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紅玉を入手 アップルパイを作る [季節行事]

ギリギリセーフで紅玉の購入に間に合いました

紅玉というリンゴは酸味があって
煮崩れしにくいので、お菓子作りによく使われます
そして出回る時期が限られているので
見つけたらさっさと買わなくてはいけません

しかしこれまで大して買ったことはなく
なんか使いにくい、という感じがして
どうも買うに至りませんでした。

次もあったら買おう...とか思いつつ
だいたいりんごなんか買ってる場合じゃない感じになって
ちょっと忘れかけてたのですが
紅玉で検索したら出てきたのが
みんなのきょうの料理のページ
小嶋ルミさんのレシピを紹介していて
やってみたい!と思うような美味しそうなページでした

アップルパイは子供の頃に
オーブンに付いていた本から作ってみたことがあるけれど、
やっている工程が正しいのか間違いなのかさえわからなくて、
やっぱり難しいんだなぁー、と
ちょっとトラウマみたいになっています

オットはシャトレーゼのアップルパイだろうが
パティスリーなんとかのアップルパイだろうが
喜んで食べているしなぁー
せっかくこの時期ならではの紅玉があるからには
作ってみたいけどなぁー

冷凍パイシートを使って作りました、
っていうより、生地からちゃんと作れたら
すごく楽しいと思う

やっぱりやってみよう…

ネットで購入した青森の紅玉
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よーし、やるぞー!

きょうの料理の説明はサッパリとまとめられていて
パイ生地初心者には難しいので、このレシピの人の
本を買ってみました
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楽しそうなのでもう1冊
右の本にアップルパイは載っている

リンゴは皮を剥いてバターと砂糖で煮て
翌日までそっとしておきます

フードプロセッサーなんか使うのね
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フープロ最近活躍してます

バターは小豆くらいになっていいらしい
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この状態で一晩お休み

翌日は私は仕事が休みでしたので
お昼までゆっくり寝て、午後から始動

さーて、アップルパイの続きでもやるかー!て
写真係のオットがいないまま、オーブンを予熱するところから始めます
伸ばして畳んで伸ばして畳んで、てやって
「ここで3時間休ませます」げっ
まーじかーー
昨日読んでた時には気づかなかったぜ!
予熱意味なし!

2時間サスペンスなんかを見て
小嶋さんのお菓子の本を眺めて
のんびり過ごしつつ、再度予熱を始めて、
冷蔵庫から出した生地をまた伸ばして
パイ皿に敷きます
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それで、昨日煮ておいたりんごを乗せる
さらにパイ生地を重ねてフチをフォークで押さえて
200度で20分
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焼けてきた
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綺麗に層になってるんじゃないのー!
さらに190度で35分
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出来たー!
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あんずジャム、ていうけど
あんずジャム...梅ジャムでいいか!
黄熟した梅はアプリコットとよく似ているもの

ぺトぺトと刷毛で縫ってツヤを出します
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夕食後にお茶を入れてデザート
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オットは何も言わずにむしゃむしゃと食べているので
あれ…美味しくない…?と聞いてみたら
「うん、美味しい。けどリンゴがもっと硬い方が好き。」

グッ

今回の私の目的は「美しい層で美味しいパイ生地にする」
ってことだったから、まさかリンゴの食感について
コメントが来ると思っていなかったけど、まぁいいや

「ボクそもそも、アップルパイそんな好きじゃないよ」

ヘェッ?! なんですと?!
「それならクランベリーとかカシスとか
カスタードクリーム入ったタルトが好き」

衝撃的ー!!
あ、あーた、アップルパイさんざん美味しいって
食べてきたでないの? と言うと
「あー、まぁそうだけど、アップルパイが好き、
ていうほどではない。けど、このアップルパイも美味しいよ。」

......ずっと好物なのかと思ってたら
ただの甘党だった。

まぁでもうまく出来たし満足。
2人でモシャモシャサクサクと美味しく食べました。

子供の頃は手際が悪かったのか
本に書いてあることがよく理解できなかったのか、
あとちゃんと「冷蔵庫で5時間」とか
待つこともせず、ともかく書かれていることを
きっちり守るってことができなくて、
ぜーんぜん層にならずにボソボソの
しかも美味しくないものが出来た覚えがあります。

(もしかしてこの時の本も
手順がサッパリしていたのかもしれないけど)

もうパイ生地も怖くなくなった!


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