下田釣行 [釣り]
本牧に見切りをつけて下田にやってきたわけですが
明け方のコンビニ駐車場で車止めにつまずき
ビターン
車輪止めで弁慶の泣き所まで打ちつけながら
両手と右膝をアスファルトに着地させました。
大人になってから初めてこんなに激しく転んだ・・・
ショックでした。車輪止めが視界に入っていませんでした。
この転倒はのちの釣りに良くない痛みをいつまでの残したのです。
犬走り堤防はガラガラです。
さっそくサーフリーダーの準備をして第一投で
いきなりキスのダブル。
小さいキスだったので写真を撮っていたら
弱ってしまいそうで、あわててリリース。
その後、ガツン!!と激しいあたりがきました。
重い、けどもう動いてない。根がかり??
再びガツン!! まだいる、なにかいる!
明け方の怪我で痛む手で巻き上げてみるとタイです。
黒鯛??
ちょっとマヌケた顔をしています。
調べてみると、ヘダイという鯛科の中では安く、おいしいのでお得、みたいな
ことが書いてありました。黒鯛はもっと厳つい顔をしてますもんね。
相方さんはポカンとした顔をして魚を見ています。
申し訳ない。がんばって運転してきて、かたや寝っぱなしの私に
キスのダブルや鯛がかかるのだから、納得いかないでしょう(^^;
なんとなく私の釣り座に近寄ってくる相方、「釣り座を替われと
言ってる?」と聞くと、「そんなことないよ。」 (近い)
「ここなら邪魔にならないでしょ」 (なってるよ)
これってベラではないですか?私の針にかかっていたのですが
案の定オマツリしてから相方さんは力糸を切るはめになったらしく
険悪ムードに。 ベラだと思ってとっていたこの魚、
「なにコレ。ベラじゃないと思うよ。」ケッ という言い草でカチンときて
ガシッとつかんで猫にあげに行きました。 イライラ。
よーしよしよし。
地元のオトーサンに「あんたいいことあるよ!」と予言されました。だといいけど。
かたや相方は「ブチッ」「バチッ」と妙な音を立て
「もういやだ」と甲高い声を出してヒステリー気味です。
なんだか糸が切れている模様。
こういうときは近寄らないのが吉です。サビキでもやろう。
反対側で小さい小さい鰯の群れにこませを撒いていると
鰯ボールができては解散し、またボールができ、水族館のようです。
面白い。そんなにかかると思っていなかったので、水がないんだった。
こんなにかかるなら水が要るわ。水をバケツで汲んでいると、
地元のオトーサンが勝手に釣りはじめていました!
いやそれ私の・・・
「ほれ、こうやってやるんだよ。」
いや、誰もかからないとか言ってないけど・・・
「オトーサン上手だねー」とか言ってると
「あとお姉さん自分でがんばんな」 ハイアリガトー。
しばらくするとオトーサン2号が「ぼらいわしなんか釣って
食えないのになにすんの。」ちょっと怒ったような口調で質問されました。
え。食えないの?前に伊東港で釣ったとき普通に鰯の一種と判断して
揚げて食べちゃったよ。
面倒なので「猫にやるんです」と言いつつ釣り
実際猫にあげていると、猫のそばでタムロしていた地元のおじいさんたちが
「これはボライワシっつってー、鱗がつよいから鱗ひいてから
から揚げにすると旨いからー猫にやるこたぁねーよー」
なんだ。やっぱ食べられるんかい。
なんだか今日は好きにさせてもらえないな~。
おじいさんにお礼を言って、またサビキ続け、着々と鰯を追加します。
これはなんですか?キスの群れ?ボラの子の群れ?ずっと同じような場所に
留まっていました。コマセには無関心でしたね。
しばらくすると、海面でザーッという激しい音がします。
相方さんが「見てごらんよ、鳥山ができてるよ!」興奮気味に言っています。
すぐ目の前(といっても私の腕では届きそうにないかんじのところ)に
ナブラがたち、ウミネコたちがワッサワッサと集まっています。
すごい。ナブラというのがどういうものか?は聞いたことがありましたが
初めて本物を見ました。聞きました。すごい。感動しました。
相方さんは「僕もやったかも~」ヘダイを2匹・大きなメゴチなどを追加しています。
ほっ、よかった。
途中、「釣れてますか?」と聞きながら来た腕のありそうなおじさんに
「今日は渋い」と答えると「カワハギ釣れたからアゲル」と小さいカワハギをくれました。
可哀想に思われたのかもしれません。
しばらくして鰯もきりがなく釣れるし相方さんは「もうロストしすぎて錘がない」
と言います。
私はいつも23号の海草天秤を使っているのですが、一応25号も2つ仕入れていたので
相方さんに貸します。
バビューンと投げると、ブルブルと来た後、さらにブルブルと重くなり
いよいよ手が痛い。落ち込み気味の相方さんに「これ巻いてください」
「なんで」「重たいから」「なんで僕が」と言われながら上げてもらうと
・・・ベラ一荷。「あと一匹いたらベロだったのに。」とつぶやく相方。
はやく人間になりたい。
「ナイロンだと心置きなく投げられるよ!」と喜んで投げ始めた相方にフグがかかります。
怒ってる。ポンポコリンです。しかも横っ腹に針がかかってる!
途中、下田にいたあまぎが出港。
がんばってください!
私にはまたヘダイやらカワハギがかかります。
なんだんだー!とブツブツ言いながら投げる相方。
そして
ブン、バチッ 落ち込む相方。・・・なんでそんなに切れるのか?
道具だけは良いものを揃えているのに不憫な人。
サビキでもしてくるわという相方さんがボライワシをあげている間
一人で投げましたが手が本当に痛くて痛くて、もうしんどい。
わずかに残っていたイソメがようやくなくなったので、投げ終了。
その後、相方さんが外す係りでボライワシを大名釣りし、
いいだけ食べる分が釣れて終わり。
帰りはいつもの白浜食堂でラーメンを食べて帰宅しました。
相方さん、いつも運転ありがとう。
そしてスプールバンドを紛失したと思っていたら
防寒着にくっついていたと発見して回収してくれてありがとう。
私の活躍の縁の下では常に相方さんがプルプルしながら
力を振り絞っているのでした。
thankyou!
おまけ。
隣で釣っていたオトーサンがくれたカワハギもあります。
どっちが何を釣ったかは、書くとカドが立つから書きませーん。オホホホ。
明け方のコンビニ駐車場で車止めにつまずき
ビターン
車輪止めで弁慶の泣き所まで打ちつけながら
両手と右膝をアスファルトに着地させました。
大人になってから初めてこんなに激しく転んだ・・・
ショックでした。車輪止めが視界に入っていませんでした。
この転倒はのちの釣りに良くない痛みをいつまでの残したのです。
犬走り堤防はガラガラです。
さっそくサーフリーダーの準備をして第一投で
いきなりキスのダブル。
小さいキスだったので写真を撮っていたら
弱ってしまいそうで、あわててリリース。
その後、ガツン!!と激しいあたりがきました。
重い、けどもう動いてない。根がかり??
再びガツン!! まだいる、なにかいる!
明け方の怪我で痛む手で巻き上げてみるとタイです。
黒鯛??
ちょっとマヌケた顔をしています。
調べてみると、ヘダイという鯛科の中では安く、おいしいのでお得、みたいな
ことが書いてありました。黒鯛はもっと厳つい顔をしてますもんね。
相方さんはポカンとした顔をして魚を見ています。
申し訳ない。がんばって運転してきて、かたや寝っぱなしの私に
キスのダブルや鯛がかかるのだから、納得いかないでしょう(^^;
なんとなく私の釣り座に近寄ってくる相方、「釣り座を替われと
言ってる?」と聞くと、「そんなことないよ。」 (近い)
「ここなら邪魔にならないでしょ」 (なってるよ)
これってベラではないですか?私の針にかかっていたのですが
案の定オマツリしてから相方さんは力糸を切るはめになったらしく
険悪ムードに。 ベラだと思ってとっていたこの魚、
「なにコレ。ベラじゃないと思うよ。」ケッ という言い草でカチンときて
ガシッとつかんで猫にあげに行きました。 イライラ。
よーしよしよし。
地元のオトーサンに「あんたいいことあるよ!」と予言されました。だといいけど。
かたや相方は「ブチッ」「バチッ」と妙な音を立て
「もういやだ」と甲高い声を出してヒステリー気味です。
なんだか糸が切れている模様。
こういうときは近寄らないのが吉です。サビキでもやろう。
反対側で小さい小さい鰯の群れにこませを撒いていると
鰯ボールができては解散し、またボールができ、水族館のようです。
面白い。そんなにかかると思っていなかったので、水がないんだった。
こんなにかかるなら水が要るわ。水をバケツで汲んでいると、
地元のオトーサンが勝手に釣りはじめていました!
いやそれ私の・・・
「ほれ、こうやってやるんだよ。」
いや、誰もかからないとか言ってないけど・・・
「オトーサン上手だねー」とか言ってると
「あとお姉さん自分でがんばんな」 ハイアリガトー。
しばらくするとオトーサン2号が「ぼらいわしなんか釣って
食えないのになにすんの。」ちょっと怒ったような口調で質問されました。
え。食えないの?前に伊東港で釣ったとき普通に鰯の一種と判断して
揚げて食べちゃったよ。
実際猫にあげていると、猫のそばでタムロしていた地元のおじいさんたちが
「これはボライワシっつってー、鱗がつよいから鱗ひいてから
から揚げにすると旨いからー猫にやるこたぁねーよー」
なんだ。やっぱ食べられるんかい。
なんだか今日は好きにさせてもらえないな~。
おじいさんにお礼を言って、またサビキ続け、着々と鰯を追加します。
これはなんですか?キスの群れ?ボラの子の群れ?ずっと同じような場所に
留まっていました。コマセには無関心でしたね。
しばらくすると、海面でザーッという激しい音がします。
相方さんが「見てごらんよ、鳥山ができてるよ!」興奮気味に言っています。
すぐ目の前(といっても私の腕では届きそうにないかんじのところ)に
ナブラがたち、ウミネコたちがワッサワッサと集まっています。
すごい。ナブラというのがどういうものか?は聞いたことがありましたが
初めて本物を見ました。聞きました。すごい。感動しました。
相方さんは「僕もやったかも~」ヘダイを2匹・大きなメゴチなどを追加しています。
ほっ、よかった。
途中、「釣れてますか?」と聞きながら来た腕のありそうなおじさんに
「今日は渋い」と答えると「カワハギ釣れたからアゲル」と小さいカワハギをくれました。
可哀想に思われたのかもしれません。
しばらくして鰯もきりがなく釣れるし相方さんは「もう
と言います。
私はいつも23号の海草天秤を使っているのですが、一応25号も2つ仕入れていたので
相方さんに貸します。
バビューンと投げると、ブルブルと来た後、さらにブルブルと重くなり
いよいよ手が痛い。落ち込み気味の相方さんに「これ巻いてください」
「なんで」「重たいから」「なんで僕が」と言われながら上げてもらうと
・・・ベラ一荷。「あと一匹いたらベロだったのに。」とつぶやく相方。
はやく人間になりたい。
「ナイロンだと心置きなく投げられるよ!」と喜んで投げ始めた相方にフグがかかります。
怒ってる。ポンポコリンです。しかも横っ腹に針がかかってる!
途中、下田にいたあまぎが出港。
がんばってください!
私にはまたヘダイやらカワハギがかかります。
なんだんだー!とブツブツ言いながら投げる相方。
そして
ブン、バチッ 落ち込む相方。・・・なんでそんなに切れるのか?
道具だけは良いものを揃えているのに不憫な人。
サビキでもしてくるわという相方さんがボライワシをあげている間
一人で投げましたが手が本当に痛くて痛くて、もうしんどい。
わずかに残っていたイソメがようやくなくなったので、投げ終了。
その後、相方さんが外す係りでボライワシを大名釣りし、
いいだけ食べる分が釣れて終わり。
帰りはいつもの白浜食堂でラーメンを食べて帰宅しました。
相方さん、いつも運転ありがとう。
そしてスプールバンドを紛失したと思っていたら
防寒着にくっついていたと発見して回収してくれてありがとう。
私の活躍の縁の下では常に相方さんがプルプルしながら
力を振り絞っているのでした。
thankyou!
おまけ。
隣で釣っていたオトーサンがくれたカワハギもあります。
どっちが何を釣ったかは、書くとカドが立つから書きませーん。オホホホ。
2010-11-02 11:48
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