SSブログ

初めてマカロンを作る [お菓子]

チーズケーキタルトを焼くと
どうしても卵白が1個分余ります

タイミングよく料理に使う時もあるけど
そんな毎日食べないから
割と「ゴメンヨ」と捨てていました

がしかし、先日オットにチーズケーキタルトを
焼いたときに、ボーッとしていたら
バターの配合を間違っていたことに気づき
タルト台をもう1回作り直すことにしました

この時なにか予兆があったのか
最初の卵白も取り分けておいたので
合わせて2個分の卵白が余りました

うーん
やっぱりマカロン作ってみようかなぁ

ネットで検索すると
使う材料などはシンプルなのですが
マカロナージュという作業がハードルが高そう
というか、見極めが難しそうなのです

クックパッドに上げている人の解説を読んだり
YouTubeを見たりしながら2日過ごし
ついに本日焼いてみました

まずはボウルを洗い直し
皆さん口を揃えて「洗い直して完全に
油分や水分を取り除いて」とおっしゃる

メレンゲを作るのに「洗っておいたもの」
ではダメだと力説されているので
洗ってあったガラスボウルを丹念に洗って
拭き上げておきます
IMG_5424.jpg
卵白とアーモンドパウダーと粉糖は全て1:1:1
そこにココアパウダーを3%で計量し
2回ふるっておきます

卵白は2つでちょうど70gだった
メレンゲ用には卵白に対して117%の砂糖を用意
(つまり82g)

ハンドミキサーで泡立てます
503F80B0-09F1-4210-A894-3B02926FC01C.jpeg
角が立ってきたら砂糖を3回に分けて
ピンピンのメレンゲを作ります
IMG_5429.jpg
泡立てすぎた生クリーム状態
だけどツヤがある

ここにふるっておいた粉類をザッと投入
IMG_5431.jpg
ゴムベラで粉気がなくなるまで切るように混ぜます

粉気がなくなったらカードに持ち替えて
IMG_5433.jpg
さー!マカロナージュしていきます
IMG_5434.jpg
今度は泡を潰していく作業
普通「泡を潰さないように」って注意なら
よくあるけど…

マカロナージュしすぎると
膨らまないとかピエが出ない
(ピエってあのクラゲの足みたいな周りのアレ)
マカロナージュが足りないと
これまたピエが出ないとか割れるとか
つまり成功のカギはこの
マカロナージュがうまくできたかどうか、に掛かっている

こまめに確認
IMG_5435.jpg
ボトボト落ちるのでまだ

どうだろ
IMG_5436.jpg
そろそろか
もうちょっとだな

もういんでないの
IMG_5437.jpg
落ちた生地の境がなじんでないからもう少し

どや
IMG_5438.jpg
よーしこれぐらいとしよう

1.3cmの口金をセットした絞り袋に入れる
IMG_5439.jpg

3cm~4cmに絞る
IMG_5440.jpg
ぶっはー 難しい
不器用なのが良くわかる

1.0cmの口金にすればよかった
思ったより生地がドッと出てくる

これはマカロナージュしすぎたのかもしれない
もう後戻りはできないので次の工程に進むしかない
天板をしたから叩いて気泡を抜いて
このまま30分ぐらい乾燥させます

指に付かない程度に表面が乾いたので
オーブンに入れます

見たレシピでの焼き方は様々で
多かったのは130度~160度で15分てことだけど
180度で5分焼いて後で130度に下げて15分焼く

最初は高い温度の方が表面が強制的に固まって
ピエが出る、という理屈に納得したのだけど
今マカロンの作り方で検索しても
誰の解説だったか分からなくなってしまった…

とにかくそんなわけで焼きの工程
IMG_5442.jpg
おおー ピエ出てる
いいじゃーん

冷ましてはがしてみた
IMG_5443.jpg
カサッとした表面と中が少しネッチリした感じ
もっとネッチリが少なくても良いかも
(オットは喜んで食べているけど)

中のクリームは今回は挟まないでおく
今回初回でやってみて
なんとなく分かったので
次回は真ん丸マカロンを焼けると思う

そしたらちゃんとクリームも挟むことにしよう




nice!(26)  コメント(14) 

市場かごを見直す そして買い足す [おすすめ]

市場かご、ってご存知の方も多いかと思います

市場かごの原料は篠竹(鈴竹)という
細い竹なのですけど、カゴの名産地である岩手は
この篠竹が120年に一度の開花時期です

竹は開花すると枯れてしまい
また同じように生えて回復するまでには
何年もかかるそうですよ

しかも作り手が高齢化で
いろんな意味で滅びそうな竹細工

えー、途絶えないで欲しい


実はすでに一つ持っている
最近よく行くイオンはレジゴーという
無人会計システムが大変便利で
そうなると自前のカゴがあったらなお良い

でも私が持っているのはやや幅狭のスリムタイプ
「お使い」なら良いけど「買い物」には小さい

そんなわけで市場かごを買い足すことにしました
今回は幅の広いものを買おう
肉・魚のパックがそのまま横に入るぐらいのもの

そうすると尺3寸、というのぐらいで良さげ

だがしかし、高い
ネットショップではだいたい売り切れ
メルカリ18,000円とかで売られてる

あれー、以前買った時はそんなに高くなくて
6,000円ぐらいだったと思うんだけど…
以前買った藤倉商店では篠竹のカゴは入荷未定
中国産の真竹のカゴならある
そして中国産でも高くて13,000円くらい

やはり篠竹の材料確保ができない、
というのが大きいっぽい

でもなんていうか、庶民の日常生活に
そんなにプレミア価格を付けるのは
どうなんだろう

一軒、ココという製作をしているところがあって
代表の人にメールを出してみたら
極上品は在庫がないけど普通のならある
ということで
普通のを購入した次第

左が今回購入 右は15年ぐらい前の購入
IMG_5407.jpg
色が違います 
左の方が新しいから緑っぽい

幅の違い
IMG_5406.jpg
底には竹の支えが入っています
IMG_5408.jpg

丹波黒が見に来た
IMG_5409.jpg
そして写真を撮っていたらおモチが入って寝始めた
IMG_5414.jpg
モチ君は朝も私が起きてきたらカゴで寝てた
IMG_5401.jpg
気に入った様子だけどこれは猫ベッドではないので
返していただこう


収納などに使うオシャレさんもいるようだけれど
私は専ら本当に買い物かごとして使います

春になったらお弁当を持って
オットとお花見もいいかもしれない



-----


新型コロナのワクチンが入ってきたけど
これからどうなるのだろう

早く安心して暮らせるようになりますように…



nice!(21)  コメント(12) 

ヒラメ釣りリベンジマッチ [釣り]

2月の釣りものはなににするー
ヒラメもシーズンだよねぇ、カワハギもいいし
と考えていたのだけど
ヒラメにしました

何しろ前回のヒラメ釣りはコチラの通り
全くの坊主どころか釣りにならなかったという
人生最大の船酔いだったのでした

前に真鯛釣りで大原に行ったときは
うねりはすごかったけど酔わなかった
でもヒラメの時は2週間寝込んだ後の病み上がり
だったのと、天候も悪くてキャビンに入ってたので
(元々キャビンに入ると酔う)これが致命的だった

オットは「最近の疲れからしてまた酔うのでは」
と心配していたのだけど
「釣りにならなかった」というのは
どうにもそのままにしておけないので
釣ってみたい

夜勤明けでダイソーに寄ってプラザルを購入
IMG_53631.jpg
イワシを泳がせて釣るのだけど
前回はイワシを捕まえるところで
ちょっとくじけた(バケツが深かったから)

怒涛の夜勤だったので家に帰ったら
強制終了みたいにバタッと寝て、
夜は鈴木新太郎さんのユーチューブで学習して
寝ました

1時半に起きてオムスビを作って
2時半に出発

あままさ丸に乗船
IMG_5385.JPG
片舷9人ぐらいで隣との間隔はけっこう詰まっている
我々の場所は左舷の胴の間(船の真ん中あたり)

オットは「今日はお客さんがたくさんいるから
配当が少ないかもしれないね」

むー、頑張る

今日は絶対にキャビンには入らないぞ…

船尾側に移動して飛沫を避けます
IMG_5384.JPG
明るくなってきた

30分走ったかどうかぐらいのところで
ポイントに到着

イワシが配られた
IMG_5382.JPG

開始早々いきなり船首側で大型ヒット
しかも連発している

あらー、全然こないけどコッチ

パラパラと出て船長もタモ入れに忙しそう
隣のおじさんのイワシはかじられていて
「かじられてますね」と言ったら
「当たってたんだけどバレてしまいました」

むー、私、アタリもこない
イワシも元気

船長が「初めて?」と声をかけてくれて
前回もあままさ丸のもう1隻の方で出かけたけど
船酔い過ぎて吐き倒して終わったと言ったら
「じゃあ今日はぜひやり返さないとね!」

やってることは間違ってない
魚もいるはず

…………。

寒い
ホッカイロ買っておいたのに持ってこなかった
これは早々に釣って体温上げないとだ

しかし静か

……………。

2時間ぐらい釣れない時間があったけど
ドドンというアタリの後、グッグッと引っ張られます

えっこれヒラメかな
とオットに言うと「合わせてみれば」
何らかの生命反応はあるけどヒラメって
何しろ釣ったことがないからアタリがわからん

しばらく待ってみて大きく煽って合わせます
重いけどヒラメなのか
ヒラメじゃないのか
久しぶりにドキドキドキドキと動悸がするー

はっ
きたー!!

大きくないけどヒラメです
IMG_5379.JPG
40cmぐらい
船長は忙しくてオットがタモ入れしてくれた
IMG_5383.JPG
船長が回ってきて「あ、釣れたじゃんよかった」
と言うので
「これは持って帰っても良いサイズかどうか」
と聞いたら「全然大丈夫だよ」

ホッ

いきなりリリースじゃ残念だもの


しばらくしたら
仕掛けを落としたとたんにドーンという力と
その後のグーッと引っ張られて
「さっきのがヒラメだったから今度もそうだ」
と思いつつ、しかし重さが全然違う

船長がタモを持って左側に立って「頑張れ」
重いですー、と言うと「重いか!そうか!よし!」

ヒラメだー
IMG_5377.JPG

やったー
IMG_5367.jpg

オットはアタリはあるのだけど
食わないヒラメみたいで「当たるけど乗らない」
船長が「針の付けてる位置が悪いのかも」と
付けてくれた

船長は「今日は良い型きてるから頑張って」と
声をかけてまた次のタモ入れに走る

そして私はまたヒット
IMG_5378.JPG

なんか慣れてきた

ヒラメのドーンというアタックにも驚かないで
送り込める

鈴木新太郎さんの「余裕を持ったロッドの角度」
ていうのができてる気がする

よしよし
IMG_5372.jpg

その後すぐまた1枚
IMG_5380.JPG
船長が「おっ、すごいねー」って言いつつ
「最後に良かったね、ってなるように
まあ今も釣れてるけどやっぱご主人も釣って
終わるのが良いよね」

オットもやってることは同じなのだけど
なぜか釣れない
「なんでだろー」って言ってたら
「そういうこともある、一人だけ釣れる時もあるし」
船長、気を使っている…笑

帰りの車の中が不穏な空気になりませんように
とか言って

大原の船長が「爆風」ていうくらいの
すごい風とうねりの中、頑張る

しかしその後もオットにヒラメがかかることはなく
まさかの坊主

オットの右隣りのおじさんは
5㎏ぐらいありそうな巨大なのを釣っていた

オットは「なぜボクだけ釣れないんだ」
とガッカリしていたので気の毒

しかしクーラーの中は私が釣った4枚で潤沢
IMG_5375.jpg

最初から釣っていた船首側のおじさんは
竿頭で7枚

帰りに船長に挨拶したら
「リベンジ果たせて良かったね!
次はご主人のリベンジでまた乗ってね!」
船長良い人だー また来ます!

帰りは案の定気絶しながら時々起きつつ無事帰宅

先ほど捌いたヒラメちゃん先発2枚
IMG_5386.jpg
天然のヒラメはお腹が真っ白
(養殖は表と同じような色で斑になる)

検量の結果
一番大きなものは63cmで1.8㎏
2番目3番目はだいたい同じで1.5㎏
最初に釣った小さ目のは40cmで600gでした
大きさの割にやはり寒ビラメなだけあって
肉厚で太ってた

また主に昆布〆と柵に下ろしておきます

明日からちまちまと食べよう


年度末、人事異動なんかが出そろって
また次年度に向けて頑張ろう

やって良かった、が増えるといいな



nice!(27)  コメント(14)