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お弁当箱、到着 [ごはん]


5月の連休で飛騨高山に行った時に
戸沢漆器で頼んでいたお弁当箱が出来上がりました。


今回到着したのはコチラ
紅春慶の小判弁当箱(中)です。
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とっても美しい
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木目も塗りも本当に素晴らしい
しっとりとした手触りがすごく良い

これは紅春慶の大
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これはスタンダードな鉋目の大
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これはスタンダードな春慶の小サイズ
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今回の中は、小サイズの周径で
深さが大サイズと同等のもの
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大サイズとの比較
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同じ紅春慶なのだけど、今回届いた分は
塗ってから日が浅いので濃い目です
時間が経過すると左側のように木目の美しさが
際立つ色合いになってきます

風通しの良い所に保管して半年ぐらい待って
大切に使います


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今回「発送します」という電話を受けたときに
「横浜高島屋で飛騨高山展が開催されます。
それにも出店しますのでよろしかったら…」という
ご連絡をいただいていたので本日出かけてきました。

…でももう買えなかった(汗

ただただ眺めて帰ってきました



物産展も良いな
常設の販売だとピンとくるものがなくても
物産展だとそのお店が良いものを揃えてくる

現地に行って色々見るのが一番良いけど
デパートはデパートの良さがあるし

本日横浜高島屋の天一で食べたお昼のご膳
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美味しかったなー


そしてまた高山行きたいな




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あんずの種から杏仁豆腐(もどき)を作る [季節行事]

今年のあんずシロップは
すごくうまいこと出来ていたのに
安心して放置していたら泡立ってきていた!!
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ぐるんぐるんと瓶を回すとブックブクですよ
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しかしこれは香りが良くて微炭酸で美味しい
加熱処理せずに早めに飲みきってしまおう

そしてもう1つ、シロップを仕込もう
マルシェであんずを購入
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全部で1800gぐらいあったのだけど
一部押さりがあってやわらかすぎたものが300g、
これはジャムにしたので、シロップは1500g程度
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今度は子供も飲めるシロップになるよう
気にかけておかねば



そして先日あんずジャムを作った時に回収しておいた
あんずの種は割って杏仁の採取をしておきました
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軽く茹でてからジップロックコンテナ―に
蓋をしないで入れて乾燥させています
ここから杏仁豆腐を作りましょう

ネットで検索しても
あんまり美味しそうなのは出てきません

適当に考えてコーヒーゼリーのコーヒーを牛乳として
一部を生クリームに置き換えればいいか
牛乳ゼリーに杏仁の香りを付けるイメージ
そして牛乳は温めません 

温めた牛乳はタンパク質の変性で
舌触りも香りも変わるから冷たいまま作ります
要はゼラチンがダマにならなければ良いわけ

そもそも本物は牛乳は使わないし寒天で固めるけど
あんずの種はそんなにたくさんないし
アミグダリンを大量に摂取して中毒死とか笑えない
茹でて乾燥させた種子にどれくらいのアミグダリンが
残っているのか、測定できないから分からない

安全に
あとは食感の好みで材料を揃えます

<材料>
杏仁:7粒前後
牛乳:200ml
生クリーム(低脂肪でOK):100ml
グラニュー糖30g
ゼラチン5g
お湯30ml程度

※私は柔らか目が好きなのだけど
しっかりしたゼリーが好きな人は水分量の全体が
250mlになるように作ると良いと思います

<準備>
①ボウルにゼラチンとグラニュー糖を入れて
お湯を入れて泡だて器でよく撹拌、溶かしておきます

②乾燥気味の杏仁は小皿に出してお湯を少量かけておきます
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③戻した杏仁の薄皮をむいておきます
(10粒ぐらいに見えるのは割れているから)
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杏仁は薄皮を剥くとベージュ色のがあって
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これは氷砂糖で作ったシロップから引き上げた種
香りはほとんどないのでシロップの杏仁は廃棄とします
(ガッカリ)

<作り方>
①杏仁をすりつぶします
ごますり鉢だと溝が深いので乳鉢で擦ります
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②ペースト状になったところに
分量の中から牛乳を20㎝ぐらい入れてさらに擦ります
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③ゼラチンと砂糖が入っているボウルに
ストレーナーで濾して絞ります(ギューギュー絞ります)

④ボウルに残りの牛乳を入れてよく撹拌します
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⑤ボウルにラップをして冷蔵庫で冷やします
(ボウルの材質によりますがだいたい2時間程度で固まります)

⑥お皿に取り分け、去年仕込んだあんずシロップと
今年のあんずジャムを好きな量のせます

できた
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オットはあんずが好きなのだけど
杏仁豆腐は牛乳寒天と思っているところがあって
懐疑的だったのに
「えー、杏仁豆腐ってこんな香りがよくて
美味しいんだー」と喜んで食べていた

杏仁は貴重なので、そんな何十粒も使いたくないし
香りを足すだけなら10粒もなくて十分だろう、
もし足りなくても牛乳ゼリー←? はそれはそれとして
まぁマズくはないだろう、と思っていたけど
この予測はかなり当たっていて良かった!


7,8年前ぐらいに、初めてあんずジャムを作った時に
回収した種、冷蔵庫の買い換えや引っ越しのたびに
「もう捨てようかな?」と思いつつ、
せっかく綺麗に乾燥しているんだし邪魔になるもんじゃないし
(←「なってるよ」ってオットの声が聞こえる)
何度も危機を乗り越えて連れて歩いているのが30粒ぐらいある

杏仁豆腐がこんなに美味しく作れるなら
保管してきた甲斐があったというもの


種から作る杏仁豆腐、オススメです




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ツケモノ、タコ釣りに出かける [釣り]

今年は東京湾で真蛸の当たり年だそうです

タコというのは私の好物ですが
佐島のタコはかなり高いし
時々しか売っていない

モーリタニア産のタコでさえ
小さいパックなのに600~800円ぐらいするから
たまにしか食べません

そうしたら釣りの計画を立案するオットが
「7月はタコ釣りに行こうか」と言い出すではないですか

これまでも本牧なんかからタコ釣りの話は
あったのだけど、手釣りだもんでちょっとハードルが高くて
忘れていたタコ釣り。

今は竿でタコエギで釣るやり方が流行しているんだそうで
我々はこれに乗ることにしました
4時に起きてお弁当を作って5時30分に出発

…雨だね……
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けっこうなザザ降りですが、まぁ大丈夫だろう

船宿は横内丸という、
いつも乗る蒲谷丸と同じ金沢漁港にある船宿です

船長は全部の作業を一人でやっていて
中乗りさんとかいないっぽい

本日のセット
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ロッドもリールも全部新しいもの
8,000円ぐらいで安いのを買って、
ちゃんとやるようならちゃのしたのを買おう、って
銭失いにならないといいのだけど…

タコ&アジのリレー船なので
この他にいつものアジロッドのセットも持ってきました

船長が「タコ釣り初めてやる人ー」って
レクチャーがあって「ムニューと来たら即アワセでOK」
ってことで、理解したら出発

いってきまーす
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こんな感じの天気で40分ぐらい走ります
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千葉のほうまで来ちゃったのかな?と思ったら
川崎のあたりだったっぽい

私の隣のお爺ちゃんは
「女性の方が上手だから大丈夫だよ」と
励ましてくれつつ、頑張りまーすって
1投目でいきなりきました

なんか重量感を感じて
ムッ?って上げてきたら釣れた!

わーい
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ちょっと小さ目だけど標準サイズだった

オットも釣る
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出かけるとき、
洗濯ネット持って行ったほうがいいかな?
って言ったら「むこうでくれるだろう」ということで
持って行かなかったのだけど
ネットは自前で用意する必要があった

オットは水の入ったバケツに入れてたら
静かにしてるから大丈夫だとか言ってて
5分もしないうちに「タコがいない」

おい~~

オットの隣にいたおじさんが「これじゃない?」って
脱走中のタコを救出してくれた

とりあえずクーラーに入れておこう
って入れてたら

ちょっと、脱走してるよ!!
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クーラーだって冷気が逃げないように
ロックが掛かる構造で
けっこう閉まっているはずなのに
ニューーーーーと出てくるタコ
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大変だ、〆てしまわねば

頭をひっくり返して内臓を取り除いて
ジップロックに入れたのに
ジップロックのチャックを開けて出てくるので
ビックリするタコの生命力

根掛かりはする
グッと重量が来て「タコだ、重い」、って巻き上げてたら
リーダーからスイベルが抜けてスカッときたり
普通に根掛かりでエギをロストしたりするけど
「そういう釣り」っていうことだから心は折れない

私は最初の場所でポンポンと6杯釣ったのだけど
対側の舷の人たちはあまり釣れてなかったようで
ちょっと移動

このように工場付近で釣りを続ける
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前の方から「船長ー、移動する前の方が
釣れてたってー」とブーブー言われて
「えー、お客さん←ワタシ 何杯釣ったー?
こっち釣れてたの? オレあっちしか見て無かったわ」
って釣れてない側しか見て無かったらしい
「あの女の人6杯釣ったんだってよー」

「そしたらさー、これからアジ釣りに行って
20匹ぐらい釣ったらこんど型狙いでまたタコやろ」
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アジについては「知ってて当然」という感じで
棚のアナウンスとかも一切ないし
コマセバケツについては二人で1つ、っていう配置で
レイアウトもなにもあったもんじゃないんだけど
皆様バンバン釣り上げて活気ある船内

しかも最初から結構な入れ食いで
通常「コマセが効いてくるまでちょっとしたタイムラグ」
っていうのが発生するはずなんだけど
最初っから釣れる

わーい 楽しい~~

オットは「ボクなんかすごい絡まって
仕掛け出してる」と言うのだけど
私は最初に出した1つの仕掛けだけで
やり遂げた

みんな基本的に「釣り」ってのは出来る人が
乗る船なのかな?
大してオマツリとかもなくてどんどん上がるアジ
「お客さん←ワタシ 何匹釣ったー?」

1時間ぐらいアジを釣ったら
またタコ釣りに移動

しかし私は根掛かりを強引に外そうとして
竿を折ってしまった!!

えーん

オットが「ボクもういいからこれで釣りな
だけど折らないでね、ボクの方が高いから」

!! BBとは言え自分だけシマノ使ってる!!
そして根掛かりが怖くてもう恐ろしい
竿を折るって、穂先ならあるけど
本体を折るって今までないもの

オットは折れた竿でやってみよーって
結局3杯追加していた
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なんでも釣れるのかタコってのは…

オットの隣にいたおじさんは最終的に10kg以上も釣って
竿頭になっていたんだけど
「根掛かりを恐れちゃダメですよ」って
そりゃそうなんだけど
それにしてもすごい攻めだった

エギが無くなって船長から何度も買って
しまいにはタコエギが無くなって
イカエギになってたのに、結局それでも釣り続ける

オットは「一種の狂気を感じるぐらいの攻めだったなぁー
ボカァあんな攻められないや…」ワタシもー

私はこの後で3杯追加、小さいものはリリース

「なにこのハサミっていうかコイルチェーン」
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最後の最後に片づける時に仕掛けが絡まって
切ろうとしたら間違ってチェーン切っちゃった

「……。」

15時に終了 
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釣りの途中途中で雨が降ったけど
降ったりやんだりだし風もあまりなかった

曇り空
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さー! タコの処理をしてしまわねば
「ボカァ少し寝る...」

ちょっと見た目気持ちわるいですけどね
美味しいタコですから
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塩でゴシゴシと揉んでぬめりを出します

タコがキュキュッとしたらOK
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この処理だけで排水溝のネット3回も替えたぐらい
すごいぬめりとヨゴれだった

グラグラと沸かしたお湯に塩を入れて
沸点を上げて1ハイずつ足先から入れていきます

くるりん
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固くなりすぎないように茹でて
ザルに上げます
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夜は後輩夫婦がやってきてタコ&アジパ
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タコの握りもやったのだったけど
全然写ってない(笑

茹でたタコは真空パックにして
実家に届けます

アジとタコを持って行ったら
お昼に鰻丼をご馳走になって
タコで鰻を釣る、ってなった次第
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タコは足を1本ずつバラシて真空パックで冷凍すると便利、と
母に聞いて「確かに!」 後でやり直そう

初めてのタコ釣り、楽しかった

1本600円ぐらいするタコエギを10本ロストしたし
竿も折ったし、乗船料金は1人9500円だし
結構なコストになってしまったけど
「根掛かりを恐れるな、そういう釣り」ってことで
今度また乗りたい (`・ω・´)キリッ



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赤紫蘇は鮮度が命 [漬物]

ついに先週と今週、赤紫蘇を投入しました

9時前に到着したら店頭のコンテナに
6束積まれていたので、ババババとカゴに入れたら
車を入れてきたオットが「あっちにもあるよ」と
ナイスな発見をして計12束購入
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「本当はあと6束ぐらい欲しい」

農協の人が「今日は入荷が少なかったんですよねー
いつもはもっと入るんですけどね」

ムムゥ 

「来週また来ればいいよ」
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んー そうね じゃあそうする

そんなことをしていたら
福井から新平太夫が2kgきた

良い香り
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小粒でお願いしたので全部ジップロックで
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そして今週も農協に出かけたのだけど
やっぱり9時は過ぎちゃう

なんでかなー(汗

7時に覚醒しているのに
気づいたら「ねぇ、もう8時半の開店時間過ぎてる」
って言われて「アレレ、二度寝しちゃってた」ってなる

今日は紫蘇がたくさんあった
やっぱり7月も半ばになると梅干しのために
紫蘇を入れる人はなかなかもういないのかも
「とっくに入れたよ!」って時期だもの

そして値段は1束270円と先週より90円も高いけど
まぁそれはいいか

紫蘇をカゴに入れていたらお婆さんに
「立派な紫蘇だねー! 良いねー!
私はジュースにしようかな」って
話しかけられた 

そして
「タヌキが食べに来ています その前に食べてください」
というトウモロコシのPOPを足元の棚で見つけて
なんていうか、長閑だ

このトウモロコシはまだ納品されていなかったので
他の生産者の朝どりとうもろこしやら
スイカなんかも買って機嫌よく帰る
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「今年はこれで最後か」その予定でーす

実は前回の農協後、よく行くマルシェで
群馬の紫蘇を5袋買ったのです

買った日に納入されていたから
翌日で大丈夫だろう、と涼しいところに置いて
翌日葉っぱをもいでいたら、中で溶けているのが
たくさんあって、いきなり不安な感じ

そして昔の群馬農協の紫蘇を彷彿とさせる
「枝ばっかりじゃんよ!」っていう袋で
最近の群馬紫蘇は生産者の名前も入れて
改善していると思ったのに
ずいぶん懐かしいことしてくれるじゃないのマルシェ!

文句言いながら葉っぱをより分けてもいで
洗浄したら、葉っぱが破れまくって
カスがたくさん出るし張りがない
このカスは傷みの見落としなのか
葉っぱの性質なのかもはやわからないまま
ボロボロと汚く水面を漂うカスたち

さんざん水を使って洗ったけど
どうも危険な香りしかしない

オットが「週末また農協で買い直せば」と
心の広いことを言ってくれたのもあって
悩んだけど

…やっぱりやめよう 
これは入れたら梅がダメになるかもしれない

972円分も紫蘇買ってもいでさんざん水使って
廃棄って…ってかんじだったのだけど
今日、JA横浜の紫蘇をもいでいて
「この前の、やっぱり捨てる勇気を持って良かった」
って思った

やっぱり葉っぱの張りも香りも全然違って
すごく良い
作業もラクに進むもんね

やっぱり赤紫蘇は鮮度が命だわ
(赤紫蘇に限ったことじゃないけど)

トウモロコシも帰ったらすぐ茹でて朝ごはんに食べたら
とっても甘くて美味しい

農協、スバラシーィ!!



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今年もあんずジャムを作る [季節行事]

前回あんずのことをちょっと書いたのだけど
この時届いた中で青っぽいものは
ちょっと置いたまま、1週間経過しました

うぅむ、この600gぐらいをどうしたものか
シロップ瓶のデッドスペースがなくなったところで
追いあんずにするか、今年もジャムにするか悩んでいたのです

あんずを店頭で見つけてはホッとしていたのだけど、
やっぱりもうちょっと買いたくなって
マルシェで1kgぐらい追加購入しました

ジャムにしよう どうせ作るなら一気にやろう
ジャムはちょっとの量で作るよりそこそこの量作りたい
お土産なんかにも喜ばれるし


全部で1600g弱
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線に沿ってぐるっと包丁を入れて
種を回収したらグラニュー糖をバサッとかけて
ザックリ混ぜたら6時間ぐらい放置しておきます
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今回のグラニュー糖は650gなので、だいたい40%ぐらい
あんずが生でかじっても美味しいぐらい
酸味だけでなく糖分があったので
様子を見て後で追加を検討します

農林水産省のジャム類の日本農林規格ページによりますと
ジャムの定義というのは糖度が40%以上とされていますが
農畜産業振興機構にはCODEX(世界的に通用する食品規格)の
説明も載っていて、
これによると世界基準では65%の糖度でないと
ジャムの定義に当てはまらないんですよ

そもそも60%ぐらいないとゲル化しないので
ペクチンなんかを添加するのだけど
あんまりパチッと硬いジャムは好きではないし
あんずの場合は皮にペクチンが含まれるから
その辺は適当です

果物の糖度を測れないからわからないけど
あんずというのはモモのような甘いものとも違うので
まぁ10%程度と仮定して考えます

(糖度計欲しいな)

それで、半日経ってこのように
あんずから水分がたくさん出てきました
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水分は一切入れていません
あんずから出た水分だけです

これを強めの中火にかけます
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ものすごく沸き立ってきました

若干火を弱めてアクを取りつつ煮続けます
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良い感じに煮崩れてきました
梅は煮ながら種を取るので必然的に
裏濾しをするのだけど
あんずは種離れが良くて最初から取れるので
私は裏濾ししません

火にかけて20分後、加熱終了
甘みはこのままでいこう
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コトコト煮込んだジャム
とか言うとカワイイ響きですが
ジャムはコトコト煮てはいけません

砂糖が入って温度が上がるので
時間が延びれば延びるほど、どんどん風味が飛びます
短期決戦で、果物の季節感をビシッと瓶に詰めるのです
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それで先ほど回収した種から杏仁を摘出します
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ペンチで取り出す人もいるけど
我が家には胡桃割りがあるのでこれを活用

和くるみは西洋くるみと違って本当に硬いので
和くるみ用の胡桃割り器があるのです

それ以外に使うのはあんずの種を割るときぐらいなのだけど
有ると無いとでは大違い
種を割って中身を取り出す「だけ」なのに
そんなに変な苦労したくないもの

これが取り出した杏仁
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一部割れてしまったけどまぁいいや
ちょっと小さくて色の濃いものは
この前、去年のあんずシロップから引き上げた分の種から
取り出したもの

種は乾燥させていたのだけど、割ったら中の仁は
ゲルに覆われていて、舐めてみたらこれまた美味しかった

お湯で軽く茹でて薄皮を剥いたら
縦に割って半分ずつ瓶のジャムに乗せます
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杏仁をジャムの鍋に入れて煮るのでもいいのだけど
そうすると瓶に配分した時に
杏仁が入っている瓶と入っていない瓶で風味が違ってしまうので
茶碗蒸しの銀杏みたいに「分配を確実に」っていうやり方

脱気
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おっ
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あんずの種はかなり硬くて
シンクの中で割っていたのだけど
こんな破片が床に何個も落ちていた 

危険だ
マキビシ撒いた場所がわからないなんて
オットはともかく自分まで痛い目を見ることになる

踏んづけたら大変なので掃除機をかけておかねば
どこに飛び散ったかわからないやつが絶対ある
ビニール袋の中でやれば良かった…

今回種を全部割ったので
残った分は薄皮付きのまま冷蔵庫で乾燥させて
使う時に水で戻せば良いようにしておきます

あんずジャムを作っておけば
今年もアップルパイを焼いたときに塗れるし、
杏仁豆腐にも垂らして食べられます


杏仁豆腐についてはまた別の機会にアップ…するのか?



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赤紫蘇購入未遂 [漬物]

今年は農協で赤紫蘇に巡り合えません

そもそも、お店では梅が安いだけあって赤紫蘇が高いです

よく行くスーパーなんかでは通常
梅が1000円/kgで赤紫蘇が198円/袋
という相場が、今年は梅が800円/kg、赤紫蘇が380円/袋
みたいになっていて、紫蘇が高いんだなーとは
思っていたのだけど

我が家で漬ける方は多くても4kg程度なので
スーパーの紫蘇でもいいのだけど
私が漬けるのはだいたい10kg以上、
今年は規模をだいぶ縮小したものの
結局18㎏にはなっているので
できるだけ農協で買いたい。
鮮度が良いし安いし。

そうしたら今年は赤紫蘇目当てで行った2回とも
「売り切れです」なんですってぇ~~
8時半開店で9時前に到着したのに「売り切れ」って
どういうこっちゃーーー

なんだか今年は強力なライバルでもいるのか
自分の体調が良くなくて出遅れているのか
よくわからないけど、とにかく買いそびれています

来週かなぁ~~

あ~ぁ

とかいって、半分ぐらいスーパーの紫蘇だって
構わないのに買わないのは「紫蘇入れが面倒だから」
っていう理由が一番大きい

枝からもいで洗って塩で揉んで…って
やってしまえばそうでもない←そうか?
けど、なかなかの作業量で「今年、紫蘇どうする?」って
いつも悩む

農協で出会えれば潔く18束買います …多分。

いつもは結構なフェスだもんで
漬けに来た人の紫蘇ももちろん農協のもので
みなさん我が家の分の紫蘇もぎも手伝ってくれるけど
今年はどこまでも孤独な作業が続くんだよなぁ

オットはこういうの絶対にやらないしなぁ~~~
(何言ってるんだ、農協からすごい束の紫蘇抱えて
運んでるのはボクだ、って怒られそうだけど)


先週は後輩がまた一人、2kgの梅干しと
味噌を1袋分作っていきました。

紫蘇もぎと洗浄
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梅と一緒に入れてしまえば良く染まるし
崩壊の危険も少なくなる

できたできた
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あとは千曲からあんずが届いた
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すごく綺麗で立派なあんず

あんずっていうのは一気に熟すので
収穫時期が短くて、あっというまになくなる(慌

まだ持ちそうだったので4,5日放っておいて
ようやくシロップとあんず酒にしたところ
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去年はマルシェで買ったあんずを
シロップとあんず酒とジャムにしたのだけど
「覚えてるし大丈夫だろう」とラベルを貼らなかったら
今年になって埃をまとった瓶を見てまんまと
「これ何だっけな?」ってことになった始末

シロップに至っては「崩壊しているからあんずかな…?」
で、先月実を引き上げてみたら「あんずでした」
そしてこのあんずがめっちゃ美味しい

シロップもまぁおいしかったけど
何しろ実が美味しかった

えー!!なんかこれすごく美味しいわー!!
って思ったのだけど、この時は
「太るな」って思って種だけ回収して
実は潔く廃棄してしまった

(なにしろかなり崩壊してきていたし)

けど、あんずの収穫時期が短いことと
あの美味しいあんず、冷凍でもしておけば
夏のデザートにもなるし、なにしろ氷砂糖で漬けて
保存性は高いわけで…とかいろいろ考えて
今年もシロップは1.5kgで1:1にして作りました

(ほとんどシロップよりその後のあんず目的になってる)

今年はわからなくならないように
ちゃんとラベルを貼ったし大丈夫。



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