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オーダーラミネート 到着!! [縫い物]

先日35mにつなぎ合わせて送ったブロード生地が
ラミネート加工されて戻ってきました。

夜勤明け、荷物を受け取ったら身を清めて、
2つに分割してあるロールから生地を剥ぎつつ
手芸センタードリームで仕入れてきた紙の空芯に
巻き替えます。(20本くらいもらっておいた)

オーダーしたのは、0.15mmのツヤありラミネート加工。

一番の自分の目的は、黄色の花柄ブロードです。

せーのっ

どーん!!
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おっ、いいんじゃないの~!!
色違いラベンダー
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三色揃った
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やっぱりピンクの既製品みたいに、ものすごく滑らか…
というわけにはいかなかったけど、先日の「?」なラベンダーより
だいぶ良くて、ちょうどピンクとラベンダー加工の中間ぐらいの着地点。
多分もうそれはラミネートの種類の問題と思われる。

よかったー。

その他の花柄
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小花柄はこの2種類
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そうそう、継ぎ目はこのようになっております

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つなぎ合わせたものを、片側に倒して縫って出しました。
空気が多少は入ったりするのかなと思いきや、全くそんなことない。
やっぱり市販のラミネート加工のフィルムとは訳が違う。

その他、6mmの水玉 元生地はSEVENBERRYです。
ネイビー
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ブルー
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ピンク
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ノスタルジックピンク
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この4種類は、既製品で購入した分があるのだけど
ラミネートの厚さは0.081mmとだいぶ薄いものだったので
今回の0.15mmのラミネートでだいぶ可愛さも倍増になったのでした。
(薄いとポケットインペンケースの場合はヨシとして
腰掛ペンケースだと大きい分、薄さがハリのなさとして目立ちます。)

以前fabric birdで購入したグレープやモーブピンクは
(過去に作り方で登場した布)ラミネートがそこそこしっかり厚くて
とっても質が良くて好きなのだけど。


そんなわけで、初めてオーダーのくせに
35mというバクチを打ったラミネート加工は
大成功ー!! なのでした。

そのうち切り出してちゃんと撮影しておかねば…
なのだけど、ちょっと忙しいことになってしまって
えらいこっちゃ~。またオーダー一時休止します。

今日のお休みでどこまで進められるかな…



ブロード生地にラミネート加工を依頼する [縫い物]

ムムゥ

ラミネート生地が増えない。

暑さも落ち着いてきたし
園芸ポシェットはサンプル納品したし
9月に戦った宿題もメドが付いたし
そろそろペンケースのオーダー受付を再開できそう。

と思っているのだけど、どうにもモチベーションが上がらない。
こういう時は「新しい生地入りました。」があると
とっても良いのだけど…。

ツヤありラミネート生地、衰退。

プスゥ~~~。

なんか良いのが倉庫から出てきました的に
掘り出されないもんかいのー。とネットを徘徊していたら
古川商店(株さんでは20mから
加工をしてくれるそうではないですか!

以前に、ハッピークロスさんでは7mから加工を依頼できる。
ということだったのだけど、ツヤなしの加工のみとなるそうで
諦めていたのです。私が欲しいのは、ツヤあり。

しかもこの古川商店さん、20mは柄や色が違うものも
つないで20m以上あればOK、という(いろいろ注意書きあるけど)
ことで、これは頼むしかない。

コットンこばやしのこのラミネート生地、
これを販売していたところに問い合わせたら、0.15mmの
ラミネートを圧着しているんだそうです。
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元生地にはブラウンとイエローがあるのだけど
ラミネートになっているのはピンクとラベンダーのみ。
ツヤなしならイエローも見たことある。

イエロー、かわいいと思うけど
なんで作ってもらえないのかは不明。

元生地の販売を探したら、ピンクとラベンダーは
売り切れになっているところがあるのに
イエローはそもそも扱いが無いなんてとこもあるぐらい
不人気で、悲しい。けど、ラミネート加工したら絶対かわいい。

そんなわけで、このイエローを5mぐらいと
その他もろもろ、買った生地がコチラ。
2014-09-30 08.39.01_R.jpg
水玉の生地はかなり初期に購入したラミネート生地があるのだけど
これはラミネートの厚みがもう少しあると良いんだけどなー。
っていう個人的な好みがあって、今回頼んでみました。
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全部ブロードで、35mぐらいある。ちょっとやりすぎ。

繋げるのが思った以上に大変だったです。
重いししわになりやすいし、めっちゃ急いで
ジャージャーミシンかけまくった。

縫い代は1㎝ぐらいで、両側に割るのか
片側に倒すのかを聞いたら「厚さがない生地だから
どちらでも大丈夫では…」とのことで、片側に倒して
またミシンがけ。

長いし重いし、だいぶ苦労して何度か畳み直しながら、
ヤマトさんに集荷依頼しました。重さにくじけた。


ラミネート生地もいろいろあって
大きく分けてツヤあり・ツヤなし・半ツヤです。
あとは厚さ。0.10mmであったり0.15mmであったり
ごくごくわずかな厚みであっても、
質感がだいぶ違うんですね~。

水玉生地のみたいに、ツヤありだけど厚さが違う?
ってのもあります。
花柄のなんか、いくつかのお店で取扱いがあったので
みんな同じかと思ったら、違うお店で買ったラベンダーは
わずかに違う加工でした。

接写で、わかるかな??
(クリックで拡大できます)

ピンク
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ラベンダー
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よーく見比べると、ラベンダーの方が生地の目が
はっきりしていて、手触りもザラッとしています。

ピンクと同じお店で買ったラベンダーは、
このピンクと同じようにツヤっとしていて好きな加工でした。
つまり、お店によって加工の依頼が異なるってことですね。

このラベンダーは、薄い…のか?? ビニール感があまりなくて、
見た目のかわいさが無い。

…のだけど、職場でペンケースを作った時に
この違いに気づいた人は1/3ぐらいでした。
「何回触ってもわからない!」って人も居て、本当かなぁ。

とりあえず、仮見積もりの段階なので、
発送後に代金を支払って、それから2週間後ぐらいに納品の予定です。

とっても楽しみだ~~~!!!



園芸用ポシェット ついに完成 [縫い物]

今日・明日は久しぶりに休みっぽい休みです。

ぐあーっ お昼まで寝て、起き抜けに伸びをしたら足が攣る始末。

ちょっとこれまで、仕事的に結構大変だったのです。
いや、これはもうちょっと続くのだけど...

とりあえず休息。
ヒトに戻ろう。

そうそう、長らく長らく「やるやる」と言って
ちょっとしたやるやる詐欺みたいになってる案件があります。

それは、cassisさんの園芸用ポシェット。
オサレな奥様方の間では「ガーデニングよっ」と怒られそうですが
とにかく、収穫や剪定など、1時間以上家から離れるにあたって
携帯電話と財布が入るというバッグ。これですよ。

これまでの経過はこちらを参照。
園芸用ポシェット 虎子と思いきやネコだった件
園芸用ポシェット もしかしてのヒラメキ

そんなわけで延び延びになっていた園芸用バッグ、
やろうではありませんかっ。


で、

...外付けポケットにこんなに悩まされるとは思いもしませなんだ。

とりあえず、前回のが左、今回のが右。
2014-09-02 18.11.52_R.jpg

今回のでポケットはヨシとする。

表面 飾りカシメはゴールドの王冠にしてみました[ぴかぴか(新しい)]
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裏面
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内布展開
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すごーい、一つも土が引っかかる要素なし[揺れるハート]

外布展開
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一回「今回は余裕だったなー」ってパチパチ止めたら
ハッ、本体にくっ付けるホックを付けてなかった。
と気づいた。

プシュー[バッド(下向き矢印)]

ヘリのステッチをチマチマチマチマチマチマチマとほどいて
外付け用のパーツをカンカンと叩いて付けた。

よし。

できたできたーッ てバリバリバリーって
ホックを剥がしたら、なんか見慣れない変な感じが目に入った。

…。

ホックが相方にくっ付いたまま、ほぐれた[がく~(落胆した顔)] 一か所。

涙が出る。
写真撮ろうかと思ったけど、あまりに心が折れた。

部分的にリッパーで解して、ホック再装着。


で、とりあえず出来たのが上記のポケットです。
長かったー

あーここまでできれば出来たも同然ですたい。
え、じゃあなんで今日完成しないのかって?

…ゴールドのDカンパーツが無かったのを忘れてたから。

最近腰掛ペンケース、シルバーが続いてたから
忘れてたのだけど、そういえばゴールドが無かったんだった。
なんつー在庫管理不足。

って先日思い出して、慌てて取り寄せた次第。
今日届くかと思ったけど来なかったので、ここまで。
明日届けば完成いたします。

明日、完成でUPできるかな??
(早く早く、人間に戻っている間に早く作るんだ。)

----

って思ってたら、郵便ポストにDカン届いていました。
なんだ。

じゃあ今日仕上げよう。

ってことでできました。

cassisさん、どうでしょうかー。
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このように平面ポッケ付き。
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上から見るとこのように
2014-09-02 22.11.01_R.jpg
これでお財布や鍵に土が付くことはありません。多分(笑。

ハサミとペグを入れる展開式ポケットを外付けにしたことで
パチパチ外して土を払ったり拭いたりすることができます。

…もう一回り小さくても良かったかなとは思ったけど
収穫した野菜を持ち帰る袋を入れたりするとちょうど良いかも。

久しぶりにミシンかけて楽しかった。
もう少し仕事が落ち着いたらきっと、ヒトの時間も長くなるから
再開したい。とは思ってるところ。



園芸用ポシェット もしかしてのヒラメキ [縫い物]

先日意を決して虎穴に行ってきたのに
得たのがネコだったので、やりなおし。

土が付いたものを入れるには、展開させたい。
これが最大のテーマです。

そして「土を付けたくないものと、土や砂や水分がどうしても付くものを
同じポシェットに入れる。」これが最大の課題です。

うぅーん 
看護師のペンケースの立体マチポケットのヘリが
ビローンと展開すればいいのだけどそうすると
本体の縫い目が底にあるわけで
そことポケットパーツの間にどうしても土が溜まる...
ような気がする。

サッサッと土が払えたり拭けたりすれば
適当に清潔に使える。
でも財布とは分けておきたい。

もんもんもんもんもんもんもんもん

考えながら、ゴロリと横になった瞬間に、
思いつきました。

ハサミとペグだけ入る部分...だけでいいのかっ。

そうか!! 基本的なことを忘れていました。
だからペンケースの外付け的なことがうまく行かないかと
考えていたのでした。アホか私は。

アタマにかかったモヤがスッキリ晴れました。

ポケットを外付けにしまーす!!!

そんなわけで、本日お昼ごろちゃんと起きて
(なんだかんだ昨日のダメージがあったの)
アタマの設計図を確認するためにプロトタイプ3号に着手。
3号、ていうか、そのハサミを入れるポケット部分のみ。

縦36.5cm
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横20cm
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裏地はオックスラミネートで同じサイズ
+別に3cmぐらいの幅を2本(これは力布になります)
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途中、ジャンバーホックの打ち付けの時に
裏地を貫通して心が折れつつ、できたー!!


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つまりは、こういう構造のポケットです。
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サイドは3つずつホックが付いています。

本体にこれをホックで付けて留めます。

外して展開するとこんな感じ。
べろ~ん
2014-07-27 17.39.00.jpg
表側
2014-07-27 17.39.08.jpg
これで、汚れたらホックを外して、展開して拭けばOK。
本体のポシェット袋部分に、ホックの相手方を付けておいて
このポケットをパチパチと留めればよろしい!! という構造です。

表から見るとサッパリしているので、
飾りで金具を付けたけど、これは特に何かの役割を
果たしているわけではないので、本当はカシメで良いのです。
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最初はある程度裏地を縫いつけてから
ホックの足を噛ませていたので、オックスラミネートに
コレをやるのは大変で、両手の親指の爪が痛くなりました。

そしてその後、カンカンと叩いてホックを付けたら
裏地を貫通してしまって解いたので、要らない苦労をしたという...。

試しに自分のフランス裁ちばさみを入れて
持ち上げてみたところ、刃先が飛び出してくることもなく
良い感じに収納されました。

相方に「そんなわけでこういうものにした」と見せたところ
「良いんじゃない? すごく良いと思うよー。」

だよね! やったー!!
パチパチ外付けポケットでどうでしょうかーっ。

って、ポケットだけかーぃ! というツッコミは置いておいて
この規格が採用されれば本体含めての本作に入ろうと思います!!



園芸用ポシェット 虎子と思いきやネコだった件 [縫い物]

おたんこナース必帯なペンケースから転じた
園芸用ポシェットの製作に着手します。

自分的に考えたのは、通常のポシェットだと
土汚れが底に溜まるので、それが払えるもの。という
ものです。

う~~ん...。

キッチンペーパーをチョキチョキ切って、形を決めます。

こんな感じでどうだろう。プロトタイプ1号。
2014-07-10 22.04.51.jpg
パチパチと留めると一枚に展開できます。
ということにして、ジャンパーホックを取り寄せてみたのだけど
アラララ、これ困った。
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一緒に買った打ち具、合ってないのか??
ホックの山が潰れてしまいました。
そして、鋭角になっているところが攣れました。アラララー。

なんか、...。この角度が問題なのかな??

被服2だっただけあって、こういうのをどうすればいいか分からない。

むむむむむー!!
どうしよう。虎穴に入らずんば虎子を得ず。っていうから
虎穴、行ってくるかー。

たらいまー。と実家に帰りました。
お昼に帰ったら、うな丼だった。
おおっ[黒ハート] なにか良いところの。っていう話だった。
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「あなた、今体重いくつぐらいあるの。」 by大虎(母)

...[もうやだ~(悲しい顔)][バッド(下向き矢印)]

食べたらダメみたいな。
でも食べる。

気を取り直して、腹をくくって虎穴(実家)で製作をするのです。

とりあえず、ホックをどうにかしなくては。
これを持参して母の運転で実店舗の手芸店に出かけました。
やはり、打ち具が違った。
上のが買いなおした分。
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1号で打ち具の練習をする。打ち具はヨシ。
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この鋭角の攣れっぷりで、なんでこういう...

大虎によると、攣れるのは
鋭角なのもあるし、ノッチがちゃんと入っていないから。
ということでした。フーン。

1号は、お財布と鍵にしても、少し小さいと思うのと、
マチがあった方がいいかな?? と思ったので、サイズを若干大きくします。

ザックザックザックザック

ミシンが使いにくい~~。
知らなかったけど、母のミシンもブラザーの、chario600って書いてあった。
でも小さい(スペースが狭い)のと、止めた時に針が下で落ちてくれないので
ズレ易いったらなくて、手に変な力が入って、こっちも攣りそう。
ライトの光量がチラチラと変わって、目がチカチカする~。

借りてる立場でブツブツ言いながら、
マチを作ったことで鋭角はちょっと鈍角になりました。
できた~~!!
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この表のポケット部分にハサミを入れて
本体部分にお財布などを入れる。という構造です。


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側面
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展開① サイドのホックを外したところ
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展開② べろ~んと広がる仕様
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攣れてない!!

虎子、得たー!!!

梅干用のザルと、先月収穫して干しておいたドクダミを
持って帰ります。
2014-07-23 20.53.26.jpg
大荷物すぎて、汗だくで帰りました。

...というわけなのよ~。と相方に見せたところ、
「これだと、ハサミに付いた土やなんかと財布が
底の方で一緒になって、財布が汚れるんじゃない?」

[がく~(落胆した顔)][exclamation×2]

な、なんということだー[バッド(下向き矢印)]

本体部分は底を縫い合わせておくべきだったのか?
じゃーお財布はジップロックかなんかに入れて...
「展開にする意味ないじゃん」
あ... そう...だった.........。

そうかーっ。

それって、どういう手順にするのが一番いいのかなぁ。
あ~また悩みます。

とりあえず、せっかく虎穴に行ってきたのに、得たのはネコだった!!

これ、つい今さっきの話です。はい。
cassisさーん、夏野菜の収穫に間に合わないかも~~[ふらふら]
とりあえずのネコでもいいですかーっ。


早く100えん女工になりてぇ~ [縫い物]

手作り・・・それは大ッ嫌いな言葉です。
手作り=「私が作ったの」「いいでしょうー」
挙句に「あなたにあげる」 おぇっキモチワル~。

私は「自分が欲しいと思うものが売ってない場合は仕方がないから作る。」
それだけです。素材や使い勝手において、売っていないなら作る。
それかアッサリと諦めます。

なので、作るとしたらある程度厳しい目で作ります。
ハンクラ=タダ、みたいな感覚はありません。
むしろ作る方がお金がかかります。って話。

先日のスノボのポーチの例
ポーチ表.jpg
*かかったコスト
表布-----------------約300円
裏布-----------------約300円
ファスナー---------------60円
Dカン2個---------------40円
グログランリボン--------約30円

これ、純粋に完成品を1つ作るのにかかるコストです。
今回は試作を2回、3つ目で完成。なので、コストは単純に×3…orz
(Dカンは3回とも同じモノ)。

*option
極細コイルコード-----640円

なんでも初号を開発するにはコストがかかります。
そして、お金をもらうからには最低限の質の保証が必要です。

そして新しい材料を揃える場合は、
例えばオーダーされたもののために生地を買う、となると
300円分の生地を買うのには800円分の生地を買ったうちの、
(50cm~の販売になるのと、単純に‘失敗するかもしれない’という保険)
となるので、不要な生地代と在庫が増えることになる。

が、かかったコストをみんな請求できるわけでもないので
型紙やレシピのないところから請け負うと、自腹率が高い。
(レシピがあっても初めて作るものに関しては、
まずプロトタイプを製作して、注意や改善をして本製作、となります。
お金かけてゴミを納品はできないでしょー。)

今回はコードも含めて全部で1000円としました。
…赤字。だけど、開発(?)にかかったコストを
依頼人に全部背負わせるのはできません。

しかも、先輩からの依頼なら「こういうのが良い」とか
「もっとこうして」と言われるから、
ちゃんと‘使った分のコスト請求’ができるけど
後輩からだとハンクラ品を押し売ってると噂になっても困るし、
後輩が私に文句?を付けるの難しいだろうから
(つけてくれた方がいいのだけど)、コスト請求は遠慮がち。

ハンクラってお金かかってやっかいだ。
そのくせ作り手によってクオリティが全然違って
タダでも要らないものやタダなら要る、みたいなものや
妥当な金額やら「こんなに安くていいんですかーっ」というものまで
振り幅が大きい。そういうのが面倒すぎて、「買った方がいい。」断言。
(これ、「うんうん、すごい分かる」ってハンクラーと
「そうは言っても私の手作りだもん、うれしいでしょっ」というハンクラーに
分かれると思う。)

クオリティかぁ~。
ミシンに関しての私の時給…微々たる金額すぎて
堂々と請求できん。
今回みたいな場合は、私も知恵を絞って自分のスキルが上がった!と
やたらポジティブに考えて、趣味の範囲。つーことでカタを付けます。
早く100円女工になりてぇー。が身に染みる。

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今日はスキージャンプの葛西紀明選手のラージヒルだったので
TVを観ておりました。感想は、言葉が見当たらないので書けない。
けど、本当にカッコよかった。

NHKで読み上げられる応援FAXが上から目線で失礼というか
人の努力に自分の夢とか乗せちゃう感じとか、
師匠かなんかか?ってぐらいアドバイス送ってる人とか、
鬱陶しすぎて「自分は自分で努力しな。」って思っちゃった(毒)。

挙句に「中高年の星です!」 って、きみまろかっつーのー。


スノーボーダーのポケットポーチ [縫い物]

学会発表を抱えて頭をかきむしっている頃
3年生男子から「すげー個人的な頼みがあるんスけどー」と
ポーチ作成の依頼がありました。

お、おぅ。

なんでもスノーボーダーの彼は
ゲレンデで車の鍵を無くしてJAFに来てもらったと。
...うんうん。

で、懲りた、と。保険証と鍵と小銭が入るポーチが欲しい。
とのことでした。

ネットや店舗でいろいろ見たけど、大げさだったり
ただのポーチで、あまり気に入らないと。
「雪山で使うんでー、ペンケースみたいな生地で
作って欲しいんスー。」 ふむふむ。
 
私の使っているUSB用ミニポーチを出して
こんな感じ?と聞くと「これ、ファスナーを前に出すことって
できますかね。で、中に仕切りを付けて鍵が入るスペースが
欲しいんス。鍵は本当に貴重品の鍵1個だけでいいんス。」

へー。まぁできると思う。
鍵を入れるポケットを作らないとね。と言うと
「鍵はーポテッと中に入れれば良いんでー」

このたわけーっ 
ポケットっつーのはね、安全を担保するものなんだよ。
ポーチの中で鍵がどこにいったかわからない、なんて
また鍵無くすよ。絶対にココにある、
もしフックから外れてもポケットが確保してくれてる。って
構造にしないと、意味がないんだよ。
「あー、なるほどー。」 

遊びであっても、作るからには真剣にちゃんとしたもん作る。

けどいかんせんやることが...

1月頭に頼まれたので、気軽い返事をしていたものの
サンプルを製作してみたら、条件を満たすものがけっこう難しい。
防水ってことで裏地もラミネート生地です。

カード+3cm幅ぐらいでポケット2つで作ってみたら
裏地の厚みで裏返せない。
全体に硬くて口が開きにくく、ファスナーが邪魔。

サンプルでは、15mmDカンをグログランリボンに通して
鍵をコイルコードで延ばせるように。としたのだけど
内側の片面にDカン+ポケットと、反対側にファスナーポケット、
としたら、分厚すぎました。

サンプル2個作ってみたところで
どうにも集中できない。
ダメだ、学会が終わるまで待っておれ。

「いつでもいいんでー」に甘ったれて、まずは学会に集中。
学会の翌日、夕方までグーグー寝たおしましたが
夕方からムクリと起きて、ミシンに向かいました。

先日ともや手芸店から、
ツヤ無しの迷彩柄ラミネート生地を買っておいたのです。
ツヤ有りより多少コーティングが柔らかいような気がします。
返しやすいかも。

サイズも修正。
幅はちょっと広げて13cmとして裁断します。

裏地はオックスラミネートだと厚すぎたので
ペラッペラの白いエナメル生地を選択。
中の色が暗いとナイターなど暗がりで探すのが大変なので
裏地は白です。探し物はなるべく簡単に。


できたーっ

Dカンはグログランリボンを二重にして裏地に直縫い付けとしました。
二重にステッチをかけておく。
カードin.jpg
このDカンには極細コイルコードを通して、
鍵をビヨ~ンと出し入れできます。
コイルコード.jpg
鍵は中のファスナーポケットに入れても良いし
このファスナーポケットには小銭を入れて
鍵は後ろのカードポケットに入れてもいいです。

出来立てホヤホヤの状態で
形がうまく整えられていませんが全体的にこんなの。
ポーチ表.jpg

縫い目として見えるのは、表と中のファスナーステッチと
ポーチ内側両サイドのバイアステープのみ。
底辺となるところは中に縫い目が来るようにしたので
綺麗にできました。


ハサミコレクションの追加 2 [縫い物]

先日ハサミコレクションの追加というエントリで
追加購入したハサミ、実はもう1本、買おうかどうしようか
悩んで保留にしていたものがあります。

それがコチラ
2013-12-26 22.49.20.jpg
刻印はNOGENTと入っています。

んーどうしようかなぁぁぁー!! と悩んでいたら
年末になってちょっと安くセールしていたので
やっぱり買いました。

ゴールドメッキは珍しい。
この形のエッフェル塔はそんなに好きなわけではないのだけど
やはり、いろんなパターンがあって、それもハサミの造形として
美しいのは確か。

以前買ったサジューのエッフェル塔と並べてみた
2013-12-26 22.50.09.jpg

...やっぱりこの形のハサミは刃の厚みがあって
あんまり実用には向かないかも。
ま、コレクションですからそういうこともあります(^^;

ともあれ、買って良かった。

ところで、これはフランスのお店から購入したので(日本人対応)
国際郵便の書留で届いたのだけど
ポストに不在連絡票が入っていて

受取人------- ツケモノ様
差出人------- FRANCE様

となっていて、「?!」 FRANCE様ってどういうこっちゃ? と
郵便局に取りに行ったら、このハサミでした。

この伝票
2013-12-27 22.39.31.jpg
FRANCE てのは、国、県、市、町、の表記が逆になる外国において
最後に書かれている国の表記でした。

じゃー受取人はJAPON様になるってこった。

...郵便屋さん。

なんかこの前SAL便発送の時も
ブスーとした窓口のおばさんに「書留とか付けます?」と言われました。

え、書留とSALは別であって一緒ではないんですよね?
と聞いたら、「書留付けると補償と追跡ができますけどー」と言われ
えっ、SALも保険付きで追跡できるんですよね? と聞いたら
伝票を見て「...そうですね。これは16kgなんで20kgまでの
補償額ですけど。」 

全くわかりにくい。

つまり、SALはSALであって、書留は書留なので
SALに書留が付くとか付かないとかではないってことで
理解していたのだけど、それとは違うのですかと聞くと
「まぁ、大丈夫です」

ハァ

何が大丈夫なんだかよく分からないけど
「つまりSALでも補償と追跡ができるということで良い?」と
念押ししたら「そうですね、できます。」

ずこー 

おーおー、ちょっといい加減にしなよおばさん。
今の書留を付けるっていうくだりはなんだったわけ。

その「ちょっとナゾだったけどまぁ大丈夫だろうと思ったら
紛失扱いになっちゃって、ちゃんと聞いてなかったこっちが
悪いから泣き寝入り~」とか、私絶対にしないから。

なんだってそんなに適当で成り立ってないんだ。

---- ていうことがあったので
今回の「差出人 FRANCE様」とか
もういい加減にしなよ日本郵便、という気持ちになったのでした。

勤勉で親切で、郵便の信頼があるといわれる日本でコレだもの。

あ~~ 私が発送したハンドプレス機、
東京国際郵便局から発送されたログがあるものの
まだフランスに入れてないみたいなのだけど
大丈夫かなぁ~~~~。

心配したまま年越しになりそうだ。

発送先のフランス人からは
「あなたはネコが好きなようだから、
アンティークなどを扱う市場で(蚤の市?)見つけたネコの写真を撮った。」
と、鉄のような金属性のネコの置物の写真が送られてきました。

「あなたのために写真をとってきた」って基礎英語(ラジオ)で
出てきたな~。文化の違いを感じた記憶があります(^^

は~無事に届きますように。


本題より余談が長くなった、っていう回。てへぺろ。


革の型抜きがやっぱりしんどい件 [縫い物]

よろよろ... パタリ。

憑かれてるんじゃないかってほど疲れてます。
なんでかしらないけど、昔からですが、ものすごく呼び寄せるんです、患者さんを。

しかも重症者は歩いてやってくるのです。
一見ただの腰痛みたいな人が大動脈乖離だったり
胃が痛いとやってきた人が心筋梗塞だったり。
ピコーン!! と働いたアンテナに、要チェックマークがこれまた狂いナシ。
緊張が続くまま働き、家に帰った途端に人として機能しないナマコに変貌。
ほとんど動きません。 プシュー。 気も魂も抜けきってます。年かな...

スタッフからの「休日ってなにしてたんですかー。」 という質問に
寝てたー。相棒(ここらの地域では16時ごろから再放送やってる)が
終わってて、びっくりしたわー。と答え、
黙らせてしまったほど。

だがしかーし!!
ナマコ生活はずっと続けても良いことがありません。
本当にナマケモノになってしまうことができるので
恐ろしいものです。

そうだ... 薬剤師さんが、ペンケースのオーダーがいくつか来るって言ってた...
革がもうない。ってんで、日暮里の革屋さんからヌメ革を175デジで買いました。
1.5mmの厚さに漉いてから宅急便で送ってもらいました。

のっそりと起き、以前革の型抜き 新兵器の投入
で登場したハンドプレス機をゴソゴソと移動して、作業開始。

半裁といって、牛1頭から左右1枚ずつ、
計2枚の革がとれたうちの1枚をべろ~んと買うのです。
高いけど、30cm~50cm四方で売ってるのは結局割高だし
目的が決まっていれば漉いてもらうこともわかってるわけで、
そのへんは餅は餅屋なので、革屋の言うことを聞けば間違いないです。

さてさて。
前回は1.2mmに漉いてもらっていました。場所によって、厚さは同じでも
柔らかい部分があるので、そうなると心配です。
今回1.5mmにしてもらって、どうだか...

うがっ、0.3mmの違いってけっこうあるの?
それとも私が疲れてる??

よっこらせ、で今まで抜けていたのですが、今回は抜けてくれません。
うぅーん困った。 力を一点集中にしよう。

ってんで、このように、抜き型に当てるプレス板の位置をずらしながら
左右上下、4箇所プレスをかけます。
2013-10-25 18.00.49.jpg
2013-10-25 18.01.12.jpg

こんなかんじ。
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むむ、もう一度真ん中のくびれ部分的にプレス。

抜けたー。
2013-10-25 18.02.30.jpg

このようになります。
2013-10-25 18.02.46.jpg
こうやって、2種類の抜き型を使って
ゴクンゴクンとプレスで抜いていきます。
2013-10-25 18.16.26.jpg
1.2mmだと2ヶ所ぐらいのプレスで済むので、これはちょっと非効率。

1.5mm、もしかして厚みあって強すぎるかも。
1.2mmは耐久性と馴染みが、ちょうどいいかもなぁ。
1枚で0.3mm違うと、折って重ねるから倍の0.6mm違うことになります。
まぁいいや、またサンプル縫って考えよう。

抜いた革は、このようなパーツとして使います。
DSC04597.JPG

あー痛たたた... また集中しすぎました。
2013-10-25 18.43.47.jpg
前回、水泡ができて潰れたので、今回はその前にやめたけど
やっぱり痛い。

夜中に、手のヒラが痒くて痒くて、掻くとくすぐったいし、
ムヒを塗って我慢していたら、2日経過してビックリ。
この赤味が青く変色していました。押すと痛ーいっ。

なんとアザになっていたのです。
痒いのと痛いのって似てるのかー!! ←我ながらアホかなとは思っている

ドアノブのレバーなんかをうっかり掴むと、まー痛い。
肘で押して下げてドアに体当たりして開ける、という
潔癖症みたいなことやってしのいでいます。

は~よく寝て集中して作業して、休めました。


だがしかし、革の型抜きはやっぱりしんどいゼ。


ハサミコレクションの追加 [縫い物]

以前、ハサミの比較とコレクションというエントリをしていますが
地味に集め続けています。

このエントリの後、3本購入しました。

真ん中のゴールドの野うさぎと、左のシルバーの野うさぎ
DSC05664.JPG
ゴールドの野うさぎは初めて見たので、見つけたときはうれしくて
半年ぐらい「売れちゃったらどうしよう」と思いながらチェックしていたのですが
無事に入手できたのでした。

真ん中のエッフェル塔
DSC05663.JPG
ゴールドの野うさぎと共に、フランスから郵便でやってきました。

そんなわけで、NOGENT(ノジャン)のハサミたちです。
DSC05666.JPG

一番刃が薄いのはキツネとコウノトリですが
本当に軽いので、扱いやすいかどうかというとちょっとナゾです。

重さと刃の薄さで一番使いやすいのは、左下のシルバーのエッフェル塔かなぁ。
あと、右上のコウノトリのハサミも良いです。
これは廃盤になってしまったサジューのコウノトリなのだけど、
青いリボンが外れてしまって、ただのコウノトリになってしまった。

一口にノジャンのハサミといっても、同じ形でもやっぱり微妙に違うんですね。
下の左から2番目のゴールドのエッフェル塔なんか刃がやや厚くて使いにくいです。

フーン、とか思いつつ、やっぱり実用の美ということで、
大事にしまっておくことはなく、どれも大事に使っています。

そういえば裁ちばさみ、前は22cmのをロックオンしていたのだけど、
ちょっと重たいようなので、やはり17cmのこっちが欲しい。
サジューはリボンが邪魔だから(オイオイ)、リボンついてなくて良い。
(サジューはノジャンの工房に依頼してハサミを作ってもらっている)
S2012_06040006.jpg
                写真はアンティーク雑貨 ミューさんから借用。

...うーん、冬のボーナスまで3ヶ月かぁ...。