SSブログ

ハサミガキ [縫い物]

先日、フランスの蚤の市で売られているハサミを入手しました。
1930年~40年頃のものということでした。

フランスのハサミといえばサジューというところのが有名です。
簡単に言うと、昔のサジューとは別物で復刻版を出しているところです。

蚤の市では卸しから出たデッドストックがよく売られているようです。
サジューが販売しているものではないのだけど、よく切れます。
動物の形をしたハサミのほかエッフェル塔や花の模様のハサミもあります。
フランスで1900年頃から変わらないデザインなんだとか。

我が家に来たときはもっと茶がかってくすんでいましたが
相方さんがグラインダーを貸してくれたので、コンパウンドを少々付けて
ブーンと磨いたら、こんなに綺麗になりました。
IMGP2904.JPG
机の傷の方が気になる写真になってしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

コウノトリのハサミは、実家の母もシルバー×ゴールドのものを使っていて、
子供の頃よく意味も無くチョキチョキと動かしては「切れなくなる!」と怒られました。
フランスのサジューはブランド名ですが、ドイツのゾーリンゲンやアメリカ製のも有名なので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
日本製だと鶴として売られているのも多く見ます。
私もそれこそ復刻版のサジューのコウノトリを持っているのですが
コレクションで飾りということをせずに普通に使っていたらサジューのブルーのリボンが
ハトメからほぐれてしまって、「リボンが取れたけどサジューだよ!」
と言っても証明するものがナイ普通のハサミになってしまいました[がく~(落胆した顔)]

サジューのも今回入手したこれらのハサミも、刃の先で細い糸をよく捕らえて
切れます。

次回はサジューのハサミと、980円で買ったコウノトリのハサミの比較をしてみます。
980円とか380円の「手芸用をマネたハサミ」の購入を考えている方はちょっと待ってください[exclamation]


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0