SSブログ

おめでたいわけでもないけどお赤飯を炊く [ごはん]

先日仕事中に腰を痛めました

それ以降、なんだか寝てばかり

夜は夜で寝るのに昼も家にいる間はずっと寝てる
「昼に寝ちゃったもんで夜寝られない」ってならずに
本当にずっと寝てる

夜「もう寝るよー」ってネコに言いながら
「ささげがあったな」って思い出した

冬に寒川で買っておいたささげ
「オットが好物のお赤飯をやってみよう」って思ったまま
冷蔵庫に放置していた

寝る前にもち米を浸水して
お赤飯作ろう


ネットで調べたところ
お赤飯にするにはささげを柔らかくなるまで
茹でないといけないらしい

栗とは訳が違うんだな
今回は渋抜きをしないで作ってみる

このレシピに準じて作るけど
打ち水にはみりんを入れることにする

茹で途中で一回齧ってみたけど
エグ味は感じなかったから、このレシピでGO

渋抜きをするかしないかは
「何を作るか」によって変えれば良いわけで
何が何でも渋抜きをしなければ
というものでもない

ささげが潰れるぐらい柔らかく茹でる
とすると結局40分ぐらい煮るハメになった
寝る前にやることではなかったなぁ~

茹でたささげと煮汁を洗ったもち米に入れて
浸水しておく
IMG_4417.jpg
(温度を下げるために氷投入した)

翌日、ざるにあげて水を切っておきたら
せいろに広げて蒸します
...これちゃんと色ついてんのかな
IMG_4418.jpg
ちなみに、最初にささげを茹でた茹で汁は
50ml取っておいて、2回目の打ち水にする

まず20分蒸す
IMG_4425.jpg
蒸したらここで大きなボウルに入れて
ゆで汁に塩と酒とみりんを合わせておいた打ち水を
振りかけてサックリと混ぜ合わせてまたせいろで15分

できたー
IMG_4430.jpg
心配していた染色もうまくいってる

お昼を食べてしまったオットに、
小皿に入れて黒ゴマをかけて「できた」と出したら
「あーこれは美味しい」とお替りしていた

ささげが固かったらどうしようと思ったけど
ちゃんとホックリと仕上がっていた

飯台に移して濡れふきんをかけておこう


関東では切腹を嫌って小豆より破けにくいささげを
使って赤飯にした説があるらしい、
うなぎにしてもだけど江戸の武士は切腹に敏感なのね、
とオットに言ったら

オットが「うーむ、江戸の武士は御家人で
元々静岡とか山梨とか、家康に付いてきた人がほとんどだし
旗本は荒っぽい人が多かったから
その人たちが切腹を怖がっていたとも思えない、
そもそも切腹自体は武士にとっては不名誉ではなかったし…
じゃあ関西に武士がいないわけではない、
全国に武士はいたわけで、そういうことを考えると
『関東では切腹を連想させるから云々』という説は
出典がある話なのだろうか」

とか言い出して、お赤飯を食べながら
難しい話になってしまった笑



そして家で活動したらまた腰痛
あ~~仕事中ってアドレナリン出てるから
時々思い出したように腰痛を自覚するけど
家だと廃人だからすぐ寝たきりになる

養生養生



nice!(23)  コメント(12)