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オットの釣りウェアを直してみる [縫い物]

オットがいつも釣りの時に着ているこのウェア
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ダイワのPVCの生地のウェアなのだけど
「袖口がすごくきつい」とブツブツ言っていました
ブツブツ言うだけなら良いのだけど
釣りに行くたびに腕に謎のタダレができて
皮膚科に行ったら接触性皮膚炎と言われて
これは絶対釣りのウェアだ...
となった次第

私のウェアはオットのウェアの後続品だけど
私の持ってる方が袖口が広い
オットのウェア、規格ミスなんじゃなかろうか

オットに「これ直したい」と言われて
マジックミシンでも持って行けばー
と言ったら「マジックミシン持ってったら
こういうのは代わりの生地を持ってきてもらわないと
直せないて言われた」

まじでー?こんなのちゃちゃっと縫い代出して
縫い合わせてくれれば良くない?
て思っていたら、しばらくして 
「お義母さんなら直せるかなー」
直せるかもねぇ

オットは結構本気で直したいらしい


そろそろ最後のヒラメに出かけようと
企画が立ったところで、
オットが「この袖口、切っちゃって着ようかな」

あ、そんな覚悟あるなら私見てみます

おかしくされたー!て恨まれたら嫌だから
ノータッチだったけど、最悪袖のリブを
落とすという覚悟があるならいじってみよう

この袖口、私の腕でも本当にきつくて不快
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裏はこんな感じに包んで縫われている
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包みの布を解いて、袖口も分解
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この、12mmぐらいある縫い代を広げましょう
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袖口の糸を解いて縫い代を4mm程度で縫います
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袖に5mmの目盛りでミシンをかけて
下糸をギューっと絞って
袖口のリブと周径を合わせます
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袖口のリブと袖を縫い合わせて
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パイピングの布で包んで整えます

ホイ、どないだ
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「あーこれはすごくいい、着やすい」

袖口裏のバイヤス包み
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良い感じにできた

黒い生地に白糸で縫うって
どういうこっちゃという感じだけど
この生地はネオプレーンみたいは生地で
糸がめちゃくちゃ絞まる

縫い直しー、てなったとき探し出すのにひと苦労
オットに「白糸でいい?」と聞いたら
「いいよ裏側なんか普段見えないし」
そうよね

て一応承諾を得て白糸で縫い上げた


マジックミシンはなんで断ったのかなぁ
服のお直しとかやってくれるなら
普通にできそうなもんだけど

今回、無事に袖口を緩めることができて良かったな
何年か前に、高校生の体育祭の衣装作りを  
頼まれて、母に教わりつつ完成させたことがあるけど
それやってなかったら出来たかどうか怪しい

袖口の絞りとか、学習したなと思った
中学も高校も家庭科は2だったし
(しかも10段階評価で)

学校の成績なんか
大人になって関係ない場合が多い

大人になってから目的を持って覚える学びは
なんだか独特に楽しい....
というか私なんで学生の時目的を持って
楽しく学べなかったんだろう

世の中みんなアホだと思ってたし
ズルいことばっかして適当な成績とってんじゃないわ
とか思って、ほんとにヤサグレてたな


ま、とりあえず次回のヒラメでは
オットは袖口の不快感を感じずに
集中できそうたから良かった



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昇珠園専用ポシェット製作 パッカーン防止の紆余曲折 [縫い物]

前々から作っていた昇珠園の奥さんからの
オーダーポシェットがついに完成した…ような気がします。

昇珠園からのオーダーで作った暦はコチラ

マグネットはやはり重たい、というのと
スナップホックで留める場所は、センターではなくて
端の方が良い、ということでしたので変更。

っていうのと、これまでに作ってきたもので
出し入れする本体にマグネットホックを付けていたのだけど
これが不要ということでした。

これでまたモタモタしながら縫い上げたのだけど
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マグネットホックがないと
パッカーン!と本体が広がってしまうのです
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うーん
フラップはあまり下まで無い方が良い。
ということだったし
でも半分ぐらいの丈のフラップだと
このパッカーンがどうしたもんだか

(悩)


サスペンダーの金具みたいに差し込み錠とかに
したほうが、サッと挿せてチャッと開けられて
いいんじゃないのかなーとか、金属だと錆びるしなぁとか
美容師さんのシザーケースを見て
ベルトで留めればいいんでないのかとか
そんなことばかり考えながらアジ釣りしたり。

で、ベルトでギューと縛れるのもいいけど
農作業をするのにあまり紐がブラブラしたりしないほうが
いいのではないか

と思って、「短いベルト」これにしてみました


いきなり完成の図
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両サイドから短いベルトが出ていて
これで本体の一番外側でパッカーンに
開こうとする生地をホールドします
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こんな感じ

一応、2段階でスナップが付いていて
中に入れるものがたくさんある時と
そうでもない時で留めるところを調整できる

これでパッカーンにならない!!
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広げると1枚に展開できます
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これで砂や葉っぱが入っても1枚に広げると
綺麗に払い落とせます

止める時は直感的に相手が分かるように色分け
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ベルトを出すのにあたり、表面は多少パッチワークで
良いってことだな ! という解釈で
このように裁断したので
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完成版の表生地も実はこのように分割したものを縫い合わせた
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これはいいんではないのか…

ここまで、あーなるほどね
ってなるまでにはずいぶんとかかりました。

集中していないと縫うところを間違ったり
今回もスナップを逆に付けたり
ピンクとブルーで色分けしたのに
対側の配置色が逆になっていてまた裁断から
やりなおしたり、散々でした(爆

だいぶお待たせしてしまったけれど
なんとか年内に間に合ってよかったー


また使ってみてのご意見を聞きつつ
改良するかもしれません
(良、になると良いのだけども)



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またしてもラミネート加工に出す [縫い物]

前回の加工をして以降
買おうかどうしようか悩んでいる間に
売り切れてしまった生地があったのだけど

ココで見つけた!

有輪の生地だから警戒していたら
意外と商用利用OKだったので大人買いしていた次第。

(生地にはバザー含めて、商用利用してOKな生地と
個人で製作して個人で楽しむ以外はダメですよ、
とか、個人の製作物であることを明記していれば商用OK
というように、条件が決められているものもあります。

有名どころだとサンリオとかディズニーなど。
ご親切に生地の耳に「製作したものを販売することを禁止」
と書いてあるけど、子供向けでないものは
いちいち書いていないので、販売店に確認が必要です。)

フリマアプリなんかでは
商用利用不可の生地で自分が作ったものを
売っちゃっている人もたくさんいるのだけど
私はそういう、著作権の侵害する行為は大嫌い。
他人の褌で相撲を取るヤツが大嫌いだーッ。


えぇと、それで本題に戻りますと

この大人買いした生地を含めて
生地をじゃんじゃんつなげて加工に。
今後はしばらく出さない予定。
クローゼットにもう入らない。

それでお盆を挟んだので1か月ぐらい経って
加工されたものが到着しました。

今回も87m。
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包装を解くのも一苦労
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それで、縫い繋いだところで裁断して1枚ずつバラします
もはや自分の目当ての生地がどこにあるのかわからない…

同じ生地でも3mと2mと1mで継いであるものもあるもんで
(バラバラのお店で買ったりもう少し買おう、と後日追加したり)
そういうのも正確に在庫を把握しておくために継ぎ目でバラシて
同じ筒に丸めるので、ズレないで綺麗に巻きとるのはホネです。

これ明日筋肉痛だなー、と思いながら
腕をワナワナさせながら巻き取って裁断して
繰り返していたら、出てきました

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わ~綺麗。やって良かった。


「カーチャン、オレ、手伝おうか?」
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はい大福ありがとうねー。応援だけしててねー。

「手、貸そうか?」
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コラ、ネコの手を出すんじゃない。

「ごめんなさい」
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大福だけはいつもこの生地をバラす作業に
付き合ってくれる

今回のエースたち
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しかし最近忙しい。
満員電車に揺られて研修に参加したり
台風のシーズンだからか
右の内耳がまた浮腫んでいますね状態に
ぼわーーーーーんとしていて、大変疲れる。

背後の気配なんかも察知できなくて
変な神経を使うというか、感覚がおかしいのを
どうにかカバーしなくてはいけないので
疲労感が強い。

漢方を再開しているものの
これまた眩暈に発展しないようにしておかねば…
漢方飲むと利尿作用があるもんで
夜中にトイレに2回も起きたりしてまた疲れるわけです。

ついこの前もこのボワーンとした変な音でもない音と
耳の下を引っ張られる感じに疲れながら、
イライラしつつお皿を拭き上げて方向転換したら
後ろにいたオットのお腹に思いっきり肘鉄を食らわせてしまった。

そんな近くに人が居たことにまた驚いたのと
ボヨンとしたお腹にも腹が立ってギャー!!! と叫んだら
同時に「痛い!! なにするんだ!!
だいたいギャーじゃないだろう!!」と怒っている。

これにまたイラッとして「なんでそんなところに居るのよ!
私の後ろに立たないでよッ」と言ったら
「おまえはゴルゴ13かー!!」とさらに怒られた始末。

フッ


っていう、台風シーズン。

「笑ってる場合か、謝れー」 え? なに? 聞こえないー


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農園からのオーダー 改良版に悩む [縫い物]

以前、いつもお世話になっている小田原の昇珠園に
昇珠園用ポシェットを作った話
エントリしたのだけど、今回はその改良版作成のエントリです。

書いておかないと忘れる …最近は書いていても忘れる。

まず、前回のポシェットは概ね良い評価だったのだけど
昇珠園の奥さんからの意見は

①フラップは下までの長いものではなく短いものが良い
②マグホックよりもっと適当に閉まるフラップが良い
←携帯電話のケースみたいな、フワッと閉めるとパチッとなるやつ
③本体のサブポケットとしていた外側のポケットは
2つとも同じ深さのポケットとしたい

という3点でした。
2月に梅まつりの時、実際に使っていらして
何ともうれしい。で、上記3点を伺ったので
早速改良に取り掛かりたいと思います!

とか言ってたのに、その後腱鞘炎になり(汗
新年度になり(大汗
またしてもようやくの着手となった。

フーム。
①③は簡単に解決するけど②がどうかなぁ~~~~

今回の材料の候補を並べてみる
2018-05-13 16.06.43_R.jpg
生地は前回の色違いでコットンこばやしの
素敵な花柄ラミネート

ダイソーで強力マグネット2個1セットと
島忠ホームズで強力マグネットシート
ていうのを買ってみた
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あと、Amazonから3Mのマグネットバータイプも取り寄せてみた
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マグネットシートだけだと弱いのかな?
っていうので、補助板を乗せてみた
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これは本体側に仕込むことにします

それで、フラップ側には3Mのマグネットを
仕込むのだけど、何しろテーマとしては
「外で使っても汚れを拭ける」ということで
内側には縫い目や段差は極力無くしたい。

それでこのようにオックスラミネートで袋を作って、
その中にマグネットを仕込むようにしてみたけど
2018-05-13 18.31.52_R.jpg
この袋の布と相手方となる表布の2枚が
間に挟まるだけでずいぶんと貼りつく力が弱まる…(悩

ここで悩んでまた作業中断

ブツブツブツブツ考えながら何日か経過

で、もう1つ作ってみる
2018-05-14 21.00.00_R.jpg
これはフラップの間にダイレクトにマグネットを貼って
←この状態から表に布をひっくり返すので
表からも裏からもマグネット自体は見えない
ってことにしてみたのだけど

外で使うってからには水に触れたりすることだってあるし
いくらラミネートだって完全防水と違うんだし
布にマグネットシールを貼りっぱなしというのは
耐久に問題がありそうな気がする。
そもそもフラップ側に広い面積は
多分不要だろう。

それで、
「袋を作ってマグネットを仕込んで、袋を縫い付ける」
というのは変えずに、「袋をうっすーい生地で作る」
ことにしました。

これは本体側
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それで、この袋の端を本体生地の端に縫い付けることで
マグネットを安定させる。という目論見。

本体側にはマグネットシール5行2列+補助版2枚
フラップ側はマグネットバー1枚

マグネットを仕込むことによっての重量の変化も
侮れなくて、重さとマグネットの強度に悩む。

そして本体に入れるものは
文庫本みたいに平たいものではなくて
カメラと携帯、その他もろもろのものが入るから
本体の形状がいつも同じではない。というところで
マグネットは本体側に大きく面積を取りました。

フラップ側は適度な重量で小さいマグネットがあれば
適当にプラッと振ったらパチッと止まる。

…だろう。

そんなわけで生地を裏にしたり表にしたりして
考えつつ、本日出来上がったのがコチラ
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展開するとこのように
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スナップはピンクとブルーで相手を見つけやすく分類
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真ん中に持ってきた
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これを畳むと、ポケットとなるところが2つ
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これを今回は同じ深さにしたので
本体のサイズは43cm×42cmとした

フラップの裏側にはマグネットバー
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ってことで、昇珠園用ポシェット、
たった今、完成です。

マグネット、なかなか大きな課題でした。
実際に使ってみたらまた改良のポイントが出るかなと思う。

個人的には、このマグネットではなく
むしろ挿し込み錠みたいなパーツを
付けた方がいいのかなと思ったり
(視線を向けないでも片手で閉められる
というアウトカムであれば)

でも農園で作業をする中で挿し込むというのも
なかなか手間かもしれないので
とりあえずはマグネット。

あとは耐久とか貼りつく力とか
重さとかの兼ね合いでまた検討です。

昇珠園オンラインショップはコチラ
今年も梅の予約が始まっています。

本日からはカリカリ小梅の収穫も
始まったそうです。

また今年も梅フェス開催しまーす。



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手帳カバー 2018年度版 [縫い物]

昨年度、手帳カバーを作った話は書いたのだけど
今年は「右側の差し込み口にもう少し深さが欲しい」という
ご意見をいただきましたので採寸を改めて、深めに作ります。

1人は「両方にカードが入るようにホルダーを付けたい」
承知いたしましたー

ということで
出来上がったのがコチラ
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モーブピンク地に6mmの白ドット

これもfabric birdがラミネートにアツかった頃
色飛びがあるよという条件で購入した生地だったのだけど
今思うとご飯を我慢して買っておけば良かったと思っている
素敵な生地。

で、カードホルダーは前にも
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後ろにも付けます
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それで、もう一人のお方の分はネイビーに2mmの白いピンドット
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できた風に見せかけておきながら、裏がこのように!!
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なぜか途中から上糸?が裏側に絡まっていて見るも無残。

ぬぉぉぉ 許すまじ

ということで再度縫ったのに、またしても!!


こんどこそ、どやーっ
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手前の裏面
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後ろの裏面
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できたーっ

チャームを付けるとこんな感じ
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...三度目の正直。
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ラミネート生地というのは一度縫うと針穴が開くので
「解いて縫い直す」ということはしません、基本的には。
まぁ目立たなくて差し障りないかな、というところであれば
縫い直しも良いと思いますが
今回の場合はステッチの裏面だったので、目立つも目立たないもなくて
絶対縫い直し。

それで、これは小さいブックカバーというか
医療安全のポケットマニュアルのカバーなのだけど
ポケットに入れて持ち歩くだけあって
特に開いていなくても1年経過するまでにヨレヨレになるので
カバーを作って欲しい、という後輩からのオーダー
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白桃色のラメ糸で縫ってなんだか一気にランクアップ。

この辺からラメ糸ブームきた←自分的な

先輩からも「いいねーそれ」ということでオーダーがあって
シルバーのラメ糸で縫ったのと、

これはポケットティッシュのケースなのだけど
これも白桃色のラメ糸でビシッと
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「ちょっとしたポーチになると良いんだけどね」ということで
背面をポーチとして作ってみた
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裏地にナイロンオックスのコインドットを持ってきて
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絆創膏なんか入れるのに便利
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っていうのを作ってみた

10mmのDカンも付けて、かわいらしい。

けど、これは生地を裁断してから
パタパタと折りたたんだり、ステッチを掛けた後に
「長すぎるか?」とそこから裁断してみたり
かなり感覚的に作ったので、「もう1つ同じの作って」
と言われたら「見本にこの前の貸してください」って言わないと
作れない(笑。
相変わらず、頭の中をいきなり形にしてみないとダメなタイプ。


ラメ糸って縫いにくいとか縫製中に切れるとか聞いていたけど
今のところは不具合なし。
ただ、構造上弱いのは弱いだろうから、ハードな使い方をする
ペンケースみたいなものには向かないだろうなぁー


…ラメ糸、しばらくブームだな[ぴかぴか(新しい)]

私が買ったのはコレ

他にもシルバーとかゴールドとか買った

三島の商店街でも金亀のラメ糸を買ってしまったのは
この流れだったというわけです。




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2年ぶりにラミネート加工を依頼する [縫い物]

今年もラミネート加工に出した分が返ってくるはず。
ってことで、先日より年単位でただある在庫を
メルカリに出品しまくっていた次第。


これまでに細々と買い溜めていたブロードやシーチングも
揃ったことだし、一度加工に出してみました。

とりあえず大掃除をしてネコどもをリビングから締め出して、
(結局これをミシン掛けするのは家庭用ミシンでリビングっていう)
ジャージャーミシンをかけて、生地の山
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オットに手伝ってもらって畳みます
「これで終わり?今回短いね」

まだまだ、あと2つ分これから繋ぐんだよ!
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「ボクもう腰が痛い」
これだけの量を畳むのには人手が必要なのだけれど
畳むのに生地を掴んでいるオットが弱音を吐き続ける。
じゃあ替わるからあなた折り返してよ!
って、揉めながら生地の山3つ。

これ入れる箱がない。
「えー、ここまで仕上げたのに?」 おや、この子は…
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ホームセンターに箱を買いに行く泥縄。
この子についてはまた後日。

100~300cmの生地をつなぎ合わせて
20m以上になるように…したはずなのだけど
1つは超長く、1つは19.5mということになっていて
あわわわわ  お店にご迷惑を…


そして先日、到着しました!
重いので注意してください、と言われて
50kgぐらいの状態で受け取りました。

ズルズル引きずってリビングまで
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急げ急げ。オットが帰ってくるまえに
やってしまわねば。

とりあえず梱包を解きます
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ゼーゼーしながら1枚ずつにほぐして紙管に巻き替えます。
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これで全部
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3mmのボーダーなんかこんなにポップ
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ところで、このように耳のところに注意書きがあります
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コットンこばやし×藤久のコラボ企画の生地

コットンこばやしのブロード生地はとっても綺麗なので
よく買うのだけど、ここに藤久の名前があります。
藤久というのは手芸のトーカイというお店の会社なのだけど
オリジナル生地で製品化を禁止している場合もあります。

コットンこばやしは生地全般商用利用OKなのだけど
藤久が噛んでいるとどうなるんだろう。
デザインの複製をしないで、とは書いてあるけど
製品化をしないで、とは書いていないのも初めて見ました。

購入時に藤久でメール問い合わせをしてみたところ
バザーを含めて商用利用OKとのお返事を頂きましたので
無事にラミネートの二次加工に出したのでした。

そして、今回のラミネート生地はとっても仕上がりが良くて
これぞ、という加工でした。ラミネートの種類が変わったのかな?
(今までもそこそこ良かったのだけど、超微妙に既製品とは違った)
と思うんだけど、もしかしたら同じで、元生地の質に依るのかも…


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そして本日も2回目のつなぎ合わせ作業

今回の量はコチラ
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またネコたちをリビングから追い出して掃除機をブンブンかけて
クイックルワイパーをかけて、ジャンジャンとミシンをかけます。

できた
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これだと多さが今一つ伝わらないので
別アングルで
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この高さ

オットに畳むのを手伝ってもらうのに
「自分の服にコロコロかけてこっちきて」って
粘着テープをかけてから来てもらったら
なぜかそのまま台所に進んでボリボリと
何かを食べながら戻ってきた。

何食べたの? なに、アーモンド?! 手洗ってきて。
生地に脂が付くでしょう!

ブヒブヒ言うオットは呉服屋の バカ旦那 若旦那みたいだと
持ち上げつつ、生地を捌いて一生懸命畳んでいきます。

せーの。

で折りたたんで、最後完成。
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今回は80mぐらい、一気につなげた。
今回は本当は40m弱ぐらいだったはずが
結局なんだかんだで前回と同じ量になってしまった。

あーーーー

終わった。

後は、帰ってきた生地たちを
はがき大サイズに切り出してサンプルを作っておかねば。




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ようやく着手の一気に完成 [縫い物]

昨日今日とミシンに向かっていました。
作りたいなーと思っていたものにようやく着手。


オットはエプロンをしません。
絶対にエプロンはしない。という何か強固なものがあって
エプロンをしろー、と言っても絶対にしないのです。

ところが以前、父が我が家でエビフライをしたとき
「オレに前掛け貸してくれ」と言う父の横で
刺身の切り方を教わり、ちょっと助手をして
「エプロン、してもいいかな」ってなったオット。

チャーンス!!

で、ギャルソンぽいやつ作ってみました。
生地はむかーし買った白い帆布11号。

四角く切って縫っただけの簡単エプロン
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ポケットにはトミーヒルフィガーの
紙袋の取っ手のリボンをタグ的に挟んでみた
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「ありがとう」 なんと!! お礼を言われたぞ!!
なんにせよこれで安泰。


あとは父の洗面具ポーチ
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出張の多かった父は今も仕事をしていて
前に作ったポーチはだいぶ内側がヘタッてきたので
新しいのを作ってくれー、って言われていたのに
良いよ! って返事だけは良いんだから…
みたいな着手の遅さで、ようやくできた。

内側は一枚なので
縫目から何か染み込んだりしなくてよろしいハズ。
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ファスナーが引きやすいようにDカン装備
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そして以前、小田原の農園に納品したポシェットを
ニーズに合わせて作りなおしてみました。
前に納品したのはナース用のペンケースそのまんま。
サイズがちょっと大きいぐらい。

農園に直接梅を買いに行った時
奥さんはポシェットを使っていて
「すごくいい。」
けど、やっぱり外で使うから砂が入る。
砂が払えてあと蓋が付いていたらなお良い。とのことでした。

フムフム、やはり使い手の職業や目的が違うので
それ用に作ってみよう。

園芸ポシェット的なものだけど
今回はペグなどは入れないので単純に広げられるもの、
ってことでいいのかなぁ…

蓋となるフラップを付ければ展開式で大丈夫か…

しかし砂を払うとか、もしかして雨でも、
ってことだったらスナップは金属ではない方が
いいのかなぁ…

などなど、ブツブツ考えている間に
あっというまに3か月ぐらい経っているから恐ろしい。


とりあえず先ほどできた完成品
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本体サイズ
縦36cm×横41cm
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2017-10-15 14.53.50_R.jpg

縦21cm×横18cm
2017-10-15 14.54.09_R.jpg
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両端から2㎝のライン上に、5cm間隔で
プラスチックスナップを打ち込みます
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ピンク・ブルー・ピンク・ブルーと交互に
2017-10-15 16.27.54_R1.jpg
あと真ん中は本体を折って止めるので
大きなイエローで

このスナップはスナップ用のハンドプレス機を
使ったので、パンと外れたりはしない。…と信じたい。

裏地を付けてフラップを縫いこんでこのように
2017-10-15 17.47.55_R.jpg
内側にはマグホックが1つのみ

表はこんな感じ
2017-10-15 17.48.20_R.jpg
スナップ同士で内側に留めます
2017-10-15 17.48.42_R.jpg
先ほど色分けしたのはココでちょっと便利に
分かりやすく留めるためです
2017-10-15 18.02.29_R.jpg
本体が筒状になりました
2017-10-15 17.49.14_R.jpg
これを黄色いスナップ同士で留めると
2017-10-15 17.49.31_R.jpg
このように、本体に底ができつつ
サブポケットが出来ます
2017-10-15 17.49.47_R.jpg
2カ所入れられる
2017-10-15 17.50.35_R.jpg
蓋をマグホックで閉じます
フラップがあると本体がパカーッと開かず安定
2017-10-15 17.50.04_R.jpg
できた

だがしかし、これはスナップの間に
小さい隙間はあるので、このチャコペンのように
細いものなどは落ちる可能性があります
2017-10-15 17.52.17_R.jpg
これは…この合わせるところをもう少し
センター寄りにしたほうがいいのかな???
2017-10-15 18.09.23_R.jpg
と思ったけど、結局出てくるようなものを
入れた場合はどこに継ぎ目があっても出てくるので
カメラや財布ならあまり関係ないのか…?

そして次に作るなら鍵用のDカンだな
2017-10-15 18.13.55_R.jpg
ココ、赤いところにDカンを付ければ
2017-10-15 18.13.54_R1.jpg
鍵のフックを引っ掛けて
サブのポケットに入れておける


…これはいきなり失敗したスナップ
2017-10-15 18.19.14_R.jpg
これじゃ噛み合わないでないの。

オットにペンチで取ってもらったら
弾け飛んだピンクのスナップにモチ君が飛びついて
「キャー!!」危うく食べてしまうところだった。

違うところで大騒動だった。(汗




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衣装製作から学校教育の縮図を読み取る [縫い物]

職場でいつも大変お世話になっている職員の方から
「個人的なお願いがあって…」と声をかけられたのが6月。
お嬢さんの体育祭の衣装製作に手を貸してほしい、ということでした。
例年、生徒が考えたオリジナルの衣装で踊るのだそう。
昨年もあーでもないこーでもないとお母さん方が
集まって悩んで作ったらしいのですが、今年もそれがあると。

確かに昔からそういうの聞いたことあるけど
大変だー、って言ってたのは着る学生自身で
お母さんは主力ではなかったような…。

で、先日ついに届いた型紙と説明書きと生地。

…手を貸すっていうのはどういう風に貸せばいいのか…
っていうぐらい、わら半紙に手書き(コピー)という
ざっくらばらんな説明書き。
これを子供に投げられたお母さん方は気の毒すぎる。
私に出来るかどうかは謎ですが、
出来る限りお力になれるように努力します。

で、一度お預かりしますっていうか
まあやってみます。っていうことで
作り方が超適当に書かれたわら半紙の冊子を
コピーだけしてもらって、一式持って帰ってきました。
あと先輩が作ったという完成品の着画も。

リミットは1か月弱。だいぶ余裕あり。
と思ったら、ダンボールを崩すときにハサミで
利き手の人差し指をザクッと深く切った(T_T)
皮膚が付いたら始めよう。ハナからタイムラグ発生。

始めてみたものの、何言ってるか全然わからん。
形がどういう配置になってんだ?
テンション高めの説明書の絵と文字が
ちっとも頭に入ってこない。

おかーーーさーーーーん!!

実家から昭和の専業主婦、召喚。

しかし母も「はぁー…何言ってるのかわからんねコレは…。」

挙句に裁断してか縫製するのにパーツを合わせていたら
和服のモチーフの襟なのに、左右逆になって
「お盆で帰ってきちゃった人みたいになってる。」(慌。

どういう意味だ? 説明書通りに裁断した。
けど説明書だって型紙の配置も形が雑すぎて
わからん!!てモタつきながら裁断したから
間違ったのかも??

その後のやりとりで、型紙を布の表に置いて裁断する、
ってことが分かって、またしても慌てる。まじかー。

自分が自分でしか作らないなら
「左右別のパーツだから混乱しないように
表に型紙置く」ってのもありだけど
複数の人に正しく伝えるには、社会通念てものが...

但し書きのない説明書には
「基本予備はないので裁断は注意するように」
みたいな注意書きはあって、ビビる。
女子高生の脳みそがわからないー(悩。

私も気づいたらおばさんになったもんだなぁ。

一番きれいな柄の出方とか気にしてたけど
もはや「もし失敗したら」って余白ばかり
気にする始末(笑。

そんなこんなで危うく布を買いに行かなくては
いけなくなるような危ない橋を渡りつつ
母と一緒に「ここ、これでいいね」「本当でしょうね」
「大丈夫だ…と思う」「思うじゃダメなんだわ」って
言い合いながらの裁断。

母に至っては私なんぞより
洋裁についての知識が数十倍あるから
「これはおかしい」「ここもおかしい」「変だ」
「このカーブは切り込み入れてバイヤステープかなんかで
処理しないと攣れちゃってしょうがないのに…」
これのオンパレードで笑う。

おかーさん、体育祭の1日が無事に過ごせれば良いんだから
そんな丁寧な仕事誰も求めてないんだよ。
っていうか、子供が人形の服作るのと一緒で
「こういうの」って形にするだけだから
もはや知識、捨てて。

っていうすったもんだがありつつ、
初日はなんとか裁断とロックミシンだけで終了。
少ししつけ糸もかけた。


2日目は1人で孤独に頑張ってどうにか出来ました。
「パーツを縫い合わせると相手方と幅が合わない…」
勝手に修正!! みたいなのがいろいろ。

衣装製作自体は楽しくやりました。
私も知識がそんなにないから
基本立体裁断とかマチ針とか仮縫いとか
しつつ、オットに「ちょっとココ持ってて」
とか協力してもらいつつ。

今更母に教わったことなんかも結構あった。

ギャザーを寄せる、とか
幅に合わせて縮めて縫うとかいう時は
「幅分のしつけ糸をまず切りなさい。
それでその糸に収まるようにギャザーを作れば良い。」
とか、「ギャザーを寄せたらもう1cm下を
同じように縫いなさい。その間にミシンを掛けると
ヨレずに綺麗にギャザーが出るから。」
母からビシビシと指示が飛んだ。
2017-08-12 18.22.04r_R.jpg
ホホー、こういうことスか。
人形の洋服なんかはよく縫ったけど、
やっぱり面積が大きいと作業工程が違うもんだわ。

確かにこれでラインが綺麗に出た。
2017-08-13 19.46.48r_R.jpg
うーむ、楽しい。
まさかこの歳で母から縫い物を教わって
スキルアップするとは思わなんだ。

(本当は完成品を載せたいけど
著作権が私じゃないから割愛。)


ビックリなことに、家庭科の先生の監修も
入らずに生徒だけでやっているんだそう。

これ、聞こえは良いけど今の学校教育の悪いところが
凝縮されている、と思いました。

①ちゃんと教えない
②親に迷惑を掛ける
③感動で終わらせる

生徒が自分たちで考えて自分たちで作り上げる、
っていうなら、「ちゃんと自分たちで」できるように
教えてやれば良い。

「生徒の発案で親も協力します!」体制ならわかる。
でも体面は「生徒だけでやる」←めっちゃ親登場してるから。

生徒の発案ていうのはスバラシイと思う。

褒めて伸ばす、って、表面を適当にじゃなくて
もっと本質に踏み込んでくれ。
本当に、ガチで関わって褒めて伸ばしてやれ。
自分が考えたものをみんなに伝えるのは
どうすれば良いか、どうしたら伝わるか。

ここでちゃんと先生が入って監修してやれば
発案した生徒だって落ちてくるものが大きくて、
すごく伸びるだろう。

将来の職業にだって影響が出るかもしれない。
そしてみんなで作り上げることは生徒たちにとって
本物の成功体験になるだろう。

1回のことにかけるコストをどこまでかけるか
そのお金をどうやって工面するか、
それでも改めて買う必要がある靴かどうか、とか
流用できるものはないか、とか。
相当な勉強になるのになぁ。
教育に関わる大人が手ェ抜きすぎ。

やってる風、でやってないんだよなぁ。

それにしても、説明書には
「衣装の盗難に注意してください。」と書かれていて
去年も出来なかった人によると思われる盗難が発生したのだそう。

きょうびミシンが無い家庭だって珍しくないだろうし
裁縫だって昔の授業より随分浅くて、
さらに受験に関係ないものは省かれて来たわけだから、
出来ないことはむしろ当然だと思う。
盗まれた子供は気の毒だけど
盗まざるを得なかった子供もかわいそうだ。

学校は校内で犯罪が起きることを
どう考えているのだろうか。

...やっぱり学校って残念。


今回、私は単純に物作りとしては楽しかったけど
全然関係ないおばさんが楽しんでどうするんだという(笑。



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往診バッグとマスクケースの製作 [縫い物]

以前ペンケースのエントリの時に
マグホックの件から北の国の獣医さんの往診バッグの
件があったのだけど、ちょうどそのすぐ後に
ご本人からオーダーをいただきました。

今年版で選ばれたのはブルーの花柄。
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横幅が22cmもあるのでポケットが開きすぎないように
マグネットホックを付けます。
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このポケットの裏地はナース用とは違います。
ナースのは小型なのでマチポケットだけは
ペラペラの薄いラミネートにしていて
これ以外の裏地は張りのあるオックスラミネートを
使っています。

今回のように大型の場合はクタッとベラ~ンと
ならないように、マチポケットもオックスラミネートで
型崩れ防止に努めます。

獣医さんてまた職業が違うし、どういう使い方か
ブログに載せても良いでしょうか?とお願いしたところ
>大動物獣医も女性が増えてオシャレして楽しんでいると
>知って頂ければ、
ということで、快く写真を送って頂いたので
ありがたく載せさせていただきます。

このように獣医さんのグッズを詰めている。
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中の物を親切に教えてくださった。
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>ピンクの長いビニール手袋は大動物診療に必須の
>「直腸検査用手袋」です。
>メジャーは体重を推測するために胸囲を計ります。
>手袋は1回の診療で交換することもあるので、多めに詰め込みます!

とのことです。

獣医さんは基本斜め掛けで使っているのだそう。
IMG_9140.JPG

獣医さんて小学生の頃本当になりたい職業でした。
「北海道大学は難しいから帯広畜産大にする」とか
知りもしないで小学生の脳内で勝手に自分的に認知度が低いと思う
大学の名前を挙げていたのだけど、...知らないって恐ろしい。
そして中学で数学が致命的にダメになったのと、当時流行った
<動物のお医者さん>というマンガを読んで
これは万一入学できたところで進級できない...という
テストの種類にすっかり諦めたのでした。

…苦い←? 思い出(笑。

獣医さん、いろいろありがとうございました。


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そしてコチラはマスクケース。
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Bitatto付きウェットティッシュケース(おしりふきケース)
サイズを80%に縮小して製作しました。
(一部ミシンかける部分をアレンジしています)

ずいぶん昔、違う形のおしりふき&おむつポーチを
試作してみたことがあって
このビタットの大きいのを付けたのだけど
取り出す穴の処理に悩んで放置していたのだった。

今回2回失敗したものの、3度目の正直。
昨年末ぐらいにオーダーいただいたのに
知り合いなのを良いことにズルズルズルズルと
伸びに伸びて、他のオーダー品ばかり納めていた。

やっぱり自分の頭の中での疑問が解決できないと
なかなか進まない。
人のレシピだと縫ってみて考える、ってほど
熱意がないっていうか…(笑。


ともかく、できた。

ビタットは100均で買ったんだったか
何枚か買いだめておいたので、これはカシメで留める。

オットに頼んで電動ドリルで穴をあけてもらう。
IMG_9149.JPG
私がスクリューポンチで目印を打っておいたところに
電動ドリルの2mmで穴を開けてから3mmで開け直す。
IMG_9152.JPG
蓋にも1か所開けてもらって、
マンガ肉のカシメで留める。
IMG_9156.JPG

できたー まだ余分な糸も切ってない。
IMG_9157.JPG
中にサンプルで入れたのはキティの子供用マスクだけど
小型の大人マスクが入るサイズ。

半年越しの納品になってしまった。
あと作りたいものがポツポツ。

連休中に形にできるかな??



B6サイズの手帳カバーを作る 第2弾 [縫い物]

えー、大変お待たせしました、(←誰が、って言わない)

前回初登場だったB6サイズの
手帳カバー、第2弾を登場させます。

今回は飾りカシメを使って持ち主のオリジナルを作ります。

飾りカシメというのは、カシメの面が
文字やら記号やらなんらか飾りになっているものです。


足の長さは選べないので、カシメるには
厚みがちょうどいいものにしないといけません。

1個130円もするので打ち損じは痛いことになります。
(がしかし、すげー打ち損じた)

生地に穴あけポンチで2mmの穴をあけておいて、
ピアスのようにカシメの足を通します
2017-04-08 19.03.10_R.jpg
配列が横に一線じゃないのは使うアルファベットによって
足の位置が異なるからです。

(通すまで気づかず横一線にポスポスと穴をあけて
アルファベットを通した時のガタガタ感ときたら
...いきなりダメにした時は本当にガッカリした)

生地はブロードに0.15mmのラミネートを圧着しているので
革に打つようなカシメには薄すぎる。

足の長さが余ると足が歪んで潰れてカシメがフラットにならないので
何かを噛ませないと...  生地の余りだとやっつけ感があるし...

カードホルダーに切ったビニールカバーを失敬して
三つ折りにして文字幅分に当てて、またポスポスとポンチで
穴あけします。動かないようにマスキングテープで仮止め。
2017-04-08 19.11.10_R.jpg
カシメの裏面を当ててハンドプレス機でプレスをかけます。

※これまたプライヤーでやろうもんなら文字が曲がるわ
打ち具でゴンゴンやろうもんならうるさいばっかりで
まっすぐ止まってくれないわで、
ペンチで外して新しいカシメを通したり
生地を傷めてしまって縫い直したりして
結局「ハンドプレス機で均一に圧を掛けるのが良い」ってなった。

ハンドプレス機ならこんなに綺麗に付く
2017-04-08 19.17.18_R.jpg
文字をカシメた部分は、本体のカードホルダー側にくるので
このようにしてわざわざ見ないと見えない場所にくる
2017-04-08 20.17.17_R.jpg


さて今回は生地自体はおとなしい目にして
カシメを目立たせます。

ダークグレーの下地に4mm黒いドットで渋めの生地
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ゴールドのカシメとモーブピンクの糸が
ドストライクではないですか。

こちらはおとなしい水色に6mmの白いドット
2017-04-08 18.36.45_R.jpg
ゴールドのカシメと明るいハッキリとしたピンクの糸で
バキッと目立たせます。

がしかし、最後の最後、カシメの近くを縫う時に
ワナワナしてステッチが1mmズレた
2017-04-08 18.37.01_R.jpg
無視ができないほど気に入らないので
新たに本体から作り直した次第。

どやっ
2017-04-08 20.00.15_R.jpg
これでまっすぐミシンがかかった
2017-04-08 19.56.39_R.jpg
やっぱり糸がちょっとでもズレると手作り感が炸裂する。

コレコレこの、端から1mmのビシッとしたミシン目。
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やっぱこうでなくっちゃ。