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下田の釣りと佐島のひじきとタケノコ堀り [観光]

世間一般並みにゴールデンウィークというものを過ごしました。

1日・2日は仕事でしたので3日から4連休です。
あ~疲れた疲れた…と1日目はゴロゴロゴロゴロと
転がっているだけ、
2日目は早朝というか夜中から下田にGOです。

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だがしかし、和歌の浦、釣れない。
沖にできた堤防のおかげかなんか知らないけど
全然釣れない。

ピピピッと来たアタリは1回だけ。

すぐに強風から暴風っていうぐらいの
和歌の浦らしい風が吹き、立っているのも疲れるし
なんだかんだ疲れが抜けていないので、
主立って車の中でボンヤリしたりウトウトしたり。

オットは頑張っていましたが、トラギスが1匹釣れただけ。
10時になるまでは時間つぶしの意味で頑張って
あとは踊り子温泉会館で温まってからお蕎麦を食べる
ことにしました。
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入ったのは一番だったのだけど続々と入ってきた。
露天風呂の方は誰もいないのでそこでノンビリ。

サッパリしたところで誇宇耶に移動
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久しぶりに辛味大根そば
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おかわりのせいろ
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久しぶりの誇宇耶の蕎麦は本当に美味しかった
幸せだー ゲフー

帰りはループ橋を通って帰ります
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この日は警察を見かけることもなく
落とし物に遭遇することもなく、無事帰宅。


翌日は佐島にいきます。

先月、佐島にひじきを買いに行ったのだけど
釜揚げひじきは1袋しか在庫がありませんでした。
あとは冷凍だけ。

先月半ば、漁が始まったということだったので
また買いに出かけてきました。

平敏丸
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あったあった
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…と思いきや! またしても残1袋!! orz

ひじきとお土産に生シラスを買って帰りましょう。
この日はオットの実家に行く用事がありました。

そうしたら、お義母さんの妹さん夫婦がやってきていて
これからタケノコ堀りに行くよー、というではないですか。
わーい、行きますいきます。

そんな恰好で行けるところじゃない、というオットに
「長靴あるよ」「靴下あるよ」
図々しく借りて履いたら、
おじさんがガムテで長靴を封印している。

「それはヒル対策ですか?」

やってもらう
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山の中に入っていきます
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オットも義父に上着と長靴を借りて
どっちがどっちだか見分けがつかん

さっそくありました
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ホリホリ
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鍬をいれていきます
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地下茎の竹を切らないと堀りあげられないのもあって難渋

こういうのは細いのですぐ掘れる
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集まってきた
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この後この4倍ぐらいになるのは
この時点では気づいていない

オットなんか鍬をふるえば自分に土かけているし
タケノコは折るし、「シティボーイには無理だったか」
とか揶揄っていたのだけど、そのうちコツをつかんで
「連れてきてよかったね」とか言われていた。

「ぎゃー、ヒルにやられたわー」
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義母の妹さんが吸われていた
「さっきガムテ外しちゃったのよー、暑くて」

ガムテ、あなどれん。

その後、ミョウガ竹だとか山三つ葉とかも採る

「ここは猪が通った跡だわー」
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イノシシ…

それで、タケノコを担いで山を下ります
お、重い…

実家に寄って寸胴鍋を借りて帰りましょう
早く茹でねば。

なにしろ、今回は量が量です。
ストウブとかフィスラーなんかで茹でてたら
いくつ鍋があっても足りません。
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ウチのシンクは割と大きいはずなのだけども…

どーん
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どどーん
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タケノコのアク抜きって、冷めるまで置いておく、
とかいうけどなんでかな? 
冷めるまでに抜けていくから。というのは
知っているのけど、なんで冷めるまでの過程で
アクが抜けていくのか?

いろいろ料理関連の本で調べたところ
冷めていく時にアクが抜けていくというのは書いてあるのだけど
なんで冷めていく過程でアクが抜けるのか、というのは
どこにも載っていない。

なんだったら糠だって書いていることは曖昧で
糠が灰汁を吸い寄せるとか
シュウ酸と結びついて流れ出やすくするとか書いてあったり、
糠は無ければ無いで良いとか、
糠でちょっとマイルドになるだけどか
タケノコの繊維を柔らかくするとか。

鷹の爪についてもまたしかり。

挙句の果てに「科学的な根拠はない」ときたもんだ。
科学的な根拠がないのは困るなぁ~~~

挽肉の時も書いたけど、美味しいものというのは
理屈があるわけです。
「挽肉は塩だけで練ります」は良く聞くけど
なんでか、という解説はしてくれない。

それは先人の知恵としての「こうした方が美味しい」
という経験の積み重ねによって会得したものであっても
「そうした方が美味しいの理屈」というのは
有るハズなので、そこを知りたいんだけどなぁー

そういう理屈を教えてくれないから
授業としての家庭科ってつまらないんだよなぁー。

アクとしての物質の量が変わらないのであれば
煮たものを冷ましていく時に味が入っていく浸透圧作用で
糠で煮たてたタケノコに糠の味が入って
エグミをマイルドに押さえるのか…?

この辺、いずれ文献検索して理屈を調べたいところです。

で、オットが作った土佐煮
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木の芽も山に植えていたのが大きな木になっていて
それを収穫してきたもの

タケノコご飯も炊いて冷凍
明日からのお弁当のおかずを作ってジップロックにパッキング

連休、なんだかんだで活動したから
休めたかどうかは謎だけど、ヒトとしては成り立ってたな。


あ~~ それにしても、真面目に暮らすって割と疲れるな…




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2日続けて静岡に出張る [観光]

この2日間、日帰りで続けて静岡に出かけました。
1日目は伊豆の宇佐美、2日目は三島です。

宇佐美にはアオリイカを釣りに出かけたのだけど
二人そろって丸坊主を食らってしまった!!

外気温は最高25度になると言われていたし
定置網にアオリイカが紛れて掛かるようになった
という情報もあって、これはイイんでないのか、と
ほくそ笑んでいたら、まさかの船中1ハイ。
6人乗っていて、釣れたの一人。その人が唯一挙げた1ハイで
この日は終了したという…

2時出発、4時過ぎに宇佐美に到着
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出船してからしばらくして陽が出てきた
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晴れていて富士山も綺麗
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天気も良いし、
まさか最後まで釣れないってことはないだろうから
とか言って、この辺まではまだ頑張れた

がしかし、足元のバケツというか水槽は空っぽ
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オット、疲労困憊
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職場の上司に、たくさん釣れたら持ってきますからー!
とか豪語していたのに、坊主って…

おみやげは漁港のすぐそばの美吉丸でしらす干しのみ。
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去年は不漁で獲れないから販売がなかったのだけど
今回はおじちゃんたちが天日干しをしていたのでホッと一安心。

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今日は今日で、オットの高校の同級生たちに会うということで
三島まで出かけました。

静岡に2日連続。

今日もうすーく全体的に雲があるものの
晴れていて穏やかな天気です

富士山が綺麗
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同級生おひとりと三島駅で合流、移動です。

三島にお住まいの同級生の方がおいしいうなぎ屋さんに
案内してくださるということで楽しみ楽しみ。
整理券を貰ってあって、開店まで少し時間があるということで
義経と頼朝が対面したという対面石を見に移動します

これ
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石が台座に乗っているのはおかしいんじゃないかとか
奥に生えている柿の木がねじれているのは
柿を取る時に捻ったヘタから増えた??だか
なんだかかんだか、とにかく後付けなんでないかと
疑いながら(笑。

そばにあった柿の葉っぱは夏の青い葉っぱで綺麗
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柿の実がなるのであろうガクも出来ていました。

それでこの八幡神社に、十二単を着た女性と
頼朝ルックな男性がその他の人々と一緒に歩いてきた。
どうやら結婚式らしくて、厚底のポックリでグラグラしながら
しずしず歩いて行く。

「あれが宮司さん?」「新郎でないのか?」
宮司さんは水色の袴履いてる人がいるからあの人だとすると
あの尺を持ったのが新郎ってことか…

みんなして好き勝手に見解を述べる始末(笑。
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それでこの幕がかかっていたのか

それで、ちょうど良い時間になってうなぎ屋さんに移動します

うな繁さん
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特選 国産うな重4,800円
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お~いし~~!! 
アッサリしつつも身が柔らかく香ばしく、で
美味しかったです。

ここでしばしなつかしの会話をしたものの
割とアッサリと解散。
何しろこの中のおひとりが明日には住んでいる海外に
戻るというので、お忙しい模様。

自家製の梅干しと味噌をお土産に渡して
駅まで送ったらお別れします。

その途中、素敵な金物屋さんを見つけてしまった!
駅まで行ってお見送りしたらまた戻る我々
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なかなかレトロではあるけど
普通に今のものも売っている。
こういうのって在庫管理どうなっているのかなぁー
金物屋さん=デッドストックみたいな勝手な印象があるから
新しいものが存在すると不思議に思ってしまう。

この通りは魅惑のゾーンでした

ボタンの店 ヨシカワ
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ぐっはー

やっぱり立ち入ってしまう
さも用ありげに「ラメのミシン糸ありますか?」とか聞いてみて
金と銀のラメ糸を購入。
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ボタンの店と言うだけあって本当にたくさんボタンがあった。
洋裁する人はうれしいだろうなー。

そうしたらまたこのように
ニットショップくまざわ
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熊沢糸店 という木の看板も掛かっている

オットなんか「魔界だ…この商店街は危険だ…」とか呟いている。

ここは手芸用品が軽めに揃っていて、
ニットショップというだけあって毛糸たちが充実。

フーンと思いながら見ていたら、
髪が金髪で猫背な女の子が入ってきて
「編み機に使う糸ありますか?」と聞いている。

お爺ちゃんが「編み機は何使ってるの。」
「えーとブラザーの…パリ...パリ...」
「あー、あれね。どういうもの作る?」

お爺ちゃん、久しぶりに本業キター!!って感じに
嬉しそうに話していた。
見た目で判断しちゃダメね、私。

ここで私は蒲田のユザワヤに行かないと
現物は置いていないような色のファスナー3種類を買った次第。
手芸屋さんでお腹が動いてトイレに行きたくなった。と言うと
三島大社に寄ってトイレを借りよう、ということになりました。

あらー よさそうな陶器屋さん
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お店にはいってすぐ、久松のカメがあります。
ガラス蓋のおふくろシリーズもあるし
後継種の薄いやつもありつつ、久松が普通にあるのでビックリ。

そうしたらこんど、参道の正面の道にも
日光陶器店という看板が!!
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お隣のお店はなんのお店だったのかわからないけど
これまたすごい外観で、歴史を持ってそうな雰囲気
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右から読んでムラカミだった

それで、この陶器店に入ったら
久松のぐるめ壺1号がその他のサイズと共に並んでいた!!

オットなんかおふくろシリーズの青いのを見つけて
「この青いのも久松? 今までいろいろ見てきた中で
青があるっていうのは知らなかった」
学習している(笑。

そして、ぐるめ壺を「買わないの?」とか言うもんで
良いんですかーって買ってしまった。

そうしたら、お爺ちゃんが在庫を見に行っている間に
お婆ちゃんが本で何かを調べていたのだけど
「他にも数必要だったら取り寄せしましょうか」って
お婆ちゃん、久松はもう廃業してしまったからないんだよ…

そしてお婆ちゃんが調べていたのは値段だったことが判明して
「このシールの値段…ではない...?」と聞くと「あ、あった」

というちょっとしたコントみたいなことがありつつ
無事に入手した次第。

右が今回の
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他にも数あるかどうか見てくれたのだけど
家に帰ったらこのようなシールが貼ってあったことに気づいた
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これ限りだよ、って印だったのではないのだろうか…

そしてこの壺を持って三島大社にお参りします。
トイレだけ借りるって訳にもいかないしー。

立派な社殿
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5円の割りにたくさんお願い事をしました。

おみくじがある
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引いてみようではないの
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「…また微妙に悪いやつ…」
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末吉かぁー、なにやっても報われないとか書かれて
ややガッカリしながら結びます。

帰り道、ワサビソフトという看板が
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買ってみる
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あのねー、これはそもそものバニラがおいしくない。
生クリームっぽいというか、なんかサッパリしていない。
ワサビは美味しいけど、アイス自体がなぁー。とか言いながら完食。

帰りは5カ所ぐらいで事故があって
さらにまた動物?なに?! というベージュっぽい何かが
横たわっていて毛穴が開く。
たまたま隣が少し開いていたから良かったけど
危なかった。

なんだ?カバン??
動物かと思ったらカバンぽかったので
またしてもハイウェイパトロールに電話したら
「あー、リュックですか?リュックですね、
さっきご本人から連絡あったので大丈夫ですー。」

…大丈夫ではないと思う。こういうのにビックリして
ハンドル切って隣とぶつかったりするんだから
だいたいリュックを落とすってどういうことなんだと思いつつ。
そして100㎞/hで走ってて落下物の詳細なんか分かるかっつーの。

あ~疲れた。

けど、鰻はおいしかったし掃除しまくって疲れ切る週末より
疲れ方としては快適。
掃除はいつも根詰めてやりすぎて本当に疲れてしまう。
今週はちょっとサボったけど、それはそれですよ。


三島、すばらしい。
そこそこの都会でありつつ、made in JAPANがたくさんあります。

「あーた、掛川の時もそうだったけど
静岡ってところが合ってるんでないの」

うーむ、確かにそうかもしれない。



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飛騨高山に観光に行く [観光]

少し前にお弁当箱コレクションというエントリをしたのだけど
この後なんとオットから「11月の3連休で飛騨に行こうか」
と提案がありました(驚。

ツケモノ、行きまーす!

素敵な重箱があるといいなー。
前日は早寝するつもりがいろいろやらねばならぬ
片づけ事があって23時就寝。

私は2時半に起きてお弁当を作ります。
3時半に出発するつもりがなんだかんだと
4時近くになってようやく出発です。

オットは寝入るのが早いのだけど私はなんだか
疲れていて眠いのに2時間でパッと目が覚めてしまって
まるで夜勤の仮眠状態だったので
高速に乗るが早いか「寝てもいいかどうか」と
申告をするとイイヨーという陽気な返事。

安心して眠ります。

オットはどこかでなにやら城に行ったらしいのだけど
半分寝てて覚えていません(爆
ちょっとその辺はそのうちアップするであろう
evergreenの方にお願いいたします。


それで次に起きたら岐阜の神岡にある
宙ドーム(スカイドーム)ってとこでした。

…?? カミオカンデのあの神岡か??

出たっ、なんとか史跡駐車場みたいなこと書いてある!!

「どうする?寝て待ってる?」と言われますが
あんまり寝っぱなしというのも悪いし
陽にあった方が夜もしっかり眠れるから
気乗りはしないけどノコノコついてきます。

途中の道路上に犬が平たく寝そべっていた
「もう老犬やもんでねー」ってじーちゃんが言って
かわいがられていた。
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元気でね。

それで織田信長のあたりの時代
ここら一帯の豪族であった
江馬氏の館の跡らしい
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なにやらおじいさんが
たどたどしい解説をするのだけど
近所のどこの工務店が復元に関わったとか
左官屋さんが誰だとかであんまり私には興味が…(汗

お爺さんが次に入ってきたグループの
相手をし始めたところで縁側に出ます
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立派なお庭
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「ここには水が張ってあったんじゃ
ないのかなぁ」とオットが言う
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へぇー

その後もう一人解説のおじさんがやってきて
この人はいろいろ教えてくれた。

神岡の鉱山でイタイイタイ病が問題になって
土壌からカドミウムが出たことがきっかけで
地質調査が入るまで、田んぼだった。
それまでお寺の和尚さんから
ここに江馬氏の館があったような話はあったが
誰も見たことが無かったので知らなかった。

地質調査の結果、ここらからも
やはりカドミウムが出たのでこれはイカンということで
田んぼの水を抜いたらこれが出てきた。
石などは復元ではなくそのまま出てきたものであり
これは大変なことだということで力を入れて調べ
礎石などから館の一部を復元したもの。
これは水は張らずに枯山水だった。
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「ほほー」勉強になりますなぁ。

思いの外ここで時間を過ごしてしまったので
春慶塗をいくつか見る予定だったのが
ちょっと変更、先にちょっとしたアトラクションを
体験しに行きます。

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このような美しい景色のそばにあるのは
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ガッタンゴー  レールマウンテンバイクなのです!

これは知ってはいたものの、まぁ機会はないだろうなと
思っていたら、今回の旅行に合わせて
オットが予約をしておいてくれたのです。

ガッタンゴー、過去にさる1号さんの記事にもなっていました。
廃線を利用してマウンテンバイクで走る、というものです。

受付をして同意書を記入、お金を払います。
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車両はこのように車椅子も付いているけど
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これは怖いんじゃないのかなぁ^^;

カブもある
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他の場所でも似たような企画はあるのね
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説明ルームでオリエンテーションを受けます
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オットなんかカメラの設定をしている
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受けたら順番に呼ばれます
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我々のマシンはコチラ
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サドルの高さを合わせて準備OK
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「ここからノーブレーキで進んでください。
降りた所でカメラマンがいます。
写真を撮りますのでポーズ考えておいて下さい。
それではいってらっしゃーい!」
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って坂を滑り降りようとするのに全然降りない。
ゆっくりゆっくり下っていく。 ‘ゆず’か。

コトーン 静かー!!

ねぇ、ブレーキかけてた?と聞くと
「うん。」とか言ってるオット。
ノーブレーキっつったろ! 全然スピード感ない!! と言うと
「あー、ノーブレーキって言ってたのか。
ローブレーキって聞こえて、どうするんだろうなーと
思っちゃった!」ローブレーキってなんだよソレー!!

スタートから小競り合いしながら、
でもおじさんに写真を撮ってもらって楽しく出発。
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横には山からの水が流れています
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あらからさまに綺麗な水
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「構造上転覆はないので、どうぞ両手を放して
たくさん写真をお撮りください」とのことでしたので
安心して写真を撮ります
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駅を通過してどんどん走ります
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分岐ポイントはゆっくりー
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折り返し地点が見えてきました
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ここで全員往路が済むまで待機
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「カメラはハンドルに付けよう」
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長閑な風景です
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トンネルも越えて行く
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自動補正で明るいけど本当はこのように真っ暗
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どんどん走って
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元の出発点に帰ってきました
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ここで一旦ストップして車両の整理待ち

「よーい」
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「はいっ、進んでください!」
最後頑張って上がります
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ただいまー
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あー楽しかった!!
天気も良し! スバラシイ!!

ここから春慶会館に出かけてみますが
本日と翌日はお休みだそうで、しょぼーん

飛騨は手打ちそばに力が入っています。
蕎麦マップなんてものまである。
とはいえあまり期待は出来ないだろうねぇー。

って山の上の簡易な小屋のお店に入ってみます
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がっ、おいしかった。
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普通ですが普通がレベル高い。驚き。
この後も食べるかもしれないのでおかわりはせずに出ます。

この後は古川の町を散策します
この辺りはオットが昔行った和ろうそくのお店が目的。
ろうそく屋さんのご主人がとても良くしてくれたそうで
「もう代替わりしているかもしれないけど
今どうなっているかなぁー。」

軒先に干し柿が並んでいて、いいなー
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紅葉も綺麗です
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造り酒屋が並んでいて杉玉がかわいらしい
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そしたらここに蕎麦マップにも載っていた
お蕎麦屋さんを発見
行きましょう行きましょう
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ざる蕎麦で、別に辛味大根を付けてもらった
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こっ、これは!!

これまで誇宇耶が一番だと思っていたのに
誇宇耶がゆらぐ。

追加でおろせるようになっているワサビがまた美味しい。
せっかくなのでお蕎麦のあとにワサビだけもチビチビ食べる。

ゲフー 満腹です

そしてろうそく屋さんはありました
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お店の方は休憩中みたいでちょうど不在でした

ろうそくは買ってもちょっと使う生活環境ではないので
素敵だけど買わずに眺めておしまい。

帰り道もまた別の酒屋さん
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良い香り

すっかり秋の雲です
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さて漆器屋さんめぐりです
事前にオットに回りたい漆器屋さんリストは
送っておいたのでグーグルマップを頼りに歩きます。

本当は翌日1日のつもりだったのだけど
オットが「1日目に下見しておけば悩んたものがあっても
2日目に買えるように。」となんともよくご存知(笑。

こちらは福壽漆器店
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うーん、最初に悩んでいたお弁当箱があるのだけど
どうも漆が薄いような気がする。
桜の皮で留めてあるところが引っかかる感じ。
形はすごく良いんだけど…。
お店の方には、どうせ買わないだろう。と
思われているっぽいし、そそくさと出ます。

あらやっぱり街路樹が綺麗
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松澤漆器はお休みだった
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トボトボ

あっ、また干し柿
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そして通りかかったお寺には朴葉がたくさん落ちている!!
庭師さんみたいな方が作業中で「どうぞどうぞ」
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わーい

山田春慶店も休み
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元田漆器も休み
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一番候補の戸沢漆器はやっていた!
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ここで6.5寸の三段重を買います
鉋目が入っていない無地の物が玄人好みなんだよー。
っておじいちゃんに勧められて、うまうまとそれを(笑。

いま箱が無いので、作って送ります。お勉強お勉強。
ってお値引きしていただいてホクホクとお店を出ます。

急に日が暮れてきました
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飛騨の里ってとこで合掌造りのライトアップを
しているらしいので見に行きます
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私はライトアップって特に好きじゃないけど
オットは時々ミーハーなことを言う。
(ライトアップの写真を撮りたかったらしい。)

さ、この日は富山に泊まりです。
うつらうつらしながらホテルに到着。
夕飯はホテルのレストランでいいね、って
行ったのだけど、「でいいね」っていうか
「良かったね」ってぐらい、美味しい。
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あのねー、これを関東で普通に出すのは大変ですよ。
1300円で刺身定食なんて言ったら絶対に
「どうして水のついた刺身が出てくるのか」っていう
ふやけたものが出てきても驚かないし
少々生臭くたって「しょうがないねー」ってなる。
さすが富山。美味しいご飯で、またお米が美味しくて
だいぶ満足。

何時に寝たのか記憶がないぐらい、スコーンと寝入って
翌日の朝です。バイキングでなくて定食。これもまた良い。
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(こんだけO-157だのノロだの変なウイルスがいるのに
いつまでバイキングとかやってんだと本当に思う。)

さて本日は白川郷を見学します

おぉーこれは...
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シャンソン(散村)を歌うの誰や
チューリップと波平や(特産:チューリップ 砺波平野)

って昔、大泉洋がテレビで言ってて
だいぶ笑ったのを思い出した。うまいこと言うよなぁー。

そして白川郷です
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この日は気温も低くて天気もいまいち
時々雨が降っています

あっ 朴葉だ!!
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満足
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つり橋を渡って川の向こうにある集落に渡ります
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どぶろく風ソフト 
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時間が早くてまだ空いていなかったけど食べたかった

合掌造りの家は民宿として
泊まれるところもあるようです
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日本昔話に出てきそうな風景
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茅葺の屋根の厚みは1mぐらいありそう
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これは維持費も大変だなぁー

駐車場を出るときには入る人たちの渋滞が起きていましたが
天気が悪いせいで普段よりは空いていたらしい
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「高山に行ったらラーメンを食べなさい。
どこで食べておいしいから。」と言ったのは
ラーメンに厳しいラーメン好きの母です。

初日にLINEで蕎麦食べたと送ったら
「ラーメン食べなさい」とか言ってきた(笑。

オットは事前に調べていたので、
ランキングの高いところから行ってみます。
混んでいたら退却する予定。
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怪しい路地のような道を抜けていきます

どーん!!
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1位の麺やしらかわ は長蛇の列 退却ー!!

2位のつづみ
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これまた長蛇の列! 退却ー!!

行く途中にあった桔梗屋というお店は6位だそうで
もうそこでよくね?と行ってみることに
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高山ラーメン 並
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わー 美味しい
コクがあるのにサッパリしていて
特に何がどう、とかいう特徴としてはなくて
ふつうの美味しいラーメン。
そうなんだよ! ラーメンてこういうのが食べたいのに
おいしいラーメンてほとんどない。

時々、アンモニアの匂いがするラーメンがあるのは
何なのか。複数のお店で体験したことがある臭さだけど
煮干しが古いのか?と言った時も
「僕はなにも匂わなかったけど...」とか
そんな感じ。結局これはかん水の匂いだということが
わかったのだけど、
オットに「もしかしてあんたそんなにラーメン
好きじゃないんじゃないの...」と疑われたぐらい。

母似のラーメンセンサーなのかもしれない。

商店街を歩いていると金物屋さんがあって
軒先には久松ですよ
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わー いいなぁーこの商店街。
だけどいま久松を買う用はないのだった。

ここも高評価だったらしいやよいそば
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だけどもう1杯、食べようと思えば食べられるけど
食べて満足する1杯かというとそうではない。
なので、やめておきます。

さて再び漆器屋さんめぐりです。

本日はやっている!
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紅春慶の丸隅重があったけど2段なので断念。

山田春慶店もやっている
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ここは塗りが厚くて(いい意味で)
しっとりとしている。
カサカサな粗悪品と対極にある極上の塗り具合。
だけど、好みの形のはなかった。残念。

途中にある高山山車会館も見学します
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このように山車が展示されています
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これみんな実際の山車 
豪華絢爛ですばらしい財力だったんですねー

また昨日のお寺です
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この日は冷たい強風が吹いていたので
落ち葉も拾い放題!! 満足。

コバラが減ったところでお蕎麦屋さんに入ってみます
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ここもまたおいしかった!!
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見てくださいこの水の切れた肌
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これもまたかみしめ系のしっかりしたお蕎麦でした。

はー蕎麦もラーメンもレベル高いですなぁ~。

そうして歩いていたらまた福壽漆器店
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昨日の本店で、スプーンを買うかどうするか
悩んでいたことだし、ちょっと見てみよう。

そうしたらまたあのお弁当箱があったのだけど
こっちのは漆が割とちゃんと塗ってあって
手触りもよい。

お店のおばあちゃんが「お勉強しますよ」って
またけっこう安くしてくれたのでビシッと購入。

やったー。

そして陣屋です。
陣屋っていうのは今でいうところの市役所。
奉行所みたいなものですね。
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お庭が立派
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外国人がたくさんいたけど、まぁまぁ静か。

裁きを申し渡す! っていうお白洲
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身分によって砂利の上であったり板の上だったり
いろいろあったらしいです

いろいろ見て足が冷えました
もう戻ろう
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お役人に見送ってもらって帰ります

途中でお土産を購入
前畑点心堂の栃の実せんべいにする
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てくてく歩いているとここの民家にも干し柿
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夜は温泉のある宿に泊まります
夕食は飛騨牛付き 
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おいしかった

温泉に入ってゆっくり休んで
19時に就寝するという...子供か(笑。

翌朝も温泉に入って温まります
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空気が澄んでいてきれい
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さー帰りますよー

北アルプス...でいいのかな?
すごくきれいな山々です
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今回ご当地ソフトを食べる機会がなかった。と
言いながらみどり湖SAに寄ると、ありました。
塩尻の塩ソフト あやみどりという大豆が云々と。
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うーん、おいしいけどサッパリしすぎかなぁ
ま、いいか。

こんど初狩SAに寄ると桔梗屋信玄餅のトラックです。

わー大好きな信玄餅!とか言ってたら
ここでは信玄餅ソフトなるものがありました!!

一瞬悩んだけど、当然いただだきます
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おいしかった
地のソフトだけだったら別においしくないけど
黒蜜と黄な粉と餅でバランス良し。

さっきの塩ソフトが悔やまれるな...


ガムを噛んで眠らないようにしながら
無事に帰宅しましたー!

荷物を降ろしていたら「なにこの葉っぱ」
朴葉ですとも。キリッ
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朴葉は乾燥しているとバリバリ破けてしまうので
そーっと家まで運びます。

水を張ってまず水分を含ませて柔らかくしてから
タワシで土や汚れを綺麗に落とします。
沸騰したお湯に塩を入れて葉っぱを茹でたら
ひもで縛ってまたベランダに干します。
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あー終わった終わった
おつかれー!!

途中、白川郷でも変なベンツが係りの人に
因縁付けていたし高速でも2件続けて事故があったりして
なかなか危険もつきものだけど、無事に帰ってきた!

観光って珍しいけど、
今月はもう一回観光があるんだなー。




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ツケモノ、かっぱ橋に出向く [観光]

かねてからかっぱ橋に行ってみたい。
とは言っていたものの、かっぱ橋ってどこにあんの。

かっぱ橋というのは調理道具の問屋さんが並んでいて
職人さんが選びに来るようなイメージ。

うーん、行ってみたい。

先週は特にすることがありませんでした。
掃除も終わらせたし、天気もいい。
「出かけてみようか。」と言うと、案外アッサリと
「良いよ。でも車は混むから電車で。」ということで
行き方はオットが調べてくれました。

なんだか電車をたくさん乗り換えて
結局浅草なんだね??ってところにかっぱ橋はありました。

食器類や、「なんとか製作所」っていうお店には
プロが使うミキサーとか給食作るような大きな鍋釜類があって
ドキドキします。

このようにお店がビシッと並んでいる
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食品サンプルのお店がいくつかあって、どこも人気。
テレビで見たことあるー。

カメラを持って歩ている人が多い中
このような看板があった。
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そうよねー。SNSっていうものがこれだけ浸透して
勝手に写真撮るっていうのがハードル低くなって
「撮って良いですか?」がなくなってきた昨今、
こういう喚起でハッとする人も多いのではないかしら。

さんまちゃん
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私は、お箸と一緒にスプーンなんかも置ける
箸置きっていうかカトラリーの何かがあったらいいな。
と思っていたのだけど、そういうのは無かった。

歩いているのと反対側が魅力に感じるのに
往復でこんど反対側を歩くと「さっき通ったところに
あんな良さそうなお店あったっけな?」ってなる。

けど、結局あまり良いものはなくて
強いて言うなら藤田商事というお店には
久松の製品がいくつかあった。

2号の丸壺もあって、3660円に消費税+だったので
それを1つ買いました。
箱は無くて、このように梱包される。
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オットなんかだいたいお店の外で
ガードレールに寄っかかって待っていたのだけど
「それ買ったらもう帰るからね、って思ってたら
本当に買って出てきたー!!」とか言ってて
まだ往路なのにこの壺を持たされて嫌がっていた始末。

練り鉢もあったから、またメダカが繁殖した時用に
もう1つ買ってもいいな。とも思ったのだけど
さすがに重いし、また常滑のセラモールに行く口実が
なくなってしまうのもナンだし、ここでは見送りました。

なんだかんだとけっこう歩いて、
遅いお昼とすることになりました。
「浅草の藪に行こう。」なるほど。

我々の好きだった上野の池之端は閉店してしまいました。
浅草は前回来た時はお店がお休みだった。

てくてく歩いていたら鯛焼き屋さんです。
2週間ぐらい前に「鯛焼き食べたいなー。」と
普段は食べないのに食べたいとブツブツ言っていたので
サブリミナルでオットも「鯛焼き屋さんだ」と反応します。

しかも天然の鯛焼きです!
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並んでいたけど、それは喫茶の方で
鯛焼きだけというのは並ばずに買えました。
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天然の鯛焼きってのは1丁焼きの鉄型です。
通常多いのは養殖で、一度にたくさん焼けるあの鉄板です。
(この呼び方は たい焼きの魚拓 という本を書かれている
宮嶋康彦さんが始めたようです。)

皮が薄くておいしい。
よく「しっぽまで餡が入っている」とか言うけど
しっぽまで入っていなくて良いのになぁ、しつこい。
と思っていたら、それは養殖だと皮が厚いから
そう思うんですね。
薄いと餡が隅まで入っている方が美味しい。

そしてまたてくてく歩いていると
またしても!! 鯛焼き屋さんです。
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当然2匹目を捕獲
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朝ご飯を大して食べていないので鯛焼きぐらい入ります。
かっぱ橋でさんざん歩いたし。
こっちの方が餡がアッサリしていた。

皮の感じはどっちも一緒。

んー
どっちかったら1軒目の方が好きだけど
同じ日に食べなければどっちがどっちか
わからないと思われる。←バカ舌

1丁焼きの方はこのようになっている
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写真撮ってもいいですか?と聞いたら快く撮らせてくれた。


それでまたけっこう歩いて、浅草の藪
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天ぷらそば
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かき揚げのように覚えていたのだけど
バラバラだったので、これなら1つはざるで良かった。

鯛焼き2つの後の天ぷらそばで
ちょっと罪悪感に襲われつついただきました。

スカイツリーが見えます
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雷門は補修工事で覆いが掛かっていたんだけど
写真を撮って帰り道に「あ、雷門の絵が描いてあった」と気づいた。
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「人間と言うのは見たいものしか見えないというのに
あんたって人は見たいものも見えないとは…」とか言われて
笑ってしまった。さすがは国際的な観光地なだけあって
覆いも手が込んでいるんだなぁ。

それにしてもたくさん歩きました。
普段歩く量とは比較にならないぐらい歩いた。


かっぱ橋…
うーん…私は「職人が選ぶ逸品」というのが
たくさんあるかと思っていたら、けっこうそうでもなくて
安い海外製品もたくさんある。国産でも量産品がたくさん。

良いものもあるけど、目的がボケてたからな。
観光に軸を置いていると常滑のセラモールか、この前の高松の
商店街の方が面白かったなぁ。

欲しいものが決まっていて、それがあるかどうかを
探しに行く、っていうとまた見つける度合いが違うのだろうけど
「なんかあったらいいなー」だと見つけきれなかった。


そんなかっぱ橋レポ。



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2回目の四国 [観光]

先日香川県で看護学会がありましたので
行ってきました。
発表者ではないので有休です。

「香川にうどんを食べに行きたいもんだねぇ」とは
言っていたのだけど、あーた私なんか学会だわ。
去年は家族旅行兼ねて行った人も居るらしいけど
平日だしねぇー。と言うと、
「ボクも行く」とかいうオット。
なんだか行きたい城があるんだそうで
私は自分の用事があって本当に良かった。

私は以前、親が高松に住んでいたことがあって
15年前ぐらいに一度行ったことがあります。
今回は2回目の四国。

オットも若かったころ行ったことがあるらしい。
どんどん埋まっていくチケットに慌てつつ
手配してオットも一緒に2回目の高松。
本人はなにやら綿密な計画を練っています。
(城の見解についてはコチラ)

7時過ぎの高松行きANAに乗るため、5時半出発。
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手荷物を預けて朝ごはんを食べます
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焼き鮭朝食
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食べ終わったら良い時間です。
保安検査を済ませて飛行機に乗り込みます。
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高松までは1時間ちょっと。
早いなー。

我々が乗っていた飛行機
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今回のレンタカーもアクア
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同じ飛行機だった上司と一緒に会場に送ってもらって
オットとはそこで解散。ではまた夕方ホテルでねー。

今回の会場はサンポートホール高松。
海辺の、眺めが良い会場でした。
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1日目のお弁当(食べかけてる…)
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ふーむ

ブツブツ考えながら初日終了、
駅からホテルまではグーグルマップで徒歩20分
という表示だったので、タクシーに乗ろうかと思ったけど
夕方早めだったし、歩いてみてもいいか。

目の前にある高松駅の隣にあるスーパーを覗いてみます。

鮮魚売り場には地ダコです
いいなー
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地元でタコったらほとんどがモーリタニア産か
神奈川の地タコったってボイル済みのものです。
北海道産で生のものも時々あるけど、
巨大な大きさの部分的な足1本だけとか…

小鯛なんか真鯛も花鯛も混じってるのか?
って感じではあるけど、お吸い物に良い地物とか
海老なんかもみんな地物で揃ってる。
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魚売り場のおじさんに「写真撮っても良いですか」と
聞いてみたら、良いですよーと言いながら
不思議そうな顔をされたけど、地元の人からすると
これが普通なんだろうなぁー。羨ましい。

ブラブラしながらナビを無視して商店街に突入
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はなまるうどんはもはやそうめんを売りにしている
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オットなんかうどんより蕎麦の人だし
どれぐらい食べるのかなぁー

前に来た時は1杯100円なんかで
行ったところはみんなおいしくて
半熟卵のてんぷらにビックリしたり
それまた自分で取るシステムにビックリしたり
したもんだったけど、今はどうなんだろう…

お弁当が響いてなかなかうどんを食べよう!て
思えない。

しばらく歩いているとすごい光景です
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なんじゃこりゃー

そしてネコがいる
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こっちの通路にも居る
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商店街の通りの両サイドに同じお店があって
反対側は営業中。こっちは倉庫っぽいのか??

営業中のお店はずいぶんと奥行きがあって
なんだか魅惑の金物屋さんでした。
おばさんに挨拶して進むとこっちもでっかいネコ。

「なにアンタ」という顔で見られたけど
撫でたらゴロリとお腹を出して寝そべった
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オス…? ミケだからメス?? 
でもメスでこんなに大きいの見たことない。
長毛でもあるけど触るとミッチリと詰まっていて
骨格そのものが大きくて太い。

「これはメインクーンていう大きい猫なのよ」
そうか、反対側で普通の日本猫見たもんだから
まさか血統書付きのネコがいると思わなかった。

机の上にはハチ割れ みんな静か

「なんか良いもん見つかったの」
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見つかったっていうかすごい鍋見つけちゃったもんね
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この砲金鍋です。

これはもう作られていません。
天ぷら屋さんで見たことがありますが
もっともっと大きなものです。

にっ、20,000円…

いやいや、今回の四国だって
そこそこお金が飛びました。

見なかったことにしよう…。

アーケードの中にハイブランドなお店があるのに
ビックリしたのだけど、そもそも三越がこの
アーケードの一部分にあるので、そこが出しているお店っぽい。
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こっちなんかグッチなんだけど
この写真の右側はGAPという配置だった
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そしてアーケードの中に本日泊まるホテルもある。
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アーケードとアーケードの間には
2~3車線の大きな道路があったりして、
街として天候に関係なく買い物ができる、という
メリットがあるように作ってるっぽい。
ここらで見るアーケードの商店街とちょっと規模が違う。

それでダイワハウスグループがやってるホテルで
なかなか綺麗なところだし眺めもよろしい
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ユニットバスが昭和のお便所の臭いがするけど…

夕方オットも戻ってきて
商店街が面白かったというのと
すごい鍋を見つけたと言うと一緒に来た
「確かにすごい。普通の商店街じゃない。」
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そうだろー。

うしおじさんのジャージーソフト
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食べながら散策したのだけど、あの金物屋さんは
もうシャッターが降りていた。

山田家さんに行ってみます。
私が初めて食べたさぬきうどんで
母が案内してくれた時のお屋敷みたいのだったのと
その後水曜どうでしょうで確か同じお店が出ていたような…
曖昧でしたが、どちらも正解でした。
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名物ざるぶっかけを頼みます
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すごく早く到着 嫌な予感
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麺の角はボロボロに崩れ、
ブヨブヨというよりブニュブニュでした。

先を見越して茹で置いて水で〆てあったのを
また氷水で〆直したんだろう。

しかも量が多い。
こっちで言う大盛よりも多いぐらい、多い。

あーガッカリ 来た時間が悪かったんかなー。

そしてホテルに戻ってきてトイレに入ったら
やっぱり古い尿の臭いがバスルームに充満しています。
換気してても全然関係なかった。

…。くさいね…。

オットなんか部屋にあった消臭スプレーを噴霧するぐらい。
お便器の横にオレンジの汚れがライン状に付いている。
汚い。設備は新しいのに、汚い。

翌朝はオットは4時起きで出かけて行きました。
私は本日も学会、day2です。

出かける時にフロントに
トイレの尿の臭がひどいのでどうにかしてください。
とお願いをしてから出かけます。
一晩あんな部屋にいたら鼻に匂いがついて
なににつけ不快感が付きまといます。


タクシーに乗ると運転手のおじいちゃんが
「私なんかはここにあった中学校に行ってた。
今は子供が少なくなったからって取り壊されたんだよ。
その後こんな高い塀で囲われてるから、みんな
『小判がザクザク出てくる』って言ってるんだよ。
ここはお城だったんだよ。」

へー、そうなんですか。
なんかいろいろしゃべって楽しい道中だった。
最後にレシートもらうのに運転手さんが振り返って
「あー美人のお姉さんだったんだ!」と言ってて陽気。


そして今回の学会で思ったのは
…ウチってちゃんとやってるんだな。
てことで、目新しい何かというのは特になかった。

本日のお弁当
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昨日のよりおいしいけどやっぱりご飯が多い。

屋上に出られた
素晴らしく良い天気
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右側のフェリーが出発 どこに行くのだろう
小豆島からは帰ってきた(左側)

この日は15時で終了です
帰り際にベランダみたいなとこから見えたヨットの群
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また歩いてホテルに戻ります。

部屋の中は清掃されていたのだけど
なぜか中国のコインがテーブルに乗っている。

そしてバスルームの尿臭は「若干良くなった」程度で
「だから何」ってほど臭います。
この臭いにさらされたバスタオルなんかで
身体拭く気になれないでしょ。っていうか
一晩よく我慢したよね。二晩目は無いよね。

ていうかさー、前回の清掃スタッフも
ちゃんと清掃してないから今回のスタッフが
コインとかどっかから見つけたんでしょうー。
もう勘弁してよ本当、このコインはウチのじゃない。

フロントに電話して「やはり臭いがすごいのですが」
と言うと「清掃の方にはきちんと伝えて、
清掃もしたそうなんですけどぉー」

は?

「そうなんですか。私は清掃をしてくださいと
言ったわけではなくて、この尿臭を
どうにかしてくださいとお願いしました。」
と言うと「清掃はきちんとやったそうですしー、
配管の修理と言うのは今からはもうできないのでぇー」

… 配管の修理? なに言ってんのこの人。

「そうですよねぇー。もう夕方ですもんねぇー。
朝イチでフロントにお願いしておいた件ですけどねぇー。
でも私もこの部屋で2泊もする気はないんですぅー。
現代の日本のホテルでこの臭い、しかも配管の
問題じゃないと思いますけどぉー。」

って向こうの調子に合わせて言ってみたら
長い保留のあと、「別のお部屋をご用意しますのでぇー」
って「今から伺います」って言うから
大慌てで荷物をまとめたら
すぐにフロントスタッフがやってきた。
なんで基本的に全部そっちの都合なんだ…

笑顔で「お荷物お持ちします」ってカートもなくて
もうやる気ないじゃんと思いながら
「バスルームの臭い、私たちが気にしすぎですか?
確認をしていただけますか?」と言うと
「そうですよね、あ、確かに。臭いますね。」

まずさーそっちが先だと思うよ本当。
清掃したからどうのこうのとかじゃなくて
臭いがしなくなったかどうか。実際清潔かどうか。

「私たちのデフォルトはコレなんです」なら
それはそれなりの返答であっても良いと思う。
そうしたらもうここには泊まれない。ってだけだ。

まずこっちが言ってることの事実確認をしようよ…
それじゃーとりあえず部屋替えとけばいいや、
みたいな対応ってことで、新たなクレームになると思う。

しかもあからさまに施設側の問題なのに
荷物の移動も「お手伝いしてあげますよ」スタイル。
いや間取りのこっちの希望とかじゃないから。
逸脱して臭いから。

私は不毛な戦いはしないけど、怒りゲージがMAXな人なら
ドッカーンてなるけどね…と思いつつ。

そして私も荷物を持ってフロントスタッフと一緒に移動。
それでは…と去ろうとするので、居るうちに! と
バスルームを開けると「あ、確認お願いします」というフロント。

事態を全然把握できていないというか理解できていない。

「臭いません。ありがとうございました。」
とお礼を述べてフロントスタッフを見送り、
荷ほどきをしていたら、明日の朝食チケットを
多分テーブルに忘れてきた。

フロントにまた連絡して「今取りに戻っても良いですか」
と聞くと「そうしましたらこちらで準備しておきますのでぇ」

もー誰だかしらないけどこの人ダメだと思う。
内心「届けろよー」と思ったけどもう会話が困難そうだし
なんで私たちが届けなくちゃいけないの。ってなっても
こっちが不当な人っぽくてイヤだから
「後で主人が戻る時に寄るようにします」と伝えて切る。

オットに「帰りにフロントに寄って。
臭いままだったのでお部屋替えてもらった。」
とLINEしておいたら、オットが戻ってきて
「フロントの人に『なんかお部屋変わられたみたいで
お忘れになったそうですのでこちらで用意しておきました』って
言われたー。」 …呆。

もーさー、ダイワハウスグループって
言わない方がいいんじゃないの。

クレームぐらい理解しておけよ
自分たちの仕事に誇り持てよ

「それは確かにごもっともです」と謝ったり
「これがウチのスタイルです」と断ったりしつつ
自分の仕事にプライド持って働くんだろーッ。

あのパワハラ議員の「ちーがーうーだーろーっ!!」
がピッタリすぎて鼻で笑ってしまった。

とりあえず古い尿石の臭いは全くなくて一安心。

この日のオットは1か所行くところをキャンセル
したとかで早かったので、また商店街に行きます。
今度こそ鍋を見るんだ。
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前日は見なかった黒猫
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かわいい

そして、「買えばいいんじゃないの」という
ことになったので、買いました!!
多分二人とも古い尿臭から解放されて安堵したので
散財にも大らか(笑。

これがその鍋
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本日はフラッペ 
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あーおいしい。
食べながらお互いの報告を聞きます。

そうそう、今日タクシーの運転手さんに
美人のお姉さんだった、て言われた。と言うと
「そりゃあんたアレだ。『100万円』と一緒だ。」

…柳生博? 

「駄菓子屋で『はい100万円お預かり、お釣り30万円ね。』
って言うじゃん。」

フッ また鼻で笑ってしまった。


ホテルに戻って少し寝て、
夕飯に歩いてうどんを食べに行きます
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生麺から茹で始めてキッチリやってるっぽい
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なんだかこのお店のうどんは細くて
そして香りもなくて、私の好みではなかった。

オットに至っては城めぐりで疲れて
昨日と今日でおいしくないうどんだ!
うどんというのは美味しくないものなんだ!!と
不機嫌になる始末。

それでもせっかく来たんだし、とか言って
一応いろいろ調べている。
来る前だってさんざん調べてはいた。けど…

そしてフテ寝をしていたものの、0時近くなって
お腹が空いて起きる。
午前2時までやってるといううどん屋さんが
おいしいっぽいので行ってみる。

開店時間がずいぶん変わってる。
また夜中だからって茹で置きされてないかな…と
心配しつつ歩いて行ってみたお店がコチラ

麺之助さん
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ぶっかけ
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いやおいしかった。
讃岐に来て初めて讃岐うどんの美味しさを理解した。
ってなったぐらい美味しかった。
お客さんに「出口が入り口と違ってあっちなんだけど
出たらすぐ線路だから気を付けてー。」って言われて
出たら本当に線路だった。
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あー良かったね。
って言いつつホテルに戻って熟睡。
はー無臭がこんなにありがたいとは。昨日の部屋って…。

チェックアウトの時にすっごい早口で
「確認不足で解決していないままであり
お客様にはご迷惑をおかけしました。」って
お詫びを言われたけど、今更すぎてどうしようもない。

不潔に伴う臭いについては大変残念だ、ということと
部屋を替えてくれてありがとう、というお礼を伝えて
チェックアウトします。

最終日は高松城と高知城に行くという。
高松城なんか学会の会場の真ん前ってぐらい
近かったのに、何で行っておかないのかと言うと
「他に行く城がたくさんあったから」

学会のご挨拶の時に「お濠の水は海水を引いていますので
お濠には鯉ではなく鯛がたくさんいます」と言ってた。
どれぐらいいるんだろう。

お? ここは朝のタクシーで聞いたお城ではないの。
街の中にあるわけですよ、本当に。
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玉藻公園てなってる
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橋の上から確かに鯛…黒鯛かな??
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中に進むと 城舟体験 という幟です。
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お濠にボートがあるのかな? 乗れるかな??

このように餌やりスポットの案内もある。
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そして鯛のエサの自動販売機というか
ガチャガチャがありました。
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買ってもらった。

すぐそばにこのように案内板が出ている!!
9時~だって。今10分前だ。乗ろう。
オットは餌やりに興味はなさそうでしたが
「お濠から石垣を見ることができる」と言うと
チケットを買ってくれました。

お濠の端には水門があって、水門のそばにも
背びれが見えて波紋ができています。
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船頭のおじさんが「ここは海とつながってる水門。
ちょうど満潮だからこれからどんどん水が入ってくる。
水門にはフェンスが狭く立てたられている。
鯛は放流だけど、水と一緒に小さい魚たちが入ってきて
お濠で大きくなると出られない。
フェンスはお濠の葉っぱなんかが海に出ていかないように
設置されている。」という説明をしてくれました。

へぇー

あの船に乗ります
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陽射しが強いから笠をかぶるように勧められて
ライフジャケットと共に笠着用
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我々の他には小さい女の子を含めた3人組

船頭さんが船のロープを手繰り寄せると
足元に鯛がわらわらと寄ってくるのです
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この足元にはこのように、真鯛です。
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エサがもらえるー!! っていう感じなのだろうか

舟に座ったら竹筒に入った鯛のエサを受け取ります
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さっきの自販機のエサは後であげることにしよう

しゅっぱーつ
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船頭さんが「鯛のエサは一粒ずつ、前に前に投げてください。
舟と一緒に鯛が付いてきます。一度にあげてしまうと鯛が付いてきません。」

わかる。かっぱえびせんでカモメに餌やりしたときもそうだった。
最後の方みんなエサ切れで全然付いてこなかったから
2つ買っておいたことあるもん。

真鯛と黒鯛が隊列を組んで両側に付きます
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反対側
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わーすごーい 

「時々ヒラメなんかも居ますので良く見てください」
偏光グラス持って来れば良かったー!!

天守があった場所
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天守は明治政府によって取り壊されて
無くなってしまった。
復元したいのだけどお金が集まらないらしい。
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「昔、神社がありませんでしたか?」とか言ってるオット。
確かに神社があったらしいのだけど
復元の計画にあたって無くなったらしい。

前の席の女の子は上手にエサやりをしている
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オットもポツリポツリとエサを投げ込んでいるのだけど

なんだろうこの人、なんか福々しいっていうか…
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なんですかねこの「お殿様の餌やり遊び」っぽい感じが
良く出ていて、笑ってしまう。

これ釣っちゃう人とか来ないんですか?と聞くと
「この魚たちは放流しているわけです。
水族館のお魚は食べませんよね。
ここもお金を出して管理をしているので
釣ったら警察がやってきます。
それに鯛は海老や蟹を食べているので赤くて
味も良いですが、ココのはエサを食べているので
おいしくありません。」

確かに。最初黒鯛しかいないかと思ったぐらい赤くない。
鳴門の真鯛なんか海流が激しいから
背骨にコブができるって聞いたことがある。
ここで流れもなく淡々と暮らしている鯛は
きっと身も締まっていないだろうしなー。

そして黒鯛の方がやっぱりエサを食べるのがうまくて
真鯛はボンヤリしている。
浅いと本領発揮できないっぽい。

あー楽しかった!!
オットも「思ったのと違ってこれはイイ。
乗るべきだ。」そうだろーそうだろー。

私達が乗ったコースと違う
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なんかやってる
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※あとでわかったのだけど、船に設置されていた
うちわは天守のスクリーン?にもなっていたらしくて
天守台の下からかざして見る、っていうことが
乗船当初に渡されたガイドペーパーに書いてあった。

船頭さーん!! 
我々の船は前の親子たちとも一体感があって
楽しく盛り上がったのだけど、おかげでいつもと違って
忘れられたっぽい(笑。


濠の橋を渡ると上からまた鯛が見える
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天守から海が見渡せて良い眺め
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昔より埋め立てられているというけど海が近い。
昔はもっと海べりにお城があったらしい。

オットに水筒のお茶をもらいます
ちゃんと魔法瓶を持ってきてホテルの氷を入れて
冷たいものが飲めるようにしている。
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城めぐりの友らしい。

なんだかんだで汗だくです。
オットのTシャツを借りて車で移動。
このあと高知城まで行くんだとか。

うつらうつらして起きたら豊浜SA
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逆走禁止の看板が並ぶ中に土佐犬がいる
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またウトウトしていたらこんどこそ城です

近くには小川があってメダカとアメンボが
たっくさん居ました。

入り口を抜けると立派な門と蓮です
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あー始まっちゃったよ始まっちゃったよ
これだよ城って…登るんだ…
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ん? なんかの実が落ちている
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なんだろう

あんな上まで行くのー
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「何言ってるんだ、こんなの初級者編にも
ホドがある」

こっちゃ2日も学会参加して疲れてんだよー
「ボクなんか2日で5か所も回ったんだ」
あーたアタマおかしいんじゃないのー

お? アイスクリンがある。
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あれ買って。

買ってもらった
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アイスクリンを食べながら天守を目指します
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「すぐ近くだよ」
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すぐ近くではない。

石段を上がるとここにもアイスクリン!
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「こっちは6種類だって。さっきは5種類だったのに。」
よく見てんねー。

遠いっちゅーねん
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さらに登ると到着しました
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まーもちろん入りますよねー
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そして例によってコレですよ
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この傾斜の階段をワナワナしながら上がります

天守から見えた風景 市街が一望できます
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良い風が吹いて気持ち良いー

はっ、いけないいけない
ウッカリ肯定してしまったでないの

高知は鰹と鮪の漁が盛んなところです
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これは荒々しい

またワナワナしながら下ります
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降りてきた
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ところどころ石垣に出っ張りがあって
あれは何であるか?
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排水のために作られたものだろう、と
オットが言っていたら、帰る途中に解説板があった
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高知は雨が多いので石樋らしい。

これも排水溝だったんだな
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…こういうのに気づいちゃって
写真撮っちゃってるあたり、なんだかんだ
着眼点が養われているような… 

気のせい。

さーお昼ご飯を食べて帰ろう
なにしろ今日は家に帰る日です。

近くにはまた大きな商店街があった

さすがは高知、刃物屋さんがたくさん
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こんな感じに連なっている

!! バイクのナンバーがなんて自由なデザイン
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※一部数字を消しています
こっちは今治市
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面白いな

せっかく高知にきたから鰹を食べたい。
ひろめ市場ってとこがあったけど
人が多いので素通りして商店街の中に行きます
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ここはどうだ
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しかしここは「今の時間は丼だけで
いろいろあるのはひろめ市場なんですよー」

ではそのひろめ市場に戻りましょう
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藁でものすごい火柱を上げて焼いているのは
さっきのお店のひろめ市場店でした。
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オットは列が出来ていることにちょっとイヤそうだったけど
どんどん進んでいるし、なにしろあの藁焼きを見たら
まぁここにしても良いか…みたいな顔をしています。

私達の知っているのはタレというかポン酢だけど
塩がオススメと言う。
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注文をどうしようか悩む暇もなくて
松岡修造ばりの決断力で
塩たたきとタレたたき、二種類頼んでみます。
塩たたき2皿、タレたたき1皿。
あとトマトの乗った高知野菜のサラダも。
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うまい具合に座れて、いただきまーす

塩が掛かっていて、スダチで食べます。
おいしい!!
ニンニクなんか全然要らない。
オットもだいぶ喜んで食べている。
もう一皿あったって食べられたな。

芋けんぴのタワー
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1つ買って帰ろう
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高松に戻ります

高松は水不足が多いのでため池が多い。
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少し早めに空港に着いたら、「飛行機が遅れています」

なんだってー

沖縄からの到着後、羽田に向かう飛行機が
まだ着いていないと繰り返すアナウンス
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2時間て沖縄まだ出発してないのかね

高松空港にはエリエールって喫茶店があった
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愛媛の人が、製紙工場があるって
言ってたから、本当にあのエリエールなんだな

トイレの手洗い場はダイソンで
エアタオルの吹き付け具合がすごい。
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今までこういうのは三菱のジェットタオルが
一番よく乾く、と思っていたけど
ダイソンすごい。

iPadは手荷物に預けてしまったし
電話の電池が切れたらチェックインできない。

ボンヤリ待っていたら飛行機が到着
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接近
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さー乗りましょう乗りましょう
もう日が暮れている
高松は西日本だけあって夕暮れが関東より遅い
これでも19時で明るい
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乗ってから出発までが早い早い。
すごく急いでいる(笑。

1時間ちょっとで羽田着
手荷物を受け取って帰りましょう
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「帰りの方が重いなー。カート借りよう。」
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ほ、砲金鍋のせいかな…

一度車に荷物を置いてからご飯を食べます

鼓笛隊みたいな
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私は手ぶらですけども(笑。

羽田だってまだ開いているお店はずいぶん少なくて
どうしようかと思ったけど、ちゃんと食べられて良かった。
美味しかった。
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さーここからまた運転です。
「あーレヴォーグいいわ。運転しやすい。」
アクアのブレーキに苦労したらしい。

新しく出来た神奈川7号線を通って帰ります
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みなとみらいがいつもと違う方向に見える

無事到着しました。
ネコたちがそれぞれ付いて歩く。
それなりに寂しかったのかしら。

とりあえず洗濯機を回してお風呂に入ったら

グーーーーーーーー

オットは寝落ちしていました。
なんだか別行動もありつつの旅行?だったけど
楽しかった。

鯛の餌やりが一番楽しかった。
鰹おいしかった。


砲金鍋の使い心地はどんなもんかなー!!



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小田原梅まつりで流鏑馬を見る [観光]

今年は梅の開花も早く、しかし急に雪が降ったりして
油断がなりません。

ここのところ毎年出かけている小田原の梅まつりですが
流鏑馬を見てみよう、ということにしました。
一応また親に一緒に行く?と聞いてみると「行く!」

2月11日に出かけることにします。
前日はスバルのディーラーに出かけたら
けっこう遅くまでかかってしまったので
当日が心配。

お弁当の下準備で、かんぴょうを煮て三つ葉も茹でて
バットに並べて冷蔵庫にいれておきます。
そして夜は職場のスタッフが味噌を作りに来ることに
なっていたので、慌ただしく豚汁の下ごしらえをしてから
就寝。

当日の朝お弁当を作ってから出かけます。
太巻きとチューリップのから揚げ。

できたー
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シイタケはお弁当用に煮てあるものをスライス
出汁巻き卵は前日に焼いておいたし
三つ葉も前日茹でておいたので
当日はタイマーで炊きあがったご飯を酢飯にして
ぐるぐる巻いただけ。
唐揚げの漬け汁もボウルに作ってラップをしておくという
周到さ加減。

実家の方ではけっこう雪が降ったらしくて
空気も澄んでいる。

富士山がバリッと見えて良い日和です
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昇珠園に到着
敷地にあるしだれ梅
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ご主人と奥さんにご挨拶して
まずは昇珠園の梅林を見学させてもらいます

あっ、しっぽ君です
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さんちゃんもいました
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二匹とも近寄ってきてくれるのだけど
さんちゃんは構ってほしいのに手が出ちゃうので
ハリネズミのジレンマ的な感じ

十郎はほとんど花が終わっていた
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めしべで見えにくいけど、実の赤ちゃんが付いてる

富士山が綺麗です
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梅林を抜けて上まで行ってみると
途中の路面は部分的に凍結しています
オットに助けてもらいながら坂を上る

道路も日陰部分は凍結
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雪が残っているのがまた綺麗
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道路のカーブミラー越しに富士山と母が見えるのを
写真として解説する父と聞いてるオット
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ほほー
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うーむ こういう天気は初めてだ
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メジロも目白押し状態でたくさんいるのだけど
人間の気配がするとすぐに遠くの木にいってしまうのと
ヒヨが左側からバババーッと追い立ててくる
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山を下ります
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途中、凍結しているから気を付けてと言うが早いか
父がツツツーと滑り、私たちがガシッと掴むという
「親子だね...」言うなって。

これは昇珠園の隣のお宅
2017-02-11 10.56.46_R.jpg
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けっこう門柱の中まで入って写真撮ってる人とか
いるのだけど、綺麗なのはそうだけど
許可なく勝手に入っていく、ってのはどうだ。

11時すぎ、昇珠園に戻ってお弁当を持って
梅まつり会場まで行って散策

お弁当にしましょう

1枚50円の貸しゴザを2枚借ります
こんな感じで皆さん場所を作ってピクニック
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さーさーいただきましょう
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4人でペロッと食べちゃって、流鏑馬会場に移動します

収穫を終えた田んぼにブルーシートが張られて
そこが観覧席になっているのだけど
我々は1時間前ぐらいでも1番前の席を取れました。

なんやかんや観光協会長やら市長やら、挨拶が続き
始まります
2017-02-11 12.42.25_R.jpg
手作り甲冑隊、というのも登場したのだけど
こういうのにうるさいオットは「...。」絶句していた。

行列の途中、我々の前で最後の1頭が動かなくなる
「イヤになっちゃったのかな?」
2017-02-11 12.44.05_R.jpg
ジョジョジョジョジョジョジョーーーーーーーー

...。ものすごい量のおしっこだった。
2017-02-11 12.44.16_R.jpg
後ろの方が箒をかけている。

そういえば馬ってなんか嗅いだことあるとおもったら
白胡椒の匂いと同じような感じする。

我々は流鏑馬自体を見るのが初めてです。
オットなんか高校で弓道に出会って、
大学も弓のセレクションで潜り込んだくせに
「人の引く弓には興味がなかった」とか言っちゃう始末。
両親は鎌倉だの寒川だの、何度か見たことがあるらしい。

けっこうな風の中、始まりました
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馬が蹴った土が舞うのも見えて迫力あります
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これはファインダー越しに見てるのはもったいないので
写真はオットに任せるとしてゆっくり見よう

射ると揃って戻ってきて、的が難しいものに変わって
それを2組繰り返します。
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母なんか「逆光だからそもそもの場所としてあまり良くない」
というのと、カメラを構えていたら右隣のおばあさんに
「見えないじゃないの」と言われた上に
カメラのストラップを引っ張られてキレていた。
いや確かにその場所で出てるなんて言われたら
もう誰もなにもできないぐらい、
お婆さんの言い分は因縁に近いのだったけど
母は昔から「お婆さん」という種類の人に目の敵にされる
なんかそういう人で、笑ってしまった。

終わる頃には分厚い雲も出てきて
終わった後で良かったねと言いながらの撤収
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ランボーみたいな人がいた
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昇珠園に戻って売店でお買い物をして頂いた梅の枝。
「その辺から勝手に折ってないよ」というタグ付き。
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あ~~楽しかった。
帰ってきて大急ぎで掃除機をかけて
お風呂に入って豚汁を仕上げて
スタッフが到着、味噌作りをして送ったら
もう疲れ果てていました。

逆光だね、って言いながらサングラスなんかしてないから
目が焼けて痛~い。

さて翌日はまたディーラーに行かねば...と言いながら
zzzz...

なんとも慌ただしい週末で中身が詰まっておりました。





再び常滑に出かける [観光]

遅い夏休みで11月に常滑に出かけてきたのに
昨日今日でまた行ってきました。

急須を買いに。

そもそも我が家で使っている急須は
半田に住む焼き物好きな叔母が結婚祝いにくれたものでした。
「もうすぐ人間国宝になるんじゃないかと予想している」
という立派なものです。

そしてオットが割りました。 ...orz
この時は急須の特徴から作家さんを割り出して
ようやくたどり着いたお店がネット販売をしていたので
無事に再度急須だけを購入したのでした。

しかし今回

どーん
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どどーん  見えにくいけど欠けている
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...。orz

犯猫  「ニュ?」 ニュじゃない。
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結局、最初にもらったセットの中で
残っているのは私の湯呑み1個だけだ。

ムムゥ…

この前行ったセラモールが楽しかったし
また常滑に出かけよう。
何しろ前回セラモールで
「あっ、急須をネットで買ったお店、ここだったんだ」
とお店を発見したのでした。
そして他のお店で見つけた久松の練り鉢があったら
買っておこう。メダカ入れにでもしよう。

ということで急遽前日に企てて、行ってきました。
今回は車です。いろいろ買うことになるだろうし
オットは城がナンタラと言ってるし。

4時半起きでおにぎりを作って5時すぎ出発。

山が綺麗
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うとうとしていると
「着いた」エッもう?「常滑じゃないよ、苗木」なに?
なんやら城に行くらしい。
「私行かないで良い?」と一応聞いてみると
「良いよ」ホッ。

一応釣りの時みたいに暖かくして
歩ける恰好ではあったのだけど
なんしろ今咳が出ることはしたくないし
胸郭が動くこと自体がつらい。
車の中で寝かせて頂きます。

っていうのが2回繰り返されて(つまり城に2か所寄った)
SAが全然ないことに驚きながら寄ったPAでパンを買って
ようやく常滑に到着。
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これが途中の内津峠下りのPAなのだけど
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カップ麺の自販機なんかがあってご当地ラーメン
らしきものとか普通に売ってるものとか
寂しい感じだった…

で、セラモールに行きます。
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「いらっしゃい」
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またきましたー

がらーん
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空いてる... 
けど、11月に来た時よりは車も来てるし
見に来ている人も多かった。

久松の2号の丸壺を探してみたけど
お店の人がさんざん倉庫とか2階とか見てくれて
「やっぱり出てる見本の1個だけだわー」って
さすがのセラモールも大きいサイズしか在庫が
なくなってきた様子。

箱無しの2号を3000円ぐらいで購入して
オットが車に乗せてくると居なくなっている間に
前回お店の前に鉢を出していたお店を見に行きます。
(写真は前回の。)
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これよりさらに大きなサイズは水と浮き球が
入っていました。
お店の方に「このサイズが欲しいんですけど」と言うと
「それねー、これしかなくて売り物じゃないんです。」
あらそうなんですかー... ガッカリ。

すると奥からもう一人出てきて
「大きいサイズ? 水とか入っちゃってるのしか無いけど、
現物で良ければいいですよ。
底にキズがあって二級品なんですけど
返品しようと思ったら会社が倒産してしまったから
返品できなくてねー。6,000円ですけど良いですか?」
良いです良いです。
「ウチも売って次の鉢の仕入れのお金作らないとねー。」
(なんか切ない)

浮き球を除けて拭いて段ボールで梱包してくれて
無事に購入できました。

オットが戻ってきて「何?買ったの?!」
本当にメダカを...とは思っていなかったのだろうか。
「車に積んでくる」と言うオット。

あとは、前回見かけたデパート用の3号があったら
買っておいて欲しいと頼まれたかめがあるから...と
また別のお店に寄ったら無事に発見して購入。
ついでに1号も購入。

そして目的の急須のお店に行って、
急須と湯呑のセットを買います。
ネコに割られてしまって、と言うとお店の奥さんに
「キャー! 」と言われてしまった。
本当、私もキャーだった。

かりんちゃんがもう少し大きくなるまで
安い急須を使っておいた方がいいのかもね。
今はなんでも面白がって落とすからなぁ。


ホテルに行く前にイオンモールに行ってみよう。
前回イオンモールが見えるホテルに泊まっても
ぜーんぜん素通りだったけど、何しろ大きい。

こんな提灯があった
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ヨコには招き猫
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中に入ると巨大な招き猫
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足元にはお土産の招き猫がたくさんいた
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入り口の一部は常滑の散歩道の壁が再現されている
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お店的にはららぽーとと変わりがないような
(ってそれもすごいけど)、そしてららぽーとみたいに
不協和音がカンカンと響き渡らないので
割と人が居るのに「もうやめてー」っていう頭痛がない。

ふーん。漆器のお店を見て風呂敷を買って終了。
日が暮れて提灯に明かりが点いた。
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さーホテルにチェックインしよう。
そしてちょっと早いけど空港で何か食べよう。

北海道フェアをやっていたので函館ソフト
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...だいぶ生クリームっぽくてだいぶ失敗。
もっとサッパリとしたのが好き。

地元で人気という噂のまるは食堂がセントレア空港にもあるのです
ここで潮騒定食をいただきます
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本日の焼き魚は真鯛。おいしかった。

満足してホテルに戻ります。

「ボク、足が痛い。こんなに壺とか鉢とか運ばされたからだ。」
違うでしょうー、あんたは山城とか見に行ったからでしょうー。
温泉があればよかったけど今回のホテルには無い。

普段見ない地上波を観て疲れて就寝。

朝お腹が空いて起きました。
朝食は日本以外のCAさんとか機長さんとか副機長さんとか
けっこう来ていたのだけど、正直あまりおいしくなかった。

天気が良くない。
チェックアウトして外に出ると寒い。本当に寒い。
海沿いだから余計風が厳しい~~。

って言いながら、またセラモール。
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あんたも好きねぇー。

昨日やっていなかったお店に行ってみましょう。
今日はお客さんがそこそこ居てうれしい。

我が家用に洋食皿を買っておこう。
MADE IN FRANCEって常滑焼でもないけど1枚3,000円、
5枚買います。

レジのおばさんに「新春のキャンペーンで
お客さんが引いたクジで割引率が決まる
っていうのやってるから引いてください。
最低でも30%は割引きしますから。」

渡された箱から1枚引いたら45って書いてあった。

そしたら「おめでとうございますー!
45%て上限ですよ! 他には何か良いですか?買っていかれます?」

え、じゃあ急須選ばせてもらおう。

最初に「これなんか良いかもね」って言ってた急須、
5,000円のを持ってきて会計してもらう。

そうしたら「あとこれ、景品のクジも引いてください。」
って三角クジを引いたら 1 って書いてある。
「えー!! 1等賞ですよ! 45%引きも1等もだなんて
両方出たの初めてですよ!!」

おばさんもビックリ。
「今年は良い年になりますよー。
あ、今年も、って言わんとかん。」って言う後ろで
「運使い果たしたんじゃないのか...」とか心配するオット。

結局20,000円の会計のハズが11,000円になるという
ビックリ技でお店を後にします。

まー素敵。
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「当社は中国製のカメは扱っていません」という
力強い張り紙がしてあった。

オットが積み込みに行ってる間に
また練り鉢を選んでおく。メダカを入れるなら
水を作っておかないといけないし。
なにしろ中サイズは2,980円という破格。

さー帰ろう帰ろう。

急須だけじゃなくて
湯呑も安いもの買っておけば良かったね。
「うーむ、確かにー。」

「なんか車がすごく重くなってるんだけど...」
気のせいたい。

途中の長篠設楽原PAでお昼にします。
将軍きしめん
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新城産いちじくソフト
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昨日の函館ソフトに教えてやりたい超サッパリ加減。
おいしかった。

「織田信長が陣を張ったらしい。」
えー全然武田推しですけども
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「下りじゃなくて上りが織田側だったぽい」
さいですか。

なんか目印でも打ってくれればいいのだけど
角度の違う場所に看板だけあるもんでよくわからない
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そんなこんなで無事帰宅。

ガッサガッサと荷ほどきをして
鉢もベランダに出した
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メダカ飼育の知識を入れねば。

これが1等の賞品  中はなんだろう。
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干支の縁起物とかだったらどうするー。
「縁起物っぽい。」と言うオット。
急須だったらどうするー。...って急須だー!!
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金網でもなくて、セラメッシュになっていて
しかもちゃんとした伝統工芸士の人の作品。
すごいじゃーん。

っていうか本当に何で湯呑買ってこなかったんだろう。
急須ばっかり一気に3個も ←呆。

これが今回の最大の目的の急須と湯呑セット
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かりんちゃんが来年ぐらいになったら
落とすブームも去って静かになるだろう。
それまで要注意だわー。


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帰宅後にオットがわざわざLINEで送ってきた写真。
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ドッサリ。

重いのは気のせいじゃなかった(笑。




ツケモノ、常滑に出かける [観光]

夏休み、どこにも全く行かないのもナンだし
普段から良くしてくれている叔母の住む愛知県にでも
出かけてみるか。ということになりました。

なんだったら祖母なんかもみんな愛知県民だけど
今回の目的は「久松の落とし蓋を探しに行く」というもので
祖母の昔の人の感覚に付き合っていると平気で1日2日と
祖母のために使わないといけないし
そうすると家の人がみんなして祖母に会いに来た我々のために
時間を使わないといけなくなるから、今回は遠慮します。
なんせチビネコがいるから2泊はできない。

久松は常滑焼なので、我々が泊まるところも常滑。
叔母が一緒に焼き物を見に行こう、と案内してくれることに
なっていますが、それ以外なにも決めていなくて
なにしろなんだかんだと忙しくてバタバタしていたら
「もう明日か!」って前日お土産を買いに横浜高島屋まで出かけるという
いつも通りの泥縄加減。

それで結局「横浜らしいお土産お菓子で、美味しいもの」ってなったら
泉屋のクッキーかなぁなんてJOINUSで買ったのだけど
包装紙には思いっきり「泉屋東京店」と書かれていたのでビックリ。
帰り道、母にLINEで「泉屋って東京だったんだね」と送ると
「えー、そうなんだ。ずっと横浜かと思ってた!」
私も、あの浮輪のマークから勝手に横浜かと勘違いしてた。
まぁいいかー。

今回も新幹線です
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今回は領収書とチケットを間違うことはなくて
ちゃんとゲートに入れた。

しかし自宅からの最寄り駅で
「1泊だと荷物少ないね」ってすっかりお土産の泉屋クッキーを
忘れてきてしまったことに気づく始末で
結局今回も「早めに出てきて良かった」とか言いながら
新横浜高島屋の馬車道十番館で買い直すことに...[ふらふら]

のぞみで行きます
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新幹線で食べるお弁当はもちろんシウマイ弁当
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これは新横から乗る我々には欠かせません

前日ネコが走り回って何度か起きたので、
新幹線の中で眠ってしまって、起きたら名古屋
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電車に乗って、まずは宿泊先のホテルにチェックイン
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りんくう常滑駅の隣のホテルなのだけど
反対側にはイオンモールが出来ていて、広大なスケール

なんだってどこでも同じようにイオンができてしまうのか、と。

叔父夫婦が迎えに来てくれて、
常滑焼の陶磁器会館で一旦叔父とお別れ
叔母と我々3名で焼き物散歩道を巡ります
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小学生がたくさん、社会科見学に来ていた

ハッ、いきなり久松のぐるめ壺[黒ハート]
やっぱり久松がある…けど落とし蓋はない
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さて散歩コースガイドに従って進みます
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このようにレンガの煙突が出てきます

これは朽ちているけど、窯ですね
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とこにゃんへ寄り道... とこにゃんとは??

コレですよ、なぜかアタマのみ
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周りには本物そっくりのネコの親子や犬の置物があって
「あっちは本物じゃない?」「違う、焼きものだ」という会話が^^;

ほほー
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この右がわのは焼酎のカメらしいですよ
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側溝も常滑焼だ さすがー。

土管がたくさん
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資料館みたいになっている窯もあって
窯の中が見やすいようにライトが付いていたり
説明書きが添えられていたりする
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これいいなー
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小さいものはこのお櫃みたいな
...なんてったっけな、なんとか、又は何とかって言う
入れ物に入れて焼くんだっていうのを
窯のおじいさんが教えてくれたのに、名称を忘れてしまった。
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登り窯です
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このように火を入れるところが分かれている
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反対側に煙突
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たくさん窯があります
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マンホールも煙突デザイン
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足は社会科学の子供達

昔は栄えていたんだろうなー
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窯の跡を使って展示販売しているところもある
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この煙突は、わざわざ埋めて木を植えたのか
自然に鳥が運んだ種から育ったのか
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ここはパン焼きになっていた
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雰囲気あっていいけど、10年後はどうなっているのだろう
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とこにゃんの下にはこのように壁沿いに
常滑焼のオブジェが埋まっていて
大漁祈願と美人祈願もあった
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訪れたのが金曜だったのだけど、この街道自体
土日が繁栄しているらしくて、お店も土日ってとこが多かった。
しかし土日なんか写真撮っていられないかもしれない。

セラモールに行ってみよう、という叔母。
陶器屋さんのショッピングモールがあるのだそうで
常滑駅からタクシーで移動

1軒目のお店でいきなり久松発見
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だがしかし、私の欲しい2.2kgの落とし蓋はない。
「あるだけしかないんですよねー、廃業されたもんで」
ですよねー。

この上のカメなんか、デパート用に作られたいいやつ。

3軒目ぐらいで2.2kgの落とし蓋を1つ発見、
他にもありますか?と聞いてみると
「箱に入ったのがありますから持ってきますねぇ」って
3つ持ってきてくれた。

なんと、普通。普通に置いている。
不良在庫とかなんとかいうわけでもなく
本当に普通に売っている。

オットが「発送しなさいよ発送、重いんだから!」
それもそうだ。それに不注意でぶつけて割っても困る。
信頼のヤマト運輸で発送手続きしてくれます。

はーびっくりしたね、逆に。普通すぎて。
って言いながら、他のお店も見て回る。

父なんかが来た時用の徳利とおちょこがあったらいいけど
なかなか難しい。

値段相応っていいうか、触ってみたり持ってみたりすると
「あーこれは普通だな」ってものあるし
高いのが不思議な感じのもあるし、不勉強だもんで...

1軒、やたらとしゃべる店員の兄ちゃんが
「これがおススメ」とひょうたん型の朱泥の徳利を
棚から出して勧めてきて、お水まで入れてこぼれなさとか音とか
説明してくれたのだけど、確かに触った感じはツルッと
綺麗なんだけど、なんでかなぁ、兄ちゃんがベラベラ
「逃がさない!」って感じにしゃべるのと
ひょうたんは好きだけどひょうたん型ってあんまり...
もっと形がこういうのの方がいい。と比較したものは
「こんなものとは訳が違う」と一蹴される。

でもどうもこれに1万6千円ぐらいの価値を見出せなくて
オットは「これで良いんじゃないの」と言うけど、
「良いね」ってならなくて見送る。

叔母も「良いものかもしれないけど
お客のニードをあんまり理解しないで
お店の人の意見を押し付けられてもねー。」って
そうそう。そう思う。

そうしたらその2軒先ぐらいで、全く同じセットが
5千円で売ってた!! 作家も同じ。

あぶねー

別にぼったくろうと思っている訳ではないだろうけど
やっぱり、価値ってのは人によって違うからな。
私は5千円に賛成。
じゃあ5千円出してこの徳利を買うか、というと
他ので良いじゃんてなる。

ふーむ。17時で閉まるというセラモール、
お客さんなんか我々以外に居ない始末で
20分前から幟なんかも片づけられ始めて上州屋状態。

焼き物に精通していないもんだから
慌てて掴むのもなんだし、
1つ、いいなと思ったものがあったけど
ちょっと値段も高かったし、少し考えよう。

ってここで叔父が迎えに来てくれて
ミツカンの赤レンガ倉庫とかも見れた
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運河が江戸前寿司の発展に貢献したんだそうな
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ミツカンマークたくさん
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市内をぐるっと案内してくれて夕飯までご馳走になる。

んー、これはなんて言ってたか
百合根の茶碗蒸しと... ダメだ覚えていられない。
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お刺身各種 伊勢湾のシマアジなど さすが伊勢湾。
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朴葉味噌は飛騨牛だってー
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お寿司 
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その他いろいろおいしものが続々登場してきた。
おなかが苦しい。

普段からLINEなんかでやりとりしてるもんで
全然久しぶりな感じがしなかった。

ホテルまで送ってもらって、ここでお別れ。

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翌日は雨です。
名古屋城の石垣なんかを見たいとか言ってたのだけど
雨だしなぁ~~~

ってことで、もう一度セラモールに行ってみることにしました。
タクシーの運転手さんが「あれは売り物の保管場所なんだって」
って言ってた植木鉢は、一部倒壊していたけど大丈夫か
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土曜だから混んでいるかな...と思いきや、しずか
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わー 久松のカメ、蓋なしで1300円ぐらいで
たくさんありますよ ← 鉢カバーかも
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今日はゆっくり見て回ることができた
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久松の練り鉢、安い。メダカとか入れたいけど
ベランダだと夏かわいそうだしなぁ~~~
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喫茶店の名前もセラモール
モーニングを食べているお客さんが多い
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セラモール自体には寄らずにお帰りになる地元民ばかり。

いろいろ見て回って、やっぱり昨日良いなと思った徳利をゲット
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盃が1つしかないセットで、同じセットを探したけど
ぐい飲みならあったけど盃ないわーってお店のおばさん。
「お値打ちにします」って3割引きぐらいにしてくれた。
(やっぱりこの道は紙袋に採用される構図だな。)

常滑駅から名古屋駅までは名鉄電車で移動して
きしめんと味噌煮込みうどんを食べます
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私は味噌煮込みうどん
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昔は麺が硬いように思ったけど食べやすくて美味しかった

それで、名古屋駅からタクシーに乗って徳川美術館に行きます
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ちゃんと自分の好きなものを織り込んでくるオット
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ちょうど、国宝の源氏物語絵巻の展示が始まった日でした
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へぇ、ラッキーだね。って言ってたら
テレビカメラがきていて「中京テレビです。
ご覧になっているところを撮影しましたが
オンエアさせていただいてよろしいですか?」と言われました。

(おぉ~ 昔、下田海中水族館でもアザラシゾーンの撮影してて
我々は夕方のニュースにチラッと映って「あっ、これ私だわ」て
ビックリしたのでした。)

源氏物語の公開初日だもんで
わざわざ来た人も居たんでしょうね。

源氏物語の教室に通う母にはクリアファイルとか
絵巻の柄の何かとか絵葉書とか買って
あとは名古屋駅でお土産を買おう。

日持ちのするものでないと、休み明けに持って行ったら
賞味期限切れてました、じゃ成り立たないので
職場にはおやつ的なもの。

いやー名古屋駅が、ていうか
名鉄百貨店が本当にわかりにくい。
結局名古屋高島屋で買い物をして、地下街で天むすを買って
新幹線に乗ります。

またのぞみ
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これ天むす
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おや、海老のしっぽが出ていない
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小さい丸い海老の天ぷらで
知ってるのと違ったけど、美味しかった
オットは車エビ以外食べられないという
意味不明の海老アレルギーなので私だけ。
家に帰って食べるつもりが、結局食べてしまった。

新横浜到着
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オットは「ボクは帰りもシウマイ弁当にしよう」って
また新横浜の高島屋でシウマイ弁当!!

帰宅したらネコたちはすっかりご飯をたいらげて
ニャーニャーニャーニャーと付いて回ります。
たくさんいるのに寂しかったのかしら...?


常滑、いいところでした。
また時間をかけて回ってみたいなー。

これが購入した徳利と盃のセット&ぐい飲み2つ。
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注ぎやすいです。

あと、落とし蓋たち
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3kgのカメで味噌を作るには1kgの重石でいいのだけど
5kgの味噌を作るようになったら
今まで便利だと思っていた1kgの落とし蓋だと沈むので
2.2kgの平たい落とし蓋が欲しくなったという…
これで今年の味噌作りも安泰!


今日は名古屋高島屋でようやく見つけた朴葉味噌セットの
朴葉を使って、我が家でも朴葉味噌を食べました。
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茶碗蒸し付き。
味噌は自家製味噌をみりんと出汁で延ばして作ったのだけど
これが美味しいったら。手前みそとか言うけど本当。

今回何探しに時間がかかったって朴葉。
叔母は「えー、朴葉なんかその辺の山に落ちてんじゃないの」と
笑っていたけど、こっちは山はあっても朴の木が無い...。

朴葉ってのはどこに売っているのか?と
愛知県に行けば見つかるかも、っていろいろ探したのだけど
味噌とセットのものしかないし、ネットでは中国産ばかり。
かの富澤商店も中国産ときた。
あークチナシの時と同じだ~~~。

ネチネチネチネチ探していたら
奥飛騨の福地温泉朝市ってとこでようやく見つけた。
送料の方が高いじゃん、てなるけどまぁそれはそれ。
これでいつでもできる[るんるん]


泉屋のクッキーは叔母の家に改めてお礼として発送、
叔母に「しかも泉屋って東京だった」とLINEしたら
「えー、横浜だと思ってた!」
さらに「あのドーナツ型のにジャムが入ってるのが好き」って返事が来て
詰め合わせの中にジャム入りのあったけね?とオットに聞くと
「それは多分、銀座ウエストのクッキーだな。ボクあれ好き。」

...みんなちょっとずつ違うっていう(笑。




求む!クチナシの実 [観光]

カテゴリとして観光なのか...というちょっとした疑問がありますが
まぁ観光地には行ったということで。

ご無沙汰しておりましたツケモノです。
部署目標中間発表という大変大変苦しいものがようやく終わり
(本当はそんなに苦しいものではないハズなのだけども
そこは修業不足による力の無さというものが大きい)
ホッとしたのも束の間、こんどはいろんな提出物と
データ入力の締め切りに追われて、それもようやく終わって

終わったー!!!

さて話を戻します。
昨年末のお節料理製作の時、栗きんとんというものは
「秋のうちに栗を甘露煮にしておかなければならない」ということを
学んだツケモノ。今年もスーパーに栗が出てきて
まだ9月だけど暦的には秋だしなぁ~~なんて見ていました。

そしていつもの週末の農協で栗を買ってきた次第。
今年は横浜市内産の栗。地産地消。
ついでといってはアレだけど浜なしも買った。
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今年の梨は暑さのせいか甘さが乗って大変美味しい。
菅沼園に毎年出かけていた遠足は今年は行けなかったけど
農協で買うことができた。
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フクは栗に興味津々でペチペチ叩いたりそっと動かしたり。
「ゴン、お前だったのか」っていいだけごんぎつねごっこしながら
栗の甘露煮を作るべく、ボウルに入れて水を張って
アク抜きをする。ってとこまでやってからiPadで甘露煮を検索。

...。

……。

あらら、クチナシの実が要るのか。
あれはサツマイモを煮るときに色付けするのかと思っていたら
サツマイモだけでなくて栗の甘露煮の時にもすでに黄色くする。と
「無くてもいいよ」とは書いてあるのだけど、やはり入れると。

国産クチナシ、どこで買えるのかなぁ。
ネットで検索しても中国産しか無い。
えぇぇ~~~~~国産のくちなしの実かぁ~~

一応スーパーなどに出かけてみたけど
そもそもが「年末に入ってくるんですけど今は無いです」で
手に入らない。

なんでよ。私がスーパーの人だったら
栗の隣に国産クチナシの実を置くよ。
家で甘露煮作っときなさい!
お正月料理に自家製甘露煮できんとん作れますよ!
ってアピールしておく。

なにが悲しくて外国製の栗の甘露煮瓶を買って
外国製のクチナシの実使って作ったサツマイモで餡を作って
「うちで作ったきんとん」に化けさせなくてはいけないのかと。

ブツブツ言いながら思い出した。
誇宇耶。誇宇耶のレジの横にはクチナシの実が売り物として置かれてた。
何に使うのかなーなんて思ってたことがあった。

オットに言うとオットは「じゃあこれから行こうか。」

!!

夕方18時。

下田プリンスの予約をして、19時出発。
翌日下田から戻りつつ誇宇耶でお蕎麦を食べて
くちなしの実を買って帰ってくる、という算段。

えープリンス久しぶり。
申し訳ないのでヘソクリから出そう。

っつって、23時すぎに下田着。
温泉にゆっくり浸かって、翌日はのんびりと10時チェックアウト。
11時の開店の誇宇耶に到着しました。

入ってすぐのレジ横棚を見ると

...!! 無い!!!!!

「えっ」「うそ」

居ないと店が回らない慣れている店員さんから
「何かお探しですか?」と言われて「クチナシの実は…」と
尋ねると「あー今クチナシは無いかもねぇ...店長ー」と
聞いてくれたのだけど「やっぱり無いんだって」

ど——―——ん

まじかー!!

机に突っ伏してうなだれるツケモノ。
「なーんかそんな予感もあったんだ。
来てみたら無かった。みたいなー。」とつつくオット。

人生の縮図ですなぁ~~~~。

短気が服を来て歩いているようなウチの父だったら
「なぜ電話をして確認しておかんのだ!!」とか言って
超キレてしまうところだけど、そこは温厚なオット。

...多分「蕎麦を食べるにはなんらか口実が無いとだし
ツマの用事があるってならクチナシは手に入らないでも
まぁいいか。」ぐらいの気持ちだったと思われる。

メソメソしながら食べる辛味大根蕎麦(大盛)
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この日はけっこう寒くて、おかわりはそばがきにした
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しかも2人で1つのそばがき。クチナシ無しのショックで。

そうしたら店員さんが「今日帰っちゃう?」
「うちの冷凍庫にちょっとあったと思うんだけど、
送りましょうか?」

えーッ 良いんですか。本当に?!

「まずモノを見てから送れる状態かどうかだけど...
後は農家さんがちょっと持ってるかどうかよねぇ」

是非お願いします。
って住所を書いてきたツケモノ。

しかし「送れる状態かどうか」というところがドキドキします。
もしかして冷凍庫が何かの巣窟になっているようなことがあって
「押されてボロボロだったから送れない」ってなったらどうしようとか
色々不安が...(←失礼すぎる)

いつも素通りする伊豆の農協にも寄ってみます。
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なんとアケビとか殻ごとの栗とか、絵描く人なんか喜ぶ感じの
売り方をしている。素敵。

レジの人にクチナシの実が無いかと尋ねると
「あのシイタケとかの辺りに無いですか?
生産者さんが出してれば有るんですけどー。」

!! よく探したけど、やっぱり無い。

ワサビを1本買ってトボトボと帰ります。

帰りは渋滞を避けて山がわの道を選択。
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すごい霧でした
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濃霧注意、と電光表示されているけど
見えんていう。

伊勢原の梨も最盛期。
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天下の東海大学の前
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伊勢原の梨だってスーパーで見たことない。
きっと浜なし同様に地元ィだけで消費されているんだろう。

はー。
クチナシの実...。

乾燥させておけば紙に包んでいつまでも保存ができるらしいけど
ちゃんと乾ききってないと腐るから冷凍してしまうのが良い。
ということだった。

じゃあさー栗の農家は一緒に乾燥させたクチナシも
売る方が良いと思う。わらびを買う時に灰を付けてくれていれば
そっち買うのと一緒で。タケノコのぬかとか。

とりあえず半分は栗くり坊主で皮を剥いて
砂糖をまぶして、あとの半分は皮ごとのまま、両方冷凍。
なぜなら久々の栗剥きでザックリと指を傷つけて流血したから。

はー。

すると2日後に定期Amazon便を受け取りながら
「来たよー」と小さい箱を手渡すオット。

なんだ??

クチナシだー!! お蕎麦屋さんの店員さんからでした。
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こんなにすぐ送っていただけると思わなかったので
本当に驚いたのと、「やっぱ送れなかったよーん」
てなることも半分ぐらい思ってたから
本当にありがたいのとうれしいのと。


(追記) -----

届いたその日のうちに何か御礼をせねば ! 横浜らしいもの !
と探していたら「中華街の肉まん送れば」
そうだ ! そうしよう !!
紅棉ていう、私が中華街の中で一番美味しいと思うお店から
肉まんを10個発送したのだけど
よく考えたら「そこまで国産クチナシ探してて
なんで中華街の肉まん...」っていうつじつまの合わなさだったという(笑。

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近所のスーパーに出かけたら
地産地消コーナーに足柄の栗が出ていたのでまた購入。

金太郎印。
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2つ(笑。
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さー、冷凍栗がどんなもんだかわからないので
とりあえず生栗から始めます。

「クチナシの実をハサミで3つぐらいに切って
ガーゼに包みます。」...ガーゼなんかない。
ドクダミ茶用のお茶パックならあるからそれでいいか。
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パックをお鍋に入れるとこんな感じに発色
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ミョウバン水に浸けておいた栗を洗って鍋に入れて煮ます
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煮沸しておいたビンに分け入れて
蜜も入れて、煮沸と脱気
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とうッ
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できたー!!

しかし剥いている時には気づかなかったヒビが
黒ずんているものがチラホラ。
うーむ、これは… 餡で包めば見えないのか?

だいたいお節料理って日本が裕福な頃の
嫁いびりみたいな風習にも思えて
なんだったら皮も豪快に剥きすぎだし
台所の神様に感謝とか言いつつもったいないことたくさんする。

これでまたお節への疑問が出てしまうわけだけど
まぁこれはこれで良いか。

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本日は私だけが休みでこの1・2か月の疲れを
寝て寝て寝て寝て過ごしたのだけど
15時頃ムクリと起きて作ったのがコチラ
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先日冷凍しておいた生栗で作った甘露煮。
今回の方が綺麗な色なのはナゼか。

冷凍栗の扱いについてはよくわからない点が多かったのだけど
砂糖をまぶしておいたおかげで霜もつかずに栗が守られていた感じ。
割れてしまったものを食べてみたけど、冷凍したことにより
発生したデメリットは何もないように思いました。
ストウブ鍋だったのも良かったのかなぁー。

隣で圧力鍋にかけた皮付の栗は
圧力鍋で15分、というのを「栗のくせに掛け過ぎでは…」
と思いつつ10分かけたところでボンボンという不穏な音。
急冷して蓋を開けたら「ボンッ!!」「バンッ!!」
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あなや~~

ほとんどは無事だったのだけど
熱すぎてニトリルグローブをしてもダメだし
爆発も怖いので、包丁で半分に切って
スプーンですくっておやつに食べた次第。

もうすぐオットが帰ってきて晩御飯なのに
お腹が空いていないという…




ツケモノ、狂言を観に行く (そして手痛い出費をする) [観光]

前回は歌舞伎を観に行ったツケモノ、今回は狂言です。

野村萬斎さんの狂言を観てみたいよぅ、と言うと
オットがチケットを手配してくれました。
「ボクも狂言は観に行ったことがないから
どういう感じ(スケジュール的に)かよくわからない」
と、二人して初の狂言。

横浜能楽堂まで出かけてきました。
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良い天気です。

お昼から出かけるのに午前中いろいろトラブルがあって
朝から何も食べていないまま電車に飛び乗ったのだけど
このままだとスニッカーズのCM状態になって
泉ピン子と亀田興毅じゃシャレにならん。

桜木町で我々の好きな立ち食い蕎麦屋さんに寄ってから行きます。
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パンフレット
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タクシーで能楽堂に到着
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ギリギリ間に合ったのだけど
「もしかしてドアの近くで立ち見かも」と言われる遅刻。

席が2階で、そしてちょっと離れた席だったので大丈夫でした。

演目は 栗焼 と 煎物

栗焼(くりやき)
主人が贈られた見事な栗を一族に振る舞うことにして
太郎冠者(野村万作さん)が台所で栗を焼くうちに一つ食べ二つ食べ
虫食いがあったと口直しにまた食べて…

煎物(せんじもの)
神事のために祭りの衆を集めて囃子物の稽古を始めると
煎物売り(野村萬斎さん)が現れる。
稽古の邪魔にならないように売れと言われて
煎物売りが囃子拍子に掛かって口上を唱え...

っていうお話。

あー面白かった。

歌舞伎より狂言の方が分かりやすくて面白い。
萬斎さんは飄々としていて、遠くの舞台でも愉快でした。

稽古なんかはものすごくキビシイのだろうけども
声を含めて天性の才能に加えて
さらに積んできた実力に裏打ちされたひょうきんさを感じて
とっても良かったです。

(客席は、咳が出るからと所々退席する気遣いの人が居たと思えば
「へぇー」とか「割れたの?」とか声を出しちゃう
立派そうななりのおじいさんになりかけのおじさんが居たりして
本当におじいさんになりかけのおじさんの「最後にもう一旗」世代には
辟易することが多い。)

お土産は歌舞伎と全然違って、静かでした。
ポストカードぐらいですかね、あのキャーキャーした感じの
盛り上がりは全くなくて、そのまま能楽堂を後にします。


...ところで、足が痛い。
普段ニューバランスのスニーカーで仕事をしているのに
久しぶりにヒールを履いて(といっても5cm程度だけども)
午前中走る羽目になったのと、お蕎麦の塩分で脚が浮腫んだのと
紅葉坂を下るというつんのめり具合で、もうダメだ。

「靴、買った方が良いんじゃないの。」

昔、伊勢佐木町の有隣堂で本を買い過ぎた時も足が痛くなって
元町のキタムラで靴を買って履いて帰ってきたので
オットも慣れている。

横浜そごうに行ってキタムラの靴を買おう。
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23,000円ぐらいして「そんなに高かったっけなぁ~~」と
ボヤキながら履いて帰ってきた始末。

今回日傘も欲しかったのだけど、目的のものには巡り合わなかった。
昨年の夏に買い物に行った時は「純パラソルは5月頃じゃないと」
と言われたし、今回は5月だから良いだろうと思いきや
「お客様のおっしゃるようなパラソルは今入ってこないんですよ~。」
って言われて、結局買えなかった。

私が欲しい日傘は麻のバテンレースのパラソル。

今使っているのはもう7年前ぐらいだったかで
同じ横浜そごうで買ったのでした。
その時に35,000円というビックリする値段で
田中真紀子さんみたいなおばさん店員さんに勧められたものです。

「日傘は3年ぐらいで買い換えてください。」と言われて
35,000円の日傘を3年で...1年のうちに日傘を必要とするのは何日...
と言ったら
「当たり前です、あなたの代わりに傘が日焼けしてれるんですから。」
とビシッと言われて、おばさんが面白すぎて
完全に負けました状態になって買ったのでした。
そして7年も使ってるので十分もとは取った(笑。

今回は「急な雨でも大丈夫」とか綿の厚いレースとか、そんなのばっかり。
麻は風を通すから涼しくていいのだけど、綿だと熱がこもる。

もういいや。帰ろう。
「あんな真っ黒に日焼けした店員さんが勧めた日傘は
買えないねぇ」と笑うオットに強くうなずく。

キタムラで靴を買った時、元町本店では
私が履いていた靴を箱に入れてリボンまでかけてくれて
「新品の靴が入っています」状態にしてくれたもんで
恐縮したのだけど、
今回は「お箱どうなさいますか」で箱に入れて終了。

やっぱり、デパートはちゃんとデパートであって欲しいし
そこをお客さんは求めているわけ。
だからキャベツが1個300円でも売れるんでしょう。
それを1個158円のキャベツのお店と同じ店員さんのレベルだったら
わざわざデパートで買い物なんかしないし
ネットでいいや、ってなる。

そこを分かってないんだよなぁぁぁぁ~~~~~~。
やっぱおじいさんになりかけのおじさん世代。

横浜そごうも終わりが見えてきた感じが丸出しで残念。

とか言いながら、せっかく来たし
浮世絵と猫の展示でも見て帰ろう。
あ、これmorichanさんのところで記事になっていたのと同じだ。
まさか自分も行けるとは思っていなかった。
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投票は13番にしてきた。
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「猫、ジャパニーズボブテイルというだけあって
浮世絵の中のネコはみんなしっぽが短い。」オット。
本当だ。クロは由緒正しい日本猫で
フクとかモチ君なんか、思いっきり外来種かぁ。

なんだかんだと
崎陽軒のシュウマイと福砂屋のカステラを買って
天一のかき揚げ丼を食べて帰ってきました。
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とりあえず、狂言はまた観に行きたい。