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乗り気でなかったカワハギ釣りで竿頭になる [釣り]

コロナのおかげ様で働くスタッフも心身が健康でない
毎日被災したみたいな人数でなんとか業務を回して
日勤だけど14時間ぐらい働いて暮らしています

この前なんか休憩に入れというのに
「なんか片付かなくて入れない」というスタッフがいて
「5分だけでも入ってくれば」と言ったら
「そんなに早くご飯食べられない、
でもこれ以上残業もしたくない」って

しらんがな (;´・ω・)
とりあえず休憩はちゃんと取ってくださいな


そんな日常で
土日の休みは今日の1日しかありませんでした
でも寝ていたい、休みたい
翌日も仕事なことを考えると釣りは無理そう

て思って、カレンダーアプリに「釣りは休むか」
と入れておいたのだけど
「いかないの?」

…行くか……
休みでもどうせダラダラするだけなんだろうし
でも今自分にはそのダラダラただ休むことは必要にも思う
だがししかしここを逃したら年内の釣りはもういけない

それにオットと過ごす休みがたったの1日で
その日に「疲れてるから寝かせて」とただ寝るのも…

で、脳内会議の結果「行く」ということになりました


そして前日ももれなく残業
前日から場所取りに行くかという話をしていたから
「20時ぐらいになる」と電話をしておいたのに
そこからさらに遺失物の捜索やらなんやらあって
「私は帰る」とか置いて帰るわけにもいかず
鑑識さんみたいに探して結局見つからないまま
本当に終わったのが21時

迎えに来たオットはすでに
「今日場所降り行くのやめるー?
明日早く行くとか言ってもアレだけど…」
「あーしまったなーそれなら一人で場所取りに
行ってくれば良かった」
「明日行っても胴の間だよ胴の間」

チッ(←舌打ち) 
タメイキばかりついてイラつくったらない

行こうというのに
「だって今から行って帰ってきたら23時だよー」
ハァ、とかためいきツキまくっている

こういう時の優柔不断さ!!

挙句に、病院出てからようやくメールだのLINEだの
チェックして返信していたら
「携帯ピコピコいじってやる気ないのか」とか言われて
まじでむかつくことこの上ない

私は!お昼も5分で食べて
電波が入るとこまで移動してメールの確認なんか
するヒマなくて!!今ようやっと迎えに来た車の中で
確認して返信してるの!!
1日中あんたがいる環境とは訳が違うんだよ!!
ついでにあんたと違って私は多少だけど知り合いも友人もいるし
外部と取る連絡もあるの!!
切り離し?DVなの?バカなの?

って叫びたくなったけど
ここで喧嘩したら翌日の釣りまで
行くの行かないのと揉めてただの寝不足と船酔い
またはフテ寝です

釣りに行くにしてもゴロゴロするにしても
「気分よく」過ごしたい

自分の優柔不断さを人にやつあたりして
結果論でグチグチ言うなんて卑怯だ、と思いながら
結局場所取りに行くということになりました
(ややすったもんだあった)



そんで、左舷ミヨシを確保
帰宅はやはり23時

お風呂に入ってお米を研いでセットしたら0時
「もう0時だよ」

カチッ
早く寝とけバーカ

て内心悪態つきながら
(性格悪いのは自分でもよくわかってる)
お弁当のから揚げを揚げて1時就寝

4時の目覚ましの音がなんだかわからず
ぼんやりしていたらオットに「なってるよ」
と言われてハッ、目覚ましだ!と起きて
朝とお昼のお弁当用の小さいおにぎりを
15個作って、4時半出発です


私は釣りのウエアは今回から変わりました
オットと同じのの後継品で本日がデビュー

防寒対策がどれぐらい必要かまだわからない
オットは寒がりだからやたらと着込んでるけど
私は寒いのは割と強い方だし、身軽な方が好きなので
オットの意見は参考にならない

「寒いよ、外でてごらんよ!」
知ってるっつーの

前日の喧嘩がやや尾を引きながらウエアに着替えて乗船

オットの頭がおかしくて、せんとくんが
どうかしたのかと思うような見た目
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私にも色違いで買ってくれたフード
これも今回がデビュー

例の橋を潜り抜けて
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竹岡沖で開始です

始めて早々にアタリがきてさっさと釣り上げた1枚
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「富士山が見えるよ」知ってるっつーの
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とか言いながらやっぱり写真を撮る

3枚ぐらいあげたけど
大きさとしては17cmぐらいで小さいので
即刻リリース

オットが黙ってると思ったら釣っていた
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しかしシブイ時間が続く

隣で「もうダメだ」「釣れないんだ」「はぁ」

無視

士気が下がるようなことをわざわざ口に出すのは嫌い


後ろ(右舷)では大型が釣れる
私は18cm~24cmぐらい
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なにが違うのかなぁー

今日は置き竿ぎみにじーっとしてると来る
待ち時間が長め

右舷の人もじーっとしてる

隣のオットはチャカチャカ動かしてる
「はぁ釣れない」「わからない」
「アタリがそもそもわかってない」
「はぁ」


こういう時に視界に入れてはいけないので
オットに背を向けて船首側を向いて釣りを続行

時々くる 時々バラシもする

オットは「さっきリリースしたけど
しなければ良かったってぐらい釣れない」

気の毒になってきた

けど私も4時間ぐらい全然釣れない時間があって
そしてなにより眠い 
座って、半分寝てんのかなと思うような時もあった

でも後ろで32cmが上がって
本当にお化けみたいなカワハギを見たら目が覚めた

がんばろう
だってせっかく釣りにきたんだもの
「来るんじゃなかった」「寝とけばよかった」って
思うのはアホらしい


そうしたら最後の1時間でダダダッと釣れた

結果、13枚
そして「竿頭ですね」

まじでー!!


船長に「写真いいですか」と言われて
「じゃあ去年の竿頭と一緒に」ってオットと並んで
撮ってもらった
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オットに
「もっと大きな魚持たせてくれればいいのにー」
って言われて、本当だ ! って笑った
適当につかんで渡したのと
マスクでサングラスも曇っていてちゃんと見てなかった

ステッカーをいただいた
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わーいわーい


オットに
「休憩5分で残業しながら頑張った甲斐があったね」
と言われたんだけど、頑張ったご褒美が竿頭ってのも
理屈がおかしくないか
まぁいいか、ちょっと腑に落ちないけど
1年今年も頑張ったことには変わりはない


そしておそろいのウエアはアサリの汁で
いきなりもう汚れた
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今日は動きが少ないのもあって頭も寒かった
下ろしていたフードを片手で引っ張り上げると
動いちゃって、若干ナポレオンズみたいになるけど
フード、あって良かった

なんだかんだで長靴まで同じ
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汚れたなぁ、って言いながら目に入ったのは
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船宿のアサリタッパーに竿尻が入っていた

…こういうとこですよ私

ちょっと笑った

そしてLINEには、前日の捜索に参加した遺失物が
出てきましたー!という通知が来ていてホッとした
オットにも「良かったね」と言われてウンとなる
この辺でようやくオットに感謝の気持ち
(釣りの準備かやら糸巻きやらのこまごました支度まで)
が出てきた


やっぱり釣りに来て良かったな


帰りの方がギリギリ
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本日のクーラー
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食べるのは翌日にする
とりあえず内蔵だけ出して頭の皮は剥いで
冷蔵庫に入れておこう


あ~~頑張った
なんか本当いろいろ頑張った

あとは年賀状の宛名印刷しなければ
いつも通りの年末の忙しさを乗り越えたい





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宿題も終わっていないのにカワハギ釣りに出かける [釣り]

研修も終盤を迎え、疲労も最大のピークです
毎日の通常業務から帰ってきて研修の課題やって
レポートがようやく終わったと思ったら課題が終わらん

メールでラリーが続く状態で
頭が痒い これはきっとまたまとめて白髪が生えるんだ

しかしこんなことになるとは思っていなかった半月前
「来月はカワハギね」とか言っちゃって
久里浜から山下丸を予約してもらっていたのでした

明後日が最終提出日の課題
毎週午前3時までかかってヒーコラ言ってるのも
もう終わりが見えています しかし終わっていません

でもカワハギ釣りは行きます
行かないで課題に向き合っても最近の疲れからすると
ゴロゴロ寝て後悔するだけだ

そんなわけでキャンセルせずに出かけてきました

前日夜に場所取りしておく念の入れよう
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同じ研修を受けてる人に課題のことで相談されて
「いま久里浜にいる」と返信したら驚かれた
(多分「ぶっ飛んでんなーこの人」と思っただろうな)

行ってきまーす
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片舷12人ぐらいで満員

相変わらずギリギリの橋の下をくぐって
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本日は2隻でカワハギ船だったのだけど
もう1隻は見た感じちょっとおっかない感じの風体の
スモーカーがたくさん乗っていたので、
あっちじゃなくて良かった、酔っちまう

橋を潜り抜けると
アンテナとか操舵室の屋根とか出てくる
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本日は左舷大艫 いちばん船尾側です
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オットの予測では南風が入ってくるから
今日は後ろの方がいいと見た…というのだけど
我々は最近「当日風向きが変わった」とか
「いつもは船首側有利に船を付けるのに船尾側だった」
とか「潮の流れが反対だった」とか

…大丈夫だろうね?
前日から場所取りした甲斐あるね??

1投目からこれはカワハギだな!というアタリがきたけど
乗らない そこから釣れない時間が長い

船首側には「釣り自体が初めてでーす」みたいな人達が
いたのだけど、そっちではちょこちょこ釣れて
「キャー!!どうすればいいのー!」とかいって
カワハギがいつまでもブランブランしている

…オット…… 今日も反対だったかぃ?


それでもキター!!
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良いサイズだ

私が1匹釣ると直後にオットも釣るんだけど
なんでか知らないけどオットの釣るカワハギは小さい

「なんでボクの方は…」とか言って
一応自主的にレギュレーションとした18cmギリギリ

針のサイズは同じなんだけど…

挙句に「釣れない時間が長いと飽きるなー」
とかブツブツ言ってる
(この人はシーパラダイスの絶対釣れる釣り堀が
向いているのではないだろうか)

竹岡沖は根も少なくて釣りやすい
それに今回は外道のトラギスとかベラが
掛かってこなくて良い!

とか言ってたらキターって上げてきたのが
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キタマクラっていう、これもカワハギの仲間と言うか
フグの仲間というか、歓迎しない魚
散々針をガチガチやってダメにした

その後もたまにカワハギが釣れる
アタリがあるのに掛けられない
待つ時間を入れるとツルッと食べられてて
結局吸い込ませられてない

ぐぬぬぬ

「あと10分ほどで終わりです」っていうアナウンスの時に
ダダダッと来たのだけどあげてくるときにバラシ

ぐー
最後ドラマ魚来い! と思って最後の1投を入れたけど
ドラマはなかった

「終わりにしますからねー」チーン

最終的に私は9匹
カワハギ釣りは10匹の壁が分厚い

オットは「ボク8だった…」

カワハギも釣れたらエラを切って
血抜きをするのだけど
ちょっと小さくて元気なリリース候補は
最後まで元気だったのでリリース

本日の2人分
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午後から風が出てきて
港への復路はうねりと飛沫で大変だった
私はキャビンの後ろに身を潜めたけど
オットは背中で飛沫を受け止めていた
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いやー疲れた
でも良かった

この日のトップは23枚でボトムは1枚

船長に釣果を聞かれて「9枚でした」と言ったら
「おっ、すごいね」と言われたけど
竿頭にはホド遠かったなぁ

席については午後本当に当たらなくて
不利だったかもだけど、でも我々よく頑張った
サイズも25cm~28cmぐらいを中心に釣れて(私は)
なんか満足した

船の上で朝イチ、課題のアドバイザーから
「提出スライドにコメント入れてあります」って
メールが来た時は「またかー!!」って思ったけど
釣れたからか帰ってきてからガツガツとまた戦えた

とにかく今週を乗り切るんだ
カワハギ釣りはその今週を乗り切るのに必要なレクでした

これはちょっと前の自分からは考えられないことです
「課題も終わってないのに遊びに行けないよぉ」
と言いそうなもんだけど、なんか割り切って
気分転換を図ることができるようになったというのは
ちょっと成長したのではないだろうか

(なんか飛騨高山でガッタンゴーに乗って
初めて「いま自分が何者か分からなくなった」という
体験をしてから、いつも取り憑かれたように
仕事のことばかり考えるというのをオフにすることが
できるようになったと思う)

それにしても撮った写真を取り込んでいたら
キタマクラの写真が4枚もあって笑った
風でグルグル回ってしまうキタマクラを
一生懸命撮ってたのだった


そんなこんなで今月の釣りは終了
来月はなににするか…
きっとまたカワハギだな!!





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イカを釣りに相模湾に出かける [釣り]

秋はイカのシーズンです

関東地方ではまだまだ
というか多分そんなに流行らないティップラン
やっている船宿も少ないのです

少し前までは東伊豆の宇佐美ぐらいしか
なかったから、そこで慣れた船宿に
片道2時間かけて出かけるのだけど
私たちの「この日候補」と挙げた日にちは
すでに「予約いっぱい」になっている日ばかり

今年は行けないとブツブツ言うオットは
「横須賀からも出ているようだからそこにしてみよう」
と予約していました

そんなわけで三浦の長井港から小見山丸さん
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宇佐美では4:30とか5:00集合だから真っ暗だけど
長井は6:00集合とかだから明るい

我々の席は胴の間
片舷6人で出船です

富士山 まだ月が明るい
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富士山というのはなんで見ると毎回
「富士山だ!」とか言って写真を撮ってしまうのか
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そんなわけではじめ―

船尾側の人がいきなり釣る
流し替えてちょっと移動するたびに釣る

…なんで我々には来ないのか

私はティップランはあまり得意じゃない
なんか宇佐美から出船すると
「本当にイカいるんですかねぇー」ってぐらい
途方もない感じがして
その解放感のありすぎるロケーションに
若干くじけてしまう

そんなに釣れるもんじゃないから
というのもあるのか?

ティップランについては坊主もアリ、
ぐらいの気概だから「食べられればいいや」
とかいって割と無欲
だけどお金は払うわけだから
そういう意味では釣れたら良いなとは思う

そのうちオットが釣るだろう…

それにしても海が穏やかで釣りやすい
飽きずにしゃくり続けていたら
オットが「きたっ」

やったー

この時点で船内は私ともう一人の人だけが0
後4人ははみんな釣れている

オットはまた追加
しかも今回は大きい
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船長が袋に入れてバネ秤でぶら下げて
「多分1kgはあると思うけど秤壊れてさー」

ある、1kgありそう

いいなぁ
こんなに周りであがってるのに0だったら
さすがにヤダなーと思いつつ
しゃくり続けていたら

私もキター
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わーい
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けっこう良いサイズ
これは家で検量したら780gだった


そうしたらずっと0だった船首の人が
バンバン釣り始めて
潮の流れが変わったんだなぁ

っていうか胴の間、
どっちでも釣れて良さそうなのに…汗

そうしたら穂先にピコピコとした微妙な動き
手には何も感じない

シャー!!と合わせたら重い
「キター!」って巻いてきたら何か形が違う

丸っこい…

コウイカの類でした

リリースしようかと思ったら
船長がタモ入れしてくれながら「これも旨いよ!」

そ、そうですかぁ~じゃあ…

隣の人もその隣の人もコウイカでラッシュ
「コウイカポイントに入ってしまった―」
とか言いながらなんかみんな楽しげ

その後もまたピコピコ
シャーッ!! スカッ 

いやまた触ってる!
シャーッ!! グッ

「キター!!」

「あ…今回も…」
墨を吐きながらグルングルンと回転しながら
せわしなく上がってくるコウイカの類 汗
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これ紋甲イカで良いのかな…?

エギを離してくれなくて
ブバーッと墨を吹きかけられてしまった

オットに「鼻の下に墨ついてるよ」とか言われて
ゴシゴシ顔をこすりながら続ける

結局私が釣ったのは
アオリイカ1杯、コウイカの類2杯

はい、じゃあ終わりになりますから
片付けしてください、というアナウンスの時に
船首で最後爆釣してた人が「お姉さん、いる?」って
カゴに入れたアオリイカ2杯を差し出してくれた!!
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わーいわーい

ペコペコとお礼を言ってイカを〆る
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〆るとイカは透明になる
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港に降りたら船べりに
今回のイカ墨がたくさん付いている
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最後に駐車場でイカをくれた人と少し話したら
「奥さんのシャクリとあれだけピタッと止められて
旦那さんも上手いなと思ったけど奥さん上手い」
と言われて

わーい、うれしい
でもシャクリができてもウチらには来ないのは
なぜなんでしょう、と言ったら
「エギの大きさかなぁ、僕は今日ちょっと小さ目の
使ってたんですよね、ヒットパターンに合ったのかなと」

エギの大きさかぁ~確かになぁ
今回は「色々よりどり揃えるのはヤメた」って
重さと色の違いに留めていた

音がするとか大きさとか言い出すときりがないから
ってしてたけど、やっぱりヒットパターンを探るには
色々各種揃えておくべきだなぁぁ~~~

でも宇佐美の途方もない感じより
三浦の方が釣りとしてはやりやすかった
何か集中できた
船長も親切だったし(宇佐美も親切だけど)

家に帰って検量してみたら
オットのは1009g 
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「釣りたてで水が抜けて無ければ
もうちょっと重量あったのにー」

姑息すぎるぞ!

もらったのを含めて
最小でも500gは超えていた
冷凍庫、タコとイカで潤沢 ウヒヒ

今月はカワハギも予定しています
なんだかもう研修も終盤になって山場を迎えて
仕事は仕事で毎回デロデロになって帰宅する始末で
この前の連休はひたすら寝まくって休んだ

養生しながらしっかり遊んで気分転換しよう
最近すっぽん黒酢とアスタリフトのコラーゲンドリンクで
助けられている

やっぱり年とってるんだなぁ~~~



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タコハンティング リベンジ [釣り]

先月の残業がまたひどいことになって
疲労困憊でした

研修に出ている出張の分、病棟に出勤している日数は
減っているのに残業が増えるというか
そのせいで残業になるっていうか

なんかもう「なんじゃこりゃー」」てことが山盛り

げろ吐きそうです、ってオットに言いながら
今月の釣りものも「タコ希望」で優先されました
(なにしろオットの好きなティップランは
予約の日程が合わなくて断念)

今回の船宿は新山下にある黒川本家です

以前まで4回乗った横内丸は場所取りが肝で
外れの場所が当たったら本当に外れ、って感じだけど
黒川本家は「みんなに釣れるように」という
配慮で、船の流す向きが変わったりされるらしい

それならいいじゃんねー

ってことでコチラ
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新山下だと金沢漁港よりさらに近い

昭和で止まったような通路を通ると
船着き場があって、高速道路のすぐ下をくぐって
海に出ます
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我々の座席は左舷の船首側
北風で始めが下げ潮なので船が引かれるから
横浜でやると船首を西に向けるから船が南に流れるので
…と読んでの話だけど、これはわからん

右舷にいたオッチャンが「昨日は左舷が釣れたらしいけど
やっぱ左舷なのかなぁ」と言うので
「どうですかねぇ、潮と風によって違いますからねぇ」
とか言いつつ、本当に、どっちかなぁ

出発前に船長からレクチャーがあります
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横内丸ともちょっと違う
あと錘に捨て糸を付けて
ダウンショットの仕掛けにすることで
根掛かり回避と教わります
確かに!タコは根掛かりが多いので
錘やエギのロストが多いけど
ダウンショットか!! 気が付かなんだ

船長は穏やかで陽気
なんか船の雰囲気も和やかで殺気立っていない

ベイブリッジ
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マリンタワーのすぐそば
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その他、ランドマークタワーやら
インターコンチネンタルホテルやら
「なんか都会的よねー」って言いながら良い眺め
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15分ぐらいでポイントに到着
そうしたら船の向きが我々の読みと逆で
船首が東側に着いた!!

開始して釣り上げる人たちがぽつぽついる
前述の右舷のオッチャンは連発

…右舷にすればよかったのだろうか…
でもやっぱり黒川本家、「流し変えます」
ところどころで船の向きは変わる

でもオッチャンはどういう向きでも釣る
えー私全然こない なんでだろう

そうしたらオットが釣り上げた
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とりあえず食べる分が1匹は獲れてよかった

船長が釣れない私のところに来て
「あの岸壁にタコいるのわかる?」と言うんだけど
全然わからない

アドバイス通りにやってるんだけど
根の回避がヘタクソ

そうしたらオットが「いたっ、タコだ!」と
船首側にさらに移動しようとしてステーンと転んでいて
本当に驚く 

落水するんじゃないだろうかと思ったほど
突然の不用意な行動というか転倒というか
眠かったのがビックリしすぎて私、目が覚めたわ

挙句に「タコじゃなくてエイだった」って
費用対効果…

その後も釣るオット
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いいなぁ、やっぱりこの人は釣るんだ
もしかしたら今日坊主かもしれない、と思いつつ
まぁいいか、釣果はオットに任せよう
「これは小さいからリリースしよう」って
小さ目のをリリースする余裕っぷり
羨ましい

そいたら私にもキター
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タコが乗ったかどうかは全く分かっていないけど
空合わせしてみたらヌウとした重さを感じて
上げてくる、っていう感じ

やったー

しかし本日の私は根掛かりを恐れて
タコのムニュという感じを感じるまで粘れない
トントン小突いて、空合わせしてみたら乗ってる、
て感じだもんで掛かりが浅くて
上げてくる途中でバレたり海面でバレたり

「もーバレちゃうよう」と言ってたら
オットは「ボク全然アタリがなくてわかんない」
「なんか体が痛いなぁ、つらい」
…それはさっき転んだからでは…

そして私はその後も「きたっ」相変わらずの
空合わせで乗ってたパターンで釣る

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サイズは600gぐらいのそこそこのが多い
わーい
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最終的に7匹
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途中のバラシ3匹、海面でのバラシ3匹
あれらが全部獲りこめてたらなぁー!!

要は腕がナイってこういうことだ

そんなわけで14時30分ごろ終了
オットは最後の方でまた小さ目の釣ったけど
300gはあるだろうとしても「これを獲るなら
さっきリリースしなければ良かった」とか言って
開始早々にリリースしたものの方が大きかった次第

「あの時はもっともっと釣れると思ったからさー」
確かに…笑

結局右舷でも左舷でも上がる数はバラバラで
どっちがどうということでもなかった

さー、帰ろう

マリーンルージュ号と出会いました
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サザンオールスターズの歌に出てくるあれね
夜だと電飾されててまた綺麗なわけ

最後総数の発表で船中90ハイ
竿頭のアナウンスがあって「トップは17でした」
右舷のオッチャンでした 拍手で終わった


船着き場で爺ちゃんに「釣れたかー」と話しかけられて
「7匹でしたー」と言ったら「すごいじゃん」と言われて
直前に船長に4という数を申告したオットは
「二人合わせたら平均的、って感じぐらい釣れたから
良かったね」と言われてたもんで「むぅー」とうなっていた

帰宅後、タコをそのままビニール袋に入れて
冷凍庫に入れます
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タコ庫、潤沢~~
お正月のストックOK!


オットは「ボカァもうタコ(釣り)はしばらくいいや…」
とグッタリしている

ロストが多いしねぇ~~
錘の準備なんか本当に重いしなぁ

しかし今回はちょっと良いサイズ
(と言っても1キロ越えはなかったけど)が
それなり釣れて、いい気分転換になりました


あーまた明日から頑張ろう
そして来月も楽しく釣りができますように




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合間の休息でタコハンティングに出かける [釣り]

あ~~~

なんだかわからない間に
いろんなことが押し寄せてきて
たかが稟議書1枚書くのに
何日も保留になってしまうぐらい

いかん 
心を整えて各方面に臨まなければ

そして先月も釣りに行けていない
もう今回はタコって決めていました

タコ釣りはオットは好きじゃない釣り
「なんだかよくわかんないから」
っていう割にこれまで3回行ったタコ釣りで
私に2勝1敗している

私も正直よくわかんないのはそうなのだけど
どうやら私の好きな釣りというのは
「底から誘い上げてくる釣り」らしくて
上から何メートル、という指示棚とか
テクニカルなジャークが必要なものとかは
あまり好きではないらしい

だから、船釣りでも
底から2mってわかってるアジ釣り→好き
底を叩いて誘うカワハギ釣り→好き
底を小突いて誘うタコ釣り→好き

で、ティップランとかは着底してから
ひたすらしゃくりあげる釣り→微妙
イサキに至っては棚がよくわからなくなる→苦手
なのかもしれない

それで今回も横内丸に乗船

なにやら鹿島の方で船が出なかったとのことで
集団がやってきていて
空いているという噂だったのが満員御礼状態
はぁぁ~~大丈夫かなぁ~~

席を決めるくじ引きを任されたけど
船宿を決める時に「横内丸は流し換えとかしないから
ドベだったら最悪だよ、もう釣れないの確定じゃん」
とブツブツ言っていたオット

私そんなんでドベだったら朝からテンション落下で
責任負えない、と言うのに「いいよ、引きなよ」と
譲ってくる

ぐぬぬ 私は割とくじ運良い方だけど
責任があるとなると困る

どーん
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写真撮っちゃったよね
jokerてあんたこれどういうこと?

「はい1の方~ はい次2の方~~」て
席順決めるのに呼ばれて行って
「最後、jokerの方~~」
ハイ私です!って行ったら
「まず赤いjokerの方~~」

jokerの中にもヒエラルキーがあるんかい

つまり正真正銘の、本当のビリッケツで
右舷の胴の間辺りに席を確保しました

チラッとオットを見るともう目が濁ってて
生気を失っている…

すまぬ

明るくなってきて乗船
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本日もやや荒れぎみ

「今日は40分ぐらい移動するからー」
千葉の方まで行くっぽい

波をかき分けて
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ザバザバくる
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もうみんな後ろ向きで耐える
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ポイントに着いたら早々に上げている人がいる
いいな~~

しばらくして私にもキタッ
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わーい ちょっと小さいけどいいか~~
300gはあるだろう

もうタコ釣りはよくわかりません
エギを小突き続けてムニュときた感じがあったら
竿先下げて小突き、5秒ぐらいでセイッと合わせる
これだけです

ムニュと来た感じ、というのが
分かるかわからないか自体がわからないのです
なんだかわからないけど「さっきと違う感覚」だったら
竿先を下げて合わせを入れる

これを繰り返しました

そうすると時々釣れてきて
しかし同じサイズが来る

なんだかんだ右舷に有利な感じもあったので
「残り物には福があるって言うし、良かったね」
とか言いながら釣る

リリースサイズでもないからいいけど
もう少し大きいの釣りたい

オットは「いま水面まで来たのに~~」という
バラシとか、根が無いところで根がかりしたとか言って
上げてきたらラインにタコのヌメリが付いていたりして
ため息をつきながら続けている

また大きく移動して
よく工場クルージングみたいので
「キリン」と言われているクレーン?の近く
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正式名称はなんていうのかなーとか言いながら
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なんかすごいなー
輸入とか輸出とか決めてコンテナが動いて
そのコンテナ自体を動かす会社があって
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大がかり
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こっちはコンテナ積み込み中でした
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我が家にある中国製のミシンもフランス製の鍋も
こうやって海外とのやり取りでお店にたどり着いて
末端の消費者まで届くってことかー

って言いながら
この辺りから全く釣れない

時々、たまーに上げる人がいるけど
去年までの楽しさよりも
千葉という知らない場所で
船長も他の船とやりとりしながらで
あまり勝手知ったると言う感じでもなく

……。

釣れなかった

結局私は最後まで同じサイズで4ハイ
オットは0という衝撃的なことになった

今回0の人はたくさんいたと思う
なんか悲壮感漂う船の空気だった
(釣れると歓声が上がってやっぱり楽しそう)

オットは「すぐ隣にいて自分だけ釣れないのは
何かが違うんだろう」とか言いながら
ぐったりしてしまって

か、帰りの運転大丈夫かな…


やぱり釣りってのはすごく疲れるんだ
それでも釣れるとアドレナリンが出て
疲れを半減させて、残りの疲れも「良い疲れ」にする

しかし釣れないと「沼のような疲れ」のままで
疲労困憊になってしまうんだ
やはり質というのは大事だなぁ
と言いながら無事に帰宅

帰ってきたらタコは早々に
ビニール袋に入れて冷凍しました

前回の残りが3杯あるから
まぁそんなに寂しくない

片づけしてお風呂に入ったら
今の時間までものすごくよく寝た

私はそれなりアドレナリン出たから
あれだけど、オット、今週一週間大丈夫か

もう9月が終わります
そして来月初めからレポート
その他課題も忙しい

10月はティップラン
11月12月はカワハギか

提出物と仕事のスケジュールを立てつつ
合間に釣りの予定を入れ込むことを考えつつ
今月のキビシイ釣りは終わりました



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イサキリベンジを図るものの [釣り]

新型コロナウイルスはなかなかの厄介ですねー

先日マスクがポストに入っていたけど
もはや最近マスクはお手製なり市販なりで
皆さん「困ってます」は脱しているのに
この給食マスクに多額の税金が…

しかも各方面から怪しさ満点



ところで「6月は釣りに行こう」と
オットから提案があって、二つ返事で了解
釣りものとしてはイサキです

イサキというものはこれまでに釣りサークルで
2回行きましたが、1回目はオットが撃沈のボウズ
(取り込み直前でバラシた1匹が '一応姿は見た' )

過去のイサキ釣り


2回目は二人ともうりん坊(小っちゃいイサキ
だけとオットは数はそれなり挙げた・私は撃沈)

ということで、あまりいいイメージがありません

久々だから手堅くアジにするか、とか言ってたけど
今後カイワリなんかに行くことも考えると
ウイリーに慣れておきたいのもある

ということで、この時期ならではのイサキ

場所は三浦の松輪、成銀丸に乗船します
まだイナダの時期じゃないからそんなに殺気立ってない

結構釣れてるらしいじゃないの


天気があまり良くない予報で
一時期雨が降ったけど、出港する頃には回復

いってきまーす
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ブイのそばなので取り込み係
DSC03899_R.JPG

オットが「ちょっとー、早くも絡んだ」
まだ釣りが始まっていないのに
仕掛けを出すだけで手前まつりという天才
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今日は波もなくて穏やかでいいねー
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しばらく沖で静かーに進んでいたのだけど、
「はい、これから走ります」って
アナウンスがあったかと思ったらものすごい全速力で
ゴンゴンと走り出す船
これまで乗った船の中でも最高速で競艇状態
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釣り船乗る人は分かると思うけど
この後ろにできる波の長さですよ
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周りにいた船たちをあっという間に置いてきぼりにして
ポイントに一番乗り

すぐ5m目の前には追いついた他の船がいるぐらい
船団ができて密集地帯で釣ります

向かいの船で2人ぐらい上がったけど
我々にはこない

しーーーーん

あ、きた
私に1匹

しーーーーん
「やっときたー」
DSC03915_R.JPG
オットに1匹

良いサイズで良かった

その後も私が1匹
2020-06-08 07.43.54_R.jpg

あれ、なんか地味

周りを見ても全然釣れてる感じしない

うーん
どうなっているんだ

何度かポイントを変えて結局私は5匹
オットは3匹 小さくて元気なのはリリース

あとちょっと深場に移動した時にアジを狙ってたら
40cm弱ぐらいの良いアジが釣れたので
私はここから完全にアジ狙いにシフト

あれっ、ねぇスッポンがいる!
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とか言っちゃってから「あれ、スッポンなわけないか」
ってオットをチラ見したら「何言ってんだろ」という顔を
している

わかってる、今自分でもおかしいこと言ったって分かってる
カモメの赤ちゃんなのかしら? 小さい
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これが時々顔を潜らせて顔が平べったくなっていたのを見て
スッポンみたいだとカンチガイ

(Amazonでスッポン黒酢を買って
飲んでいるんだけど、その写真みたいに見えたんだって)
2020-06-09 13.00.08-1_R.jpg


そんなことがありつつ
途中、みんなしてサバの猛攻に合う
仕掛けを下ろす途中でサバが食ってきちゃう

フワッと食いあげてくるような感覚があったらすぐに
回収に入らないと、サバ野郎はぐるぐる走り回って
周りの人にも本当に迷惑をかける

「またサバだと思うー」と言いながら
手繰り寄せて捕獲してリリース、って
周りのお客さんも必死

「やられた」
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サバがかかると仕掛けもこんなになってしまう

丸々と筒状態に太ったサバ、1本は持ち帰ろう
実家に持って行けば父が美味しいものに
変身させてくれるだろう

そしてオットはイサキを続けている
がしかし釣れない

イサキ…難しいね…

最後の20分、てアナウンスがあってからも
私はアジを3匹ぐらい追加して
本日のクーラー
2020-06-08 15.55.14_R.jpg

「あ~~疲れた~~~~」
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本当ねー

だけど天気も良かったし、なんだかここにいると
最近の新型コロナの騒動が別の世界のことのように思う

いい気分転換になったな

帰りもブイを戻して
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お世話になりました
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松輪の漁港がやっている食堂で
サバ味噌定食←サバ野郎ではあるがブランドでもある
2020-06-08 13.40.26_R.jpg

帰りの車の中は爆睡したので
帰ってからオットの仮眠2時間足らずの間に
作るものを作って夕方実家に向かいましょう

イサキとアジの握り寿司
2020-06-08 18.45.40_R.jpg
あとは皮付でサクにして大アジとサバは
時間がないので1本丸々持って行くのと
リリースできなかった小物のイサキは塩焼きに
するべく、ワタだけ出して持参

ギリギリセーフ

父が「これは立派なアジだ、よしジイちゃんの出番だ」

アジの刺身
2020-06-09 12.43.17_R.jpg
皮付のイサキは
「炙ってやろう」ってトーチバーナーで炙ってくれた
あと湯引き
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塩焼き
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上手いなやっぱり
私、まだ修行が必要


他の皆さんはどれぐらい釣れたんだろう、って
船宿の釣果情報を見たら50匹ぐらい釣れていて
まじかー!! どこの人がこんなに釣ったんだろうね
こっち舷はいなかったよね。って言いながら
「またアジかなんかで癒されよう…」ってなった

はー
釣りたての魚をビシッと〆て
良い状態で調理して食べる、って
やっぱり贅沢だ

健康ってありがたい



船宿は乗船人数も減らしてキャビンも閉めて
これまでとは船の使い方がそもそも違うようにして
営業をしていくところが多いです

人数を減らすとなると単純に減収だけど
やっぱりこれまで通りというわけにはいかないでしょうね

あ~~~病院のボーナスもどうなるのかな~~~~~
色々ボーナス払いにしていないのは良かったけど
いやはや… 




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人生最大の船酔いでボウズをくらう [釣り]

先日、千葉の大原沖にヒラメを釣りに行ってきました

もはやタイトルだけでサマライズされている通り
ボウズでした(オットはちゃんとこの日の船中最大を挙げた)


いやもう2月の半ばから風邪をひいて
しばらく寝込んでいたのだけど
元気になったし異動した先の部署でも親切にしてもらって
まぁ異動の疲れもあるけど気分転換にいいでしょう、
ということで大原沖に釣りに出かけたところ

…船に乗れるほど元気じゃなかったってことだ orz

という結果でした


もうね、びっくりするぐらい、こんな酔って吐いてる人
見たことない、っていうイキオイで胃液まで吐いて
吐いても吐いても全然楽にならなくてただただ嘔吐してました

まじでいままで東京湾内でチャラチャラやってた船釣りと
大原という太平洋の違いを感じて
なんか病み上がりで行けるわけなかったな、って
本当に反省した次第

急に行くことを決めたもんだから
前日そもそも寝不足

お弁当を作って機嫌よく出かけたまでは良かったのだけど
大原港はゴウゴウと吹きすさぶ風というか嵐で
大丈夫なのかこれは、という不安から開始

キャビンに入ったのがまたいけなかった
多少濡れてもキャビンに入らないで船尾側に
いればよかったのに、波と飛沫がすごいから、って
キャビンに入ったのが本当に間違い

ビックリboxって子供の頃遊園地にあったけど
あんな感じで、そして心窩部に響く着水の衝撃
ドンドンと重力を胃に感じ、そして周囲がわからないまま
めちゃくちゃ揺れる船内で、すでにグッタリ


釣れれば大丈夫だろ、とおもいきや
アタリと底の感覚としては明確に違いをわかっているのに
いつ合わせればいいんだろう、とかいって
合わせようとしないあたりですでに酔っていた

そしてどんどん集中力が落ち
一度吐いたらいいかな、って吐いたらそこから止まらない

そしてちょっと落ち着いたところで
「はい移動します、後ろに行っててください」

…今日の釣り座はミヨシ(船首)なのだった

揺れる船をワッセワッセと船尾まで移動、
移動後にまた「はい始めてください」って移動

フーフー言いながら仕掛けを下ろしていたけど
一度仕掛けを上げた時に道糸に仕掛けの針が掛かってしまって
ブツンと集中力が切れた(とっくに切れていたと思う)


オットは「なんだ重い」とか言ってどうやらヒラメで
私は這ってタモをとりに行ったら
気づいた船長がタモ入れしてくれた

(ヒットシーンも大して見てなければ
カメラも起動できないぐらい、ガチに酔ってる)

それでオットはもう1枚追加

この時も私は隣でゲロゲロと胃液を吐いていて
オットは「大丈夫ぅ~~」とか言いながら巻いて
心配してる割りに釣れたことに苦笑いだったらしいのだけど
私は私で「オットがヒラメを釣っているのに
全然写真を撮ることができていない、
写真て健康じゃないと撮れないのか」とか思ってた

船長はヒラメ初挑戦の我々にイワシの付け方や
棚取りまで親切に教えてくれたのだけど
オットが船酔いした私の面倒を見ている時に
オットの仕掛けを下ろして魚を掛けてくれて
「合わせてごらん」「ゆっくり巻いてきてー」と
釣らせてくれた

だけどタモ入れしてホッとしてまた吐いてた←私

そんなわけでもうなんだったら「吐いていた」だけで
終わりの記録ではあるのだけど
オットが最初に釣ったのがコチラ
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計測したら3.2kg
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船長にも「後で写真撮らせて」と言われて
船宿公式計測中
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やっぱり3.2㎏

帰ってメジャーを当てたら65㎝あった
2020-03-07 23.19.24-1_R.jpg
2枚目は52㎝
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3枚目の船長が釣らせてくれたのは45cm
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そんなこんなでオットは私の面倒をみていなければ
きっともっと釣っていたと思う

大変迷惑をかけて正直すまんかったとしか言えないのだけど
港に帰るとまたすごい嵐(地上の方が風がすごかった)
歯がガチガチ鳴るぐらい寒い 冷たい強風恐ろしい

すっかり冷え切ったというのに
吐きすぎてお腹がすいたと言って
ちょうどあった手打ちそばのお店に入りました
2020-03-07 12.09.40_R.jpg
手打ちって言われちゃったらさー
やっぱりせいろ頼んじゃう
2020-03-07 12.17.17_R.jpg
アタリのお店だった!美味しかった
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それで大原まで行きも帰りもオットの運転で
私は捌く係でなら活躍できる

亀の子だわしでゴシゴシ擦ってぬめりを落として
5枚おろしにしてサクに取って主に昆布〆にしましょう

昆布ったってこの辺お正月でもないのに
そんな平たい昆布売ってたかねとスーパーに行ったら
やっぱり我が家と同じくちゃくちゃの出汁用昆布しかない

むむむーーー
ヒラメが大きいというか肉が厚いから
昆布〆して熟成させたほうが良いだろう…

スーパーを3軒ハシゴした挙句
港北ニュータウンのスーパーに出かけたら
立派な羅臼昆布がありました

これで1000円弱
2020-03-07 23.12.30_R.jpg
スバラシー

日本酒と塩で煮切ったらキッチンペーパーに含ませて
表面を拭きとります

薄ーく塩をしておいたサクを昆布で包んで冷蔵庫に
アラは鍋かなにかにするべく綺麗に分けてバットに


そしてフィッシュイーターであるヒラメの胃を
解剖してみましょう

なんと ピカピカのイワシです
2020-03-07 23.30.42-1_R.jpg
私達がエサにしていたのは真イワシだったけど
3.2㎏のヒラメの胃から出てきたのはカタクチイワシ

52㎝のヒラメもカタクチイワシが入っていました
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食べたばかりの真イワシはどこにいったのだろう


そしてアラとサクは翌日実家に持って行きました

3.2㎏のヒラメの肝は大きかったので
持っていた卵と一緒に煮つけにしたけど
(一応翌日だから生は避けた)カワハギみたいに
肝醤油で食べると美味しいらしい

それで父に刺身を引いてもらっている間に
私は握り寿司を作る 
2020-03-08 23.09.29-1_R.jpg
まー刺身、昆布〆は本当に美味しい
昆布が上等だったというのもあって
昆布の風味がしっかり乗った淡白で
そしてモッチリとした身は「これは美味しい」と
みんなで唸ったおいしさだったのでした

そして昆布〆の切り身と銀杏で茶碗蒸し
2020-03-08 19.28.14-1_R.jpg
鶏に代わりましてヒラメ

昆布〆に使っていた羅臼昆布と
ガリガリ削った鰹で出汁を取ったので
それだけで美味しいのにそこに上品なヒラメ

あ~美味しい

父が〆サバを作ってくれて
2020-03-08 18.04.12-1_R.jpg
さらに棒寿司も作ってくれた
2020-03-08 18.16.57-1_R.jpg

サバとヒラメじゃ格が違うけどー、とか言ってたけど
すごく美味しいサバで、これまた酢の加減とかご飯が
本当に美味しくてこれも唸って食べたのでした

ヒラメはじっくり熟成を楽しみながら毎日食べております
食べ物が美味しいっていうのはありがたいなー

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ちなみにこれは先月私が食べていたポタージュスープ

何を食べても吐くのだけどポタージュだと吐かないので
オットが毎日ブレンダーをガーガーかけて
にんじんだのカボチャだのジャガイモだのほうれん草だので
作ってくれたのでした

これカボチャ
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ほうれん草
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一番の美味しいと思ったのは人参
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まいたけは…まいたけ自体は好きなんだけど
スープは鼻についてすきじゃなかったなー
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(見た目も麗しくはないな)


しかしお陰さまですっかり元気になりました
季節の変わり目でもあるし、だんだん年もとってきたから
気を付けなければ

皆様もどうぞご自愛ください



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カワハギ釣りに出かける そしてトラフグに噛まれる [釣り]

なんだかもう忙しくて
やることがたくさんあって予定が詰まる詰まる

身体もいろいろ詰まってる感じがして
もう限界だー、って整体に行ってるぐらい

1月は他の病棟にお手伝いに行ってて
毎日事件!! という色々がありつつ
それなり楽しかったのだけど
その間の本来の自分の仕事は全く進んでいなくて
協力とは!!! と叫びたい気持ちで2月を過ごしております

それで、釣りもこの間実は2回ぐらい行ってる割りに
記事をエントリする気力と時間がなくて
放っていた次第

しかし!!
先日の釣りのことについては書かねば

なんと、カワハギ釣りでとらふぐを釣ったのです←オットが


そもそも月に1回は釣りに行く予算を取っている我々
釣りに行くと「来月はどうするー」という話題になります

このところカワハギ釣りがちょっと分かってきたような
そうでもないような…という感じです

12月も1月もカワハギ釣りでしたが私は4匹とか2匹とかで玉砕
オットも4匹だったし、そして寒かったし
もはや竿頭←その日の船で一番釣果を挙げた人も
10匹いかない厳しさ

ボウズが居る中で1匹でも2匹でも釣れるのは
まぁ良いことではあるけど…

もうちょっと釣りとして成立させたいなぁ

そんなわけで「2月は大原でヒラメか飯岡で真鯛か
久比里でカワハギか」という選択肢が提示されたとき
「カワハギ」と申請をしたのだけど
オットは乗り気ではなかった

「えー、カワハギ釣れてないよ、寒すぎるんだよ」
「山下丸は人気だからお客が多くて
その分1人あたりの配当が少ないんじゃないかなー」

などなど、「だったら選択さすな」と言いたくなるコメント

結局2日前までブツブツゴネゴネ言って決まらない
私は週間予報からしてこの日に急に気温が上がるから
前日までお腹を空かしたカワハギが食うんじゃないか、
と予想したのだけど…(寒いと本当に釣れない)

オットはずーっとブツブツ言っている
「自分の決断力のなさで決められないことを
人のせいにするんじゃないよッ」と言ったら
結局カワハギになった

(とは言え、釣りに行くときと帰ってからの
道具の手入れや往復の運転はオットが全部やるから
決めるのはオット主導でいいのだけど
今回はなんか本当に決められなかったらしい)

そんなこんなの前振りがあって
今回も久比里から山下丸に乗船

6時前に行くと駐車場ガラガラ
その後も大して来ず、船は空いていた

「やっぱり釣れないからだよー」またブツブツ言ってる…

いや今日は良い日だと思うよ
天気も良い、客は少ない、行く先は竹岡!!

釣り座にセット
2020-02-08 07.27.09_R.jpg
いってきまーす
2020-02-08 07.28.15_R.jpg
いやー天気良い
最近本当に雨とか強風とかで
手がかじかむ釣りだったからスバラシイ!!
2020-02-08 07.50.19_R.jpg
ウエアはタコ釣りの時にかなり浸水したので
新しく購入したのだけど
やっぱりこの下にダウンは着ることにして
アイスホッケーの選手みたいだと言われつつ
寒さ対策も万端

開始しばらくしてオットが1匹目
2020-02-08 08.00.38_R.jpg
いいなー

私なんかアタリがくるのにかけられない
エサの高さ調整がうまくできていないんだ…

「ボクまたきた」
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まー! いいわねー

そんなことしてたら私も 
くるのだけど20cm以下ばっかりで小さ目

そうしたらオットがキャストしたと思ったら
着底と同時になんか重そうに引いてくる

「なんだおまえかー! ヒレに掛かってたー」と
抜き上げるオット

え?
2020-02-08 10.12.43_R.jpg

ちょっと待って
それトラフグじゃない?!
「えー、ショウサイフグじゃないー?」

ちょっとリリース待って、よく見せて

「ほい」
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トラフグだっ、船長に確認!
持ち帰りも確認!!

もそもそと操舵室に持って行ったオット
ニッコニッコしながら「トラフグだって!
お店でやってくれるところに持って行っていいかって
聞いたら、いいよって」

よーしよしよし

…血抜きしていいのかな
ランチ営業の仕込み中であろうお店に電話して
かれこれシカジカと確認
「抜いちゃっていいよー」

よしよし、血抜きしましょう
2020-02-08 10.21.51_R.jpg
サイズは30cmないぐらい、29cmかなー
2020-02-08 10.38.25_R.jpg
カワハギ同様にエラを切ったのに
しばらくしてもまだ口から薄まった血が出てくる

口ってどうなってんのかなー

って痛—-———————————-い!!

ガブーッと噛まれた
そして全然緩まらない

「いたーーーい」と言うとオットが
なにやってんのー!! だめだよフグは指入れたら!
と言いながらカワハギを釣ってる

だめだ、プライヤーで口をこじ開けて自力で指脱出

人差し指の腹にV字の噛み跡が付いて、Vの真ん中から
ジワジワ流血してきた

こ、こわい
魚に噛まれてこんなんなるなんて初めての体験だ

今までネコがアゴをブルブルさせながら
噛んできたときも「本当は噛んじゃいけないって
分かってるんだけど…」という感情を感じたし
「痛ーい」って言うとちょっと緩まったりしてたのに
やっぱり哺乳類と魚類の違いなのか
一切のコミュニケーションは通じなかった
もう敵意とか悪意しか感じないほどの力強さだった!

フグは毒だけでなく歯も危険だと身に染みた

オットに「あなたあんだけ釣りビジョンでも言ってたのに
普段なにを観てるの、フグの口はあれだけ注意だって
言ってたでしょ」

言ってたなぁー確かに
これが私が苦労してきた「身をもって失敗しないと
どういうことか理解できない」ってやつだ

「あなたアホねー」
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カモメに言われた気がした

幸い傷は深くなかった
これエラ切る前の釣りたてのフグだったら
シャレにならないところだった
危ない危ない

船長とフグについて話してたら
「あ、あれがダイヤモンドプリンセス号だよ」
って前には大きな客船がいた
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船内で出たものの排出をしているらしい

オットは好調なんだけど
トラギスもたくさん釣ってる
2020-02-08 12.17.59_R.jpg
でもカワハギも釣ってる
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サイズも良いでないの
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最終的にオットは8匹
私は6匹で、この日の竿頭は8匹、
つまりオットが竿頭になったのでした

船長に「お二人とも上手です、0もいたので…」
と言われて、オットは竿頭ステッカーをもらっていた

2番手は6匹で何人かいたということだったけど
てことは夫婦でワンツーフィニッシュ(2位タイ)だったんだな

山下丸の船長に「上手」って言われてうれしい
あれだけブツブツ言っていたオットもまぁ納得してた


帰りもギリギリ
2020-02-08 14.58.53_R.jpg
ただいまー
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本日のクーラー
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噛まれた指は跡がだいぶ消えてしまったけど
この時はまだ腫れていた
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(噛まれた直後の写真を撮るのは気が引けて
撮らなかったけど後から考えることにして撮ればよかった)

本日の釣果2人分
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3枚おろしにしたらフグを持って出かけます

フグを下してもらうついでに夕飯も済ませてしまおう
美味しいしゃぶしゃぶを食べている間に
身欠きにしてもらったフグ
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小さいけど身の弾力はしっかりある
1日寝かせて翌日いただきました


カワハギの握り寿司(食べ始めてる)
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実家に持っていって頭も煮付けにして
アラは鍋にして、あとはカワハギとフグの薄造り
小さくてもフグで、美味しかった

実家では茶碗蒸しやサーモンのサラダなどなどあって
だいぶご馳走だったのでした

今回は釣りの前日22時前には寝落ちしたぐらい
しっかり寝たので回復も早かった
いつもなんだかんだ忙しくて
早寝できないまま早起きするから
その後が疲れる


これが竿頭ステッカー
2020-02-09 11.56.58_R.jpg
いいなー


あ~~今回は休めたな~~~~

火曜日がまた休みで良かった


あーもう週休3日ぐらいで働きたい
いろいろ詰まりすぎだわ


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悪天候の中 タコ釣りに出かける  [釣り]

このところオットの家に行くことも多くて
なんだかんだと忙しかったので
釣りものは私の好きなタコとなりました
(タコについては釣り的に好きというより
美味しいタコを仕入れにいくような感じではある)

前日誕生日だったけど
「明日早いので」と夕食は煮込みうどんという
釣りの体調優先でいきます

金沢漁港から横内丸に乗船です

釣り座はトランプで公平に
早い数字順に座席を抑えられます

オットが責任をもってくじ引き
2019-11-23 06.01.31_R.jpg
1を引いた人がいなかったので
実質2番目という運の良さ
左舷のミヨシに席を取ります

6時になって明るくなってきたけど
雨はやっぱり雨でなんだったら雪になりそうな空
2019-11-23 06.15.48_R.jpg

さば缶とか持ってきてる人が居て
エギに付けると良いらしい

むー

!!

お弁当の唐揚げを背負わせよう
名付けて月の砂漠作戦!! って
かじった食べかけ唐揚げを乗せて
これでいこう
2019-11-23 07.06.00_R.jpg
(「the camel project とか言わないところがまた渋い」
とツッコミが入った)

それで出船したのだけど
もう最初っからこの波と飛沫ですよ
2019-11-23 07.25.50_R.jpg
バッシャンバッシャンくる
シーパラダイスのコースターの前あたりで
すでにこんな波とうねり

一瞬穏やかになったと思ったら
2019-11-23 07.22.34_R.jpg
全然、本当に一瞬だった
2019-11-23 07.25.53_R.jpg
ジェットコースターなんかより怖い
フワッとなっては急降下

ザバーン!! ていうスプラッシュ
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そして横殴りの雨

皆さんもう後ろ向きでうつむいていて
拉致監禁されて漁をさせられるんですかという絵面
2019-11-23 07.29.03_R.jpg

いやーひどい目に合った

30分ぐらいで最初のポイントに到着
2019-11-23 07.54.33_R.jpg

「今日はね、型がなんとかじゃなくて
風を除けて波がないところっていう条件でいきますから」
という船長の宣言があって、釣り開始

周りでポツリポツリと上がります

冬になって良型があがっているという話だけど
確かにそんなに大きくはない

そして根掛かりがひどい

落とすごとに、とまではいかないけど
めちゃくちゃ根掛かりする

前回全くノーロストだったから
今回もそんなもんかと思って
大してエギ持ってきてないのに
めっちゃくちゃハイスピードでロスト

もはや唐揚げを背負わせるとか
最初の2回でアッサリやめた

一応釣れることもある、ってぐらい
たまに釣れる
2019-11-23 09.56.16_R.jpg

……苦しい

オットは普段からネガティブ思考で
思考だけならまだしも口に出してくるので
今回も「もうだめだよ」「釣れない」「苦しい」
「無理だ」「できない」「もうやめようかな」

イライラする本当に

これだけの悪天候で
ザバザバと大粒の雨が降りしきる中
甲高い声でため息をつきながら
ネガティブなことばかり声に出すって迷惑すぎる

「黙れこのネガティブ野郎」と言ったら
「なんでそんな罵倒されなくちゃいけないんだ」
と怒っていたけど、逆ギレも甚だしい

「別に盛り上げようとかしなくて良いから
他人の心を折る様な呟きすんな!! 」ってさらに罵倒

黙ってもらう

だけど、私のリーダーを
オットが結んでくれている間
オットの竿を借りたら
エギを2個付けられるスイベルを使っている

2個付けたいのかな本当は?
って思って、やる気が無いわけではないのか!
って2個付けて海底を小突いていたら


根掛かりしたーッ


「もう!!なんでエギが少ないのに2個付けるの?
バカなの?!」と怒られた始末
「もうダブルのスイベルしかないんだよ!」

あー、なんだ
2個付けたいのかもとか思っちゃったけど
全然違った… ガッカリ

2個一気にロストしたので
ごめんなさいと素直に謝って続けてたけど
ついに手持ちのタコエギが1つだけになってしまった

「しかたがない、錘もないし船長から買おう」
とオットが操舵室に行って買って来てくれた

(最初の方で罵倒してるけど
アウトドアだといつまでも続かない
協力しないとサバイブできないから)

これが船長セット(エギはイカのエギである)
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エギが3個で1000円と錘は1個200円

グハッ 足元見てるぜ価格だけど仕方がない

初回のタコ釣りで竿頭になったおじさんが
何度も船長からエギを買って
狂気の釣りをしていたのだけど
それに近しい感じに、結局3回も船長から購入

初回にあれを見ていなかったら
「もうやめよう」となっていたであろう


オットはもはや私の世話係になっていて
エギを買ったり小突く幅について指南したりして
3杯釣ったところで自分の道具は半分片づけていた

「最後に親切に『最後のポイントですよ』って
アナウンスがあったらもう一度やろう
アナウンスがなかったらそのままおしまいにしよう」

何度か移動するのだけど
場所によっては波がザバザバで
北風もビュービュー拭いていて
竿が持って行かれるぐらいの風速
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やっぱ船長の場所選びがうまいんだろうなぁ

基本的にこういう静かなところでの釣り
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それにしても私、お腹から下あたりも
腕も濡れているような気がする 
重たいし腕は袖から風くると冷たいから
本当に濡れてる感じがする なぜだろう

SHIMANOの防水の暖かウエアだからおかしいな
と思いつつもし濡れていても風が入らなければ
体温を奪われることはないから
身体の動かしにくさは気づかないフリして続ける

なんどか移動しつつ

橋がめくれている
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台風15号と19号のときに損壊したのだろうか

こっちはフェンスも倒れている
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雨は結局降りやむことは無く
大粒の雨がビシビシ叩きつけたり
小粒の氷のような雨だった雨だったりしながら
ずっとずっと降っていてつらいけど
風は船長が除けてくれているので寒くはない

イカエギで2杯追加して計4杯
「はいっ、じゃあ帰ります!」っていうアナウンス

オットは「…帰ります」って
最後のポイントですよ、ってアナウンスがなかったので
半笑いで片付けていた


やっと!! 帰ってきた!!
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漁港内に入った時
本当に雪が降って積もっているように見えた
雲といい気温といい
そしてなにより北風がすごかった

船宿のまかないはおでんで
これまた美味しかった
横内丸のおかみさんのまかないは美味しい
あれだけで船宿選ぶポイントになる価値あるな…

向かいのおじさんが「うまーい」って食べてたので
今日どうでしたかと聞いたら「全然! ひとつだけだった!
こんなこと初めて」

厳しかったなーやっぱり

港に帰ってきてとりあえずウエアを脱いだら
下に来ていたモンベルのダウンがビッショリ
その下に来ていたシャツもビッショリ

お腹から下の皮膚がふやけていた

ビックリなんですけどーって言いながら
車に積んであったオットの服(汗かきだから
年中着替えのストックを乗せている)
に着替えたものの、落水したかのような濡れっぷりに
オットもビックリ

そして帰ったら帰ったで洗濯するのに
「えー?! あなたこれでずっと釣りしてたの?!
よくやってたね、水含んでて重さがすごいんですけど」
とまたビックリ

私も、そこまでだと思いませんでしたわ
相変わらずよくわからない謎の根性を発揮して
もっと他のことで発揮しろよと自分でも思う

もう3年位着ている防水あったかウエア、
シールが甘くなったのかも
新しく買わねば

っていうか、ここまでの悪天候に
今まであんまり当たったことないからなぁ
でも釣りに行くときというのはもう
「その日」しかなくて天気を理由に行かない
という選択は我々にはありません

出船中止出ない限り、乗るのです
また冬カワハギなんかに行くだろうから
悪天候に備えて探さなければ…


そして今回もまたフンされていた!!
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カモメからの誕生日プレゼントは要らんつーのー



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今年もアオリイカを釣る [釣り]

今年も「アオリイカを釣りに行こう」と
オットが計画をしました

イカか~~

今ひとつわからないティップランエギング
釣れないんだよなぁ~~~~

でも先月はアジもタコも私の好きなものを
釣りに行っていますし

ティップランは多分今後も
向き合っていかないといけない種目かと思われます
(オットが執着しているから)

金曜日、地産マルシェで「山で育った舞茸」
というのを買っておきます
イカ、釣れたら天ぷらやるもの


2時に起きてオムスビを作ります

2時45分出発、5時に宇佐美漁港に集合です
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船長が氷を運んで来た
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オットがセッティング
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駐車場で準備をしている時に
車の後部座席からモノを取ってドアを閉めたら
それが荷室から出ていた竿の穂先を挟んだらしくて
オットに激怒されてグゥの音も出ない

「ドア閉める時見るでしょ!」見えないよー
まさか穂先がこっちに出てきてるとか思わないもんねー

オットはイカのことになると感情の起伏が激しくなるので
素直に「ごめんなさい」って言って
若干しょんぼりしながら乗船したのでした

余計なことはしない

これです
なにしろ前回のアオリイカ釣行の時なんかこんなだったのです

オットが「最近は日によってばらつきがありますか?」と
釣果について聞くと、「腕だね」と船長

腕かぁ~~~~~~~~~
(不安)

5時半すぎに出船です
朝焼けが綺麗
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明るくなってきました
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6時から釣り開始

今日は我々の他2名のお客さん
前回もいらした初老の男性がどんどん釣る

もう一人の人もトモで釣り上げている

……………。

我々には全く、アタリというものがありません

オットは3回ぐらい投入して釣れないと
すぐ「はぁー、釣れない」「へぁ~釣れない」
「もうダメだ」「失敗したか」とか言うのだけど
今回もヘタレたことを言い出しています

アオリイカなんて丸っと坊主なことも覚悟の釣りなのに
好きなんだか嫌いなんだか良く分からない人です

手堅くバーチカルコンタクトで確保してから
ティップランと思っていたけど
潮は流れているし、どうしよう

ベイトリールもスピニングリールも両方やってみて
様子を伺います

スピニングからベイトに戻したら

!! きました

ちょっと小さい秋ならではの大きさだけど
釣れたー

オットが「良かったじゃん」ホッとしたような顔をしている

…本当かなぁ、これで船中0なのはオットだけだ
最後まで0だったら帰り道大変かも…

ややドキドキしていたのだけど、オットにも来ました
良かった、本当に良かった

船長に写真を撮られるオット
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誇らしい表情に吹き出してしまったけど
1ハイ釣り上げるまでのプレッシャーは相当だもの

ボウズは逃れて「とりあえず今日食べる分は確保できた」という
安心感で、ノンビリと釣りができます

その後またベイトで1ハイ追加

ベイトでのシャクリが「あー、今のは綺麗に
できたな」と思っていたらピコン、と穂先が戻りました

ハッ これか!! ガッと合わせたのにすぐ抜けます
もう一度! とシャクると今度こそ乗りました

やったー
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さっきのより大きいー

後ろで常連さんもちょうど釣れているところが写っていた
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地合いかな

オットはその後スピニングでまた追加
やたら大きなイカを引っ張ってきます
船長も「あー、これは大きい」

「測ってみよう」
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計量したら1.2㎏ありました

秋はイカが小さい時期で、大きなものは春だもんで
この時期に1.2㎏はすごいなー

私もオットも「きた!」というアタリがあるのに
フッキングが出来ていなくて「抜けた!」とか
「乗らない!」ってなるのだけど
でもなんらか反応があって楽しい

タコでちょっと分かったのかなぁ
なんかちょっと分かったな


その後も「来たッ」「ダメだっ、来たッ」
「もう1回!」「今度こそ来たっ」3回目でついにキター!

って、…上がってきたら形がちょっと…?

ヒレあります
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めっちゃ嫌がってバタバタしている

こちらのお方でした
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「ふくれてる…」フグはリリース

だけど色もアオリイカと似てるし
上げてきた時まではアオリイカかと思っちゃった
「ボクもー」


その後も順調に追加するオット
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しかもこれはエギを抱いていただけで
フッキングしていないという

船長がうまいことタモ入れしてくれた
「引っかかって無かった!」って笑ってる

カンナにはイカが吐いたと思しき粘液が付いている
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結局オットは3ハイ、私は2ハイ
ヨシヨシ


アワセが弱いのとか、アワセを入れるタイミングの遅さとかは
課題として残ったものの、なんかちょっと分かってきて
イカ釣りも楽しくなってきた

富士山が綺麗だと言いながら帰港
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オットは疲れ果ててこんなんなっていた
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漁港のすぐそばにはしらすを販売しているお店があって
今日も天日干しをしていて良い香り! 買って帰ろう
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だけど「たった今釜揚げしたところで1時間ぐらいかかります」
とのこと
冷凍を1パック購入しました

帰り道は私は気づいたら意識消失みたいなことが
ところどころ

厚木でいつものお蕎麦屋さんに寄ります
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今日はせいろを田舎蕎麦と更科半分ずつで頼んでみた
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帰ってからイカを冷凍します

透き通っていて綺麗
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紋様が動いていてかなり良い状態

真空パックにしてから少々仮眠
夕飯はお刺身と天ぷらにしました
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山の舞茸、買っておいて良かった
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出し惜しみしていた車エビも本望だろう


全国的な災害とか
パワハラ教諭とか職場のヒエラルキーとか
日々のニュースからとても胸が痛むし、
このところ実生活でもいろいろ気持ち的にも忙しくて
ブログも書いていられない状態だったのだけど
家でよく休ませてもらったり
お仲間の助けのおかげもあって
ちょっと取り戻した感じ

先月アジ釣りに行った時なんか
グズグズと泣き泣き釣りをしていたぐらい
(一応、当日のドタキャンは失礼なのでしない)
何してるんだろう状態だったので
オットにも心配をかけていた


来週はまた岐阜に出かける予定です
今年は朴葉、収穫時期かなー
楽しみ



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