梅を干しつつ [漬物]
あ~暑い。
こんなに暑くてはやっていられない。
ですが、快晴を望むこともあるわけです。
それは、梅の土用干し(…ていうかもはやただの天日干しだけど)。
梅雨が明けてから、天気の良い日を見計らって干します。
そんなわけで、昨日今日の休みで梅を干しています。
まずは昨日。
明け方「今日梅干そう…」と思い立ってゴソゴソと開始。
まずは紫蘇と梅を分けておかないと、炎天下でこの作業はキツイ。
昨年は色よくあげることを最大の目標にしていたので
梅酢が上がった梅に紫蘇を入れるときに梅の間に挟んだから
その時点で皮切れになった梅がソコソコ出たのでした。
今年はバサッと上に載せるだけにしておきます。
その代わり、紫蘇を入れる時期を少し早めて
長く紫蘇に浸かる時期を設けました。
で、バサッの上乗せ式は、紫蘇のより分けも
簡単で良いです。来年もこれで行こう。
干し場は今年も日照時間が一番長い非常階段です。
さー干してから二度寝しよう。
やる気があるんだかないんだかわからない決意をして、並べます。
グーグー。
お昼に見に行きました。
少し色ムラがあるものの、全体的に良く色付いた。良い感じです。
夕方は、小田和正さんのコンサートに行く予定なので
一旦取り込み。梅酢にドボドボと戻します。
コンサートから帰り、疲れて熟睡していたら
朝8時半にクロネコヤマトに起こされました。
しまった、ヤマトがこなかったらお昼まで寝ているところでした。
慌ててまた並べます。
これお昼頃。
もはや太陽光に目がヤラレてモニターが見えない。
梅にピント合ってなかったけど気づいていない。
赤紫蘇も干しておきます。
昨日はまだ乾燥していなかったけど今日は紫蘇もカラカラ。
良い感じに風が吹いていて、干し日和です。
これは、梅干も今日で仕上げで良さそう。
50年前の日本とは気候が違うわけで
この時代に3日3晩干したら干からびると思う。
夕方取り込んでおしまいとします。
----
小田さんのコンサートは今回3回目で、
働き始めて初めて、希望で休みを取ってコンサートに行きました。
(前回までは、たまたま休みがあったから後からチケットを買った)
遊びに行くために希望で休みを取る。って
なんていう「良いんだろうか」感がありますが、
いろいろ犠牲を払ってばかりでは成り立ちません。
仕事での役割もあるけど、家庭での役割もあるわけです。
とか思いなおして、希望を出しました。
夕方、フレッシュネスバーガーで
腹ごしらえをしてから出かけます。
正面のアリーナ席で通路側という、ラッキーな席。
始まってからダーッと涙が出てウルウルしていました。
ところがですよ。
通路を挟んで右前に、在宅酸素導入中の
頭がつるつるの60~70代ぐらいのおじいさんがいたのだけど、
コンサートも半ばのMC中に「ピーピーピーピーピー」という
酸素切れのアラームが!! それが何の音か気づいた人は
そんなに居ないと思います。
でも、私は職業柄気づいてしまいました。
そして、暗がりの中、ゴソゴソゴソゴソと酸素ボンベのカートを
探るおじいさん。
諦めて鼻から酸素チューブを外してカートに入れてる。
※ 酸素ボンベのカートってこういうの
独立再生保全機構というところから借用
…大丈夫か。大丈夫なのかっ。
もう、それからずっとおじいさんの首と肩をガン見して
呼吸回数を数え、頸静脈の怒張が無いかどうか
つるつる頭の汗は、と観察していて、
歌には全然集中できませんでした。
隣の夫人と思われるおばあさんがこれまた
全然おじいさんを気にしてない。
結局のところは二人ともすごく楽しんでいたから
補助的な酸素でしかなかったのかもしれないのだけど…
誰も助けを求めていないのに
勝手に気にした自分がいけない…。
けどコンサート後半は、全然自分のための時間に
ならなかった…。
でも、こういうのは「苦しい」ってなってからでは
遅いわけで、コンサートは突発的に始まるわけではないから
準備と確認というのは必要だと思うわけです。
必要だから持ってきたハズの酸素なわけだが…
酸素の残量を確認してから出かけないと
不要な救急車を呼ぶことになるわけだし、
アラームは「酸素だったらしょうがない」てことになるのか、
…とか、もんもんもんもんもんもんもんもん。
15年ぐらいこの仕事をしていて
初めてコンサートのために休みを取ったのに、ていうのがあるから
余計そう思うのかも…。
立派な看護師なら「おじいさんがコンサートを楽しめて良かった」
てなるのかもしれない。(仕事で来ているなら、私も100%そう思う。)
医療者は結局、飛行機内でもどこでも呼ばれる。
「職業人として当然」かもしれないのだけど
不用意な人も多いよなぁ。とかブツブツ。
って思いながら炎天下の中で
梅をひっくり返す、って…暗っ!!
----
追加で本日夕方の梅写真。
いい感じに干しあがりましたので、取り込みます。
野田琺瑯の容器3つ分。
結局追加したりなんだりで14kgぐらい漬けました。
左が南高(2つ分になった)、右は十郎
塩が薄く粉を吹いたようになっていて綺麗です
色もよく付きました。
カラカラの紫蘇はさらにレンジで水分を飛ばして
フードプロセッサーにかけて、ゆかりになりました。
今年の梅フェス、無事に終了です。
こんなに暑くてはやっていられない。
ですが、快晴を望むこともあるわけです。
それは、梅の土用干し(…ていうかもはやただの天日干しだけど)。
梅雨が明けてから、天気の良い日を見計らって干します。
そんなわけで、昨日今日の休みで梅を干しています。
まずは昨日。
明け方「今日梅干そう…」と思い立ってゴソゴソと開始。
まずは紫蘇と梅を分けておかないと、炎天下でこの作業はキツイ。
昨年は色よくあげることを最大の目標にしていたので
梅酢が上がった梅に紫蘇を入れるときに梅の間に挟んだから
その時点で皮切れになった梅がソコソコ出たのでした。
今年はバサッと上に載せるだけにしておきます。
その代わり、紫蘇を入れる時期を少し早めて
長く紫蘇に浸かる時期を設けました。
で、バサッの上乗せ式は、紫蘇のより分けも
簡単で良いです。来年もこれで行こう。
干し場は今年も日照時間が一番長い非常階段です。
さー干してから二度寝しよう。
やる気があるんだかないんだかわからない決意をして、並べます。
グーグー。
お昼に見に行きました。
少し色ムラがあるものの、全体的に良く色付いた。良い感じです。
夕方は、小田和正さんのコンサートに行く予定なので
一旦取り込み。梅酢にドボドボと戻します。
コンサートから帰り、疲れて熟睡していたら
朝8時半にクロネコヤマトに起こされました。
しまった、ヤマトがこなかったらお昼まで寝ているところでした。
慌ててまた並べます。
これお昼頃。
もはや太陽光に目がヤラレてモニターが見えない。
梅にピント合ってなかったけど気づいていない。
赤紫蘇も干しておきます。
昨日はまだ乾燥していなかったけど今日は紫蘇もカラカラ。
良い感じに風が吹いていて、干し日和です。
これは、梅干も今日で仕上げで良さそう。
50年前の日本とは気候が違うわけで
この時代に3日3晩干したら干からびると思う。
夕方取り込んでおしまいとします。
----
小田さんのコンサートは今回3回目で、
働き始めて初めて、希望で休みを取ってコンサートに行きました。
(前回までは、たまたま休みがあったから後からチケットを買った)
遊びに行くために希望で休みを取る。って
なんていう「良いんだろうか」感がありますが、
いろいろ犠牲を払ってばかりでは成り立ちません。
仕事での役割もあるけど、家庭での役割もあるわけです。
とか思いなおして、希望を出しました。
夕方、フレッシュネスバーガーで
腹ごしらえをしてから出かけます。
正面のアリーナ席で通路側という、ラッキーな席。
始まってからダーッと涙が出てウルウルしていました。
ところがですよ。
通路を挟んで右前に、在宅酸素導入中の
頭がつるつるの60~70代ぐらいのおじいさんがいたのだけど、
コンサートも半ばのMC中に「ピーピーピーピーピー」という
酸素切れのアラームが!! それが何の音か気づいた人は
そんなに居ないと思います。
でも、私は職業柄気づいてしまいました。
そして、暗がりの中、ゴソゴソゴソゴソと酸素ボンベのカートを
探るおじいさん。
諦めて鼻から酸素チューブを外してカートに入れてる。
※ 酸素ボンベのカートってこういうの
独立再生保全機構というところから借用
…大丈夫か。大丈夫なのかっ。
もう、それからずっとおじいさんの首と肩をガン見して
呼吸回数を数え、頸静脈の怒張が無いかどうか
つるつる頭の汗は、と観察していて、
歌には全然集中できませんでした。
隣の夫人と思われるおばあさんがこれまた
全然おじいさんを気にしてない。
結局のところは二人ともすごく楽しんでいたから
補助的な酸素でしかなかったのかもしれないのだけど…
誰も助けを求めていないのに
勝手に気にした自分がいけない…。
けどコンサート後半は、全然自分のための時間に
ならなかった…。
でも、こういうのは「苦しい」ってなってからでは
遅いわけで、コンサートは突発的に始まるわけではないから
準備と確認というのは必要だと思うわけです。
必要だから持ってきたハズの酸素なわけだが…
酸素の残量を確認してから出かけないと
不要な救急車を呼ぶことになるわけだし、
アラームは「酸素だったらしょうがない」てことになるのか、
…とか、もんもんもんもんもんもんもんもん。
15年ぐらいこの仕事をしていて
初めてコンサートのために休みを取ったのに、ていうのがあるから
余計そう思うのかも…。
立派な看護師なら「おじいさんがコンサートを楽しめて良かった」
てなるのかもしれない。(仕事で来ているなら、私も100%そう思う。)
医療者は結局、飛行機内でもどこでも呼ばれる。
「職業人として当然」かもしれないのだけど
不用意な人も多いよなぁ。とかブツブツ。
って思いながら炎天下の中で
梅をひっくり返す、って…暗っ!!
----
追加で本日夕方の梅写真。
いい感じに干しあがりましたので、取り込みます。
野田琺瑯の容器3つ分。
結局追加したりなんだりで14kgぐらい漬けました。
左が南高(2つ分になった)、右は十郎
塩が薄く粉を吹いたようになっていて綺麗です
色もよく付きました。
カラカラの紫蘇はさらにレンジで水分を飛ばして
フードプロセッサーにかけて、ゆかりになりました。
今年の梅フェス、無事に終了です。
2014-08-06 14:51
nice!(37)
コメント(26)
トラックバック(0)
んっほ~♪ 見ているだけで口の中が酸っぱくなる。。。^^;
やっぱり炎天下の方が梅を干すには好都合なのですね。
コンサート、ヤキモキしましたね。
気にしないでいると、もし万が一のときに逆に後悔しそうですし、私は看護師ではないけれど、モンモン加減がよく分かります。^^;
by yes_hama (2014-08-06 20:40)
美味しそ~って、美味しいんだろうなぁ。
梅フェスいいっす+。:.゚ヽ(*´∀)ノ゚.:。+
by ありか(^O^) (2014-08-06 22:04)
yes_hamaさん
そうですね~ でも、最近は暑すぎるような気がします。
乾燥より焼けというか… 難しいですね(^^;
コンサート、本当にヤキモキでした(><
結果、何もなくて良かったのだけど、コンサートの記憶より
おじいさんの観察の記憶ばかりで(涙。
by ryang (2014-08-06 22:04)
ありか(^O^)さん
ありがとうございます(^^
今年のはまだ漬け上がりたてで、カドが立っているので
冬頃ですかね~。去年までのを食べています(^^
by ryang (2014-08-06 22:10)
すっかり干された梅のお姿
色といい艶といい 神々しいです☆(^w^)
コンサートのじいさま・・・残念でしたね。。。
by 獏 (2014-08-07 05:30)
見ているだけで白飯が欲しくなります^^
アラーム音、気になりますよね
酸素チューブ、抜いちゃっても大丈夫なんだ@@;)
by さる1号 (2014-08-07 06:47)
ウチは梅雨明けてすぐ干しちゃったんですけど
赤紫蘇がイマイチ仕上がりがカラカラしなくて
色づけ終えたらもっぺん干します。
十郎も南光も干しあがりに個性を出してますね♪
ゆかりごはんで俵握り、とかもう想像だけでお腹鳴ります…||。´・ω・。)ゞ
by cassis (2014-08-07 10:23)
獏さん
今年もうまいこと出来上がりました(o^^o)
おじいさん、まぁ...色々残念だったのとか、
思うところがあります(*_*)
by ryang (2014-08-07 18:44)
さる1号さん
暑いー、て干しながら食べてみました。
出来立てはフレッシュな香りで、それはそれで美味です(o^^o)
そう、酸素は本当は切れたら困ることになると
思うんですよね。でもこれは、突発的に帰れなくなった
わけではなく、予定していたことなので、準備が必要です。
もんもんもん。
by ryang (2014-08-07 18:48)
cassisさん
紫蘇、私は最終的にいつもレンジにかけてしまいます(´Д` )
天日干しでカリッとさせるのは難しいです(´・_・`)
ゆかりごはん、楽しみです。
あぁっ 明日から本気出す、て全然食事制限できてません!
by ryang (2014-08-07 18:51)
小田和正さんや地元に来ると必ず行く山下達郎さんもすでに還暦なので、ファンもそれなりの年齢なんですよね。
特に山下さんのコンサートは中盤から総立ちなので、それが辛そうな高齢者も良く目にします。一曲づつ立ち上がって終わると椅子に座り込んでハァ~ハァ~肩で大きく息をする老夫婦が前に座っており、結構心配になったことがあります。
by kou (2014-08-07 19:07)
kouさん
そうなんです、比較的皆さん高齢で、基本座って
いるのですが、やはり立つこともあり、今回の方は
座ったまま身体を斜めにし視野を確保していたので
これがまた苦しくて斜めになっているのかなんなのか、
と、もう気になって気になって(´Д` )
by ryang (2014-08-07 20:02)
わ〜!
赤が赤になってくのがすてき〜♪
オツバが…(笑
職業的に 気になるの わかります
でも 当の本人は気にしてなかったり
なんですよね〜
by ねこじたん (2014-08-07 21:32)
ねこじたんさん
綺麗に色がついてよかったです!
そうなんですよー、誰も助けてなんて言ってないし
気にした私がいけないのです(*_*) ガクー。
by ryang (2014-08-07 22:39)
おつかれさまでしたー!
重病人のふりをした軽病人だったのでしょうか
紛らわしくて困りますね~(^^;)
状況が分からないからスタンバイしちゃいますよね
私も時々あるんですよね
誰も悪くないのに
何かのめぐりあわせでひどい目に合うこと…(-_-;)
暗い気持ちで単純作業…わかります!!!(笑)
by Chobi.H.YAOITA (2014-08-08 12:04)
Chobi.H.YAOITAさん
在宅酸素の方は、ごくわずかな量の酸素を投与し続ける
必要があるので、あのまま酸素が不足した状態が
長く続くと生死に関わります。真綿で首を絞めるように
苦しさがやってきます。そして、重篤になってから
自覚するので、本人と共に周りもチェックしておかなくては
いけません。でもこの場合、奥さん?と更におばさんも
居たのですが... 疲れました。
by ryang (2014-08-08 13:19)
お見事ですねぇ~
シソもこんな風になっちゃうんだ
台風の切れ間の晴れがあってよかったですね ^^
それにしても、おじいさん人騒がせすぎです
by よいこ (2014-08-08 18:35)
梅干し、愛情たっぷりで育ってますね(^.^)
まっ赤になるんだなぁ♪
あの酸素連れで歩いている方々、やっぱ、切れるとヤバいんですよね??
コンサートで酸素切れ・・・用意わるすぎですよ(^_^
おつかれでした。。。
by のらん (2014-08-09 12:00)
よいこさん
ありがとうございます(^^ 今年もうまいこといきました。
いつもお盆過ぎに慌てて干すので、今年は一安心です。
医療は発達しましたが、そこに「当然」は無いんです。
超高齢社会を迎えた国で、国の借金や医療費のことを
考えているのか、不要なコストを掛けていないか、
迷惑を掛けていないか、これは一人一人が考えなくては
ならないことで、好きなことをして好きなように生きて当然、
ではない。 ということを理解してほしいです。
こういう話は誤解を招きたくないのとニュアンスが少しでも違うと
「じゃあ高齢者をないがしろにするのか」と捉えかねられず、
誰も関わらないままアンタッチャブルな扱いですけれど、
そうしている間にこの国はエライことになっているわけで…。
by ryang (2014-08-09 13:46)
のらんさん
梅干し、完成しました(^^
赤紫蘇で真っ赤に染まりました~。
酸素は切れないので酸素と共に生活するわけです。
今回のおじいさんは持ちこたえたわけですが
その後は家路に無事にたどり着くことを祈るのみです。
そういう準備や確認が「できなくなる」のが年を取るということ
なのかもしれないので、やっぱり周りサポートは必須です。
コンサートに出かけることを企画する中には
このような準備も含まれているよなぁ。と思いました。
by ryang (2014-08-09 13:57)
梅干し、きれいでおいしそうです!
うちは梅雨が明けるのが遅かったり、
台風がきたりと干し損なってまだ壷のなか…
今週もまだ干せそうにありません。(^^;)
早く干したいなぁ。
by mari (2014-08-12 19:18)
mariさん
ありがとうございます(o^^o)
私も、いつも8月末までにはなんとか...という
感じです(^^; 今年はたまたま、天気と自分の予定が
合って、早く干すことができました(*^^*)
完成!たのしみですね!
by ryang (2014-08-12 20:23)
梅干しが柔らかく仕上がってますね。
私もやっとこさ梅干しを完了しました。
柔らかいのアリ、硬いのアリでいろいろですが(^o^)
やはり看護師さんは素敵だなあ。
私にとって憧れの職業だし憧れの女性です♪
by ミモザ (2014-08-17 17:12)
ミモザさん
今年もうまくできました(^^
看護師、素敵ですか? 家では何もしないナマコです。
あれ、ナマコは私だけですかね…(^^;
by ryang (2014-08-17 20:05)
ん〜〜、おにぎりが食べたくなります!!
by いくそむ (2014-08-17 23:24)
いくそむさん
梅干しのおにぎり、食べたくなりますね(^^
干しあげたてだとまだ浅いですが、さわやかで
これはこれでおいしいです(^^
by ryang (2014-08-18 01:10)