選別でーと言ってあったけど2L中心に
作っていただいた(2Lは使いやすくて好き)

農園のアイドル みーみ
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しっぽ君もチビ太ちゃんもいたんだけど
写真撮っていなかった

みんなのびのびと暮らしてていいな

他に南高梅や白加賀もも持たせていただいて
ワクワクしながら帰ります

そうだ、ジェラートも食べて帰ろう
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お向かいのアイス工房で湘南ゴールドと足柄茶
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(オットは梅酒だったかなんか忘れた)

無事に帰宅
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我が家のネコたちも入れ代わり立ち代わり
「なんだこの箱」と見に来ては
興味無さそうに去っていく

「あーこの箱が来たらお母ちゃんがダメになる、
ってみんな知ってるんだよ」

失礼ねー

ヘタ取りをしてしまって熟度を3つに分けて
今日つける分からとっとと着手

あ~~家中いい香りだわんね~~~

梅を洗って今年の水まんじゅう
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優しく水分を拭いたらジップロック
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ジップロック組はこういうの中心の2kgぐらい
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触った時に柔らかくなっているものとか
多少熟しが進んでいて色が濃くなっているものとか
いつもいうけどこういうのは
本当に極上の梅干しになるから
「傷んでる」とか言って送り返したり
間違っても捨てるようなことは絶対ダメ

こういうのは超良い梅ですので
優しく洗ってすぐ!漬けてください
すぐに梅酢が上がってホタホタの梅干しになります

こっちは甕組
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分けていただいた原塩で漬けるのだけど
塩はどんどん下に落ちていくものなので
私は塩の9割を上からどさっと乗せます
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漬けているうちに梅から水分が抜けて
塩が崩れて下に落ちていきますから

傷があるけど、ってオマケに
戴いた南高梅はジャムにしようと思ったけど
傷って言っても全然大したことないし
一部選抜してやっぱりこっちも梅干
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近年我が家の梅干しは十郎一択だからな

そしてジャムもやる
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2回茹でこぼしてからお湯を切って
50%程度のグラニュー糖をかけておく
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この水分は梅から出た水分のみ
これを強めの中火で10分煮て
種をより分けて完成です

瓶詰め
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白加賀梅はシロップ
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1週間経過した時の写真がコチラ
(今はもっと梅が縮んでいる)

シロップは特にオットの好物で
炭酸割にして夏場よく飲んでいるし
この炭酸割に梅干しを千切って入れて
ゼラチンで固めるとか夏らしいキラキラのゼリーになって
急にお客さんが来るとなっても大丈夫
サッパリとした美味しさで私も好き

今年は青い白加賀でこの瓶が3つもできて
あなうれし
白加賀って本当に水分が多くて
あっという間にジュースがたくさん出来た
後は種から香りがまだまだ移るだろうから
あと2か月ぐらいはこのままにしておく

先週は農協で赤紫蘇も無事にGet
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開店30分前に行って紫蘇を買う!と宣言して
「なんで休みの日に平日より早起きするハメに…」
とブツブツ言われながら直売所に行ったら
2番だった

1番はお爺さんだからまさか紫蘇は買わないだろう
良かった…と思いきや、
このお爺さんも紫蘇をたくさん買っていて
私とお爺さんと後ろのオバさんと3人でほとんど買占め

あー危ない危ない、買いそびれるところだった
持参したゴミ袋に入れて帰ります

今年のオット 「なんで毎年ボクが…」
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ねー、今年も無事に買えてよかったよね!
「いやそうじゃなくて…」 え、なにが?

去年悩んだAさんとBさんがまた出品していたけど
やっぱりBさんの方がアクが少なくて発色が良くて、
値段はほぼ倍だったけどその価値はあると思う

少し不足分Aさんのを買ったのだけど
もはや保存は一緒にする
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今年は白梅酢を取っておくことにするので
赤紫蘇は白梅酢を入れて発色させて
鯨肉状態のままもう少し冷蔵庫で保存です


今年もまた直接農園に梅を買いに行って
漬けることができてありがたい話です

昇珠園のご夫婦もお元気そうでよかったな


6月はなんだかやることがたくさんあって
仕事もそれなりワサワサと忙しい
梅干し食べて免疫上げて乗り切ろう




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花わさびの甘酢漬けを作る [漬物]

夏のように暑かったり
かと思えばガクンと冷えて寒かったり
一体今の季節がいつなんだと言う感じですが
春ですね

春の食材と言えば花わさび
最初にこれを知ったのは10年以上前で
伊豆の八百屋さんで岩手の花わさびを買った時

八百屋さんには二杯酢が美味しいよ
と言われて作ったけど
ちょっと味が濃かった

近年は砂糖入りの甘酢漬けにしています
COOKPADのレシピ
花わさび200gに対して
酢 60ml
砂糖 60g
塩 小さじ1/2
薄口醤油 大さじ1

酢は先に加熱して砂糖と一緒に
一度軽く煮立てて酸味を飛ばして
マイルドにさせています

それで甘酢を作って冷ましておきます

そして今年の花わさび
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これで1kg
甘酢漬けはオットの好物なので
多く作っておくけどまぁすぐに無くなります


洗って細かい泥なんかを落としたら
ザクザクと切って軽く塩で揉みます
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そんなに揉み揉みしなくて大丈夫
塩を振ったらボウルの中で散らかす程度

80度ぐらいのお湯に10秒浸して
*ここ重要で、100度の熱湯だと辛味が抜けてしまう
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ザルに上げて冷水に取って絞ります
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清潔な容器に入れて甘酢を分配して
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ジャカジャカと瓶を振ります
(わさびをいじめると辛味が出ます、って
農家の人が言ってた)

そのまま一晩経ったら完成
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そして農家の人が教えてくれたのは
お湯から上げて絞ったら
密閉容器に入れて一晩冷蔵庫に入れておくと
辛味が出る→そこから醤油漬けにしたり
食べる時に鰹節と醤油をかけて食べたり
という作り方

この辺は先に辛味を出すか同時に辛味を出すか
色々方法があるらしいけど
我が家は甘酢か醤油かどちらかに漬けるので
同時に漬けるやり方で作っています

先日「はー、やる気が出なーい
魚食べたいけど最近釣りも行ってないしねー」
とか言いながら近所のイオンに出かけたら
アラもメバルも良さそうなものが半額になっていた

急にやる気になった
と言っても煮たのと焼いただけ

山梨で買ってきた桜米をかまどで炊いて
メバルを塩焼きにして鯛のアラを煮て
きゅうりの糠漬けと花わさびの甘酢漬け
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こういう地味なご飯が一番美味しい
まぁ炊き立てご飯と花わさびと糠漬けがあれば
だいたい大丈夫

「わさびが効くー!」と言いながら
美味しく食べました


花わさびは4月がシーズンで
パッと出てパッと無くなります
この時期のおススメです




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10月になって梅を干す [漬物]

8月は暑すぎて干せないしー
とか言ってたら
なんだかんだ9月は台風が来たり
普通に自分が休みの日が雨だったりして
干せていなかった

10月になったけどまだ暑いし
良い感じに風も吹いているので
干すのに適している感じがする

これは10月アタマ
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手前のは白干し
一旦干してから紫蘇に漬けると
色が良いという話を
梅ボーイズの代表がYouTubeで言ってた
から、2kg分だけやってみる

10kgは紫蘇を入れて染めたものを干す
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2日まるまる干して良い感じではないか
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このツヤ感!

取り込みましょう
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うすーい皮とトロッとした果肉で
めっちゃ美味しそう
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こっちは梅酢で発色させた赤紫蘇を敷いて
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白干しを並べて
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白梅酢を入れます
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1日経ったら赤い梅酢が上がってきました
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1週間後 けっこう染まってます
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容器の中の梅酢は干した梅から出た梅酢と相まって
トロッとしてきています

本当は梅と紫蘇を段々に重ねるらしいのだけど
私は梅に紫蘇がまとわりつくのが好きじゃないから
分別を簡便にできるように
重ねることはしませんでした

さらに2週間後
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うんうん

確かに色を染めるのは後でも良さそう
だけど、干した梅に漬けた後の梅酢を入れるから
梅干しとしてしっとり系が好きな人向けかもしれません

私は羽二重餅系が好きだから
梅酢にくぐらせたりせずに、干し上げたら
そのまま保存するので、
梅酢に漬けておく保存方法はあんまり…

この辺は完全に好みですね


今年の梅干しも仕上がりは上々
炊き立ての新米と共にいただきます!




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十郎梅を漬けたり煮たり [漬物]

先日小田原で購入してきた十郎
熟した順に漬けていきます

朝から農協に紫蘇を買いに行きます

8:30amに開店する農協、
朝早くいかないと売り切れちゃうよー、って
オットに車を出してもらって8:40amには着いたのに
赤紫蘇をカゴ山盛りにした人達が続々と出てくる
皆さんすごい量

あららららら…と店内に入ったら
あぶなーい! こんだけ、って
小さい山しか残ってなかった!!

売り場にAさんBさんの2名の生産者分が
出ていたのだけど、Aさんが人気
洗い立てで水が付いているのもあって新鮮 ! って感じ
だけど紫蘇の色がBさんの方が綺麗
お値段もBさんの方が高い

どっちだ…どっちがいいんだ…
どっちも良いけど敢えて言うならどっちなんだ
葉っぱを観察すると、Bさんの方が赤い
どっちの生産者の方も例年買っているけど
今年は明らかに葉っぱの色が違う

…Bさんの方が良い…か…??

…Bさんのを主に買って
足りない分はAさんのを買うことにする
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私もバサバサとカゴに入れて
トウモロコシなんかも買って帰ります
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あと5分遅かったら買いそびれるところだった
危ない危ない

今年のオット
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今年の水まんじゅう
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この後はヘタ取りと洗浄、拭き上げて塩

紫蘇の葉っぱをもいで洗浄して塩もみして
一緒にジップロックに入れていきます
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そんなこんなでこの日は5kgを
ジップロック漬けにして終了
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翌日、紫蘇の残りをやっつけてしまわねば

「がんばってー」
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丹波黒がボウルに無理やり入っていた

これから紫蘇、やるぞー
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「なんだコレは」大福がガン飛ばしてきた

ところで左がAさん、右がBさん
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2回アク抜きをして絞った汁
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どうですかこれは 
Bさんの方がめっちゃくちゃ発色良くないですか
紫が綺麗でアクが少なめ

紫蘇は交雑が進みやすいらしいから
今年は種を撒き直したとかなんかあるのかも
これはすごくよく染まりそう♡

「いまだに新しい発見があるんだねえ」と言われて
確かにねぇ

ジップロックに入れて今年の鯨肉
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梅も全部漬けてしまって良さそう
とっても良い香りだもんで
もう少し置いておきたいぐらいだけども

ツヤツヤで張りがあって美しい
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5号の甕2つ これで10kg
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翌日
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水が上がってきています
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さらに翌日
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イイ感じです
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今年は白梅酢を取っておこうと思うので
もう少し梅酢が上がるまで
紫蘇入れは待つことにします

そして小傷のついた梅をいただいていたので
これはジャムにします
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傷のところを包丁で削いでから
茹でてボウルに取り、グラニュー糖を
40~50%でバサッとかけておきます
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半日ぐらいしてこんなに水が出てきています
この水ごと10分中火で強めに煮ます
(水が出る前に火にかけてしまうと
砂糖がベタベタになるから放置時間大事)

種を分けて
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瓶に詰めて、脱気
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出来上がり
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小瓶のほうは杉田梅なので山吹色が綺麗
大びんは十郎

どっちも美味しくできました[ぴかぴか(新しい)]



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小田原特産の十郎梅を買いに行く [漬物]

今年の梅は早い

5月ったらまだ生理落下の青梅なんじゃないの
というセオリーを無視して
5月のうちから黄色味を帯びた梅が
店頭にどんどん並び始めて
あっという間に6月です

去年は買いに行けずに発送してもらった小田原の十郎、
今年は買いに行ってきました

夜勤明けでシャワーに入って
1時間ぐらいウトウトしていたら良い時間です


気づいたら「もうすぐ着くよ」と起こされて
昇珠園に到着

しっぽ君がいた
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ご主人と奥様にご挨拶して梅林を見せていただきます

もう山一帯が梅の良い香りが漂っていて
全盛期、という感じ

チビ太ちゃんが山から急いで降りて行く
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どこいくのー

わぁー生ってるなってる
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実の重さでしなった枝
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こちはバッキリと折れた枝
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上の方に、ザ・十郎という感じの梅の実が
連なっていた
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かわいらしいですねー
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写真を撮っていると、ポトリ ポトリと
梅の実が落ちて転がっていきます

完全に完熟の落ち梅だからヘタがない
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ポトポト落ちる梅を動画に撮りたいのだけど
私がカメラを向けているとなぜか背中側から
ポトン て… ナゼだ

オットと拾って傍の木の下に固めておく
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「見て―、これ絶対エースだよ」「ボクも」
せーのっ ドーン!
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うーん、お互い良い梅だ

この木からで良いんだよね
と言いながらそっと集めておく
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近くには農園の方が収穫中のコンテナ
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「この枝もすごい」とか言いながら歩きつつ
ポトリという音にちょこっと何個か拾って集めただけなのに
汗だく

手ぬぐいもってくれば良かった
っていうかハンカチもタオルもなにも持ってない
iPhone以外なにも持ってないってどうなの

って言いながらTシャツの袖で顔をぬぐいつつ
山を下ります

我が家の段ボール分を作っておいていただいた

今年は十郎15kg
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やっぱり例年はフェスというか
ワークショップがあったから
皆さんも分も含めて30kg+発送で10kgとか
量も多かった

自分ち分だけ、となると少ないなぁ

「アイス工房に行ってみよう」
さっき汗をかいたからか珍しくアイス工房で
ジェラートを食べました

私は足柄茶、オットは小田原産甘夏ピール
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前は小田原に特化したものは
ほとんど無かったように思ったけど
今回色々小田原産材料のメニューがあって良かった

そしてどっちも美味しかった

さー帰ろう

帰りの高速道路は渋滞していました

挙句に「原付侵入注意」って
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近頃自転車とか原付とか侵入があるのは
スマホでのマップの活用のせいなのかしら

海老名までずっとノロノロ

「そういえばお腹空いたね…」
普段滅多に寄らない海老名SAに寄ったら
くくるがあったのでタコ焼きを購入
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あー美味しかった


夜勤明けだというのに
帰り道の方が元気なのは梅の香りのせいだと思う


帰ってからなんとなく熟度別に分けていたら
ネコたちが見に来る

オットが「お母さんはこうなったらもうダメだよー
ご飯くれないよ」」と話しかけながら給餌をしていた

あ、ご飯だったのか
本当にすでにダメになっている笑


明日から塩漬けに着手していきます




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たくあんを2種類漬ける [漬物]

なんだかんだで12月です

この前結婚記念日だったのだけど
夜勤だったので、今日はオットの好きなローストビーフと
フォンダンショコラを作って活動


はー いよいよひっ迫とか言ってる医療
病院職員は冬のボーナスも当然減って
マスク1枚とプラスチックのゴーグル着用で
視力を低下させながら遠い目で働いております

脳内の幸せ物質を増やすには好きなことするのが良い
たくあんも漬けよう


今年は10本の干し大根を購入しました

4本はいつものファストたくあん
あと6本はゆっくりまったり発酵のちゃんとたくあん

この4本で2㎏弱
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ざらめ380g̟̟+酢80ml+塩80g
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適当に横半分とか縦半分に切って
漬け物袋に入れておしまい
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ちゃんとたくあんは
こちらのレシピです
今回私が漬けるのは6本なので
分量は1/4で換算します

葉っぱはあまりいい状態ではなかったので今回は廃棄
身だけ使うことにする
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柿の皮は以前実家からもらった
良いとこの柿の皮を乾燥させて取っておいたもの

塩 115gぐらい
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ざらめ 25gぐらいと糠250gぐらい
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あと羅臼昆布も小さ目にカットしたものと
全部よく混ぜておく
レシピでは樽で漬けているのだけど
これも梅干しと同じ要領で考えると
漬け物袋で良いので、今回少量なので袋漬け

2種類仕込みができた
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酢のほうは自分の部屋の冷蔵庫にしまいこみ
糠の方は自分の部屋に置いておく
(あまり温度が低すぎても発酵が進まないから)
ラッキョウの時みたいにクセーって言われたら
そこから冷蔵庫に入れよう

袋は万一破けたりガスが抜ける時に一緒に水分も
漏れたら困るので、パン屋さんの厚手の袋に入れて
じーっと保管
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たのしみー




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アンチョビのその後 [漬物]

夏頃に
アンチョビにするべくカタクチイワシを塩漬けにした
のでした

そろそろ塩漬けからオイル漬けにしてみましょう

どうなってるかなー

パカッ
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綺麗ですね

水を張ったボウルに放って、骨抜きをしながら
洗ってザルに上げます
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キッチンペーパーに並べて
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上からもペーパーで押さえて水気をよく拭きます
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小瓶に並べて
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(ギューギューに詰めるとオイルが回らないかも
しれないから、適当に隙間があった方が良いらしい)

オリーブオイルを注ぎます
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私はエキストラバージンオリーブオイルは
癖が強くて苦手なので我が家はピュアオリーブオイル

これで2週間ぐらい保存してみてから開封します


イワシから出た水分は骨を戻して
また放っておきます
ナンプラーになるらしいけどうまくいくんかなー


塩漬けイワシを洗っている間
大福がミャオミャオ言いながら足元をうろついて
体当たりしてきたので、きっと美味しいだろう

もう少しで完成
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たのしみー


「オレもイワシ食べたかった! 」
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塩漬けしちゃってたからごめんね



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熱に当たりながら梅を干す [漬物]

キビシイ暑さが続きます

熱い 本当に熱い
災害ではないかという暑さ

いつもは伸ばし伸ばし9月10月に干している梅
今年はリモートでオットもいることだし
夏の間に干してしまおう

本日は朝からベランダの物干し竿に梅を並べました

9時前
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7kgの十郎梅に対してシソは8束
けっこう色よく染まったと思う

お昼の時点でかなり陽射しがダイレクト
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今日は風が吹いていて、しかも熱風ではないし
絶好の干し日和かもしれません
半日で塩が吹いてきています
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明日もう1日干したらそれで良さそう

今年はシソを入れるにあたって
甕の一番下に塩もみしたシソを入れて
その上から梅を並べて重ねて漬けましたが
これはかなり良さそうです
来年からも採用

これまで梅・塩・紫蘇・梅・塩・紫蘇
と甕に並べるか、
梅・塩・梅・塩で2週間後くらいに
梅酢が上がったら紫蘇塩揉みして
甕に入れるのが主だったのだけど

どっちにしても梅を取り出すときに
紫蘇との分離がしづらかった
紫蘇を絞る時に
ブチッと嫌な感触がして「やっちまった」
一緒に梅を握りつぶしていた、ということが
ままあったのです

梅干作る人あるあるだと思う
え?私だけ?

でも一番底に紫蘇を置いておけば
梅を干しざるに乗せる時に
シソを除く作業にかける時間が格段に短縮されるし
最後のほうだけちょと気を付けて
梅をさらっておけば、紫蘇を絞る時の
ブチッ、もない

(今年は後から追加で2束紫蘇を入れたのだけど
所詮2束なので除けるのも簡単でした)

良いね―これ採用
色出すだけなら排水口ネットみたいのに入れて
おいたっていいけど、食品用のそういうネットは
ちょっと見当たらないので(しかも梅の酸に耐える)
ネットには入れられない

来年から底に敷き詰めよう

そうすると、「梅酢が上がるころに紫蘇が出回ります」
という時間軸を思いっきり曲げることになるけど
それも現代の気候に合った漬け方ということでよし

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ところで神楽南蛮てご存知でしょうか

ピーマンに似たような外観ですが南蛮で
新潟の山古志村の特産品でなのです

以前は近隣のスーパーでもあって
辛いものが好物な私も
辛い物を食べると「お腹が痛い」と言うオットも
「これは美味しい」と食べていました

が、この何年か全く見かけなくなり
残念に思っていたのだけど
メルカリを見てみたらあるではありませんか

そんなわけで購入
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箱を開けたとたんに辛そうな良い香りがします
これで900円ぐらい(送料込み)

中の種が辛いので
それは好みでどのぐらい入れるか調整

オットが甘味噌炒めにしてくれました
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味噌1:みりん1:砂糖2/3ぐらい

昔のピーマンのような青っぽさと
南蛮の辛さ

かなり美味しいですので
おススメです

(食べ過ぎは注意です)



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