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B6サイズの手帳カバーを作る [縫い物]

以前、「この手帳のカバー作れる?」と聞かれたことがあります。

...ブックカバー的なものは、広げた時に歪みとか
たるみが出やすいのでちょっとボヨボヨすると思いますけどねぇー。
って保留にしていたカバー。

先日、ちゃんとミシンに向かえるような時間ができたので
チョロッと思いだしてサンプルを製作してみたところ
おっ? コレはいいんでないの。
という感じにアッサリとできました。

サンプル品にはイニシャルの刺繍ワッペンを付けたのだけど
このワッペンは販売が終了していて、依頼された方には
どうしようか??

とりあえず、生地の選択をしていただいて
サンプル品の追求をします。

まずはカードホルダーをどうするか。
あとペンホルダーをどうするか。
刺繍ワッペンに代わるものはチャームにしてみるか。

これはサンプルの材料でいただいた去年のカバー。
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カードホルダーを検索してもあまり良いものは出てこない。
ツヤありラミネート生地だから、同じ生地で
カードホルダーを作ると生地同士が密着して使いにくいだろう。

ノート用カードケースのA6スリムを買ってみたけど
どんなもんだろ
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サイズが合わないのでヒートカッターの登場
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プラスチックが硬いのでオットに切ってもらう
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これで挿し込める
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でもスケジュール帳なのにカードホルダーが
あんまりたくさんあってもしょうがないし...

それでA4サイズのクリアカバーを買って
またヒートカッターで切り出してみた
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これで縫い付けてみよう。

あと、ペンホルダーは縫い付けるとボコボコするから
後付けのやつ買おう。

そんなわけで採寸。
自分の覚えにしか写真を撮っていなかったから
だいぶ不親切な記事ですみません。

縦20.5cm、横45cmに生地を裁断します。
クリアカバーは密着を防ぐため半透明のものにして、
20.5cm×6.8cmで切り出しておきます。

手帳に合わせた向きにして両端のミシンをかけたら
左端から3cmのところにクリアカバーのビニールを置いて
上下をしつけミシンで縫い付けます。

カードは3枚入るように、6cmのところで仕切りのミシンをかけます
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裏から見るとこんな感じ

ビニールを付けた側を10.4cmで折り返して上下を縫います。
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反対側は5.8cmで折り返して上下を縫います。
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上下の本縫いは1cmのところでかけます こんな感じ

これをぐるっとひっくり返してフチにミシンで終了。
私は1.5mmぐらいのところギリギリを縫っています。

ペンホルダーを挿し込んで、完成
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そしてチャームを付けようと思い立ったのはいいけど
これはどうやってハトメを付けるのか...

プライヤーで噛ませるハトメは4mmはある。
けど、検索すると2mmとか2.5mmなんかのミニハトメもある。
それを菊割り棒というもので割って付けるんだそう。

取り寄せてみて練習したのだけど
叩きすぎてハトメの可愛さ激減とか
潰した部分が広がりすぎてかわいくなかったりとか
...要は叩きすぎなんだな。

慎重にコンコンと打ち付けてみて、
8mmの二重カンを付けて、チャームを付属。
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これはいいんでないのか。
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左側にカードホルダー
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右は特に何もない
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この半透明のクリアカバーはかなり良い案で
カードが突っかかることなく出し入れもスムーズ。
ミシンもなんということなくかかった。

ヒートカッターで切り出すという作業自体は
面倒ではあるけど、その方がハサミで切るより絶対綺麗にできる。


単純な構造であるのと、開いたり閉じたりするカバーなので
歪みは致命的なものになるからハードルが高いと思ったけど

...きっと大きな製図用の三角定規なんかを使って
ちゃんと角度を合わせるようになったから
歪みそのものが出にくくなったんだな。
足りない裁断の腕は道具でカバー。これ大事。



ユザワヤのニュースに思うこと [縫い物]

ヤフーにユザワヤの閉店が相次いでいるというニュース
が出ていて、やっぱりそうなるよなぁと思った。

2012年にこのブログで「最近バンバン新店舗を作っているけど大丈夫か」と
要らぬ心配をしていたのだけど、大丈夫じゃなかった。

私は子供の時分に横浜市の京浜東北線沿いの社宅に住んでいて
時代としては専業主婦が主で、働いているお母さんというのは
兼業主婦とか共働きなんだってー、って結構珍しかった。

それこそ看護婦さんだからとか自営業だからとかで
放課後に遊びに行くと「今日のおやつです」って
置手紙と一緒にポテトチップスがお皿の上に袋ごと置いてあって、
それを友達がザリザリとお皿に出してテレビを観ながら食べる、
というのはアメリカ映画みたいで結構憧れたものだった。

我が家は必ずと言っていいほど、
帰ってくるとお母さんは当たり前に居て
おやつなんか無い時の方が多くて
「お茶にしますよー」って呼ばれて行くと
本当に温かい紅茶だけが出されていたし
おやつがある時というのは母と一緒に焼いたクッキー、
というのがいつもだったし、一度焼こうものなら
それは3日ぐらいかけて、ちょっとずつ湿気ながら
無くなるまで食べなくてはいけないものだったから
本当にウンザリするものだった。

それで、母がやっていることはいつも編み物か
三越あたりのデパートの包装紙から型紙を取ったり
取っておいた型紙を生地に乗せて裁断したり
ミシンをかけたりスパンコールを付けたり

まぁ、手芸というか取り立てて手芸とかいうより
家事の一部みたいな感じで、だいたい毎日そんな感じだったというか
そういう時代だった。

時々、京浜東北線で蒲田まで出かけて
ユザワヤに行くのだけど、子供なりに面白いというか
ビーズならビーズばっかり、こんなの見たことない!!
というたくさんの、そしてすごく綺麗なのとか
1粒800円とかするような高いものまであって
「ここに居る? じゃあ待っててね」って母は別の売り場に分かれて
私はビーズ売り場の前でボンヤリと眺めているうちに
母が「なんかいいのあった?」って戻ってきて、
1個だけなんかしら買ってくれたりすることもあった。

小学校の高学年になって家庭科で裁縫が出てくるとかなると
友達同士で蒲田に出かけたりすることもあって
生地を買うにも値段と柄とか、ものすごくたくさんあったから
最寄りの駅ビルの手芸屋さんより蒲田のユザワヤに行くのが
普通だった。

ファスナーにしてもものすごい種類と色が揃っていて
ちょっと大きな手芸屋さんでは揃わない色が見つかったりするし
何かのパーツを付けたいと思っても、ユザワヤまで行けば
なにかいいのがあるかもしれない。っていうほど
ユザワヤには無いものがなかった。

それだけ「ユザワヤに行けば見つかるだろう」
という安心があったのだけど、大人になってから出かけた蒲田は
ずいぶんと縮小されていて、アレ?という不安は棚にも出ていた。

スカスカに置いてある棚と、いろいろあるハズのサイズが
「これしかありません」という感じに並べられていて
「今欲しいから」「実物を見て買いたいから」という理由で
実店舗に出てきた意味が無い品揃えに、エー大丈夫かなぁ。と
ガッカリしたのと、ネットショップに負けそうな雰囲気に
時代の流れに取り残されている感じがした。

横浜店なんか出来た時、神奈川県の旗艦店という触れ込みだったのに
ガッカリするにもホドがある品揃えというか、その程度だった。
そして近所のショッピングモールなんかにも入るものの
定まらない方向性というか、「わざわざ作らないと無いから作る」
というのには全く向かない、ごく一般的なものが少ししかないお店に
「その日に欲しい糸が無いとかいう時ぐらいしか行かない」に
なってしまった。

それぐらい、今はネットショップが台頭してきたし
そもそも購買層としては昔の専業主婦みたいな人は
少なくなっているわけだし、貧富の差もハッキリしてきたから
作る方が高い、という時代にわざわざ作るというのは
よほどその「わざわざ」に対応できなければ成り立たないのではないか。

それこそ、昔の専業主婦なんかはまだ元気だし
お金も若い人よりよっぽど持ってる。
だけど、細かい作業をするには「老眼」という
老化現象が肩凝りを増幅させるし、やっぱりそこでも
「今はわざわざ作らなくても良いもの買えるから」。
でも、バッグがちょっと壊れたとかちょっとほころびたとかいうと
治すだけの技術も持ってる。

ネットで作品を売るというのも流行らなくて閉鎖とあったけど
それこそこういう人たちが作った完成度の高い作品を
「実店舗で」委託販売すれば売れると思う。
ちょっと余った時間で編んだセーターが
委託で売れた、ってなれば、「孫になんか買ってやろう」って
作者も増えるだろうし作者が購買する材料はもちろんユザワヤ。
販売手続きなんかは不得意とか不安とかの年齢層だから
これらの面倒なことはユザワヤが請け負う。

そして、ネット画面では「なんだかよく分からないから
お店で見て買いたい」わけだから、
そういう人がお店に来て「なんにも無いから買うものない」
ではなくて、生地にしろ委託販売スペースにしろ
「これ良いねぇ」がその場で手に入るなら需要と供給がマッチしている。

そもそも「もらって困るオカンアート」か「安っぽい外国製」に
ならないようにするには、色の合わせとか柄とかが
ビシッと決めるところに配慮が必要。

コンビニは「とりあえずしのげればいい」から
いつも使っているメイク落としが無くても
あるもので良いし、食べるものなんかもまぁその日だけだから
妥協できる。

けど、手芸品というのは消えモノとは違うし
その後も使い続けるものだもんで、「とりあえず」で
妥協をしてしまうことに「それ、手作り? ちょっとおかしいね。
でも手作りだからしかたないね。温かみってことで。」
になってしまう。完成度の低い手作り品は誰も喜ばない。

そうすると、作りたいアレにはコレでしょ! と
ジャストフィットするものがあることが
完成度が高い「また作ろう」に繋がっていくんだと思う。

ユザワヤが小規模の店舗をバンバン増やした時
特殊な生地も少しずつあるけどちょっとずつ違うし
「スタンダードなものばっかりと、なんだったら糸ばっかりとか
ボビンばっかりとか、絶対必要な消耗品! に特化して置けばいいのに」
って思ったけど、多分これは多くのお客さんが
漠然と同じように思ったことではないかと思う。
お店の決めたスケジュールで開く手芸教室に合わせられる人なんか
そうそう居ないわけだし、「昼間とかそんな暇じゃねーし」だ。

そして、大規模店舗となるところには
絶対必要な消耗品だけでなく、「あそこに行けば見つかるだろう」の
特殊なものやら加工の窓口であるとか、そういうことまで
ちゃんと相談できるところがあった方がいい。

少ない店員さんで「こういう生地、ありますか?」と聞いた時に
「その裏あたりになければないです」と切り捨てるのであれば
わざわざ対面する意味がなくて、ネットで十分だ。

その「わざわざ」を拾って、他店からの取り寄せとか
テキスタイルのカタログからの発注とか、
「ちょっとココをどうやって始末したらいいか分からなくて」
っていうのを持って行けばその場で聞ける手芸相談とか、
「生地屋だからこんなこともできます」っていうサービスを
提供してほしい。

オットなんか「あー、店員さん少なすぎるし
何聞いてもわかんないって言うばっかりだったもんね」って
言っちゃったぐらい、お客の欲しいものを置いていないとか
対応しないお店なのであれば、やっぱりお客は離れていく。

そしてプライベートブランドに力を入れるのもいいけど
それなら「ユザワヤならでのブランドの色とか幅とか
超豊富だからユザワヤじゃなくちゃ!」になるようにしないと
誰も買わない。

ユザワヤの看板ロゴがダサい、という人もいたけど
私はあのロゴは好き。昔はもっと羊がリアルぎみだったような…
潰れたら悲しいな。と思って、ユザワヤのネットショップに
飛んでみたのだけど(実店舗じゃないんかい)、相変わらず
生地の拡大画面とか拡大になっていないし
わかりにくいし、売る気あるのかなぁー。と終わってしまった。

頑張れユザワヤ。
ハンドメイドをする一味としても
いろんな思い出があるものとしても、生き残って欲しい。

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JUKI職業用ミシンを買う [縫い物]

オーダー受付を再開したところで
ポツポツとオーダーを戴いております。

ところが先日、キティちゃんがやってきたことで
我が家は結構な忙しいことになりました。
生地を広げたりミシンを掛けたりすることなんか
全然着手できなくて、1週間アッサリと過ぎてしまった。

あー大変。慌てて取り掛かります。
...ってやっと裁断を終えて縫製に入ったところ
「ガッションガッション」という、金属がこすれるような
不穏な音がする。

オットに「ちょっと見てー」と言ったところ
面倒くさそうにやってきて「どこも悪くないんじゃないのー。
ボクは気にならないけど。」とか言うオット。
ちゃんと診てっつーのー。

ホラ、この音だよ。 

ガッションガッション
「なにも音なんかしない」 するよ!

...ガガガ―ッ

!!

死ーん

……。

もはや動かなくなったミシン。


えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ


……………。 どうしよう。


「...新しいミシン買えば。オーダー詰まってるんでしょ。
縫えないと困るでしょ。」とかいうオット。

いっ、いいの?! と聞くと「これからもこういうこと
あるかもしれないでしょ。予備っていうか、持っておいても
いいんじゃないの。」

おかしい、という私の意見を否定したら
故障したので責任を感じているっぽい。

ミシンの予備、っていうのはちょっと聞かないけど
確かに、もう1台、というかすぐに使えるものがないと困る。

押し入れにはスヌーピーのミシンが眠っているけど
今更スヌーピーのミシンに代理は務まらない。

(ついにエクシードキルトスペシャルがやってくるのかーっ。)

ドキドキしつつエクシードの問い合わせを3店舗ぐらいにする。
そして私のシャリオⅡを買ったお店に修理の問い合わせもする。

それで、それぞれの回答を戴いたのだけど
シャリオⅡを買ったお店は一番安いわけではなかった。
けど、修理もあるし、いろんなところから買っても
なんだかんだその都度やり取りは面倒だし
質問に丁寧に答えてくれたし、修理と一緒にココで買おう。

って一度カートに入れて手続きをしたのだけど
家庭用のミシンが2台あってもまぁ仕方ないというか
「もーアンタ、ラミネートは硬いんだろうし職業用にしな」
っていうオットの助言もあって、職業用にすることにして
JUKIのシュプール TL30DXにすることにして、手続きをしなおした。

しかし。

いろいろ調べていたら、同じシュプールでSL300EXつーのには
スピードコントロールがついているらしい。
私は職業用ミシンでジャーン!!と縫うよりも
細かい作業が多いし、皮のパーツもこまこまと縫う。
フットコントローラーだけでのスピード調節よりも
リミッターが付いている方が革なんかは安心だもの。

家庭用の針が使えます、っていう30DXよりも
丈夫な工業用針の仕様でSL300EXがいいんでないのか。
って、またお店に変更の依頼をして、
お店にいろいろ迷惑をかけつつ
ようやっと届いたのがコチラ
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付属のテーブルも買って、広々。

ところでこのミシンはフットコントローラーで
糸切りができるというスグレモノなのだけど
私は革の曲線を縫ったり筒の口となるところを縫ったりするのに
あと1針!! って縫ったら次に進まないように気を使って
うっかりカカトに力が入ってしまって3回も「ガッション」と
切れてしまった。

ムムム、、、

職業用は糸締まりが良くて、リッパーで解くのも一苦労。
えーんつらいーーーー。

ネットなんかで調べたら、ゴム板を挟んでいるお店があった。

2ちゃんねるなんか「よっぽど変なことしないと
間違って糸を切ったりなんかしない」って書かれてた始末で
よっぽど変なことしてる私としてはグウの音も出ないったらない。

そんで、ホームセンターでゴム板を買おうと
出かけている途中でもネチネチ調べていたら、
JUKIの純正品で専用のゴムパーツがあることが分かった。

早速注文。900円でした。
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この仮面舞踏会みたいなのをフットコントローラーの裏側に噛ませる
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おモチ君...

で、めでたし
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こんな感じ
写真 2016-10-25 19 52 12_R.jpg
快適ー!!

これで若干足を攣りそうにしながら縫う私の作業は
途中の不本意な糸切りに苦しめられることが無くなった。

これは今まで6年位使っているブラザーのシャリオⅡ
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このシャリオだって、スヌーピーミシンからすると
だいぶどっしりとしてすばらしいミシンなのだけど
職業用ミシンと比べるとびっくりするほど家庭用だ。


「埃の吸着による作動停止と
ずいぶんとお使い戴いていたようで、
釜にキズもたくさんあったので磨いておきました。」

そういえば埃って最近ダスターでシュッとすることもなく
水平釜を糸の入れ替え以外で開けることも無く
ひたすら16番の針で硬いラミネート加工の布ばっかり縫って
だいぶ酷使してきたもんねぇ。

ときどきオーバーホールに出そう。
大事に使わねば。



ラミネート小物のいろいろ [縫い物]

先日の小銭入れのオーダーは、連作でした。

①歯ブラシポーチ
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②小銭入れ
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③小銭入れと家のカギが入るようなポシェット
これが今回の製作物。

で、歯ブラシポーチはさっさとできて
小銭入れもできた。
ポシェットは裁断まではサクサク進んだものの
なんだかゴタゴタして進まず、なんだかんだで1か月ぐらい
掛かってしまった(汗

蓋を付ける、というのは初めての試みで
どうやって付けるかを考えていたら
すぐにできそうでなかなかできない。

先に中身を作ってしまう
手前に来るポケットは、ファスナーの引手を普通と逆の
左手から右手に引くように縫います。
ファスナーの内側はトリコロールカラーのグログランリボンで目隠し。
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Dカンも同じリボンで縫い付けます
(まだ余分な糸も切っていない状態)

なぜ引手を逆にしたかというと
このように
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腰に掛けて上から見下ろした時に
右手で開けることを考えると、これで順手となります。

Dカンにはコイルコードなどで大事なものを付けて
ファスナーポケットに入れてチーッと閉めておけば飛び出しません。

で、完成図
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蓋はマグネットホックで閉じます 王冠のカシメ付き。


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ママは「カクカクしていないトートバッグ」
表生地は「これがいいなー」で決まりました。
が、この生地は50cmピッタリしか買っていません。

...ホイホイ受けて失敗したら大変なことになるので
「大丈夫...だと思います...」とややドキドキしながら
優先順位の高いものから進めて、ようやく着手。

裏地をどうするかな~(悩)。

一般的にはラミネートだから裏地は要らないとか
端の処理が要らないとか言われているものの、私は付けたい。

表はコーティングされているからいいものの
裏側となる部分は毎日荷物に接触する。
ちょっとした汚れ(ってなんだ)が付いたら
裏側から染み込む→表にも染みが見える

だから生地の裏側から汚れが染みないように裏地はあった方が良い。
裏地はグレーベージュのドットでオックスナイロンを選択。

完成
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内側
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表にはお子さんと同じ王冠のカシメを付けました
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心配した割りにはアッサリとうまく出来ました。

このところちょっと忙しかったのだけど
ようやく片付いてきた。

そろそろペンケースのオーダーを再開しようか考え中。
でもそろそろ梅雨が明けて、
そうしたら20㎏分の梅を干さないといけないし
暑いとラミネートが腕に張り付くから
冷房で全体的に冷やさないといけなくて疲れるし
...とかいって、再開できない理由ばっかり考えつくのはナゼか。

干している間はどうせ家を空けられないのだから
ミシンでもやっていればいいのだけども。

...うーん。



三度目の正直 [縫い物]

先日歯ブラシポーチの依頼があったお子さんから
「pasmoが入る小銭入れ」のオーダーがありました。

「ママが使ってる小銭入れみたいなのが欲しい」

フーン

USBを入れているポーチと同じで良いというのだけど
USBのポーチはファスナーが一直線で
口が開き切らない仕様だから、小銭入れとしては
ちょっと不便だと思われます。

L字にファスナーが開くとバラバラと小銭が出てしまうかもしれないし
どうしようかなぁ~~(悩)

ファスナーが上半分ぐらいクルッと開く仕様にしてみます。

形が決まったところでサンプルを作成します。
底マチはファスナーと同じ幅にして
円周はなんか計算方法があったような気がするけど
数学はできないから、クリップで周りに沿って留めながら
マチのパーツの長さを決めるという弱々しさ(←頭)

できた。  しかし...
これなんかはpasmoを入れるポケットが手前に来ている
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やっぱり、ファスナーをピッと開けた時に
カードがすぐに眼に入る、というからには
ポケットは向こう側に作っておかねばならぬ。
普通の人なら1回でサクサクできるのだろうけど
私はサンプル起こしてみて初めて分かるというヨワヨワ...

本製作に入りましょう

できた  こっ、これは!
2016-07-01 17.25.28_R.jpg
ファスナーが付いているものは、利き手が右の場合
ファスナーの引手を右で掴んで、左で本体を掴むから
Dカンもファスナーの引手も左側にくるようにするのだけど
これはDカンが左で引手が右に来ている。

んー。

しかも左右の高さが合っていない。
周径に沿ってマチパーツを縫い付けるときにズレたっぽい。

どっせーい
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どやっ
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Dカンも引手も左側!
ポケットとネームは向こう側!!
左右の高さも合っている!!!

三度目の正直で完成。

このケース、いいな。
なんか作り方理解できた。
また作ろう。




久しぶりの縫い物 [縫い物]

先日の梅フェスでやってきたゲストは
生地見学の目的もありました。

ツケモノの作業場になっている部屋を見て
「やばいなんだこの部屋!」とテンションが上がり
生地を選びました。

歯ブラシポーチのオーダーです。

これはお子さんの分
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これは大人の分
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これも大人の分
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歯ブラシポーチはフラットだしすぐに終わるわー

って思ったら!!

ビックリすることに、内側のネームタグのスペルに間違い発見。

tsukemono みたいなタグなのに tsukeono ってなってた。
依頼主の名前をピータッチファブリックでタグを作って
スペルチェックOK、ってLINEでやりとりしたのに、
作ったタグでネコが遊んでしまって作り直し、
その時に間違ったと。

ダブルチェック...
いつもやる手順をすっ飛ばしたら間違った、って
そのまんまインシデントのセオリーですよ本当。

もう1つは、ミシンの縫い目がなんかボヨボヨしているような…
と押さえをみたら緩んでいた。フカフカ。

...。

黙っていれば分からない。か?
いや分かるだろう。 …うーん。

やっぱり気に入らない!!

っていうことでこのように
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は~ 久しぶりにやっちまった。


縫い物に心は込めません。
「使う人のことを考えて心をこめて」
えーそういうのいいからもーちょっと無機質にいこうよ。

でも神経は使います。

ミシン目がズレないように、ちゃんとそろうように。
開け閉めがしやすいように縫えているかどうか。
Dカンの高さはこれで良いか、耳が出過ぎていないか、
埋まりすぎていないか。

あと、ファスナーを使うものは特に両サイドのミシン目の高さがズレやすい。
けど、これは高さがズレちゃうと粗悪な感じになるので
クリップで生地を止めながら気を使って縫います。
これが綺麗にできているだけで完成度が上がります。

3つとも綺麗にできました。
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自画自賛。 うむ。



足踏みミシンに合うスツール [縫い物]

先日我が家にやってきた足踏みミシン
糸噛みで針が降りなくなって一瞬慌てたものの
やはり構造としては質実剛健かつ単純であり
車いじりが好きなオットがアッサリ解決してくれたので
恐れることなくバンバン使っています。
(ついでにおばばのミシンも治った。)

で、椅子探しです。
おばばのミシンが来た時も、キャスター付きの
自分のミシン椅子は動いてしまうので
固定の椅子が欲しいとは言ってたのですが
購入はしていませんでした。

このブラザーの足踏みミシンがやってきて、
いよいよ椅子が欲しいので、真面目に探します。

希望としては
カーネーションで糸ちゃんが座ってたような椅子が良いんだけど...。

ネットで「足踏みミシンに合う椅子」って検索すると
アンティークミシン修理士の工房というお店に
行き当たるのだけど、ずーっとSOLDのマーク。
再入荷しないのかな?

新しいHPになっているし、その後の椅子については
情報が無いので、メールで問い合わせをしてみたのですが
残念ながら入荷の予定はありませんとのことで...ガックリ。

オークションなんかでもネチネチネチネチ見てみるけども
なかなかコレだというものは無い。
あってもボロボロとか、いくらなんでも傷だらけとかですね...
しょうがないですけどね、こういうのはめぐり合わせだから。

梅部の活動日なんか、
私の部屋からキャスター椅子持ってくる椅子不足だったし
リビングにちょっとした椅子があると良いんだけども。
それにしても妥協して中途半端に決めたくない。

オット:「糸ちゃんの椅子みたいのは銀座とか行けばあるかもよ。」

えー。銀座も最近某国人に荒らされてるから行きたくない。

オット:「せっかくボーナスも入ったのにねぇ。」 

うーん。

なかなか出会わないもんだなぁ~~。
まぁここまで待ったし、のんびり探そう...。


そうしたら、ついに見つけたのです!
KENT Co.,Ltd. のスツールカテゴリ

ギャー 見つかった!!
オーク材で1930年代の椅子です。

ミシンは昭和8年のものだから西暦だと1933年で
年代的にもピッタリ。


もう大慌て。大慌てったらない。

だってアンティークの家具ってのは
椅子1つと言えどもアンティークなわけで
現代の量産品と違って同じものを探すのは大変です。

オットに「そんなに欲しい人はかぶらないと思う」
とか言われたけど、こういうのは欲しい人は欲しいし
欲しくない人は欲しくないのでかぶる時はかぶる。
のんびりマッタリなんてしてたせいで後悔、なんて
絶対嫌だもの。

座面の色をどうするか、ちょっと迷いましたが
やっぱりここはモケットのグリーンでしょう。

ものすごい勢いでバババと購入手続きを踏みました。

で、先日無事に到着。
クロネコさんが大事に運んできてくれました。

どーん!!
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ミシンと共に
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ミシン本体の台座とも材質が合っていて
すごくピッタリ。

とっても素敵です。

「気に入った」 いいでしょ。
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しつこい探し物、1つ解決。


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本当は寝ながら画像検索していた中に
他のアンティーク家具屋さんで「パブスツール」として出ていた
他の座面の椅子があったのだけど
ちゃんと見たくてPCを付けたらケント家具さんを見つけたという
結構な偶然の発見だったのです。

そうかー、パブスツールで検索すれば良かったわけ。

こういうのって検索ワードを何とするかで結果が全然違う。

私なんか「アンティーク イギリス 丸椅子」で
検索していたもんで、ちょっと違う感じのしかなくて
糸ちゃんの椅子はよっぽど珍しいのかと思ってたら
「パブスツール」で検索したら意中の椅子がバンバン出てきた。

いろんなパブスツールを見たけど
やっぱりモケットのスツールが好み!  ムフフ。



珍しい足踏みミシン YASUI BROTHER MACHINE Co. [縫い物]

先日、以前から時々読んでいたアンティークミシンの
ブログを読んでいたら、胸を撃ち抜かれてしまいました。

ズキューン

珍しい、昭和8年に製造されたブラザーミシンが出ていたのです。

足踏みミシンで有名なのはSINGERのスフィンクスのデカールです。
これに憧れたのか、その後「それっぽい」感じのミシンはいくつか
画像を見たことがあります。ライオンの柄のSTANDARD、
スフィンクス??のSPECIAL、そしてイーグルのBROTHER。

黒ミシンでも、さっぱりとBROTHER だけ書いてあるようなものは
たくさんあって、付いている名前が違うだけで本体はみんな同じ。

このミシンはそのもっと前、SINGERのミシンが
「200円です」とか言ってた頃のBROTHERと思われます。

シンガーは昔は輸入品で、壊れやすかったのだそうです。
そこで安井ミシン商会を継いだ安井兄弟がミシンを作って
後に屋号がブラザーになっていくのだけど
昭和8年というとそのちょっと前のもの。

このミシン、2・3年前にブラザーが復刻版として
電子ミシンを出したのを見たことがある。
けど、オリジナルを見たのは初めてだ。

バタリ。 記事の日付はついさっき。 

…はっ。しばらく放心していた後、我に返って
オットに「ネェネェ、すっごいミシンが出た。」
と言って画面を見せると

「おぉーこれはすごいなー。買えば。」

なんだって?!
今なんて言ったの?! 

「買えば。って。」

「78,000円もするけどいいかなっ。
でもちゃんとオーバーホールしてあるって。」

「いいんじゃないの。それカッコイイよ。」

ギャフン

なんだろこの理解力。

何か欲しいものでもあるのかな?
後ろめたいことでもあるのかな?
それとも私がネチネチネチネチ長いこと足踏みミシンのデカールが
云々とか言ってるのに呆れてるのかな?
買ったからって収まらないでまだネチネチ言うけども。

とか思いつつ、すぐに購入の手続きをしました。
他の誰かに買われたら!! 悔やんでも悔やみきれない!!

え、おばばのミシンはミシンであるけども
そういう問題ではない。

売主さんだって今までいろんな足踏みミシンを
直して売ってきたけど、この柄を見るのは初めて、
って言うぐらいのミシン。

ー昨日届きました。

心臓の弱いミシンガーは気を付けろ。


どーん!
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アップでどどーん
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背面
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側面
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あっ、ロシアン子が写りこんでしまった

YASUI BROTHER MACHINE Co.て書いてある
そしてNAGOYAて書いてある。

ほぉぉぉぉ ため息が出る美しさ。

よ、よし。

おばばのミシンでは逆回転したりして
全然動かせてないけど、これはどうかしら。

ってプーリーを動かしてフミフミし始めたら
アラびっくり、全然なんということなくスムーズに縫える。
普通。全く普通。そして静か。

あれ?じゃあおばばのミシンは
何かがおかしいのかな?
ついでに引っ越しの時からプーリーが硬くなってしまったから
出張でどこかに診てもらわねば。

コレすばらしいです。

ミシン部屋ではなくてリビングに置くことにしました。
もはやインテリア要素も強いけども
踏んでて楽しいミシン。

そしてミシンてのは糸掛けの方法なんか
割と一緒で、進化しているようなしていないような。

ちょっと今はミシン油臭いけど、それもまたヨシ。

オットも「これは綺麗だなぁ。」ウンウンと頷いてる。

なんでここで巡り合ったのかわからないけど
まさか自分の家に置くことができるようになるとは思っていなかった。

スフィンクスのSINGERは、まぁよくあるから
素敵だけど買いたいとまで思ったことはない。
第一もう製造元がなくなってしまった。

でもデカールが綺麗に残っているものとか
机や引き出しの彫刻が素晴らしいのとか
やっぱすごいなーと思ってはいた。


昔はたくさんのミシンメーカーがあったもよう。

少なくとも私が把握しているのは
SINGER BROTHER SISTER NATIONAL ELEGANT
SPECIAL STANDARD RICCAR SEIKO REIKO
JANOME FUKUSUKE MITSUBISHI PINE JUKI HAPPY
SAIGON TOYOTA  
…あと忘れたけど、覚えているのはこのぐらいだったと思う。
戦後は特にたくさんミシンが作られたらしいけど
今も残ってる会社は少しだけ。

黒ミシンはだいたい、デカールが違うだけで
本体の規格自体は同じ、ってものがほとんど。
今回のBROTHERもSINGERと規格自体は同じだと思われるけど
まだミシンがそんなに出回っていないかった時代のものなので
それ自体が珍しい。

こんなに髪が逆立って決めた買い物は初めてかもしれない。
家を買う時だって汗はかいたけど髪は逆立たなんだ。
あれ? 逆立ったんだっけな。

ともあれ、無事に設置されて良かったな。



園芸用ポシェット物語 後編 [縫い物]

なんだかんだと疲労が溜まっていて
先週は久々に腹を割って話せる人たちとだいぶ遅くまで飲んで
ちょっと元気になった最近。

今のうちにやるべしー!!
これまでの経過はこちらを参照。
園芸用ポシェット 虎子と思いきやネコだった件
園芸用ポシェット もしかしてのヒラメキ
園芸用ポシェット ついに完成
園芸用ポシェット物語 前編

で、今回は後編。
...この後エラーが出たらもしかしたら続編が出ることになるのかも(笑)

どうぶつマトリョーシカの生地は
やはり生地が薄くて園芸部用としてはサンプルに向かなかったので
同じ生地で再開いたします。

寸法残しておこう。

本体 縦25㎝×横20.5cm
ポケット 縦38.5×横20㎝
ホック 上から4㎝ 両端から2.5㎝

内布は本体分だけ39cm×20.5㎝としておいて
あとは表布と同じ採寸。

前回のホックは足が長すぎました。
それに、パチパチと軽く止まらなくて
かなり力を入れないと止まってくれないから
今回はホックを小さいものにチェンジした次第。

左側のが今回採用分
2014-11-16 16.28.19_R.jpg
実家に帰った時に心置きなくトントンと打ち付けてきたのと
力布も4重にしたので、しっかり噛んだ!

前回、園芸部長からのフィードバックは
ホックが吹っ飛んだ件の他、
①ガラケーホルダーとして、
 ペンケースのはさみホルダー的なものがあったらいいかも?
②本体ポケットにマグネットホックがあったらどうか?

というものがありました。
そうそう、本体ポケットにマグネットホックがないと
ガバーとオープンになってしまうので
これは付けた方がいいなぁと思っていたのです。
昔より慣れて今ならズレずに付けられるのではないか?

トライしてみることにします。

できたー! マグネットホック、寸分の狂いなし!!


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裏 このポケットには観察記録ノートもドウゾ
2015-02-17 18.29.49_R.jpg
本体 (この紫は消えるちゃこマーカー)
財布・鍵の他、収穫の際のビニール袋などもドウゾ
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裏側のノートのポケットにガラケーホルダーのゴム
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前回との比較
2015-02-17 18.31.41_R.jpg
あんまりマチが無い方がすっきりしてていいかな??
って底のつまみを少なくしたら、本体の背が高くなってしまった。
けど、マグネットホックを付けた分、
内容物が入ってもホックが閉まってスッキリする...
...ような気がするのですが、部長っ、どうですかー!!


このジャンバーホックの打ち付けができる場所、
っていうのがなかなかなくて、
すごく時間が掛かってしまった。
なにしろこの近隣はニュータウンで
道路だってレンガとかタイルだもんで
それ割っちゃったらエライコッチャだし
車道に出たら轢かれるし、家の中は思いの外響くし
実家まではちょっと距離が...

とか言ってたら、運よく(?)実家に帰るタイミングがあって
もくもくと作業するツケモノ。
「何やってんのかねこの子は...」と思われただろうけど
捗って良かった。
ジャンバーホックはサイズが小さくなった分
少ない力で取り外しが出来るようになりました。

4月に引っ越す場所はちょっと田舎で(っていったらアレだけど)
近くに川と公園があるので、今度は場所がある。
場所がある。ってスバラシイー。

引っ越しは面倒だけどもそこだけは楽しみだな。


園芸用ポシェット物語 [縫い物]

9月に記事を書いた園芸用ポシェットですが
その後、不良部位が発見されたため、修理&改造をいたします!

やっぱりですねー、ジャンバーホックでバリバリバリーと
外れるのは良いのですが、ホックまで外れるという、
痛恨のエラーの報告をいただきました!!

ぐはっ
やっぱりかー!! 

強度はちょっと不安要素ではありました。
懸念していた通り!!
2014-10-26 22.12.29_R.jpg
この右のオレンジの〇印のパーツが吹っ飛んだので
左の黄色い〇印のような足だけが残った。という。

これはジャンバーホックの装着部位に
あんことなる生地を仕込んで厚みを出して、
さらにエポキシ的なもので接着する。ということで
「外れないホック」にせねばなりません。

あと、園芸部にもガラケーホールド用のバンドを…という
ご要望にお応えすべく、ゴムバンドを付ける。と。

外付けポケットは高さがありすぎるか??と心配しましたが
そうでもないということでしたので、このまま plan doでいきます。

って、送り返していただくようにお願いしていたらですよ。

いつもゴミ捨て場の方から出入りしていて
たまに郵便受けのある正面玄関を覗く、という習慣のツケモノ、
不在伝票なるものを発見いたしました。

はっ。

と思ったら、2日も前に宅配ボックスに入れましたのお知らせ。
ギャフン、cassisさんだっ。やべー自分で送り返して下さいとか
言っておいて、全然チェックしてなかった!!

って開けたら、「?!」重い。違う人か??
なんて伝票みたらやはりcassisさん。

私がポシェットを送った時はレターパックで送ったはずだが…。

で、家に帰って開けてみたらばですよ。

お米っ。魚沼の新米ですたい[ぴかぴか(新しい)]
相方、めっちゃ喜んでる。
そして、お餅[exclamation]

わーいわーい[グッド(上向き矢印)]
うれしいなー[るんるん][るんるん]ありがとうございます[ぴかぴか(新しい)]

えー、他にもですよ。
なになに、またたびの塩漬け… またたびって食べるの?
2014-10-20 18.07.44_R.jpg
さっそく開けて頂きました。
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しょっぱいです。(塩漬けだからそらそうだ)
塩漬けオリーブみたいな、クコの実みたいな、という食感です。
新潟では旅の疲れを癒したり滋養強壮にと食する習慣があるそうで
またたびの実を収穫して自分で塩漬けを作っている人のブログまで
ありました。

ほほー

私は転勤族の娘で、自分の地元、というのがないもんだから
こういう地の物というものにあまりなじみがありません。
知りもしないのに勝手にノスタルジックな気分になります。

いや、そんなボーっとしてる場合ではない。
海老で鯛を釣るという言葉がありますが
これではそれを通り越して詐欺状態です。

すみません、すぐ取り掛かります。
いやっ、今週が実習なのです。
どうしても活動が夜=ミシンがかけられないので
来週から取り掛かります!

これはまだサンプル段階なので、生地などはそのまま使って
改造するところ改造してみて、使ってみてもらってOKなら
改造後のものを綺麗に作り直していく。という…
海老を伊勢海老にするべく…(本当か?)

コストを抑えつつも本気の失敗をしながら
cassisさんと練り上げていく園芸用ポシェット物語。

まだまだ続く。 

あっ、これもしかして「お米、食べたよね?」っていうプレッシャーだったりして…

めっちゃ食べてるーっ (特に相方 ←えっ)
頑張りますっ!!